< 仏法基調の平和と文化と教育 >

21世紀の展望を語る

第2部


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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

佐藤 ところで、そろそろ、お中元の季節。愛読者の方から「会員間の『贈りもの』について、どう考えればいいか」と質問をいただきましたが。
原田 日ごろ、お世話になっている人に対して、感謝の心を表すことは大切だ。
 しかし、それが義務的になったり、負担になったら全く意味がない。
谷川 社会一般の考え方も大きく変わってきている。読売新聞社が先月、実施した世論調査によると、中元や歳暮の習慣が「なくなっても構わない」という人が57%もいた。
青木 約6割の人が「必要ない」と考えているんだな。
野崎 まして、この不景気だ。学会も、組織の中でのムダな出費≠ヘ極力、減らしていくべきだ。
秋谷 その通りだ。もちろん、いろんな事情や場合があるだろう。ケースバイケースだが、基本的には「会員の間では、儀礼的な贈答は行わない」。これは草創からの学会の伝統だ。この点を改めて確認しておきたい。
原田 大事なのは「モノのやりとり」じゃない。「心の交流」だ。真心からの言葉、誠意、誠実の行動で、友情を深めていくことだ。
野崎 夏は、日ごろ疎遠な友人や知人、親族と交流を深めるチャンスだ。直接会いに行ったり、電話や暑中見舞いのハガキ、手紙を送ったり。知恵を絞って「心の交流」を広げていこうじゃないか。

佐藤 話はガラッと変わるが(笑)、今月15、16日に行われるプロ野球の「オールスターゲーム」。ファン投票で、阪神タイガースの選手が9人も選ばれた。
谷川 1球団から9人の選手が選ばれたのは「史上最多」だ。
野崎 男子部員の矢野輝弘選手も、その一人だね。
佐藤 矢野選手のポジションはキャッチャーだ。今、セ・リーグ首位を独走するチームの「大黒柱」として全試合に出場し、大活躍している。
谷川 打率も現在、3割4分8厘(7月8日現在)で堂々の「リーグ2位」。守備が大変なキャッチャーとしては、驚異的な成績だ。
青木 関西の同志も声援を送っているようだね(笑)。
原田 オールスターといえば、大阪近鉄バファローズから出場する岩隈久志投手も、学会のメンバーだ。
谷川 岩隈選手はプロ4年目。チームの若きエースとして活躍している。現在「勝利数」「防御率」ともにリーグ3位という活躍ぶりだ。
秋谷 メンバーが頑張っていると、今から試合が楽しみだね(笑)。
 ともかく、社会の各分野で活躍する友の姿には、皆が本当に勇気づけられる。
 我々も、自身の行動、振る舞い、姿で同志を励ます、名リーダーに成長しようじゃないか。

谷川 ところで、東京都の板橋区で、行政の区長が自分の退職金を廃止したな。
佐藤 区議会で可決された(6月27日)。統一地方選で4選を果たした区長が公約として掲げていたものだ。4年後に支給される退職金2270万円をゼロにする内容だ。
谷川 さらに、区長の給料113万5000円も2割削減。90万8000円にする改正案も可決された。全部合わせると、4年間で4040万円の削減となる。
秋谷 自治体の首長の退職金廃止は、全国でも例がないというじゃないか。立派だ。皆の模範だ。
佐藤 それに福岡県久留米市でも先月30日、市長の今の任期分の退職金2630万円を廃止する案が可決した。板橋区に続いて2例目だ。
野崎 今後、全国の市町村にも、どんどん波及していきそうな勢いだな!
谷川 区長は、在任中も区の財政再建のため、給料と退職手当を5%ずつ削減してきた。今回は「自ら姿勢を示さなければならない」と決断したようだ。
佐藤 実は一度引退を表明した際に、家族から「退職金を、もらいすぎなんじゃないか」と鋭く突っ込まれたらしい(笑)。
野崎 議員や役人が、いい仕事をするかどうか。やっぱり「家族」で決まるな(笑)。
佐藤 区長は退職金の返上も考えたが、それでは公職選挙法で禁じられている「寄付行為」にあたる。そのため、退職金そのものの廃止を決めたんだ。
原田 潔いね! 勇気ある決断だ。
谷川 「これからは趣味などにかける金を節約したい」「奉仕の精神で決意した」とも語っている。
青木 そうだ。まったく、その通りだ。政治や行政に一番必要なのは、この「奉仕の精神」なんだ。皆、それが分かっていない。
秋谷 都民からも英断だ≠ニ称える電報や手紙が、何十通も届けられているようだ。国民は「公僕」の真剣な行動を、じっと見ているものだ。

(2003.7.10. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

野崎 この座談会でも語ってきたように、公明党の頑張りで「議員特典の廃止」「歳費の削減」など、庶民の感覚とかけ離れた国会議員の特権廃止の流れが出来てきた。
谷川 その一方で日本は、まだまだ「官僚社会」だ。一部には、議員同様、いやそれ以上にお上根性♀ロ出しで、税金を無駄遣いしている役人が、のさばっている。
佐藤 だいたい役人というのは、政治家が叩かれているうちは大喜びだ。しかし、問題が自分の身に降りかかってくると、とたんに猛反発しはじめる。
谷川 私の友人の国家公務員も言っていた。
 「自分の責任が追及されるとそれは政治家の責任だ∞オレたちは頑張っている。制度が悪いんだ≠ネどと、すぐ言い逃れをする。要するに自己保身。そういう卑しい役人根性≠ヘ叩き直さねばならない」
 自分を戒めながら語っていた。

野崎 とくに、あの相変わらずの「官僚の天下り」! あれは何だ! 不景気を尻目に、やりたい放題じゃないか。
佐藤 最近も読売新聞をはじめ各新聞が「独立行政法人への天下り」の問題を大々的に取り上げていた。
青木 「独立行政法人」って、なんだ?
谷川 数年前の中央省庁改革で作られた法人だ。省庁の中にあった研究部門などを国から独立させて、外部法人化した組織だ。
原田 本来は行政の「効率化」「スリム化」を狙ったはずが、フタを開ければ大違い。官僚が先を争って天下りして、甘い汁を吸っているのが現状だ。
佐藤 何と全59法人の常勤役員179人中、約6割が国家公務員のOBだ(2002年9月現在)。
野崎 バカバカしい。何が「中央省庁改革」だ。結局、官僚の天下り先が増えただけじゃないか。
谷川 しかも、法人の理事長の約6割が、100万円以上の月給をもらっている。なかには月に161万円もふんだくっているのもいる。
 これは官僚トップの事務次官の給与(132万円)を大きく上回る金額だ。
青木 官庁時代よりも給料が上がるのか。こりゃあ、こたえられないだろうな!(笑)
秋谷 高額な退職金をもらった上に、年収2000万円。全然、「効率化」「スリム化」になってないじゃないか。
谷川 しかも法人の運営費に使われているのは、国民の血税だ。
青木 国に「オンブにダッコ」で、何が「独立」だ! 国民をバカにするのも、いい加減にしろ!
原田 官僚の勝手放題を粉砕するのは政治家の役目だ。今こそ大ナタを振るってもらいたい。
青木 政治、行政の改革は「政治家革命」「役人革命」からだ。当然の筋道だ。
秋谷 公明党も、いよいよ全力を挙げてもらいたい。国民から喝采を浴びる戦いを巻き起こしてもらいたい。

佐藤 それにしても新潮社は社長以下8人が書類送検。共産党も選挙で惨敗続き。最近は筆坂前参議院議員の「セクハラ事件」で大揺れだ。
谷川 新潮社の本社は東京の新宿区にある。
野崎 共産党の本部は渋谷区だ。
原田 新宿区、渋谷区といえば、わが学会の同志の皆さまが懸命に戦ってこられた。
秋谷 とくに婦人部の皆さま方! あの健気な姿。真剣な祈り。本当に頭が下がる思いです。
原田 新宿区は大倉三佐子さん(総区総合婦人部長)、渋谷区は山本順子さん(総区総合婦人部長)をはじめ、みなが正義の学会精神と勝利への執念を燃え上がらせて、見事に戦ってこられた。
青木 新宿区も渋谷区も、この5月に新体制となり、新しい陣列でスタートしている。いよいよ模範の前進だ。

原田 ところで、その大揺れの共産党。事件発覚後も、いよいよ「迷走」しているな。
野崎 そういえば、志位委員長が今月2日に飲酒禁止を党内に徹底する≠ニ発言していた。
佐藤 彼の話では、もともと共産党には国会議員と党本部職員は自宅外では酒を飲んではいけない≠ニいう内部規定があるそうだ。
谷川 公務などで自宅以外で飲酒する場合も「届け出」が必要というんだな。
青木 いや、驚いたな。あそこは「気軽に一杯やる」自由もないのか(爆笑)。
谷川 志位委員長は、この「内規」なるものを持ち出して筆坂氏はルールを破った。きちんとしなければならない≠ニ大見得をきった。
野崎 つまり「セクハラの再発防止策」として「飲酒禁止」を徹底する、というわけだ。
青木 おかしな話だ。酒を断ったら「セクハラ」はなくなるのか?
原田 セクハラをするやつは、酒を飲もうが飲むまいが、セクハラをするんだ(笑)。
 酒を飲む人が皆「セクハラ魔」でも、決してない(大笑)。
青木 志位君も、ちゃんと「科学的に」考えたらどうだ(爆笑)。
野崎 要するにセクハラ問題を酒の問題にすり替えようとしているだけじゃないか。
原田 共産党が今、国民から問われているのは、酒を飲む飲まないの問題じゃない。きちんと事件の真相を説明することじゃないか。
谷川 まったくだ。公党のナンバー3とも4とも言われる最高幹部が、国会議員を辞職するほどの重大事件だ。
 それなのに、どんな「セクハラ」だったのか説明もない。説明責任を果たさない。全部「密室主義」「秘密主義」で隠ぺいだ。
佐藤 よっぽど隠し通したい事情でもあるんじゃないのか?
野崎 隠そうとすればするほど、真実はバレるものだ(笑)。それにしてもナゾの多いところだよ、あそこは。
秋谷 まあ、結局は「世間知らず」で「幼稚」なんだ。
 現場を知らない。苦労を知らない。人情の機微を知らない。だからバカげた目くらましで、自分たちの責任逃れに汲々とする。
谷川 それで、かえって自分たちの「無能ぶり」を世間に晒すハメになる(笑)。
佐藤 あまりのバカバカしさに、党内からも、相当の突き上げを食ったんだろう。
 志位委員長らは2日後に突然、飲酒禁止令は勘違いだった∞そういう内部文書はなかった≠ニ撤回した。
原田 これまた、みんな驚いた(大笑)。
佐藤 ところが今月8日になったら、共産党広報部が、またまた再訂正。内部文書は存在する≠ニ言い出した。
野崎 何だ何だ、支離滅裂だな!
青木 いや「志位滅裂」だ(爆笑)。
谷川 秘密主義で真相隠しに躍起。かと思えば全然、別次元の問題にすりかえて、ごまかしを企む。その揚げ句に公式発表を大慌てで出したり引っ込めたり。
佐藤 この迷路。この体質。政治だの政策だのを語る以前の問題だ。
青木 まったくバカバカしい。これじゃあ共産党員も「飲酒禁止」どころか、みな「ヤケ酒」だよ(爆笑)。

(2003.7.11. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

青木 アメリカのニューヨークで、イスラム教の団体が日顕宗を厳しく糾弾しているようだな。
谷川 インターネットのホームページ等によると、イスラム教の団体がニューヨークにいる坊主の長坂慈精がイスラム教を誹謗、中傷した≠ニ激怒。長坂に抗議文を送りつけた。
佐藤 その後、今月9日(現地時間)には、この団体が長坂の寺の前で抗議会見を決行。世界中のイスラム教徒に対する重大な侮辱だ。謝罪しろ!≠ニ要求した、ということだ。
谷川 その模様は、10日付のニューヨークの三大紙の一つ「ニューズデイ」や、アラビア語の有力新聞でも大々的に報道されている。
原田 寺側は、どう対応したんだ?
佐藤 イスラム教団体が抗議書を寺側に渡したが、長坂の寺では扉を少しだけ開けて、手だけ出して抗議文を受け取ったそうだ。
 「不誠実極まりない。ふざけるな」と、その場にいた現地の人たちも憤慨していたようだ。
青木 それにしても大変な騒動になったものだな!
野崎 日顕は、今回の事件を知っているのかね。
原田 いや、こんな騒動が日顕に知れたら、長坂や、宗門の海外部の坊主のクビが危ない(笑)。
 坊主どもは日顕に対して最後までダンマリを決め込むんじゃないのか(大笑)。
佐藤 当然、イスラム教の団体は、長坂だけでなく、法主の日顕についても重大な関心を持っている。
青木 当然だろうな。
谷川 実際、団体の幹部は抗議文書で日顕との会見を要求している。
原田 日顕よ、どうするんだ?
野崎 せっかく「会いたい」と正式に申し出てくれているんだ。
 正々堂々と対論したら、どうなんだ。
秋谷 いや、どうせ逃げ回るだけだろう(笑)。
 だいたい、あんな臆病者が他宗の人間と面と向かって話をするなんて、できっこない(笑)。
 今までだって、まともに他宗の人間を破折したことなんかないじゃないか。
野崎 身延にもバカにされきっているほどだからな(笑)。
原田 日本の他宗の坊主にさえ敵わないやつが、外国の宗教者に敵うはずがないな(大笑)。
青木 周りの坊主も、日顕みたいな世間知らずの遊び人に出て行かれたら大変だ。コテンパンに破折されちゃうんじゃないかと心配でしょうがない(大笑)。
野崎 日顕が、どうするのか。どうなるのか。これは見物だ。

谷川 だいたい日顕宗といえば、ニューヨークでは、完全に「奇怪千万の団体」だ。「反米感情むき出しのカルト教団」だ。もう、すっかり有名だ。
佐藤 その通りだ。
 というのも一昨年9月、ニューヨークで「同時多発テロ事件」が起きた。あの時、日顕宗の連中が何と言ったか。何と機関紙でテロは仏罰だ≠ニデカデカと書き立てたんだ。
谷川 あれには本当に驚いたな。バカでかく「諸天(しょてん)の瞋(いか)り」などと見出しをつけていた。気でも狂ったように大騒ぎしていた。
青木 なんだなんだ、何が「仏罰」なんだ?(笑)
佐藤 機関紙には、こうあった。
 ――「シアトル事件」裁判の1審で、日顕側が敗訴した。それに選挙で学会中傷のビラを配った檀徒が刑事告訴された‥‥だから「罰が現れた」そうだ(爆笑)。
原田 バカバカしい。それが、あのテロ事件と何の関係があるんだ。
秋谷 世界中の人々が深く心を痛めた事件だ。それを「テロは仏罰」と罵倒する。
野崎 この残虐! 冷酷! 狂乱、狂気! 慈悲のカケラもない連中だ。
谷川 当然、地元のマスコミも猛反発。
 発行部数50万部の有力紙も教義に執着するセクト集団∞日顕宗はブッダよりもテロリストを思い出させる%凵X、それはそれは厳しく糾弾していた。
青木 当然のことだ。完全に宗教者失格だ。

谷川 今年もニューヨークでは、日顕宗も厳しく批判するニュースが相次いでいる。
佐藤 韓国語のケーブルテレビ局も、日顕宗が世界各国で不法行為を繰り返し、日本でも遺骨の大量不法投棄事件で断罪された事実を報道。
 「さまざまな事件を起こし、日顕はここ数年、世界中のマスメディアから注目を集めている」と警戒を呼びかけている。
谷川 ブラジル系の市民に読まれている新聞では、日顕の「正本堂破壊」や日顕宗の「寺院乗っ取り事件」を報道。日顕を「文化的暴力の犯罪者」とまで弾劾していた。
佐藤 アメリカ最大の日本語週刊ビジネス紙も「シアトル事件」について詳細に紹介。そして「このような事件での裁判は恥以上のなにものでもない」等と日顕を厳しく糾弾している。
原田 もう日顕の悪名は、ニューヨークでも有名だ。
青木 それにしても、イスラム教の問題は重大だ。当然、日顕は、きちっとした対応を迫られる。いや対応する責任がある。

(2003.7.12. 聖教新聞)

 

<44>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

原田 最近、マスコミでは「衆院選の時期」の話題で持ちきりだな。
野崎 年内≠ニも今秋≠ニも言われている。
谷川 いずれにせよ、9月に自民党の総裁選がある。そこで「10月解散、11月選挙」という流れが浮上している。
原田 「各党の合議解散」になるんじゃないかという見方もあるな。
佐藤 公明党も、いち早く今月3日に、第1次公認を決定した。
秋谷 とにかく議員だ。全議員が先頭に立って戦うべきだ。
 4月の統一地方選でも、公明党は結党以来、初めての「全国完勝」。未曾有の大勝利だった。
青木 その通りだ。すべて支持者あっての躍進だ。次の選挙こそ、その大恩に報いる最大のチャンスじゃないか。
野崎 先日の「公明新聞」でも党幹部が語っていた。
 神崎代表は「ひとえに党員・支持者の皆さまの血のにじむようなご支援の賜物以外の何ものでもない。心から感謝申し上げ、必ずご期待にこたえる戦いを、党は死に物狂いで展開していきたい」と決意していた。
原田 本当に党が、そうならなかったら大変だ。もう時代が、まったく違うんだ。
谷川 神崎代表は「熾烈な戦いとなるが、だからこそ、私たち議員、候補、家族が先頭に立って、死に物狂いで支持拡大に取り組んでまいりたい」とも語っていたな。
青木 当然のことだ。今までは何でもかんでも支持者に「おんぶにだっこ」。その上、それを「当たり前」とでも思って、ふんぞり返っている議員までいた。
 そんな議員は、公明党に必要ない。もちろん、そんなやつを応援する義務など、我々には毛筋もない。
秋谷 当たり前だ。学会は公明党の「支持団体」だ。党は党。学会は学会。まったく別々だ。

野崎 国会議員や候補はもちろん、地方議員も死力を尽くして戦い抜くべきだ。衆院選、そして参院選の勝利へ、どう戦うか。どう動いているか――この一点を支持者は鋭く見ている。
原田 口先や格好でごまかせるとタカをくくっていたら、大間違いだ。
谷川 上から言われて「ハイそうですか」なんて動くような時代じゃない。支持者は議員の姿を見て動くんだ。
青木 これまで議員といえば、支持者に「上げ膳」「据え膳」で全部やってもらって、揚げ句の果てに威張られて、使われて‥‥。
佐藤 まったく冗談じゃない! バカバカしい!
原田 とにかく公明党の議員と家族は、支持者を尊敬し、誠意をもって行動してもらいたい。
 挨拶一つとっても、丁寧に、心を込めてお辞儀をする。礼を尽くす。それが一切の根本だ。
谷川 どの党だって、そうじゃないか。自民党でも、民主党でも、土下座せんばかりだ。当たり前の話だ。
野崎 その姿を見せるだけでも、支持者は心が軽くなる。張り合いが出る。党自体が軽くなっていく。
青木 議員と家族が、そういう誠意の姿に徹していけば、「一念三千(いちねんさんぜん)」で、そこから全てが開けていく。拡大の方向へ大きく回転していける。
 議員と家族、親族が、先頭に立って戦う時代だ。
秋谷 これからは「選挙革命」だ。まず議員が、家族が、親族が、模範を示すべきだ。

青木 だいたい、堕落の議員というのは、家族も堕落。見栄っ張りで狂っていたからな。
谷川 あの「学歴詐称」の竹入を見ろ! 女房も「経歴詐称」。息子も大学不正入学疑惑。家族揃ってメチャクチャじゃないか。
原田 女房なんか、経歴詐称で、まったく得体の知れない素性のくせに威張り腐っていた。
青木 地元の支持者のところも全然、回らない。何様でもあるまいし、ふんぞり返っていたな。
 支持者に頭を下げることなんか金輪際、なかった。
野崎 とにかく傲慢! 強欲! 見栄っ張り!
 支持者には挨拶もしないくせに、小学校の同窓会なんかには、偉そうに派手に着飾って出かけていた。
青木 それも経歴詐称がバレた途端、顔を出さなくなったようだ(爆笑)。
谷川 結局、根が卑しいやつは、どこまでいってもダメだ。どんなに良くして守ってやってもクズはクズだ。
 竹入、竜、藤原、大橋等を見て、よく分かった。支持者は裏切られ、恥をかかされるだけだ。
青木 竹入みたいな議員、それに竹入の女房みたいな恩知らずの家族は絶対に許さない!
 ハッキリ念を押しておく!

(2003.7.15. 聖教新聞)

 

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出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

青木 最近、公明党の支持率が上がってきたな!
佐藤 「産経新聞」に載った最新の世論調査でも公明党の支持率は7%。他の新聞社の調査でも上昇している。
谷川 地方選挙でも公明党は88カ月連続で全員当選。結党以来の新記録を毎月、更新している。
秋谷 すごいことじゃないか。どの党も四苦八苦している時に、公明党は大前進だ。
 すべては支持者の懸命の支援の賜物だ。公明議員は、これで当たり前だと思ったら大間違いだ。誠心誠意、心の底から支持者に感謝すべきだ。

野崎 ところで前回、話が出たように、恩知らずの連中というのは、根が畜生根性だから、金のことばっかり考えている。エサに飢えた獣同然で見境がない。
 あの「学歴詐称」の竹入のやつを見れば一目瞭然だ。
谷川 あの佐川急便からの6億円献金疑惑も有名だ。
原田 あの事件には、みな仰天したな! 本当に驚いた。
谷川 当時の「毎日新聞」の報道によれば、竹入の奴は、東京都の都道のルートを変更して、佐川急便に有利になるように働きかけた。
佐藤 その前後に、佐川急便から3億円ずつ、計6億円もの大金が、竹入の財団に寄付されている。
谷川 あいつは、佐川急便に招待されて、都の建設局長と一緒に「お礼」の夕食会にも出ていた。最近、そういう証言まで出てきた。
青木 とにかく、佐川急便の事件が発覚した当時は、マスコミからも連日、叩かれた。皆が心配した。あいつのせいで、どれだけ支持者が迷惑したか!
佐藤 しかも竹入のやつは、その後、ほとぼりが冷めたころ、その財団の理事長に納まっている。当時の党幹部も激怒していた。
原田 しかし「悪銭身につかず」だ。
 あいつの財団は資金運用に大失敗。欲に目がくらんで手を出した「アルゼンチン国債」の投資が、全くの裏目に出た。
谷川 それで総資産6億2000万円の8割にあたる5億円が「パア」になったんだ。
佐藤 今後、事業費の確保が不安定になると、財団自体が破産する可能性もある。
野崎 やっぱり「学歴詐称」はダメだな≠ニ皆がゲラゲラ笑っている(爆笑)。
秋谷 ともかく竹入というのは、いったい腹の中で何を考えているんだか、陰で何をやっているんだか、絶対に人に見せなかった男だ。
青木 本当に得体の知れないやつだったな。

原田 だいたい金権腐敗と戦うのが公明党の身上じゃないか。それを党を利用し、支持者を裏切り、私利私欲に走る。
佐藤 ふざけるな! 公明党の全ての議員は、一にも二にも「清廉潔白」でいけ! 人間として正道を歩め! 支持者が胸を張れる、人格と行動と信念の政治家になれ!
谷川 政治家といえば金。汚職。インチキ。権威、権力、地位、栄誉。そういう常識≠ネんかかなぐり捨てた、勇気ある政治家が出てもらいたいよ。
秋谷 とにかく「これぐらいなら」という、ちょっとした緩み! 油断! そこから腐敗が始まるんだ。身を持ち崩すんだ。権力の魔性に食い破られるんだ。
青木 金儲けが目的なら、何も公明党の議員である必要なんかない。苦しむ大衆、悩める大衆のための党。民衆の支持こそ無上の光栄だ。それが公明党じゃないか。
秋谷 大きな戦いの前だ。もう一度、公明党は結党の原点に立ち返れ!
 「さすがは公明党の議員だ」という模範の姿を示し切ってもらいたい。
青木 日本は金権腐敗の政治土壌と何十年も前から言われてきた。いまだに変わらない。だからこそ公明党の全議員が、自らの行動で、振る舞いで、体を張って戦ってもらいたい。

原田 ところで先日、東北の蓬田婦人部長から、岩手県の山深い地域で、聖教新聞の配達に使命を燃やす「無冠の友」がいらっしゃる、と報告があった。
青木 配達暦15年。雪の日も雨の日も、早朝に起きて、無事故を祈りに祈り、懸命に取り組んでこられた。
野崎 本当に、頭が下がります。
青木 その地道な闘争を讃えて先日、この方には「聖教文化賞」が贈られた。
秋谷 本当に尊いことだ。学会は、こういう人が大勢いらっしゃる。だから強い。大切にしなくてはいけない。
 それが池田先生の一貫した指導です。
青木 その通りですね。
 これまでも「無冠の友」には永年表彰、聖教文化賞などを、お贈りし、顕彰してきました。
 また「優秀無冠の友」は聖教新聞本社の顕彰室で宣揚させていただいています。
原田 一般の社会でも、目立たないが、地域や人のために尽くす。そういう「名もない偉人」が、日本にも、たくさんいる。
佐藤 政治家は、こういう人たちこそ、もっと大事にすべきだ。
 国も、もっともっと宣揚し、称賛し、感謝すべきだ。
谷川 勲章だって、そういう庶民に贈るべきじゃないのか。
 日本では毎年、春と秋あわせて約9000人に勲章が授与される。
 そのうち約7割が政治家や官僚だ。
野崎 時代遅れも、いいところだ。こんな「官尊民卑」の悪弊こそ、根こそぎ改革すべきだ。
秋谷 何のための勲章か。本当に「社会へ貢献した人」「人間に貢献した人」に授与するべきじゃないのか。
青木 人命救助に貢献した人、人のために尽くした人‥‥そういう人にこそ授与するべきだ。
谷川 勲章といえば、この秋から叙勲制度が新しくなる。
 しかし実態は、あまり変わらない。
佐藤 「勲一等」など数字によるランク付けが廃止され、現在の「19ランク27種類」が「9ランク15種類」に簡素化される。
 制度改正といっても、その程度だ(笑)。
野崎 これじゃあ日本が「文化国家」だなんて、お世辞にも言えないな!
原田 同感だ。このバカバカしい叙勲問題も、日本が真実の文化国家となるために、公明党が先陣を切って戦ってもらいたい。

(2003.7.16. 聖教新聞)

 

<46>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

青木 あの陰険、愚劣で「嫉妬の固まり」の日顕宗の坊主どもが、また裁判で断罪されたな。
谷川 大阪府岸和田市の平等寺の近山智秀と檀徒が、今月9日、大阪高裁で断罪。損害賠償金60万円の支払いを命じられたんだ。
佐藤 事の発端は、こうだ。
 平成12年3月、新潟の元代議士の白川某の秘書(当時)が「交通違反もみ消し」事件を起こした。
 その事件に絡んで、近山が檀徒と共謀。まるで公明党と学会が仕組んだかのようなデマビラを、岸和田市内にバラまいたんだ。
野崎 バカバカしい。白川の元秘書の事件に、学会や公明党が何の関係があるんだ。
 自分で勝手に「もみ消し」をやって、勝手に捕まっただけじゃないか。
佐藤 しかもビラが撒かれたのは12年5月――前回の衆院選の直前だ。「選挙狙い」の悪辣な陰謀だったことは明々白々だ。
谷川 あんまりひどいデマなので、公明党が近山らを相手どって訴えた。
 そして今回、大阪高裁は、1審の大阪地裁堺支部に続いて、公明党側の主張を全面的に認定。近山らに損害賠償金60万円の支払いを命じたんだ。
原田 それにしても、選挙を狙ってデマビラをコソコソ配布か。日顕宗の連中が、やりそうなことだな(大笑)。
谷川 裁判所も、それをハッキリと認めている。
 1審判決は「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」と厳しく断罪している。
 また「組織的な行為」「極めて悪意に満ちたもの」とも糾弾している。
野崎 当たり前だ!
谷川 ところが2審の法廷で近山のやつは卑劣にも(日顕宗は)選挙に関するような活動は一切していない≠ネんて見え透いた大ウソを並べて、逃げを打とうとした。
佐藤 しかし裁判所は、これまた容赦なく断罪。
 宗門の文書などに基づいて日顕宗の機関や機関を構成する者が「政治」「選挙」に関わる活動をしている≠ニハッキリ認定したんだ。
原田 これは重要な判決だ。日顕宗の坊主や檀徒は、このほかにも、あっちでもこっちでも選挙狙いのデマビラを撒いてきた。それで学会や公明党から訴えられてきた。
 今回の判決は、日顕宗による悪辣な選挙狙いのデマ活動にクサビを打ったも同然だ。
秋谷 その通りだ。どれだけあくどい手口を使ってきたか。どれだけ選挙を汚(けが)してきたか。それが裁判で明確に証明されたということだ。

谷川 それに一連の裁判では、日顕宗の坊主の卑劣、卑怯な正体が一段と明らかになった。
 1審でも近山のやつは、自分だけ責任を免れようと血眼だった。そのために、何と共謀した檀徒に、罪を全面的に、なすりつけようとしたんだ。
佐藤 そうなんだ。言うに事を欠いてビラの内容を、ちゃんと読んだことはない≠セのビラを渡したこともない∞配布を指示したこともない≠セのと、しゃあしゃあと言い放ったんだ、あいつは。
野崎 どこまで卑怯、卑劣なやつだ!
谷川 当然、そんな言い訳が裁判で通用するわけがない。
 あいつが、寺の集まりでビラの束を叩きながら選挙前に配れ≠ニ檀徒にハッパをかけていたことは、紛れもない事実だ。多くの檀徒が実際に、その目で見ていたことだ。
佐藤 だから近山の言い逃れなんか、判決で一蹴されてしまった(笑)。
 「近山は、本件ビラの存在や、それがどこにあるのかを知悉していた」「近山の指示あるいは指導のもと、本件ビラ配布行為を行ったもの」等と木っ端微塵に打ち砕かれた。
青木 全部、近山が自分でやったことじゃないか。下手な逃げを打ったおかげで、墓穴を掘ったな(笑)。
谷川 往生際の悪い近山は、2審でも必死に逃げようとあがきにあがいた。
 今度はビラが名誉を毀損すると認めることは、憲法の「表現の自由」の重大な侵害だ≠ネんて言い出したんだ(笑)。
野崎 ふざけるな! 選挙狙いでウソ八百のデマビラを撒くことが「表現の自由」か(大笑)。それこそ「表現の自由」の大冒涜じゃないか。
原田 まったくだ。いちいち確認するのもバカバカしいが、「表現の自由」とは「責任の伴う自由」だ。ウソでも何でも並べていい、ということじゃない。常識も常識だ。
佐藤 今回の高裁の判決も「憲法21条(=表現の自由を保障)が、他人の社会的評価を低下させる名誉毀損行為を、無条件に容認するものとは到底解されない」とバッサリだ。
秋谷 自分でデマビラ配りを煽っておきながら、いざとなったら、檀徒に罪を被せて頬っかむり。揚げ句の果ては支離滅裂の言い逃れで墓穴を掘る。
 これが日顕宗の坊主の正体だ(爆笑)。

(2003.7.17. 聖教新聞)

 

<47>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

野崎 それにしても、日顕一派は「デマビラ撒き」が好きだな。共産党とソックリじゃないか(笑)。
谷川 それも選挙の時期になると、決まって血眼になる(大笑)。
佐藤 「バカの一つ覚え」で、とにかく邪魔をしたい。嫌がらせをしたい。選挙と聞くと、一段と嫉妬で真っ黒焦げになって、騒ぎはじめる(大笑)。

谷川 まったくだ。日顕宗は今年2月にも、別のデマビラ事件で東京地裁から断罪されている。こっちも選挙目前の時期を狙った事件だ。
佐藤 この判決では、日顕宗のデマビラ配布は「日蓮正宗の活動に密接に関連するもの」「日蓮正宗の事業の執行」と明確に認定されている。
青木 デマビラ配りが宗教団体としての「事業の執行」か。とんだ宗教があったものだな(笑)。
谷川 それも、ほかならぬ日顕本人の「舌」が決め手になって断罪されたんだ(笑)。
佐藤 この時のデマビラの発行元の正体は、日顕直属の檀徒一派だった。あの極悪ペテン師の山崎正友の「仲間」で有名な一派だ。
 日顕は、この一派の機関紙をさんざん持ち上げていた。末寺に購読を勧めたり、自分でも駄文を書いたりしていた。
谷川 だいたい、この機関紙の名前自体が日顕の命名だ。題字も日顕が偉そうに書いている(笑)。その癒着関係が判決の決め手になったんだ。
青木 それに選挙狙いでデマビラを大量に作ってバラ撒くのは、あの山崎正友の十八番じゃないか(大笑)。
野崎 日顕と山崎がやることは、必ず最後は大失敗だな。ただの一回たりとも、思惑通りに行ったためしがないじゃないか(大笑)。
原田 まったくだ。謀略で学会や公明党を攻撃するつもりが、逆に自分たちが厳しく裁かれている。
佐藤 この裁判では100万円の賠償金の支払いだけじゃない。ビラの配布禁止、廃棄まで命じられてしまった。
谷川 そして今月9日には、近山智秀(大阪・岸和田市、平等寺)と檀徒が、デマビラ配りで大阪高裁から60万円の賠償命令。
野崎 西でも東でも、日顕宗は裁判で敗訴、断罪だ(大笑)。
秋谷 「還著於本人(げんちゃくおほんにん)」だ。当然の「報い」だ。
 学会は、日本のため、社会を良くするために支援活動に取り組んでいるんだ。
 それを「妬み」で妨害しようと策謀したあげく、断罪、賠償。誰が見たって正邪は明白だ。

谷川 ところで、ベートーベンの「第九」――「歓喜の歌」が、正式に「EU(欧州連合)の歌」になると決まったそうだ。
原田 新聞に出ていたな。今、EUではEUの憲法≠起草している。
 その草案に「歓喜の歌」を「EUの歌」として盛り込むことが決定したんだ。
佐藤 「歓喜の歌」は「自由への賛歌」である=\―それで今回の決定になったという話だ。
青木 日顕のやつは知っているのか(爆笑)。
秋谷 「自由への賛歌」。その通りだ。
 「第九」には「すべての人類が兄弟に!」との人類の悲願が込められている。
野崎 まさしく国籍や民族、言葉の壁を超えた欧州連合の象徴にふさわしい歌だ。素晴らしいことだ。
青木 その「人類の歌」を、あの愚劣な日顕のやつは「外道礼賛」「謗法、謗法」(爆笑)。
原田 まったく救いようのないやつだ!
野崎 あいつは平成2年の年末の忙しい時に、それも突然、脅迫まがいの文書で、一方的に学会を「謗法」呼ばわりしてきた。
 その中で第九を歌うのは謗法≠ニバカげた言いがかりをつけてきた。
秋谷 あまりに非常識な内容なので、糾してやろうと思って、私たちが翌年1月2日に大石寺に行ったんだ。
 ところが臆病者の日顕は、会談を断ってきた。
野崎 震え上がって逃げ出したわけだ(大笑)。
青木 日ごろは、そっくり返って威張り散らしているくせに、いざとなるとシッポを巻いて、一目散に退散だ。
原田 臆病者の腰抜けめが(大笑)。
野崎 それにしても、歌詞に「神」という言葉があるだけで、世界の名曲を「謗法」「外道礼賛」「歌うな」とはな(笑)。
佐藤 世界中の専門家が呆れ果てていた。
 「歓喜の歌」の原詩を書いたシラーは、キリスト教以前の古代語を使っている。つまり「神」という言葉はキリスト教の神を指すものではない。人間の内にある神々しい力を讃美した言葉だ≠ニ。世界の常識だよ(大笑)。
谷川 アメリカの学者もバカにしきっていた。
 神と書いてあるのがダメだと言うのなら、日顕どもはアメリカに来た時、ドル紙幣で供養を貰えないじゃないか。ドル紙幣には「我々は神を信じる」と書いてある。当然、謗法じゃないのか≠チてな(笑)。
佐藤 それにあいつは、あのシアトルに行った時も、しこたまドルで供養をふんだくったじゃないか。夜中にホテルをフラフラ出た時も、当然、ドル紙幣を握っていたんじゃないのか≠ニ大笑いしていた(爆笑)。
野崎 日顕やつが何と言おうが、世界の動きとは何の関係もない。
 「歓喜の歌」は「EUの歌」として、今後、EU加盟国の3億7000万人もの人々に歌われていく。
 人類普遍の「自由への賛歌」として、ますます声高らかに歌われていく。
原田 その歌までも「嫉妬」に狂って謗法呼ばわり。
青木 どれほど日顕が、愚劣、下劣、下等の悩乱坊主か。文化否定の外道坊主≠ゥ。
野崎 また一つ、あいつのバカさ加減が厳然と証明されたな(爆笑)。

(2003.7.18. 聖教新聞)

 

<48>
出席者:秋谷会長、青木副理事長、原田副理事長、野崎副会長、谷川副会長、佐藤総合青年部長

原田 あの「ニセ法主」の日顕が、とうとう最高裁で断罪されたな。
谷川 改革僧侶の池田託道住職(滋賀県・世雄寺)へのウソ八百のデマによる名誉毀損事件だ。
佐藤 最高裁第三小法廷は15日、1審、2審の判決を支持し、日顕本人の上告を棄却。これで日顕の賠償金30万円の支払いが確定したんだ。

谷川 平成4年3月31日、日顕が大石寺の坊主の集まりで悪質なデマを言い放った。
 あたかも池田住職が金銭目当てで宗門を離脱したかのようなデタラメを捏造したんだ。
佐藤 それだけじゃない。日顕のやつは、池田住職が友人の僧侶にも金を使って離脱を誘っている≠ネんて大ウソを言い放った。
 (池田住職は)あちこちの寺に誘いをかけている。まず5000万円出すっていうんだな。そして月給は80万円、だから宗門を離脱しないかという誘いが頻繁にかかっているらしい≠ネんて、もっともらしい数字まで並べて、誹謗、中傷の限りを尽くしたんだ。
野崎 バカバカしい! あの『週刊新潮』のデマ記事と全く同じ手口じゃないか。
谷川 この日の集まりには400人もの坊主がいた。その面前で池田住職の人権を蹂躙し尽くしたんだ。
原田 陰険、卑劣、大ウソつきの「ニセ法主」めが!
佐藤 これに対して池田住職は、当然、同年の5月、日顕を相手どって訴えを起こした。
谷川 1審の大津地裁は、日顕側の言い分である日顕の発言は公共性があり、公益を図る目的があった≠ニいう主張を一蹴。
 「何らかの公共性をうかがわせる事実は認められず、公益を図る目的も認められない」
 「約400人という多数の面前で行われたことに照らせば、これらの者を通じてさらに広い範囲に流布される可能性があると認められる」
等と厳しく糾弾した。
原田 当たり前だ!
佐藤 さらに判決は「原告の名誉を侵害する違法なものと評価するのが相当である」と一刀両断。日顕の卑劣な所業を断罪したんだ。
谷川 2審の大阪高裁も、1審判決を全面的に支持。そして今回、最高裁が日顕側の上告を棄却し、池田住職の全面勝訴が確定したんだ。
秋谷 この判決は重大だ。今まで宗門が裁判で敗訴したことはある。日顕と宗門が連帯で賠償を命じられたこともある。
 しかし今回は「日顕本人」「日顕個人」に対する断罪だ。これは初めてのことじゃないか。
野崎 宗門の歴史はじまって以来のことだ(大笑)。
原田 これで日顕のやつは明確に歴史に残ったな。「宗門の歴史上、はじめて裁判で断罪されたニセ法主」ってな(爆笑)。

青木 そのうえ、一連の裁判では、日顕は一度も姿を見せなかったというじゃないか。
谷川 あいつは、弁護士に自分は絶対に証言しない≠ニまで言わせて、最後の最後まで裁判から逃げ回っていた。
青木 臆病者めが! 裁判に出るのが怖くて怖くてしょうがなかったんだろう(笑)。
佐藤 何しろ、この裁判が確定するまでの間、あいつは「シアトル事件」の裁判に3回も出廷している。そこで学会側の弁護士に矢継ぎ早に追及されてシドロモドロ。大醜態を晒していたからな(笑)。
谷川 結局、あいつは1審でシアトルでの下劣な行状が認定された。あげくの果てに、自分のほうで出した訴えなのに、自分で引っ込めてしまった(爆笑)。
秋谷 裁判と聞けば、恐ろしくて恐ろしくて、震え上がっている。縮こまっている。あの男は裁判の「さ」の字も聞きたくないだろう(大笑)。

野崎 それにしても一宗の「長」たるものが、デマで断罪か。まったく呆れた話だな!
佐藤 今年の2月にも、日顕本人が「シアトル事件」絡みのデマ事件で東京高裁から断罪されている。
 宗門と連帯して400万円の賠償金の支払いが命じられている。
谷川 この裁判でも、日顕本人が書いた「言い訳本」がアダになって、デマの責任を追及されるハメになった。
青木 1年に2度もデマで断罪された「ニセ法主」か。
野崎 こりゃ宗門はおろか、世界の宗教史上でも前代未聞じゃないのか(爆笑)。
佐藤 それに昨年、宗門が改革僧侶の寺院の明け渡しを求めた裁判でも、日顕の「相承詐称」疑惑が原因で最高裁で3敗している。
青木 どれもこれも、ほかならぬ「日顕本人」が原因で敗訴の連続、断罪続きじゃないか(笑)。
佐藤 長も長なら、弟子も弟子だ。日顕宗の坊主どもの「デマ体質」「謀略体質」は、法廷で次々と厳しく断罪されている。
谷川 今月9日には、選挙狙いのデマビラ事件で、大阪高裁が平等寺(岸和田市)の近山智秀を断罪。
佐藤 今年2月には、別の違法デマビラ事件で、東京地裁が、宗門と檀徒に100万円の賠償金の支払いを命じている。
原田 今や日顕宗は、まさに「裁判所公認のデマ宗教」だ。
秋谷 日顕は仏意仏勅の学会を切り捨て、破壊しようと策謀した。ありとあらゆる陰険、陰湿な謀略を張り巡らせてきた。その厳然たる仏罰だ。
 日蓮大聖人が、十方の仏菩薩が、日顕を厳しく断罪されている。今回の敗訴も、その厳しい現証だ。
青木 まったく、その通りだ。「当然の報い」だ。

(2003.7.19. 聖教新聞)

 

<49>
出席者:西口総関西長、藤原関西長、中尾関西婦人部長、深松関西青年部長、森井関西男子部長、谷中関西女子部長

西口 先日、池田先生は「関西は、日本の広宣流布を背負っていく使命がある。また背負ってきた歴史がある。
 今こそ関西が立て! 関西の勝利が全国の勝利だ」と、万感の期待を込めて、激励してくださった。
藤原 本当に、ありがたいことです。
 池田先生が手作りで築いてくださった関西です。一人一人が「師に直結」。これこそが、我が関西の誇りです。
西口 我々は一段と「異体同心の団結で」前進しようじゃないか!
 弘教も、支援も、全て「関西が日本第一」――われらが先生が心血を注いでくださった「錦州城」だ。その名に恥じない「前人未到の大勝利」を、厳然と打ち立てようじゃないか。
森井 関西青年部も意気軒高です。「常勝の伝統」を今こそ受け継いで「新時代の開幕」へ戦いに戦います!
深松 関西青年部は、この夏も「正義の連帯」「友情の連帯」を徹底して拡大します!

中尾 今年の秋には、待望の「関西池田記念会館」が、いよいよ着工ですね!
藤原 関西の新本部ともなる会館です。完成は、創価学会創立75周年の2005年秋――学会創立記念日の11月18日にオープンする予定だ。
西口 大阪城を望む立派な建物で、わが大関西の中枢センターに、ふさわしい会館になる。
谷中 みなが本当に楽しみにしています!
藤原 ところで今年はプロ野球のセントラル・リーグでも阪神タイガースが首位を独走。
 もちろん、いろんなチームのファンがいるが(笑)、関西全体が、どこか元気だ。
西口 景気も良くなるんじゃないか≠ニいう期待も大きいね。
森井 関西学院大学の高林喜久生教授も「(阪神が優勝すれば)効果は関西を超えて全国に波及する。日本経済浮上のきっかけになるかも」と語っていた(「読売新聞」7月11日付)。
西口 関西の底力が日本中を揺り動かしていく時代だ。われらの奮闘で日本の夜明けを開こうじゃないか。
藤原 関西には公明党の議員も多い。
 公明党の発表では、次の総選挙では、現状六つの小選挙区に候補が立つ。東京をはじめ、日本中のどこよりも多くの候補がいる。
深松 だからこそ議員と議員の家族は、死にものぐるいで戦え! 猛然と戦い抜くべきだ。
西口 なかでも焦点は「国会議員」だ。自分たちの選挙じゃないか。国会議員こそが「全議員の模範となる戦い」をしてもらいたい。
中尾 真剣、誠実、懸命な議員の姿を見て、支持者は動くんです。死にものぐるいの姿勢が、支持者の心を動かすんです。全関西の婦人部は鋭く、厳しく見ています。
西口 この婦人部の「心」を、議員も、議員の家族も、議員のOBも、肝に銘じて戦ってもらいたい。

森井 国会議員といえば、辻元清美前代議士が今月18日、詐欺罪の容疑で警視庁に逮捕されたな。
谷中 大阪10区選出の社民党の前議員ですね。
深松 総額約1880万円もの秘書給与を騙し取ったというんだ。
 逮捕は当然だよ。
中尾 去年、辞職する時だって、ニヤニヤして何の反省の色もなかったじゃないの!
深松 辞めた後に出した本でも法律が悪い≠ニ言わんばかりに「開き直って」いた。
森井 それが、とうとう逮捕だ。
藤原 それにしても、大阪10区の選挙の時は、いい調子になって、ずいぶん学会の中傷、誹謗をしたな。
西口 生意気に! ろくに学会のことを知りもしないで。
森井 そうでしたね。とにかく口はうまいし、学会の何たるかを何も勉強もせずに、悪口雑言の限りを尽くした。
深松 政治家だから、公明党の批判をするのは自由だ。けれども「信教の自由」を侵害する。何も知らないくせに支持団体まで中傷していた。悪辣な候補だったな。
森井 宗教団体を権力で弾圧するなんて、もっとも卑劣で非民主主義だ。
西口 元秘書が逮捕された土井さんも、しっかりしてもらいたい。衆議院の議長までやったんだし、あの人は公正に物事を見て、学会のことを讃嘆すると思っていた。
 兵庫の選出なんだし、学会のことを知っているんだから。
藤原 それに今回の辻元の事件に絡んで、社民党の村山元党首も参考人聴取されたな。
深松 元総理大臣だよ、驚いたな。
西口 「自社さ政権」で、ずいぶんと学会は、いじめられたな。真実を見ないで、邪見で弾圧した。庶民をいじめた。
 本来ならば、庶民からできあがった学会を讃嘆すべきじゃないか。自分たちが本当は結集すべき庶民じゃないか。
 それが政治家になり、党の首脳になって、国会等々で攻撃するなんて、とんでもない。
藤原 情けない限りだ。なんのための社会主義なんだ。マルクスやレーニンがいたら、ひっぱたかれるよ(笑)。
森井 ぶん殴られるよ(爆笑)。
西口 とにかく、関西は勝った。よかったな。

谷中 ところで先日、あの「ニセ法主」の日顕が、また裁判で断罪されましたね。
西口 それも最高裁で「日顕本人」が断罪されたんだ。
深松 その通りです。
 あいつが改革僧侶の池田託道住職(滋賀・世雄寺)をデマ発言で中傷した事件での断罪だ。
森井 日顕は平成4年3月31日、大石寺大講堂で行われた坊主の集まりで、池田住職が、あたかも金銭目的で宗門から離脱したかのようなデマを流した。
深松 あまりにもひどいやり口なので池田住職は同年5月、名誉毀損で日顕を提訴。
 大津地裁は平成10年1月、日顕の名誉毀損を認定し、慰謝料30万円の支払いを命じる判決を下した。
森井 同12年12月には大阪高裁が1審判決を支持して日顕を断罪。
深松 日顕側は上告していたが今回、最高裁が日顕宗の上告を棄却。
 これで日顕の「完全敗訴」が最終的に確定したんだ。
西口 仮にも日顕は一宗の法主なんだろ。それが自分のデマ発言で最高裁から断罪される。前代未聞の大事件だ。
藤原 もちろん「宗門の歴史でも初めてのこと」だ。
 この事実は裁判所の記録に厳しく残る。日顕の汚名は、未来永劫、残っていくんだ。
西口 本当に仏罰は厳しいな!
 本当に、厳しい。

(2003.7.21. 聖教新聞)

 

<50>
出席者:西口総関西長、藤原関西長、中尾関西婦人部長、深松関西青年部長、森井関西男子部長、谷中関西女子部長

藤原 「最高裁で断罪された初の法主」の日顕のやつ(笑)、最近も相変わらず、支離滅裂な話をしているようだな。
深松 つい先日も、大石寺での法華講相手の講義の最中に、もの忘れがひどくなったり、とんでもない間違いを言ったり(笑)。
 自分でもワシは最近、頭がおかしいな≠ネんて言っていたそうだ(大笑)。
西口 よく分かっているじゃないか(爆笑)。

森井 6月22日には「京都の祇園祭」の話まで始めたという話だ(笑)。立正安国論の講義で、だよ。
中尾 日顕は昭和38年から52年まで、京都の平安寺に住みついていたからね。
森井 しかも日顕のやつは、その話の途中で突然、声のトーンを高くして、こう言った。
 ワシは京都にいたが、祇園祭には一ぺんも行ったことがない≠ネんて喚いていたというんだな(大笑)。
谷中 誰も聞いてないのに突然、「自分で」「勝手に」弁解を始めたんですか(笑)。
藤原 祇園祭だろ。別に何かを拝むわけじゃないんだろ。別に行ったって、いいじゃないか。
中尾 身延に行くより、よっぽどマシじゃないの(大笑)。
西口 しかし日顕は「祇園に行ってない」とは言ってない。「祇園祭に行っていない」と、わざわざ言っている。
藤原 ということは「祇園には行ったことがある」ということじゃないのか(笑)。
谷中 それも「急に声のトーンを上げて」(爆笑)。
深松 やましいものがあるから、わざわざ言い訳したんじゃないのか(笑)。
西口 誰だって、そう思うな(大笑)。
藤原 だいたい日顕が昭和38年4月、京都の平安寺に着いた最初の日に、あいつが何と言っていたか。京都といえば祇園だ。祇園祭も、ぜひ見てみたい≠ニ言っていたんだ。有名な話だ。
西口 なにが「京都といえば祇園」だ。「北山南河は邪宗の都」じゃないか。その京都に来た以上、まず自分が折伏・弘教の先陣を切る。それが当たり前じゃないか。
藤原 それを寺に着くやいなやぜひ祇園に行ってみたい≠ニは何ごとだ。あいつが、いかに遊び人か。一目瞭然じゃないか。

中尾 本当は日顕は祇園に行っていたんですよ(笑)。
 昭和44年に、祇園界隈で日顕とバッタリ出くわした、小塚綾子さん(西京都創価県副婦人部長)の明確な証言があります。
藤原 それは重大な証言だ。
中尾 こう証言しています。
 「私が会った時、日顕は背広を着て、帽子をかぶって、カバンを持っていました。私が『今から、平安寺に帰るんですか』と声をかけると、ギョッとして一瞬、体が固まったようでした」(笑)。
 「それから急にニヤニヤしだして『まあー、本当にお忙しいそうですね。ご苦労さまです』なんて、慌てて言っていました」とハッキリ明言しています。
森井 やっぱり祇園に行っていたんじゃないか。
 日顕よ、貴様は何しに祇園へ行ったんだ。ハッキリ答えてみろ!
藤原 だいたい「一人で花街界隈をうろついている」だけで怪しい(笑)。
西口 それに憂宗護法同盟の小板橋明英住職(京都・能栄寺)も、こう証言している。
 「私は日顕と少なくとも2回、祇園の料亭で食事をした。1回は昭和59年12月20日。もう1回は昭和60年10月16日。ハッキリと記録が残っている」と断言している。
藤原 なんだ。あいつは何度も何度も祇園に行っていたんじゃないか(笑)。
 何が「祇園祭には行っていない」だ。
西口 証人もいる。証拠もある。年月日まで明確だ。
藤原 どうして「祭には行ってない」なんて、わざわざ言わなきゃいけないんだ。違うんだったら、堂々と反論してみろ。
 この大ウソつき野郎が(爆笑)。

(2003.7.22. 聖教新聞)