< 仏法基調の平和と文化と教育 >

21世紀の展望を語る

第3部


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<21>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、高柳婦人部長、杉山男子部長

西口 前回は「月刊ペン」事件で悪辣なデマを書いた隈部大蔵が、逮捕、25日間の勾留の上、裁判で最高額の罰金刑を受けたこと。そして隈部は学会、池田名誉会長に「詫び状」まで書いていたことを語った。
杉山 もう一つ、この裁判で重要な事実がある。それは「山崎正友は大ウソつき」と公式に、明確に、判決で認定されたということだ。
秋谷 その通りだ。あの「月刊ペン」の裁判では、まったく関係のない山崎が、途中から首を突っ込んできた。しかし結局、山崎は法廷で大恥を晒し、大惨敗した。
西口 当時、あいつは、自分が引き起こした「3億円恐喝事件」で逮捕され、「被告人」の身だった。
 その自分の裁判を何とか有利に運びたい――その一心で「月刊ペン」の裁判にも首を突っ込んできたんだ。

山本 そうそう、そうだった。
 山崎はまず、反逆者の原島や有象無象の脱会者を掻き集めて次々と法廷に送り込んだ。
 ところが、どれもこれも、すぐにウソだとバレる大ウソだらけ。
青木 最後は、山崎自身もノコノコ法廷まで出てきたものの、あいつは検察から厳しくウソを追及されるたびに、青くなったり赤くなったり(笑)。
 狂ったようにウソをまくし立てたかと思えば、ゴニョゴニョ、モゴモゴと、右往左往(大笑)。
山本 傍聴した人たちも皆、ゲラゲラ大笑いしていたな(笑)。
青木 とくに、あの箱根♂]々のデマ。あの時の山崎のザマったらなかったな(笑)。
杉山 山崎は法廷で昭和45年4月下旬ごろ、箱根に泊まった際に見たことがある≠ニ大ウソを並べた。
 ところが、これまた口から出任せのデタラメだった。
青木 だいたい「下旬」っていうのは何だ?
西口 しかも「下旬ごろ」だよ(笑)。
高柳 「これぞウソ」っていう幼稚なデマね(笑)。
杉山 当然、検察側は、その点を厳しく追及。昭和45年当時、山崎が自分の手帳の「4月19日」の欄に、自分で「ハコネ」と書いている事実を突き付けた。
山本 これで日時が特定された。その上、東京・神田の花汀という旅館の「4月19日付」の請求書が出てきた。山崎が打ったマージャン代と、夜食のオニギリ代の請求書だ。
青木 それも、山崎の事務所からだ(笑)。
 あいつは放漫経営で会社まで潰したくせに、しみったれのケチで有名だった。マージャンの場所代まで経費で落とそうとしたんだろう(爆笑)。
西口 さらに、その日に山崎がマイクロバスで箱根から東京に帰った時の、高速道路の領収書まで出てきた。
杉山 結局、山崎は「4月19日の夜、日帰りで箱根から帰って、東京でマージャンを打っていた」。
 山崎の話は、まったく「作り話」と真相がバレた(爆笑)。
秋谷 八尋弁護士も「この瞬間、山崎は文字通り目を白黒させて、しばし絶句した」と証言していた(笑)。
山本 山崎の極悪の実態をよく知る福島弁護士も「山崎らのウソは週刊誌のようないい加減な場面ならまだしも、裁判のような厳密な場では、まったく通用しない」と吐き捨てていた。
西口 福島弁護士は「検事から『いつ』『どこで』『誰が見たのか』など具体的に追及されると、山崎のウソは、まったく雲散霧消してしまう」と大笑いしていたな。
杉山 結局、山崎たちのデマは、裁判で、ことごとく粉砕。
 「確実な裏付けを欠いているだけでなく、内容上も疑問」
 「供述通り信用することはできない」
 「証言を額面どおりに受け取ることはできない」
 「信用性を認めることなど余りに危険であり、到底できるものではない」等々、20数カ所も判決で断罪されたんだ。
青木 何度も言うが「いつ」「どこで」「誰が」「どうやって」といった具体的事実が曖昧、いい加減。こういう類の話は、一つ残らず「デマ」「作り話」だ。裁判の判決を見ても一目瞭然だ。

山本 「月刊ペン」事件での山崎一派のデマといえば、あの大宮♂]々の作り話もあったな。
西口 山崎の差し金でウサン臭い脱会者が法廷に出てきた。その一人が昭和29年秋ごろ、埼玉・大宮市の学会員宅で名誉会長を見た≠ニいうデマを並べ始めた。
 これも当然、裁判でバッサリ否定された。
青木 裁判長は鋭く、その脱会者に「なぜ当時、名誉会長と分かったのか」と追及。
 すると脱会者連中は「自分の家には『大白蓮華』か『聖教グラフ』の名誉会長の大きな写真を飾っていたから分かった」などと見え透いたウソを言い出した。
杉山 ところが、だ。当時は戸田先生の時代だ。『大白蓮華』に池田先生の写真が大きく載ったことは一度もない(笑)。
 『聖教グラフ』にいたっては、まだ発刊すらされていない(大笑)。
秋谷 そもそも池田先生は昭和29年秋には、大宮に行かれていない。これも当時の記録が明確にあり、裁判でもハッキリしている。
西口 行ってもいないのに、どうして見たんだ? バカバカしい(笑)。
青木 このウソについては、更に詳細な証言、証拠がある。山崎一派が、いかにあくどいウソをついたか。いかに無様に墓穴を掘ったか。おいおい紹介していこう。
山本 とにかく、ハッキリしていることは、山崎たちの大ウソは全部、裁判で破綻したこと。
 「月刊ペン」の裁判で被告の隈部が罰金20万円という、当時の最高額の罰金刑を受けたこと。
西口 デマで陥れようとした山崎も、やがて恐喝で懲役3年で刑務所に入ったこと。
高柳 保釈中にもマージャン賭博で逮捕されたこと。
杉山 その後、山崎は自分の下劣な不倫事件で300万円の賠償命令が下ったこと。
西口 そのほかに今でも10数件もの裁判を抱えて、裁判地獄で、のたうち回ってること。
秋谷 そして今や、あの「ニセ法主」の日顕以外、世間の誰からも相手にしてもらえず、醜い残骸をさらしている。転落の坂を転げ落ちるのみ、だ(爆笑)。

(2003.10.18. 聖教新聞)

 

<22>
出席者:秋谷会長、青木理事長、山本九州長、桃原沖縄総県長、佐藤九州婦人部長、安谷屋沖縄総県婦人部長、杉山男子部長

秋谷 沖縄と九州が日本中を引っ張る戦いをしている。
青木 拡大にしても、ここ数年は「広宣流布の拡大前線は南から」という見事な実証を示している。
秋谷 仏法は勝負だ。
 池田先生も「九州は本当に、よく頑張った。素晴らしい九州になった。知性と人格光る優秀なリーダーが陸続と躍り出ている」と讃嘆されていた。
青木 沖縄についても先生は「『連勝沖縄』が日本の先頭に立っている。日本で一番早い広宣流布の天地――それが沖縄である」と、おっしゃっていた。
山本・桃原 頑張ります! 断固、勝利します!

秋谷 沖縄では今、那覇市の友が大健闘している。
桃原 沖縄には「イチャリバ チョーデー(出会う人は皆、兄弟)」という有名な言葉があります。
 この精神で、心の垣根を取り払おう! あらゆる人と語り合おう!――と「新しい友」と友情を拡大しています。
安谷屋 7月からの3カ月間で、那覇を中心に全支部が2倍、3倍の力を発揮しました。爆発的な勢いです。
桃原 それに、久米島、渡嘉敷島、座間味島、粟国島、渡名喜島、南大東島、北大東島の同志も意気軒高だ。
秋谷 沖縄は本当に強くなった。負けない沖縄になった。
山本 九州も負けていません(笑)。「過去最高峰」を目指して、九州全県が一丸となって前進しています。
杉山 特に青年部の活躍が目覚ましいですね。
佐藤 本当に頼もしい。先日も、博多県の女子部の地区リーダーの戦いが話題になりました。
 彼女は20歳になったばかり。ある日、職場の同僚たちと対話をしていると「公明党は創価学会でしょ。宗教が何で政治に関わるのよ」と無認識な批判が飛んできた。
 しかし彼女は堂々と、こう語りきったそうです。
 「宗教が社会のために政治に参加するのは当然よ。そんなの世界の常識よ。知らないの?」
 「政治家が正しい宗教観をもっていないのは日本くらいよ。だから日本は遅れているのよ」
青木 立派だね! 政治家にも聞かせたい言葉だな(大笑)。
佐藤 さらに彼女は、どれほど学会が民衆のために真剣に行動しているかを熱く語った。
 すると同僚たちは「そうだったのか。すごいことをしているんだ」と皆、驚き、見方が一変したというんです。
山本 この話を聞いて、地元の婦人部も、壮年部も、さらに闘志に火がついた。一段と意気揚々と「正義の対話」を巻き起こしている。

青木 政治家といえば、忘恩や宗教弾圧の政治家は、沖縄でも九州でも次々と滅んでいるな。
山本 九州では、あの元議員の大橋!
 恐喝事件を起こしたペテン師の山崎正友にくっついて、退転、反逆した男だ。
杉山 その後、下劣な「不倫事件」「ヤミ献金事件」、それに「学歴詐称」まで発覚。卑しい正体が全部、バレた。
佐藤 山崎や竹入とソックリね!
青木 権力の魔性に食い破られ、傲慢になり、あまりに悪事ばかり働いたので、公明党からも除名された男だ。
杉山 行く場所がなくなって、とうとう共産党なんかに拾われた(大笑)。
山本 だが、それも大失敗。何しろ、共産党の集まりに行っても、応援どころか自分の「学歴詐称」の言い訳ばかり(笑)。
 さすがの共産党もウンザリしたようだ(大笑)。

安谷屋 共産党といえば、沖縄でも衰退する一方ね。
桃原 陰湿な「宗教弾圧」に狂ったからだ。選挙のたびに「妬み」「やっかみ」で、支持団体の学会まで陰険に中傷してきたな!
青木 沖縄の人は、心が広い。おおらかだ。他人の「悪口」なんか滅多に言わない。その中で、あそこだけは、口を開けば、他人の批判、文句、悪口ばかり(笑)。
安谷屋 だから有権者の心が、どんどん離れていくのよ。心ある人は皆本当に異常だ。政党は、もっと度量を持たなきゃいけない≠ニ見限ってますよ。
山本 それに、あそこは「何でも反対」で有名だからな(大笑)。
桃原 今回の衆議院選挙の公約≠ニやらを見たが、いや驚いた。共産党が「約束」しているのは与党の政策に反対する∞民主党の政策に反対する=\―そんなことばっかりだ(大笑)。
杉山 僕の沖縄の友人も呆れ切っていた。
 「あそこは『反対だけが実績』だったが、ついに『反対だけが公約』になっちゃったな」と驚いていた(爆笑)。
山本 それじゃあ、反対だけしていれば「公約を実現」したことになる(爆笑)。
 ずいぶん、気楽なもんだな(大笑)。
青木 バカバカしい。政治は「実績が全て」だ。国民のために、どれだけ働いたか。実際に何をやったか――政党の真価は、この一点にある。
安谷屋 その通りよ。それに、選挙の人気取りのために、できもしないことをシャーシャーと並べ立てる政治家!
 あんなのも「論外」よ。国民をバカにしきっていますよ。
秋谷 有権者が求めているのは、各党が誠実に、真剣に「実現可能な政策」を指し示すことだ。「口約束」や「絵空事」など、一切必要ない。有権者への愚弄だ。

佐藤 共産党といえば、最近じゃ、あっちこっちで不祥事だらけ。それも「セクハラ」やら「痴漢」やら「盗撮」やら。汚らわしい事件ばかりじゃないの!
桃原 沖縄でも平成8年、共産党の那覇市議だった男が「ひき逃げ事件」を起こして逮捕された。この男は市議6期目で、党市議団の副団長だった男だ。
安谷屋 信用も評判も「ガタ落ち」よ(笑)。
桃原 沖縄の有権者は賢明だ。厳しく見極めている。昨年9月の沖縄の統一地方選でも、共産党は大惨敗だった。
杉山 あの選挙で、共産党は25市町村に合計34人の候補を立てたが、何と10人も落選。合計30議席から24議席に減った。一方、公明党は31人が全員当選した。
桃原 その後の選挙でも、沖縄の公明党は見事な連続勝利だ。
 昨年10月の与那城町議選では、過去最高得票で当選。共産党は、ここでも最下位で落選した。
安谷屋 今年2月の豊見城市議選でも公明党は、過去最高得票で1議席増を果たしました。
秋谷 全部、支持者の真剣な戦いのおかげだ。公明党の議員と家族は今こそ、この大恩に全力で報いる時だ。
青木 その通りだ。もう「支援してもらって当たり前」なんて考えは通用しない。皆、自由なんだ。学会には学会の道がある。グータラ議員のために足を引っ張られる必要なんか何一つない。
秋谷 自民党だって、どこの政党だって同じだ。当然の道理だ。
山本 支持者に感謝もできない議員や家族なんか、応援する必要なんか毛筋もない。九州でも、一段とハッキリさせていく。
青木 その通りだ。各地の社会協議会もある。我々は一つ一つ明確にしながら、心から応援できる人を、応援していこうじゃないか。

(2003.10.19. 聖教新聞)

 

<23>
出席者:秋谷会長、青木理事長、山本九州長、桃原沖縄総県長、佐藤九州婦人部長、安谷屋沖縄総県婦人部長、杉山男子部長

秋谷 戸田先生は「議員は国民のために働くのは当然として、支持者のために貢献しなければいけない」と厳しく言われていた。
杉山 支持者、支持団体が、政党を厳しく監視するのは当然だ。そうじゃないと、思い上がり、増長し、退転、反逆する輩が必ず出てくる。
青木 あの竹入や竜、藤原を見ろ。皆、支持者の目を盗んで下劣な悪事を働いていた。竹入なんか「学歴詐称」「金銭疑惑」「女性問題」だ。
 我々は本当に騙された。だから今、厳しく言っているんだ。
山本 いや、九州の識者も「公明党の議員は幸せだ。支持団体に、厳しく言ってもらえる。こんな温かい、ありがたい支持団体は、ありませんよ」と感心していた。
秋谷 その通りだ。だからこそ公明党の議員は、死にもの狂いで戦うべきだ。支持者の百倍、千倍の力で戦ってもらいたい。
桃原 竹入といえば、あいつの下劣な行状は沖縄でも有名だ。
 昭和45年当時、あいつは沖縄の夜の街で遊んで、人には言えない恥ずかしい病気にかかった。元党幹部が証言している。
秋谷 沖縄は当時、本土復帰の前後だ。公明党の議員が、米軍基地の総点検など山積みの課題に懸命に取り組んでいた最中だ。
佐藤 汚らわしい!
 皆が汗を流している時に、遊び狂っていたわけね!
青木 竹入が狂いだしたのは、ちょうど、そのころだ。
 昭和45年、いわゆる政教分離≠フ宣言があった。それからというもの、竹入のやつは学会に何も言わせずに、勝手放題に遊びだした。
山本 そして党を私物化し、支持団体の学会まで支配しようと企んだんだ、あいつは。
桃原 そのうえ、自分の悪事を隠すために、大ウソをついた。マスコミに学会批判を書かせて押さえつけようとした。
秋谷 何度でも念を押すが、もし今後、竹入のような裏切り者が出たら、もう二度と支援しない。「学会利用」の悪質議員は絶対に許さない。
 この点を、もう一度ハッキリと確認しようじゃないか。
青木 当然だ。
 学会は党のためにあるんじゃない。言うべきことは、何の遠慮もなく、どんどん言っていく。

杉山 ところで、この座談会では「病院と選挙」の実態について、何度か語り合ってきた。
山本 選挙の時期になると、肝心の医療そっちのけで、特定の政党の「票集め」に血眼になる病院が、あっちこっちにある。そういう話だったな。
杉山 医師や看護師が患者に、しつこく投票依頼をする。病院での不明瞭な不在者投票や、患者に選挙のカンパをたかる病院まである。
安谷屋 そういえば、沖縄にも、問題になっている病院が、いくつかあるわね!
青木 患者は病気を治してもらうために病院に行くんだ。「この党に入れろ」とか「カンパをしろ」とかネチネチ言われるために行くんじゃないよ。
佐藤 まったくよ! そんな目に遭ったら、治る病気もストレスで治らないじゃないの。
青木 だいたい、病院といえば最近、医療事故やら不祥事が、とにかく多い。多すぎる。
 病院の在り方が社会から厳しく問われている時だ。

杉山 一昨年末に読売新聞社が行った世論調査でも、85%もの国民が、医療事故が相次いでいることに「不安を感じる」と答えている。
青木 そんな時に病院が、医療そっちのけで選挙活動。誰だって「ふざけるな!」と激怒するに決まっている。
山本 じつは九州でも最近、医療事故が相次いでいる。
 住民が本当に不安を感じている。
杉山 先月、宮崎市の病院では、違う血液型を輸血された患者が死亡する、という重大事件が起きた。
安谷屋 えっ! 何で間違えたの?
杉山 病院側が血液検査の試験管を取り違えたんだ。それで、AB型の患者にA型の輸血をしたんだ。
桃原 まったく、信じられない事件だな!
山本 熊本市の病院でも、医療ミスが発覚。今年8月、熊本地裁で約5900万円の賠償が下ったばかりだ。
秋谷 これも新聞に大きく出ていた事件だ。
杉山 これは、胃かいようで入院していた男性に対して、病院が胃内視鏡検査などを怠り、男性が死亡した事件だ。
 遺族が病院側を訴えた結果、「速やかに検査をしていれば死亡しなかった」と認定されたんだ。
佐藤 要するに「手を抜いていた」わけね!

山本 まだまだある。福岡県内の病院も、とんでもない医療事故を起こして大問題になった。
杉山 元美容師の男性が平成10年10月、健康診断のために入院し、血液検査を受けた。
 その時、検査技師が「注射ミス」で男性の左手首の神経を傷つけた。結果、男性は親指と中指が麻痺するなどの重い後遺症が残ったんだ。
山本 男性が病院側を訴えた裁判では、福岡地裁小倉支部に続いて、今年2月、福岡高裁でも病院側が敗訴。3250万円の賠償金を支払うことで決着した。
杉山 判決は「損傷を避けるための注意を怠った」「後遺症のため、両手指の繊細な動きが不可欠な美容師業に復帰することが困難である」と認定。賠償命令を厳しく下したんだ。
青木 おっかない病院があったもんだな!
杉山 国民の意識は、どんどん高まっている。病院の実態を厳しくチェックし、見極めている。
桃原 その通りだ。もはや「患者が病院を選ぶ」時代だ。患者の弱みにつけこんで、患者を票集めに利用しているような病院は見捨てられるだけだ。
山本 こんな病院は、選挙の時も監視すべきじゃないのか。
秋谷 いずれにしても、これは大問題だ。政治家も、もっと本気で取り組むべきじゃないのか。
 「病院の闇」に鋭くメスを入れるべきだ。

(2003.10.20. 聖教新聞)

 

<24>
出席者:秋谷会長、青木理事長、高柳婦人部長、中尾関西婦人部長、大内総神奈川婦人部長、迫本青年部長、井桁女子部長

青木 「女性の裁判官が増えている」とニュースで報道していた。
迫本 裁判官といえば男性の分野と思われていたが、最近では、女性の採用者が増えている。
井桁 今年、採用された裁判官も4割が女性。女性裁判官の割合は、これで過去最高の14%になったそうです。
秋谷 いよいよ「女性の時代」だ。
 女性は鋭い。細かいところに気がつくし、正義感が強い。これからは、もっともっと幅広い分野で、才能を発揮していくに違いない。
青木 我が創価学会も女性に支えられている。
 池田先生も「とくに男性のリーダーは、婦人部や女子部の方々を尊敬し、讃え、感謝していくべきである。決して、傲慢な姿があってはならない」と指導されている。
秋谷 これからの学会の重要なポイントだ。

高柳 婦人部の活躍に対しては、各界の識者も期待してくださっていますね。
大内 たとえば新潟大学の湯浅赳男名誉教授。学会の婦人部こそが日本社会を安定させる役割を果たしている≠ニ評価されていました。
高柳 こうも述べておられましたね。
 「『母は強し』である。創価学会の広範な宗教運動を支える母たちがいる限り、日本が庶民の幸福を犠牲にするような誤った道に向かうことは絶対に許さないだろう」と明言されていました。
秋谷 至言だ。まったく正しい。鋭い見方だ。
井桁 昨年、学会の展示会に参加された、ある県知事夫人も、こう言われていました。
 学会の女性たちは、時代の先駆を切っていると改めて認識しました≠ニ絶賛されていた。
青木 まさに学会の女性こそ「時代の先駆者」だ。平和の旗手である。
 「創価の女性の世紀」の太陽が、いよいよ本格的に昇り始めた感があるね。

大内 政治の世界でも、やっと「女性の時代」が近づいているわね(笑)。最近は、どの党も女性議員が増えている。
井桁 公明党も女性議員が多くなりましたね。
高柳 今は、地方議員を含めて全体の4分の1以上が女性議員よ。
井桁 女性議員の奮闘で、公明党は大きく変わりました。女性の視点から、どんどん政策を実現していますね。
高柳 朝日新聞社の雑誌も紹介していたけど、今、注目の「女性専用外来」。あの設置も公明党が大きく推進した実績よ。
井桁 この「女性専用外来」というのは、女性特有の病気などに女性の医師が対応するものです。全国各地で数多く設置され、大変な評判です。
中尾 病院によって多少の違いはあるけど、とにかく、じっくり患者の話を聞いてくれる。これが特徴ね。
井桁 たとえば、めまいや関節痛など女性特有の症状は、原因を突き止めるのに時間がかかる。
 実際に、女性の患者が思う存分、女性医師に話すことで、約6割の人が、体調が改善するといいます。
大内 それに「ストーカー規正法」も、公明党が強力に推進した法律ね。
青木 大事な問題だ。本当に凶悪な事件が多くなっているからな。
秋谷 実際に、犯罪抑止に効果が表れているという話だ。
迫本 この法律ができてからは、取り締まりも強化され、警察がストーカーに「警告」ができるようになった。
 警告を受けた人間の96%がストーカー行為をやめたという話だ。
秋谷 大変な効果だ。一事が万事。政治の力は大きいんだ。
中尾 ほかにも公明党は「子育て支援」の政策など、女性の視点に立った政策を次々と実現しているわね。
秋谷 そうした実績もあって、公明党は女性の支持率が高い。
中尾 そうなんですよ。「公明党支持の女性」は、どの世論調査を見ても「公明党支持の男性」よりも多い(笑)。

迫本 その一方で、女性の支持率が低いことで悩んでいる党もあるようだな(笑)。
大内 「われわれはなぜ女性にモテないのか」なんていうリポートまで、大真面目に出していたりね(大笑)。
井桁 女性の支持率が、男性の支持率の半分しかない政党もあるとか。
中尾 そんなに低い党があるの?
 それじゃあ、どう格好つけたってダメね(笑)。
大内 「実際に何を実現したのか」「何が実現できるのか」。女性は事実、その現実を鋭く見ているものです。
 女性が評価するのは理屈じゃない。現実です。実績ですよ。
井桁 有名な大学教授もイメージでなく政策で説得する力がなければ女性の支持は得られない≠ニ明言していましたね。
高柳 そういえば誰かが言っていたわね。
 「口先だけのパフォーマンスじゃ、女性のハートはつかめない」ってね(大笑)。
秋谷 「政党も、政治家も、もっと女性を尊敬すべきだ」ということだ。女性から支持されない政党、政治家は信用できない。日本の政治を任せることなんて到底、できないということだ。
中尾 当たり前ですよ!
青木 女性から支持されているか否か。これが政党、政治家の力量を評価するポイントだ。焦点だ。
 我々支持者は、この点を厳しく見ていかなければならないな。
迫本 ともかく公明党は、日本の政治を変えるような戦いをしてもらいたい。議員や家族も率先して、支持者が誇りをもって語れるよう、戦ってもらいたい。
 新時代を、つくってもらいたい。

(2003.10.21. 聖教新聞)

 

<25>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、高柳婦人部長、杉山男子部長

西口 日顕のドス黒い妬みから起こった宗門事件も、今年で、はや13年。学会は大勝利。日顕は最高裁で2度も断罪。宗門も次々と裁判で負け続き。勝負は完全に決着した。
山本 今や日顕の頼みの綱は、あの極悪ペテン師の山崎正友だけ(大笑)。あまりに厳しい姿だ。
西口 山崎といえば、あの凶悪な3億円恐喝事件だ。
山本 あいつは刑事裁判で50回以上もウソつき≠ニ糾弾された揚げ句に「懲役3年」の実刑判決を受けた。
 ところが山崎のやつ、その事実を、いまだにゴマかそうとしている。
杉山 その通りだ。
 最近も日顕宗の機関紙で「今になって、当時の真相を明らかにする資料や証人も出てきましたので、私は近い将来、この事件の再審請求を行うつもりです」なんて大見得を切っていた(大笑)。
西口 山崎のやつ、恐喝という犯罪の過去を隠したい一心で、必死だな(大笑)。
杉山 それに、あいつは今、10数件もの裁判を抱えている。一生涯、裁判地獄の人生だ。
 その最近の裁判でも再審請求の証拠を集めている≠ネんて、ボソボソ言っていたようだ(大笑)。
高柳 本当に哀れなウソつきね(大笑)。
杉山 その時に裁判を傍聴していた人も言っていた。
 「山崎が『再審、再審』と言い出した途端、みな必死に笑いを堪えていた」とゲラゲラ笑っていた(爆笑)。
青木 まったくだ。何が「近い将来」だ。
 山崎のやつが「再審請求」云々なんて言い出したのは、平成5年に刑務所を出た直後からじゃないか。
秋谷 あれから10年も経つのに、いまだに影も形もない(爆笑)。

山本 山崎のやつが、どれほど見栄っ張りで、虚勢を張ってきたか。ちょっと確認してみよう。
 刑務所から出所した直後の平成5年11月、政治家の集まりで「再審請求の準備をしている」と言い出した。これが初めだ。ちょうど10年前だ。
杉山 平成6年に自分で出した本の中にもすでに再審請求を準備中≠ネんて書いていた。
西口 平成7年3月、日顕宗の機関紙で「はめられた冤罪事件」「弁護団とも相談の上、再審請求の準備を着々と整えている」なんて書いていたな。
高柳 ずいぶん準備に時間が、かかるわね(笑)。
杉山 それに平成9年12月27日、東京都足立区での脱会者どもの集会でも、こう言っていた。
 「私は罪を犯したという自覚は、まったくございません。今、再審請求のために、資料を集めて鋭意、準備中でございます」(爆笑)
山本 平成12年1月14日には、「野田」という偽名で、あるホームページに投稿していた。
 そこで何と「山崎正友氏は、創価学会に仕掛けられた恐喝罪を『冤罪』と主張しており、その言動は一貫しています」と自画自賛していた(爆笑)。
杉山 ところが後で山崎本人の自筆の原稿が出てきて自作自演のサル芝居がバレた(笑)。
青木 バカバカしい。
西口 だいたい、何が「言動は一致しています」だ。
 あいつが一貫しているのは「ペテンの言動」「大ウソの言動」だけだろ(大笑)。
秋谷 「再審請求する、する」と騒ぎながら、いっこうに出さない。
 これじゃあ「オオカミ少年」より程度が悪い(笑)。
西口 本当に冤罪だというんだったら、裁判官に文句を言え! 再審請求だろうが何だろうが、さっさと起こせばいいじゃないか(大笑)。

山本 いや、再審請求なんか出したって、裁判所が相手にするわけがない。
杉山 その通りだ。山崎のたわごとについて、札幌高検検事長だった石井春水氏は、こう一蹴している。
 「山崎は、再審を準備中だと言っているそうですが、第1審の東京地裁では、75回の公判を重ねる慎重な審理の結果、山崎の数多くの虚構の弁解、虚偽の証拠が、客観的な証拠や証言によって厳しく断罪されました。
 そして、東京高裁も最高裁でも同様の結論が下されたのであり、それらが覆るような事情はまったくありません。
 したがって、山崎が何と言おうと再審が認められる余地はまったく皆無と言えます」と断言していた。
西口 当たり前だ。
高柳 だいたい「恐喝は、なかった」のだったら、刑務所に行く必要なんかなかったじゃないの(爆笑)。
青木 まったくだな。
杉山 それに、再審請求は服役中にもできるんだ。それもやっていない。意思表示すらしていない。
山本 とにかく、一刻も早く刑務所から出たい一心で、必死に模範囚≠演じていたのは、山崎、お前じゃないか。自分の本に、ハッキリそう書いてあったぞ(笑)。
高柳 結局、10年経っても、ただの一度も再審を出さない。出せない。
 それ自体が「恐喝事件は、あった」という何よりの証拠よ(爆笑)。
杉山 そもそも有罪判決に対して「再審請求」が認められるケースは「証拠の偽造」が裁判で証明された時などに限られる。
 まず、滅多なことでは認められない。
西口 恐喝事件の裁判で、さんざん証拠の偽造、変造を繰り返していたのは、山崎じゃないか(爆笑)。
杉山 それで第1審(昭和60年3月26日)も、第2審(昭和63年12月20日)も、山崎を断罪。
 平成3年1月22日には、最高裁が山崎の上告を却下。「懲役3年」の実刑が確定して、刑務所送りになった。
 これが真実だ。山崎が何と喚こうが騒ごうが、ピクリとも動かない事実だよ(大笑)。

(2003.10.22. 聖教新聞)

 

<26>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、高柳婦人部長、杉山男子部長

山本 そもそも山崎正友のやつは、昭和50年当時にあくどい「土地転がし」でアブク銭の大金を手にした。
 その味が忘れられずに、勝手に素人商売に手を出して失敗。案の定、45億円もの負債を抱えて倒産した。
西口 それで追いつめられた揚げ句、宗門を利用し、何の関係もない学会を恐喝して逮捕されたんだ。
青木 当時は、日顕も山崎は提婆達多よりも悪いやつだ≠ニ、さんざん罵っていたな(笑)。
山本 狂った山崎は「ミサイルを2、3発ぶち込む」「恐喝だって何だっていい」「刑務所に入ったっていい」などと、暴力団まがいのセリフで脅してきた。
秋谷 当然のことだが、山崎の借金など、学会とは一切、何の関係もない。
 これは恐喝事件の裁判の判決でも明確に認定されている。もちろん山崎のバカげた要求に応じる必要など、本来は全くなかった。
青木 だが、当時は第1次の宗門事件が、いつ拡大するか、分からない時だった。追いつめられた山崎は、学会から金を脅し取ろうと宗門を利用し、週刊誌を使い、ありとあらゆる手口で狂奔した。
山本 宗門中枢に食い込んで坊主を操ると同時に、学会をも脅し、操ろうとしたんだ。
秋谷 それで結局、最高責任者であった北条会長が山崎の要求を受け入れた。
青木 その時(昭和55年4月)池田先生は中国に行かれていて、このことを、ご存じなかった。後で北条会長から報告を受けた。
秋谷 北条会長は毎日のように、山崎につきまとわれていたんだ。
青木 夫人の北条弘子さんも言っていた。
 「山崎は頻繁に自宅に来ました。
 いつも真夜中にやってきて、本当に嫌でした。
 主人は『山崎は学会を乗っ取ろうとしている。あんな悪いやつはいない』と怒っていました」と証言していたな。
 それに「主人は、しょっちゅう『山崎は本当に悪い男だ』と吐き捨てるように言って、憤っていました」とも証言している。

山本 結局、昭和55年に学会は、山崎を恐喝で刑事告訴した。すると臆病者の山崎は、逮捕が怖くて震え上がった。逃げ回った(笑)。
西口 逃げを打つために、週刊誌にも必死でデマ手記を出しまくっていた。告訴はデッチ上げ≠ネどと、さんざん騒いでいたな。
杉山 当時の『週刊文春』のデマ手記だけを取っても、山崎は「覆面」で14回、実名で19回にわたってウソ八百を並べ立てた。
 全部、学会や捜査当局の動きを撹乱するためだった。
青木 薄汚いやつ! 卑劣なやつだ!
山本 昨年も、山崎に騙され、利用された文藝春秋の元幹部が、山崎の正体を知って語っていた。
 「取材もせず(山崎の)原稿を載せたということは、よくなかったことは分かっています」
 「前々から言っている通り、私個人としては、名誉会長及び関係者の皆さまに、おわびします」と語っていた。
青木 ともかく山崎というやつは、手当たり次第、あっちでもこっちでもウソをつかないと気がすまない男だ(笑)。
杉山 裁判でも山崎は会社は、自分が勝手に経営したのではない。実質的な経営者は学会だ≠ネんてしゃあしゃあと大ウソを並べ立てた。だが、法廷でウソは通じない。ことごとく破綻、断罪された。
 「恐喝事件で懲役3年」の歴史は永遠に刻まれたんだ。
西口 後に検事総長になった伊藤栄樹氏も、司法修習生への講演で「法曹の在り方として、依頼主を恐喝するなど言語道断」と激怒していたそうだ。
青木 有名な話だ。
杉山 事件から20年も経つが、山崎の悪事は法曹界でも、いまだに語り草だ。
 法律書で有名な有斐閣(ゆうひかく)の解説書にも「悪徳弁護士の実態」の代表例として、山崎が大きく扱われている。
高柳 へぇーっ、そうだったの。
杉山 その本は、こう断じている。
 「弁護士であったYは自身が経営する会社の資金を調達するために顧問先の秘密を暴露すると脅し恐喝罪で逮捕された」。「Y」とは、もちろん、山崎のことだ(笑)。
青木 バッサリだな(笑)。
西口 20年経った今でも「代表例」だ。日本の法曹史上でも空前絶後のペテン師というわけだ(大笑)。
杉山 その本には、山崎の悪事を例に引きながら「悪徳弁護士が増えれば、市民の弁護士ばなれを助長する」と警鐘を鳴らしている。
青木 山崎よ、お前のことだよ(笑)。
秋谷 まったく正論だ。法を守るべき弁護士が、あくどい背信行為を行う。警官が泥棒をするようなものだ。これじゃあ弁護士不信はおろか、みな法律不信になる。
青木 依頼されたことを忠実にやるのが弁護士だ。ところが頼みもしないことを勝手にやる。
 勝手に会社を作って、勝手に倒産する。
 揚げ句の果てに、その責任も借金も依頼主に押しつけようとした。冗談じゃない!
西口 まったく狂気の沙汰だ。

青木 その山崎が今ごろ「恐喝は冤罪」なんて言ったって、誰も騙せない。現に騒いでいるのは山崎一人じゃないか(大笑)。
山本 恐喝事件の裁判の判決文を見れば一目瞭然だ。
 「公判では幾多の虚構の弁解を作出し、虚偽の証拠を提出するなど、全く反省の態度が見られない」
 「弁護士の守秘義務に背き、背信性がきわめて強い犯罪である」等と一刀両断じゃないか。
西口 さらに「本件は犯情が悪く、被告人(=山崎)の罪責は重大」
 「偶々手許にあった証拠物を利用して虚構の弁解を作出している上、被告人の供述には全く虚構と認められるところが多い」とまで断罪している。
杉山 そのほか判決文では「信用できない」「信用し難い」等と山崎を50回以上もウソつき≠ニ糾弾している。
高柳 全部、厳然たる国家の判定です。まさしく山崎こそ「裁判所公認のウソつき」ね。
山本 この判決文も「判例時報」という代表的な判決文を納めた本に収録されている。
杉山 それだけじゃない。
 東京地裁で判決が下った昭和60年3月26日、読売、朝日、毎日の3大紙をはじめ、新聞各紙が、その日の夕刊で大々的に報じた。こうした記録も、当然、永久に残っていく。
山本 朝日新聞には「山崎、険しい表情」との見出しで、こう書かれていた。
 「午前10時すぎ。開廷と同時に吉丸裁判長が主文を早口で言い渡した。『懲役3年に処する』。『わかりましたか』と問いかけられた山崎は、小さな声で『はい』とだけ答えた」
 「けわしい表情で被告人席に戻ると、正面の壁の上方をぶ然とした顔で見つめたまま、理由の朗読に聴き入った。ももの上に組んだ両手の親指を、時々いら立たしそうにこすり合わせた」とある。
青木 山崎よ、思い出したか?(爆笑)
杉山 その後、昭和63年の東京高裁、平成3年の最高裁は、すべて東京地裁判決を支持。山崎の悪あがきも空しく(笑)、懲役3年の判決が完全に確定した。
山本 それで刑務所に行ったんだよな、山崎(爆笑)。
青木 山崎が、どう騒ごうが喚こうが関係ない。あいつの悪事は未来永劫に刻まれていくんだ。
杉山 山崎は希代の極悪ペテン師として、後世に末永く、晒し者になっていく。永久に「晒し者」だ。
西口 悪党ほど、自分の卑しい過去を消したがるものだ。山崎を見れば、よく分かる(大笑)。
山本 山崎は、いまだに必死で恐喝事件を隠そうとしているが、そうはいかない。もう誰も騙されない。ただの「恥の上塗り」だ(笑)。
青木 「恐喝は冤罪」なんて騒ぎ回れば回るほど、大きな墓穴を掘っていく。それも分からない(大笑)。
西口 とことん無様なやつ、醜いやつだ。日顕も、とんだ疫病神に取りつかれたもんだ。宗門も当然、おしまいだ(爆笑)。

(2003.10.23. 聖教新聞)

 

<27>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、高柳婦人部長、杉山男子部長

青木 この座談会は、あっちこっちで注目を集めている。学会員以外の読者の方はもちろん、政界、マスコミ界の関係者も、よく読んでいるという話だ。
西口 そういえば共同通信の配信記事(17日)にも、この座談会のことが出ていたな。
山本 そう、そうだった。「学会の政治参加は民主主義の模範」。衆院が解散された10日付で、公明党支援の正当性を訴える記事を掲載した≠ニ書いていた。
杉山 学会はエンジン全開宣言≠ネんて言ってもいた(笑)。
秋谷 学会は日蓮大聖人の仏法を信奉し、弘めている団体だ。平和にも、文化にも、教育にも「エンジン全開」。もちろん選挙が近づけば、政治にも「エンジン全開」だ。それが国民の権利であり、義務だからだ。
青木 まあ社会には、いろんな見方があるもんだね(大笑)。
西口 宗教が政治に関わる。これは当然の権利だ。いや、むしろ宗教者の責務、義務だ。そうでないと政治家が腐敗する。傲慢になる。
 歴史的に見ても、政治参加は、宗教者の崇高な使命じゃないか。
山本 世界では常識中の常識だよ。
秋谷 こんな「当たり前」のことが、当たり前でない。一生懸命やると変に勘ぐる。これが今の日本の貧しい現状だ。
 だから何度も何度も言わなくちゃいけないんだ。そうじゃないと、いつまでたっても日本は遅れたままだ。「無認識」のままだ。
青木 私の友人の大学教授も言っていた。
 「まったく、情けない日本だ。どれほど学会の前進が日本の民主主義の最先端であり、偉大であるかという証拠だ」と鋭く見抜いていたな。

高柳 それにしても、ほかの宗教団体は、いったい何をやっているんですかね?
山本 それも、さっきの共同通信の記事に書いてあったよ。
 立正佼成会は、昔は大勢の自民党候補を推薦していたが、今は激減。今は「民主党に軸足が移りつつある」そうだ。
杉山 一時は12万人もの自民党員を抱えていた仏所護念会は「今は自民党費を凍結中。宗教活動に力が入っていい」なんて言っているそうだ(笑)。
青木 なんだ? 「宗教活動に力が入っていい」って。
 今まで、何やってたんだ?(爆笑)
杉山 それに新宗連(新日本宗教団体連合会)は「(政治に)今は腰が引けている」と幹部が語っているそうだ。
 そう記事に書いてあった。
山本 まあ、そうなっちゃうのも分かるよ。
 何しろ、この十数年間で、どれほどの宗教団体が信者を減らしているか。
杉山 宗教年鑑(14版)によると、平成元年と比べてみても、霊友会は約147万人の減。立正佼成会は約66万人の減。仏所護念会は約42万人の減。PL教団は約94万人の減だ。
青木 あわせて約350万人も減っちゃったのか!
山本 学会は、日本はもちろん、SGI(創価学会インタナショナル)も世界186カ国・地域に大発展だ。
 まさしく「妙法独(ひと)り繁昌(はんじょう)せん」との御聖訓通りの、威風堂々たる姿だ。
杉山 落ち目の宗教団体といえば、東京都内で、どっかの宗教団体の信者がグループをつくってコソコソ動き回っているらしいな。
西口 私も聞いたよ。何でも自民党のポスターが張ってあるところを回ってお宅は公明党に入れませんよね≠ニか何とか触れて回っているという話じゃないか。
杉山 公明党のポスターに悪質な落書きをしているやつらもいる。
山本 何とか選挙の邪魔をしようと、コソコソ、ウロウロ、動いているわけだ。
高柳 陰険な連中ね!
青木 大学時代の私の友人が笑っていた。
 「あんな、みっともない、ドブネズミみたいなマネをして。自分たちこそ政教一致じゃないか」と呆れていた(大笑)。
西口 宗教の正邪ではかなわない。政治参加でも、かなわない。
 それで今度は、チョロチョロと嫌がらせか(爆笑)。
高柳 要するに「嫉妬」ね(笑)。日顕と同じね(大笑)。

山本 しかし、もう国会は解散したんだ。事実上の選挙戦に突入したんだ。
 そんなマネが許されるのか?
杉山 いや、家を回って「あそこには入れるな」などと触れ回る――これは明確に公職選挙法違反だ。
西口 そうだ。公職選挙法の第138条には「投票を得しめない」――つまり投票させない目的で行動することは許されない。
青木 とにかく選挙を汚す、卑怯、卑劣なマネは、断じて許されない。
 我々も、国民として、違法行為を働いている連中は、容赦なく警察に突き出す。
杉山 「どこの」「誰が」「何をやったか」。すべて明確にする。写真も、ビデオも撮って、公表しようじゃないか。
西口 もちろん、我々は、そんなドブネズミどもの嫌がらせなんか、歯牙にもかけない。むしろ「そうか」と、力が出る(笑)。
山本 まったくだ。やろうじゃないか。徹底的に攻勢に出ようじゃないか!
秋谷 どこの宗教団体が邪魔をしているのか。ハッキリさせないといけない。
青木 とにかく一つ何かあれば、十倍、百倍にして打ち返す。たとえ小さなことであれ、卑劣なマネは許さない。それが「学会精神」だ。
高柳 それが民主主義の社会を守ることです。婦人部も断固、戦いますよ!

(2003.10.24. 聖教新聞)

 

<28>
出席者:秋谷会長、青木理事長、熊谷中国長、政森中国婦人部長、井口中国青年部長、塩出中国男子部長

青木 それにしても、中国方面の友が、意気軒高だ。堂々たる前進だ。
秋谷 中国は立派に人材の陣列が整ってきた。「勝利また勝利」の人材城だ。中国の新時代が始まっている。
青木 公明党も連戦連勝だ。
 9月28日に行われた統一外地方選でも、山口県橘町が、過去最高得票で20年ぶりの議席回復を成し遂げた。
秋谷 大変なことだ。衆院選を前に、有権者の期待が、いよいよ高まっている。その明確な証拠だ。

井口 一方で、あの共産党は中国地方でも「惨敗また惨敗」だ。
 ちょっと調べてみたんだが、今年の統一地方選で、大敗北。共産党は前回(平成11年)と比べると11万票も減らした。
政森 一挙に35%もの票が減った計算ね。
塩出 参院選(比例)に至っては、中国方面では、平成10年は41万票だった。それが平成13年には21万票に大激減。47%も票を減らした。文字通りの「半減」だ。
青木 普通の政党だったら、党首の首が飛んでも、おかしくないな(爆笑)。
熊谷 とにかく、あそこは「魅力がない」「若者がいない」。
 宗教弾圧の政党は必ず衰亡する――その実例だ。
秋谷 有権者の目は厳しい。ハッキリと数字に表れる。
 今回の選挙は、その傾向が一段と進むと言われている。当然のことだ。

青木 中国は、堕落の坊主どもにも完全勝利したな。
井口 とくに中国大布教区の大支院長だった青山聴瑩。下劣な女性問題でクビになった。
熊谷 青山は昨年、夕刊紙で獣じみた行状がスッパ抜かれた。
塩出 自分の寺の女性信徒を8年間も陵辱し抜いていた。その女性の証言が大々的に報道されたんだ。
青木 口に出すのも汚らわしい事件だったな。
熊谷 夕刊紙の記事によれば、青山は女房が病弱だ∞世話をしてほしい≠セのと理由をつけて、この女性信徒を寺で働かせるように仕向けた。
 そしてある日、自分が住みついている庫裏に女性を呼び出して襲いかかった。
井口 それ以降、青山は「ご奉公、ご奉公ですよ」と言って、女性信徒を辱め続けた。8年間も、だ。そういう証言が世に出た。
政森 汚らわしい! それが中国の大支院長よ。
青木 この下劣な事件の発覚で、日本中、あっちもこっちも猛烈な非難が起こったな!
塩出 この青山の下劣ぶりについては、日顕宗の機関紙すらも、何一つ反論ができなかった。それどころか今年の元日付で事実を認めていた。
熊谷 今年の元日といえば、日顕が、あのシアトル事件について学会の捏造だ≠ネんて言い出した。
 誰も聞いちゃいないのに言い訳をはじめた日じゃないか(爆笑)。
秋谷 法主がニセモノで狂っているから、部下の坊主も、おかしくなる(爆笑)。
青木 とにかく日顕宗の坊主は、無用の長物どころか、宗教的にも社会的にも何一つ役に立たない。そのくせ、下劣な欲にかけてはケタ外れだ。存在自体が社会の害悪だ。
 だからこそ、徹底して責め抜くことだ。それが世の中のためだ。
熊谷 だいたい、何が捏造≠セ。日顕本人が「シアトルでやったこと」は、第1審(東京地裁)で厳然と認定されている。これは判決文という公式の文書に永久に残っている。
青木 しかも、第2審で日顕側が裁判を取り下げたんじゃないか(爆笑)。
井口 1400万円もの裁判費用も日顕側が全額、負担した。
熊谷 その通りだ。裁判を続ければよかったじゃないか! 悲鳴を上げて逃げ出したのは、日顕よ、貴様だろうが!
秋谷 まったくだ。勝負はハッキリしている。日顕の大敗北だ。

塩出 とにかく、青山は中国大支院長と寺の住職をクビになった。無任所坊主として、惨めに大石寺に強制送還された。
熊谷 宗門で一、二を争うといわれた7億円の豪邸から、一挙に大石寺境内の三間の平屋に押し込まれた。
青木 何でも最近は、あのカラスだらけの奉安堂にトボトボ出入りしているようじゃないか。
政森 それだけで気持ち悪い。まともな女性なら大石寺なんか近寄れないわね(大笑)。
井口 青山といえば、嫉妬に狂った日顕が、大恩ある学会の破門≠決めた平成3年10月の坊主の集まりで、真っ先に学会を切れ、切れ≠ニギャーギャー言い放った極悪坊主だ。
熊谷 とんだサル芝居だったな。これも日顕とグルでやったんだ。
青木 何が切れ≠セ!
 10年たって切られたのは、青山のクビだった(爆笑)。
秋谷 「還著於本人」との経文の通りだ。仏意仏勅の学会を切ろうとした仏罰だ。厳しい限りだ。
熊谷 日顕なんか青山以上の仏罰だ。
 シアトル裁判は大敗北。日本中の一般紙で報道された。最高裁でも悪辣なデマが原因で2回も断罪。日顕が代表役員を務める宗門も2度、断罪されている。もうズタズタだ。
青木 尋常の神経の持ち主なら、とっくに土下座して辞めている。
塩出 もう日顕は、まともに外も歩けない。生き地獄だ。完全に大聖人から破門された証拠だ。厳然たる証拠だ。

政森 女性がらみの下劣な事件といったら、あの共産党も歯止めが全然かからないわねえ(笑)。
井口 何しろ、あの「党のナンバー4」とまで言われた元参議院議員の筆坂秀世まで「セクハラ事件」で議員辞職だ。
熊谷 事件は今年の6月に発覚した。
 退潮傾向の共産党が、ソフトなイメージを出そう出そうと必死の矢先の事件だったな。
青木 筆坂は酒の集まりで、女性にセクハラ行為をした。それがバレて議員辞職に追い込まれた。
塩出 国会議員のセクハラ辞職は、実に1948年以来のことで「史上二人目」という話だ。歴史に残る大汚名だ。
青木 それにしても、国民から見ると、真相が全然、分からない事件だったな、あれも。
井口 その通りだ。それもこれも共産党が、事件の詳しい内容をひた隠しにしたからだ。マスコミも共産党の「秘密主義」「密室主義」に非難囂々だった。
政森 とにかく「暗い」「怖い」「陰険」「無責任」。底が知れないわね、あそこは。
井口 その後も、共産党はフラフラだった。完全に迷走を続けた。
 7月2日には筆坂事件≠ナ追い込まれた志位委員長が飲酒禁止を党内に徹底する≠ニ発言した。もともと党内には、飲酒を禁止する「内規」があった。筆坂は、そのルールを破った≠ニ大見得を切ったんだ。
熊谷 ところが、今度は共産党は外で酒も飲めない政党なのか≠ニ「禁酒令」への非難が起こった。
 その2日後に志位君が突然、飲酒禁止令は勘違いだった∞そういう内部文書はなかった≠ネんて無様に撤回した(大笑)。
青木 セクハラ行為を酒のせいにする。ていのいい「すり替え」「ごまかし」だと、これまたマスコミで騒がれたな。
井口 ところが、その4日後には共産党広報部が、またまた再訂正。
 内部文書は存在する≠ニ言い出した(爆笑)。
熊谷 よくもまあ、こんな短期間で、言うことがクルクル変わるもんだ。
秋谷 問題は「公党のナンバー4の辞職の真相」という重大事件だ。それを酒を飲むだの飲まないだの(笑)。国民が聞きたいのは、そんなことじゃない。
塩出 だいたい筆坂事件≠ェ発覚した後も、共産党の女性がらみの事件は後を絶たない。9月にも、東京都練馬区で共産党員が「強制わいせつ事件」を起こしたばっかりだ。
熊谷 せっかく新しい党本部を建てたのに、肝心の党自体はグラグラ傾く一方だな(爆笑)。

(2003.10.25. 聖教新聞)

 

<29>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西村関東長、平川関東婦人部長、迫本青年部長、本橋総埼玉青年部長

青木 この座談会では「デマビラなどで選挙を汚す卑劣な輩が出たら刑事告発すべきだ」と、たびたび訴えてきた。
 さっそく、そういう狂った連中が出てきたな。
西村 その通りだ。埼玉のほうで、宗教弾圧の卑劣な謀略一派が、正体をあらわした。
迫本 今月中旬、埼玉県の上尾市等で学会を中傷するデマビラが撒かれた。
 内容は、事実無根のウソ八百。学会は24日、ただちに「名誉毀損罪」で埼玉県警上尾警察署に刑事告訴を申し立て、厳重な処罰を求めた。
西村 当然だ。団体や個人を陥れるために、名誉毀損のウソ八百を書き立てたビラをバラ撒く。これは、犯罪行為だ。
本橋 有罪になれば「3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金」になる犯罪だ。刑法230条に明確にある。
西村 当たり前のことだが、ビラを作った者、ビラを配った者、それらを支持した者、いずれも「共同正犯」といって、有罪になれば同じ刑罰が科されることになる。
迫本 上尾市で配布されたほか、川越市でも撒かれたそうだ。
青木 卑劣な連中だな! そうやって、まるで埼玉全県でバラ撒いているかのように、見せかけようとしたんだろう。まさにドブネズミのような連中だ。
本橋 そのほか、ビラが撒かれたのは、桶川市、鴻巣市など上尾の周辺でも撒かれている。
平川 上尾、桶川、鴻巣市といえば、どれも今回の衆院選で埼玉6区(=上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町、吹上町)に当たる地域です。埼玉6区からは公明党の若松かねしげ氏が、立候補を予定しています。
 埼玉では前回の衆院選の時も、悪質なデマビラが大量に撒かれて、学会が刑事告訴しましたね。
秋谷 選挙の時期を狙って、公明党の支持団体である学会を中傷するビラを撒く。
 選挙狙いの嫌がらせ、ドス黒い意図が、見え透いているじゃないか。

迫本 しかも埼玉でバラ撒かれたビラが、もう1種類あった。公明党を中傷するデマビラだ。それも28日の、衆議院選挙の公示の前という時期に、だ。
本橋 内容は、日顕宗の機関紙の記事が張り付けられたものだ。
迫本 公明党は24日、公職選挙法の「虚偽事項公表罪」で刑事告発の申し立てを行った。
本橋 当然のことだが、公職選挙法に違反すれば、場合によっては警察に逮捕、勾留される。
 有罪になれば「4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金」だ。
平川 これも重大な犯罪行為ね!
西村 とにかく選挙が近づいてくると「妬み」と「嫌がらせ」でデマで攻撃する卑劣な輩が出てくる。
青木 警察は厳重に対処してもらいたい。我々は、どこまでも厳しい処罰を求める。
 もちろん、今後も同様の事件が起こったら、どんどん法的手段に訴えていく。

平川 ところで「ビラ」というのは、もともと、どういう意味なんですか?
迫本 英語の「bill」(=紙幣、紙切れ)が訛ったものと言われている。あるいは日本語の「ひら(=片、枚)」が転じたとも言われ、また「びらびら」という言葉から派生したとも言われています。
秋谷 いずれにしても、宣伝用の紙、チラシという意味だ。
青木 デマを書いたり、撒き散らすためのものじゃないよ。
西村 ビラといえば、これまで日顕宗もデマビラで断罪されているな。
迫本 そうそう。大阪の平等寺の近山智秀! 前回の総選挙の直前に、檀徒と共謀して、公明党を中傷するデマビラを大量にバラ撒いた。
西村 卑劣なやつだ。最低の坊主だよ。
青木 あの事件でも公明党が提訴。1審の大阪地裁堺支部に続いて本年7月、大阪高裁も近山と檀徒に損害賠償60万円の支払いを命じる判決を下した。
迫本 近山は最高裁への上告を断念。近山と檀徒の完全敗訴が確定している。
本橋 この裁判の過程で明らかになったことだが、近山は寺の集まりで、問題のビラの束を叩きながら選挙の公示の前に配れ≠ニ言い放っていたというんだ。
平川 完全に選挙狙いじゃないの!
迫本 当然ながら、近山のドス黒い邪悪な謀略は、裁判所から鋭く見抜かれた。
 判決でも「近山の指示あるいは指導のもと、本件ビラ配布行為を行った」とバッサリと断罪。近山の主導による組織的犯行≠ニ明確に認定したんだ。
本橋 それだけじゃない。裁判所は、ビラを撒いた目的についても「選挙狙い」だったとハッキリと認定。
 「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」
 「極めて悪意に満ちたもの」と厳然と判決で断定している。
平川 厳しい判決ですね! しかし、当然ですね。
 結局、日顕宗の極悪の正体が、また暴かれたわけね。
西村 だいたい選挙のたびごとに、事実無根のデマの中傷ビラを撒く。
 それ自体が狂っている証拠だ。異常極まる。

秋谷 日顕一派が選挙狙いのビラで断罪されたのは、まだある。
 本年2月にも日顕一派がバラ撒いた違法ビラが原因で、日顕が代表役員を務める宗門が断罪されたじゃないか。
本橋 その通りです。東京地裁は本年2月26日、ビラを作成、配布した檀徒のみならず、日顕が最高責任者を務める宗門の責任まで明確に認定。
 宗門にも檀徒と連帯して100万円の賠償命令が厳しく下っている。
迫本 ビラを配った檀徒と日顕本人の結託の根深さも、この裁判では厳しく追及された。
 その結果、日顕本人が檀徒のデマ機関紙を、大々的に宣伝していたことやたくさん取れ≠ニ命令していたこと。
 自分でも、わざわざ駄文を寄稿していたことなどが、判決で明確に認定された。
本橋 それで裁判所はビラ配布は、日顕宗の活動に密接に関連する行為∞日顕宗の事業の執行として行われた≠ニ厳しく断罪したんだ。
平川 ということは、今後も、日顕一派の檀徒らが、違法ビラをバラ撒いたら、日顕や、日顕が責任者を務める宗門の責任まで厳しく追及されることもある。そういうわけね。
迫本 その通りです。しかも、こういう悪質なことが重なれば、更に罰が重くなっていく。
青木 ともかく選挙狙いのデマビラ配布は、違法行為だ。厳しく処罰される。
 今後も、デマビラをバラ撒く連中は、見つけ次第、容赦なく厳しく対処していく。

西村 埼玉といえば、日顕宗の檀徒幹部とつるんでいる国会議員もいるな。
迫本 その檀徒というのは、夕刊紙で「4400万円脱税『時効』の怪」との見出しで報じられた男だ。
 このことで、この檀徒は新聞社を名誉毀損で訴えていたが、あえなく敗訴。
 今年の9月に、最高裁で名誉毀損ではない≠ニする判決が確定したんだ。
本橋 その結果について、毎日新聞も、こう報道していた。
 「(裁判所は、この男が)父親から相続した未納の税金を滞納し、時効により約4400万円の支払いが免除された事実を認定して『不正行為の疑惑を抱かれても仕方ない状況で、記事は名誉毀損に当たらない』と請求を棄却した」とあった。
迫本 そんな檀徒と国会議員が挨拶回り≠オているところが、あっちこっちで目撃されている。
平川 日顕一派といえば、デマビラや何やかやで、さんざん断罪されてきた反社会的な邪教団じゃないの。
 その日顕一派と結託する。完全に「政治家失格」ですよ!
西村 当然、埼玉の有権者も厳しく見ているよ。
 ともあれ埼玉の同志は、愚劣、卑怯の輩は断じて許さない。「鉄桶の団結」で必ず打ち破っていく。
青木 「関東は一つ」だ。東京も「埼玉と一体」で前進する。
 「正義の勝利」の金字塔を、厳然と打ち立てようじゃないか!

(2003.10.26. 聖教新聞)

 

<30>
出席者:秋谷会長、青木理事長、正木総東京長、高柳婦人部長、杉山男子部長、弓谷東京男子部長

正木 最近、大石寺では、信者が全然集まらないもんだから、ホームレスの人まで呼び寄せている。そういう話がある。
杉山 そうなんです。地元の富士宮で有名なホームレスの人が富士宮の駅の近くで「法華講登山」のワッペンをして歩いていた。
 ところが、その人は法華講でも何でもない。そこで知人が聞くと「弁当もらえるから来い」と言われて大石寺に行った≠ニいうんだ。
青木 そんなことまで、やっているのか(笑)。
秋谷 これが日顕宗の実態だ。宗門が衰亡している象徴じゃないか。
弓谷 寄りつかないのは信者だけじゃない。所化小僧も、どんどん大石寺を飛び出している。
正木 大石寺といえば「所化いじめの総本山」なんて言われている。あれじゃあ人格が歪むのも当たり前だ。
弓谷 実際に「万引」「窃盗」「暴力」などの事件が多発して、地元市民も激怒している。
杉山 所化の親すら大石寺にいてもダメになるだけだ≠ニ、なるべく子どもを下山させたがっている。そういう話をよく聞く。
青木 信者は来ない。暴力、いじめで若い所化は苦しむ。それもこれも、全部、日顕の責任だ。
秋谷 所化小僧というのは、本来、宗門の将来を担う存在だ。それが全然、育たない。育てられない。それどころか、どんどん逃げていく。荒れている。
 それ自体、もう宗門には「未来がない」という証拠だ。

青木 ところで、東京の北区で、公明党に対する悪質な事件があったな。
杉山 公明新聞にも出ていた。東京都北区で10月21日午後、公明党の演説会を告知するポスターが、悪辣な嫌がらせで、傷つけられた。
正木 悪質な事件なので、公明党の東京都本部は23日、警視庁王子署に刑事告訴の申し立てをした。
青木 当然だな。
杉山 関係者によれば、東京都北区内で、公明党のポスターが鋭利な刃物のようなもので切り裂かれていたという。
 また「赤いスプレー」を吹き付けられたポスターもあったというんだ。
高柳 ひどい!
 こういうのは、完全な犯罪行為になるんじゃないですか。
杉山 その通りです。
 他人の所有物を無断で傷つければ「器物損壊罪」に問われる。
 有罪になれば「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料に処する」だ。刑法261条に明確に記されている。
正木 それにしても、悪いやつがいるんだな。これは、間違いなく、選挙狙いの悪質な嫌がらせだ。
杉山 だから、党の告訴状には「犯行の態様は極めて悪質」「執拗であり、極めて悪質」「犯情は極めて卑劣かつ悪質」とある。
 そのうえで「厳正な捜査」「厳重なる処罰」を求めている。
正木 当たり前だ。選挙は、国民の大切な権利だ。その権利を妨害する者は、警察はもちろんのこと、われわれ有権者も厳重に監視していかねばならない。
秋谷 これからも、こういう悪質な輩を見つけたら、公明党も厳しく対応してもらいたい。
 法的手段を含め、厳重に対処してもらいたい。

青木 とにかく、選挙の時期になると、選挙狙いの悪辣な謀略、宗教弾圧の陰謀が、あっちこっちで正体を現す。
 国政選挙でいえば、一昨年7月の参議院選挙の時も、そうだったじゃないか。
杉山 その通りです。共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が、日顕の「シアトル事件」に絡んだデマ事件で大騒ぎした一件なんか、最たる例だ。
弓谷 もともと、このデマ事件は平成7年、日顕宗が機関紙の号外などで学会がアメリカ連邦政府のコンピューターにデマ情報を埋め込んだ♂]々と大騒ぎしたのが始まりだ。
青木 事実無根の悪辣なデマだったから当然、学会は日顕と宗門を相手取って名誉毀損で訴えた。
高柳 当然、これもまた学会が勝訴したんでしたね。
杉山 東京地裁が昨年2月、日顕宗に対して400万円の損害賠償を命令。本年2月には東京高裁が、日顕個人の責任まで認定し、日顕と宗門に対して400万円の賠償を命令。
 そして本年9月には最高裁で判決が確定している。
弓谷 ところが、このデマに絡んで大騒ぎしたのが、共産党だった。
杉山 一昨年2月の「赤旗」は学会に近い人物が証拠を捏造した可能性がある≠ネんて報じたんだ。
正木 日顕宗の言い分に一方的に肩入れして、デマで騒いだわけだ。
弓谷 しかも尋常な記事の扱いじゃない。「赤旗」は、1面トップでデカデカと騒いだんだ。
杉山 その後も「赤旗」は同年6月29日、7月1日、3日付と3回も、この問題で騒いだ。
正木 さっきも話が出たが、この年の7月下旬には参院選があった。誰が見たって、選挙狙いの動きじゃないか。
青木 このデマ事件も「日顕一派が騒いだデマは事実無根」と、最高裁でハッキリしたんだ。
 だったら「赤旗」は当然、判決結果を報道すべきじゃないか。「裏付けも取らずに、インチキな記事を載せました。申し訳ありませんでした」と学会に謝罪すべきじゃないか。
杉山 当然のことだ。社会の常識だ。「赤旗」は謝罪したのか? してないじゃないか。
弓谷 1面トップで報道しておきながら、日顕宗の敗訴が最高裁で確定したことすら一行も報じない。完全に「ほうかぶり」だ。
青木 学会に対してはもちろんのこと、いい加減な記事を読まされた読者にも謝罪すべきだろう。それが礼儀だろう。それを何だ! 編集者としての最低の責任も取らない。無責任というか、インチキというか、とにかく宗教弾圧のためなら、手段を選ばない。
秋谷 だから肝心の選挙で大惨敗したんだ(爆笑)。
正木 しかし「赤旗」も落ちぶれたものだな。今や日顕宗の御用聞き≠ゥ(大笑)。
青木 結局、日顕宗と共産党が、いかに奥深く結託しているか、だ。「シッポ丸出し」だ。
秋谷 日顕と日共(日本共産党)が結託か(爆笑)。
高柳 信者に見捨てられた日顕宗と、選挙のたびに票を減らして、有権者が逃げていく共産党。「お似合いのカップル」じゃないの(爆笑)。
青木 それにしても、かりにも公党だろう。それが、他党の支持団体を攻撃するために、反社会的な事件で断罪続きの宗教団体と結託する。
弓谷 これこそ政教一体の宗教弾圧≠セ。
青木 完全に化けの皮が剥がれたな(大笑)。

(2003.10.27. 聖教新聞)