< 仏法基調の平和と文化と教育 >

21世紀の展望を語る

第3部


 51  52  53  54  55  56  57  58  59  60

 

<51>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、三井婦人部書記長、杉山男子部長、弓谷東京男子部長

杉山 前回は、悪名高い、日本の叙勲制度が話題になった。
原田 国会議員が国民の税金を使って仕事をさせてもらっているのに、そのうえ税金で勲章までもらう。こんなバカげた話はない。
 勲章を贈るなら、本当に国民のため、人道貢献に尽くした、無名の庶民に贈るべきだ。政治家に叙勲など必要ない。これが国民の声だ。そういう結論だったな。

青木 日本はともあれ、海外から日本人が勲章を受けることは、世界の平和と文化への貢献に対するものだ。これは日本の誉れだ。日本を宣揚する壮挙だ。
原田 その通りだ。かつてアメリカのデンバー大学のナンダ副総長も、こう語っていた。
 過去の経緯から、日本に必ずしも好意を抱いてこなかった国や都市から栄誉を受ける。これは大きく注目されるべきだ≠ニ指摘していた。
秋谷 日本の政治家が、国民の税金で作られた勲章をもらうなんていうのとは次元が違う。これは多くの識者が、みな一致するところだ。
青木 「そういう立派な日本人が、増えてもらいたい。また日本のマスコミは、そういう人物を、もっと宣揚すべきだ。日本の政治家が、勲章を受けた時以上に、大きく報道すべきじゃないのか」
 私の知る学識者も、そう強く主張していたな。

杉山 議員の特権といえば、もう一つ、悪名高い「在職25年への永年勤続表彰」がある。
弓谷 25年、国会議員をやった人間に、「月30万円の特別交通費」と「肖像画の製作費100万円」が与えられる制度だった。
三井 やっと最近になって、公明党の取り組みで「廃止」になりましたね。
秋谷 国民をバカにしきった、まるで貴族のような特権だった。廃止など当然も当然だ。
青木 「今まで何をやってたんだ!」と怒っていた有権者もいたな。
原田 これまで公明党では、衆院議員だった渡部一郎氏が肖像画を辞退している。
杉山 表彰そのものを辞退したのは、衆院議員だった市川雄一氏と参議院の鶴岡洋氏、草川昭三氏。この3人が辞退した。
三井 それでこそ公明党の議員ですよ。
弓谷 あの共産党なんか、ドンドンもらっているのに、な。

原田 勲章といえば、偽物だか本物だか分からないが、ずいぶん偉そうに、後生大事に抱え込んでいるやつもいたな。
青木 あの竹入がもらったやつなんか、本当の勲章かな(大笑)。
秋谷 それにしても、我々にとっても恥を晒すようなものだけれども、学歴詐称までやって、勲章を受けたということは、残念至極だ。
杉山 竹入という男は、本当は小学校卒なのに「旧制中学卒業」「陸軍航空士官学校出身」と大ウソをついていた。
弓谷 竹入は議員時代、党に提出した履歴書などに「旧制高千穂中学卒」「陸軍航空士官学校修了」と明確に書いていた。
杉山 「旧制高千穂中学校卒」にしたって、竹入の名前は卒業生名簿に、まったくない。
 どの卒業生に聞いても竹入なんか誰も知らない。
青木 つまり、竹入は何十年も二重に学歴を詐称していたわけだ。
 我々は本当に騙された。
 竹入は党を裏切り、支持者を裏切り、国民を裏切ったんだ。
弓谷 公人の学歴詐称は重大な問題だ。
 特に政治家の場合、公職選挙法の「虚偽事項公表罪」にあたる。
原田 今年の2月にも、秋田の県議が、学歴詐称が発覚して辞職した。実際には大学「中退」のところを「卒業」とウソをついていた。
杉山 97年にも東京・世田谷区議会の議長の学歴詐称が発覚。議長を辞職した。
弓谷 95年には東京・大田区の区議に学歴詐称が発覚。裁判で敗訴して「当選無効」「失職」となった。
原田 94年にも、学歴詐称が発覚して裁判で有罪になり、失職した参院議員がいた。
杉山 もちろん海外でも、学歴詐称は重大な社会問題だ。
 「毎日新聞」に出ていたが、最近では、アメリカの大手コンピューター・ソフトウエア会社の最高財務責任者が、経営学修士の経歴がウソだとバレて退社した。
弓谷 香港トップの電信会社の会長が、アメリカのスタンフォード大を中退していたのに、卒業と偽っていたことが発覚。株価が急落したこともあった。

杉山 欧米では、政治家や起業家の経歴詐称は、有権者や株主、消費者に対する「背信行為」とされる。
 日本の公職選挙法が経歴詐称した候補者に対して禁固または罰金刑を定めているのも、同じ考えに基づいている≠ニ「毎日新聞」にもあった。
秋谷 まったく、その通りだ。議員の学歴詐称は、重大な支持者への「背信行為」「裏切り」だ。断じて許されないことだ。
杉山 評論家の高崎隆治氏も「学歴詐称のサギ師≠フ勲一等は、この国にとっても前代未聞の大不祥事」
 「もし一片の良心があるなら、彼は即刻勲章を返上すべきである。それが彼になし得る人間としての唯一の贖罪(=罪を償うこと)である」と厳しく糾弾している。
弓谷 しかも竹入は自分が学歴詐称していただけじゃない。
 女房も経歴詐称、息子の大学医学部への不正入学疑惑まであった。
杉山 そのほか竹入には、京都府知事選をめぐる2000万円収賄疑惑、佐川急便からの6億円献金疑惑、数々の女性問題等々、多くの疑惑、不祥事があった。
原田 悪いことは、できないものだ。結局、その後、自分の財団の資金運用のためにアルゼンチン国債に手を出したあげく大失敗。5億円もの資金が泡と消えた。
秋谷 党を永久追放されたのも当然のことだ。
原田 とにかく、竹入といい、竜といい、みな惨めな敗北、敗残の姿を晒し始めている。
 だからこそ公明党は、腐敗、堕落の忘恩の議員とは断固として戦え! 支持者に言われる前に、党が真剣にやれ! 「生命がけで」やれ!
青木 そうでないと、竹入のような堕落、忘恩の輩が出る。
 学会は、もう二度と、支持者への裏切りなど許さない!

(2003.11.20. 聖教新聞)

 

<52>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山男子部長

山本 あのデマ雑誌の『週刊新潮』だが、最近、ますます評判が悪くなっているな。
西口 何と言っても、裁判で「1年間に19回も断罪」「総額6000万円以上もの賠償金を命令」された会社だ。
 普通の会社だったら、とっくの昔に倒産ものだ。
青木 だが往生際の悪いぶん「捏造雑誌」「断罪雑誌」の悪名は、日本全国に知れ渡っている。読者だって、どんどん離れていっているようじゃないか。
杉山 実際、『週刊新潮』の部数は減っている。
 日本ABC協会の調べによると『週刊新潮』は、昨年上期の販売部数は56万5千部だった。ところが、本年上期は48万7千部。1年間で8万部も減ってしまった。
山本 裁判も負けっ放し。部数も大激減。まさに踏んだり蹴ったりだ。
杉山 それで、裁判所にケンカを売ったり、同じ敗訴仲間≠フ日顕宗の提灯持ちをやったり(笑)。
秋谷 相も変わらず、いい加減な記事を書いて、あっちこっちに「八つ当たり」している(大笑)。
三井 バカバカしい。あれだけ「ウソも書き放題」「人権侵害も、やりたい放題」でやってきた。その当然の報いじゃないの! 全部「自業自得」じゃないの。
西口 追い詰められた負け犬が、キャンキャン喚き散らし、ますます醜態を晒している。これじゃあ「醜喚新潮」だ(爆笑)。
杉山 新潮社というところが、どれだけ狂っているか。異常か。同志社大学の浅野健一教授も、こう語っている。
 「謝罪広告命令を含めて次々と厳しい判決が出ているにもかかわらず、新潮社では何の処分も行われないどころか、まるでそれが勲章でもあるかのように、当事者たちは社内の階段を順調に上り続けている。
 一般企業なら考えられない話で、ここに新潮社の社会に対する特異な姿勢が表れている」と痛烈に批判している。

西口 どう見たって「まともな会社」じゃないということだ。だから、法廷で続々と厳しく断罪され、白日の下にさらされている。社長本人まで賠償命令を受けているじゃないか。
杉山 新潮社の写真週刊誌『フォーカス』(現在は事実上廃刊)の人権侵害記事が昨年2月、大阪地裁で断罪された事件だ。
 判決は『フォーカス』の編集長だけでなく、新潮社の佐藤隆信社長個人にも損害賠償を命令。2審の大阪高裁も同年11月、この判決を支持している。
三井 決め手になったのは、新潮社の前科≠ナしたね。
杉山 そうです。裁判所は、これまでにも新潮が、数々の「人権侵害」や「違法行為」を重ねてきたことを認定。それにもかかわらず、社長がデマ記事の乱造を放置していた事実を重く見て、断罪したんだ。
秋谷 「商法」に基づく「取締役の監督責任」を認定した判決だ。これは、日本のマスコミによる名誉毀損事件では初めてのことだ。
青木 民法や刑法じゃなくて、商法で訴えたんだ。訴えた側の弁護士も頭がいいね(笑)。
杉山 判決では佐藤社長を、こう断罪している。
 「(新潮社の雑誌による)違法行為が反復されており、被告会社としても法務局等から各種の勧告を受けていたことは前記認定のとおりであるから、被告会社の代表取締役としては‥‥違法行為の続発を防止することができる社内体制を構築・整備する義務があったものというべきである」と糾弾している。
西口 重大な判決だ。
三井 もし新潮社が今後、同じようなデマ記事を出したら、ますます社長個人の責任が厳しく問われることになるわけね。

秋谷 司法の判断だけじゃない。今や社会全体の意識が、大きく変わってきている。
 市民の間にも「悪辣なデマ報道は、絶対に許さない」という断固たる意志が、どんどん広がっている。
杉山 その通りだ。元読売新聞編集委員の山本栄一氏も、こう語っている。
 「(新潮のデマが裁判で負け続けているのは)書かれた市民が泣き寝入りせず、人権の尊さを主張するようになったことの表れととらえたい」
 「これまで『週刊新潮』のような一部の悪質マスコミは、『表現の自由』の名をかりて、『なにを書いても書き得、読者からの反発は黙殺』とたかをくくっていた。
 だが市民側の人権意識の昂揚、法曹界の名誉毀損事犯への関心の高まりなどにより、『もはや黙視すまい。正義は必ず勝つ』という自信が強まった」と喝破している。
三井 特に女性は鋭い。あんなウソ八百の雑誌なんか、見向きもしませんよ。みんな心底、毛嫌いしていますよ。
山本 私の近所の婦人も、大笑いしながら言っていた。
 「ウソつきは泥棒の始まり≠諱Bウソつきが書いたものなんか読んでたら、ウソつきが、うつっちゃうじゃないの」と切り捨てていた(笑)。
三井 だいたい『週刊新潮』といえば、あの完全に時代遅れの女性蔑視=B封建時代じゃあるまいし、いまどき、あんなのが売れるわけないわよ。
杉山 『週刊新潮』の編集部次長だった、ジャーナリストの亀井淳氏も指摘している。
 「(『週刊新潮』は)女とみればバッシングするかセクハラ≠したがる」と証言している。
青木 おぞましい。陰険、陰湿! 「女性の敵」だ。
杉山 一昨年6月に沖縄で起きた米軍兵による女性暴行事件でも、『週刊新潮』の記事が大問題になった。
 新潮は、この事件を4回も記事にして、被害女性のプライバシーを暴き立てた。その揚げ句、何と暴行された側にも落ち度があった≠ネどと書き立てたんだ。
西口 重大な被害に傷つき、苦しむ一女性を、ゲラゲラあざ笑う。「言論の暴力」で追い打ちをかける。この卑劣! この狂気! いっぺん病院で診てもらったらどうだ?
杉山 この一件では、当然『週刊新潮』に抗議が殺到。沖縄弁護士会も史上初といわれる「勧告書」を新潮に突きつけた。
 「一方的に被害者の落ち度を言い立てたり、あら探しをしようとするもの」「悪意に満ちた侮辱的内容で、名誉や人格権を明白に侵害している」等と厳しく糾弾した。
三井 もし自分や家族が、こんな残酷なことをされたら、どうなるか。人間として、血も涙もない。この事件だけじゃない。『週刊新潮』は、こういう「言論の暴力」を、何十年も平気で繰り返してきたじゃないの。

杉山 要するに暗い。記者や編集者の根が暗いんだ。底知れない異常性がある。ストーカーじみた変態性がある。当然、若者から見向きもされない。全く相手にもされていない。
 日本雑誌協会のデータを見ても、『週刊新潮』の読者の約8割が、40歳以上の中高年世代に集中している。
秋谷 青年は鋭い批判力を持っている。『週刊新潮』のデマなど、一発で見抜いている。
 そもそも、このインターネット時代にデマ週刊誌なんか、古すぎる(笑)。
山本 沖縄大学名誉教授の大嶺哲雄氏が、こう語っている。
 「『週刊新潮』のような雑誌があっても、若者が読んでいないのは、まだましだ。あのようなものに毒された人間が大人になったら、どんな社会になるかと思うとゾッとする」と切り捨てていた。
三井 まったくよ。百害どころか千害、万害あって一利なし≠諱B頭が腐っちゃうわよ(大笑)。
青木 社会に害毒を流すデマ雑誌は、読まない。買わない。先進国では常識だ。
西口 裁判では何十回も敗訴。ついに社長個人まで断罪。賠償金も史上最高額を更新。女性から忌み嫌われる。若者からは見向きもされない。部数は大激減。これが事実だ。
青木 新潮が何を、どう八つ当たりしようが、この「事実」が消せるわけもない。消しようがない。
 負け犬が半狂乱になって、喚けば喚くほど、ますます恥を晒し、バカにされ、底なし沼に沈んでいくだけだ(大笑)。

(2003.11.21. 聖教新聞)

 

<53>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山男子部長

青木 それにしても、惨めな老醜を晒しきっている極悪ペテン師の山崎正友! あいつは、さんざん愚劣千万なウソを並べ立ててきた。
西口 山崎のやつは、自分が起こした凶悪な恐喝事件の裁判でも、法廷で50回もウソをついた≠ニ断罪された。
山本 山崎は口を開けばウソをつく。あまりに多くのウソをつくもんだから、自分でも、どんなウソをついたか分からなくなる。自語相違して自分の首を縛る羽目になる。この病気≠ヘ一生、治らない(笑)。
青木 日顕と同じだな。日顕も法廷で断罪された大ウソつきだ。二人は本当にソックリだ(笑)。
杉山 山崎のウソの典型中の典型が、かつての不倫相手の夫から訴えられた「不倫裁判」だ。
西口 最高裁から断罪され、300万円の賠償命令を痛烈に命じられた。下劣極まる事件だった。
山本 九州に住む男性が山崎を訴えた裁判だ。山崎は、この男性の夫人を、さんざん弄び、多額の金を騙し取ったあげく、冷酷に捨て去った。
杉山 事情を知った男性は、不倫関係によって生じた精神的苦痛に対する慰謝料を求め、山崎を提訴したんだ。
三井 当たり前よ! 自分の立場をいいことに女性のスキに付け入って、他人の家庭をメチャクチャにする。底なしの大悪人よ!

山本 裁判では、山崎のおぞましい金狂い、女狂いの実態が次々と暴かれた。
杉山 山崎が女性と出会ったのは昭和58年のことだ。
青木 あいつが恐喝事件で逮捕され、裁判をやっていたころだな。
山本 そんなときに山崎は、九州にいた女性を東京に呼び出し、強引に関係を迫った。
杉山 女性の証言によれば、山崎は彼女を東京に呼び出したとき、超高級ホテルを予約していた。当然、女性は自分一人で泊まるものとばかり思っていた。
 ところが山崎は無理矢理、一緒に部屋まで入ってきたというんだ。
三井 恐ろしい男!
山本 そして、あいつは「このホテルをとるのに、俺は5万円も出した」などといって、女性を汚らわしい毒牙にかけた。
青木 まったく空恐ろしいな。
杉山 その後も山崎は、この女性を執拗に求めたうえに、毎月20万以上の金をせびった。
山本 女性と山崎との関係は、山崎が恐喝事件で断罪され、収監される平成3年まで、約8年間も続いた。
三井 まるで地獄のような日々ね。
山本 月によっては50万から80万の金を巻き上げることもあったようだ。
杉山 結局、山崎は女性から合計2千数百万円もの大金を巻き上げたんだ。
西口 最初から「金目当て」だったんじゃないか。
秋谷 山崎の悪事の目的は、全部が全部、金だ。最後は必ず、そこの行き着く。
杉山 しかも山崎は女性に対して「いずれ2倍、3倍にして返す」「今から何億円と儲かる話をしに人に会いに行く。そしたら、借りた金は全額返す」「今度、まっとうな仕事ができるから、1億円ぐらいすぐ稼ぐ」「老後は一緒に暮らそう」などと、あの手この手を使って金をせびりまくった。
三井 何が「老後は一緒に暮らそう」よ。気持ち悪いったら、ありゃしない(大笑)。
山本 その一方で山崎は「金を用意できなかったら、あんたとは疎遠にならざるをえない」「貸してくれなかったら縁を切る」と脅しつけた。
青木 自分より弱い立場の人間には邪悪な牙をむき、とことん付け込む。利用する。それが山崎の悪魔の手口だ。

杉山 山崎は裁判のなかで当時、自分には20代のモデルと短大生の二人の女性がいた。だから取りたてて、自分からこの女性と関係を結ぶ必然性はなかった≠ネどと下劣な言い訳をしていた。
青木 「女に苦労してないんだから、自分から不倫関係を結ぶわけがない」と言いたいわけか。
山本 ところが山崎は別の裁判でこの女性とつき合っていたとき、他に女性はいなかった≠ニハッキリ証言していた(大笑)。
杉山 法廷で、この矛盾を指摘されるや、山崎は大慌てで「東京という都会の中で、風俗の中で知り合った人たち」「それは関係というほどのものではない」「何回か付き合いがあったけど、別れるときも何となく別れてしまった」なんて不様に取り繕っていた(爆笑)。
青木 あいつの典型的な二枚舌、三枚舌だ(笑)。
秋谷 山崎という男は、しゃべればしゃべるほど、最後は自分の舌と舌が、こんがらがって自滅する(爆笑)。
西口 「私は異常な女狂いでした」と自分で証明しているだけだ(大笑)。
三井 本当にバカの中のバカね、山崎って(笑)。
杉山 結局、山崎は、この不倫関係の女性から大金を巻き上げる一方で、親子ほども年の違う若い女性たちと毎回、1万円か1万5000円の金を使って遊んでいたことがわかった。
青木 聞くにたえない。畜生にも劣る最低の所業だな。
西口 こんなやつが日顕の相承の証明役だよ。
 まったくバカバカしい限りだ(大笑)。

杉山 さらに山崎のウソは法廷で次々と暴露された。
 あいつは当初から一貫して「夫婦は当時、別居し、完全に夫婦関係が破綻していた。だから不倫ではない」と主張していた。
山本 ところが訴えた男性は、この女性を受取人として「生命保険」に加入していたことが判明。
 さらに男性の「給与支払明細書」や、夫婦が仲良く写っている写真などから、山崎の主張は完璧に崩された。
杉山 それどころか山崎は、女性と連絡を取るときに「電話を2回鳴らしてから再度かけ直す」などのサインを決めていたんだ。
 これも本人が法廷でハッキリ証言している。
秋谷 夫婦関係が破綻しているというなら、わざわざ秘密めいた連絡方法を使う必要なんかないじゃないか。
三井 その通りよ。堂々と連絡を取ればいいじゃないの。
青木 山崎のやつ、またもや自分で墓穴を掘ったわけか(大笑)。
山本 この点は判決でも触れられている。裁判の決定的な証拠になったからだ。
西口 自分で断罪の決定打を打つ。
 これまた山崎の真骨頂だ(爆笑)。

(2003.11.22. 聖教新聞)

 

<54>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山男子部長

青木 衆院選で躍進した公明党は、その後の地方選挙でも、すべて完勝している。
杉山 今月16日にあった埼玉県の桶川市議選でも、公明党は見事、3人全員が当選した。
秋谷 堂々たる勝利だ。埼玉の前進を、全国の同志が喝采している。
杉山 同じ日にあった、栃木県大田原市、群馬県安中市の市議選、栃木県藤岡町議選でも、公明党は「過去最高得票」で大勝利。
 東京都奥多摩町議選でも、定数減の激戦を勝ち飾った。
西口 本当に、すごいことだ。全部、支持者のお陰だ。公明党の議員、家族、党の職員は、この大恩を断じて忘れてはならない。

秋谷 創価学会創立記念日の「11・18」は、今年も日本晴れだった。
 我らの大勝利を諸天も祝福し、讃嘆している一日だった。
杉山 一方、陰々滅々の日顕宗は、今月20、21日の御大会(おたいえ)も、やっぱり雨が降った(笑)。
 参加者はトイレに行くにも、傘をさしながら列を作って、ずっと待たされていたそうだ。
青木 悲惨だな。御大会といえば、学会が参加していたころは、ずっと晴れていた。本当に晴れ晴れとした儀式だった。
山本 それが、嫉妬に狂った日顕が学会を切ってからは雨ばっかりだ。
三井 厳しい現証ね。日顕が本当に悪い男だという厳然たる証明よ。
青木 これだけ、お世話になった学会を、金儲けと妬みで突然、いっぺんの話し合いもなく、一方的に切った。永遠に残る日顕の大罪だ。恥だ。
西口 富士宮といえば、今回の衆院選で悪質な選挙違反も発覚したな。
杉山 静岡4区で出馬した候補が落選した。この候補の選対事務局長ら二人が、今月20日「買収」の容疑で逮捕されたんだ。
山本 日顕宗も応援していた候補だ。自分で大石寺の坊主に世話になっていると言っていた。
三井 まったく呆れるわね!
青木 何をやっても日顕宗は大失敗だな! 山崎正友と結託すると、本当に地獄に堕ちるな。

西口 前回、極悪ペテン師の山崎が、下劣な不倫裁判で不様に断罪された話が出た。
杉山 さらに山崎は裁判所に提出した陳述書で「私は、(不倫相手の)彼女の好意と愛情にこたえるべく最大の努力をして誠心誠意、つくしてきた」「こんな形でふみにじられて、何ともいえない気持ち」なんて、ヌケヌケと泣き言を並べていた。
三井 山崎にすれば、迫真の演技のつもりじゃないの(大笑)。
山本 ところが、だ。「誠心誠意、尽くしてきた」はずの山崎は、この女性に贈り物一つすらしていないことが、法廷で暴露されてしまった(爆笑)。
青木 バカなやつだ。私もいろいろな人間を見てきたが、山崎ほどドケチな人間はいないからな。
秋谷 あの男を知る人間は、みながみな、口を揃えて証言している。
杉山 山崎は、今や十数件もの裁判を抱えている。法廷でも「裁判にかかる費用は、ローン会社から借り入れてまかなっている」「借入額は相当にある」「貯えも資産もない」なんて金がない、金がない≠ニ裁判官に泣きついていた。
山本 「再就職もできない」なんて、みっともない愚痴も、こぼしていたようだ。
西口 70近くにもなって、自分で起こした裁判で借金まみれ。財産もナシ。働き口もナシ。誰からも信用されない大ウソつき。
 老醜の極みだな。

杉山 そのうえ山崎はこの不倫裁判は訴訟を利用した嫌がらせだ≠ネどと、こともあろうか学会に八つ当たりしてきた。
三井 バカバカしい。誰がどう見たって、ただの不倫事件じゃないの。学会と何の関係があるのよ。
青木 あいつは何でもかんでも学会の謀略≠ニ騒ぎ立てるんだ。自分が謀略ばっかり仕掛けてきたもので、何を見たって、そう見えるんだ(爆笑)。
山本 日顕も学会がアメリカ政府のコンピューターに虚偽の情報を埋め込んだ≠ネんてバカげたデマを流して、最高裁から断罪された。それと全く似ている。幼稚だ(大笑)。
杉山 さらに山崎は、自分が起こした恐喝事件まで「学会のデッチ上げ、陰謀」などと喚き立てている。
青木 バカバカしい。さんざん逃げ回って逮捕されたあげく、最高裁から懲役3年の実刑判決を喰らって刑務所にブチ込まれたのは、どこの誰だ。何が「陰謀」だ!
西口 だいたい恐喝がなかったというなら、再審請求という制度が、ちゃんとある。裁判所に堂々と訴えればいいじゃないか。
山本 まったく、その通りだ。
杉山 それを、あいつは「再審請求に踏み切れないのは、経済的事情と体力が大きな理由」なんてヌケヌケと言い放っている。
秋谷 またバカげたウソだ。そもそも山崎は自分で訴訟を乱発して、裁判地獄に喘いでいる。
 それだけ裁判を起こす金と体力があるなら、いくらでも再審請求できるじゃないか(大笑)。
三井 その通りよ。それでも再審請求しない最大の理由は「絶対勝てない」からよ(爆笑)。
杉山 結局、山崎は、この不倫事件の裁判で1審、2審と敗訴。最高裁でも厳しく断罪され、慰謝料300万円の支払が完全に確定した。
西口 70近くにもなって、みっともない。まさに「身から出たサビ」だな。

青木 今や極悪の正体が日本中に知れ渡り、誰からも相手にされなくなった。
 山崎に残された唯一の生きる道は「ニセ法主」のニセ相承を保証することぐらいなものだ(笑)。
杉山 そういえば山崎は、不倫裁判で出した陳述書のなかでも、何の関係もない日顕の相承に言及していたな。
三井 不倫問題の慰謝料の支払いを逃れるのに、何で坊主の相承が関係あるのよ。バカバカしい。
青木 山崎のやつ、日顕のデマ機関紙だけじゃなくて、自分の不倫事件の裁判でもニセ法主にゴマすりか(笑)。
西口 完全な末期症状だな。
三井 どうせなら日顕も出廷して、山崎と一緒に証言台に立ったらよかったのにね(爆笑)。

青木 かつて山崎と結託して、学会攻撃に狂奔したブラックジャーナリストの内藤某も、最後は山崎のことを「女と金だけしか頭にないやつ」と罵倒していたな。
山本 あの内藤が言うくらい、ひどいやつだったということだ(笑)。
秋谷 山崎が動くときは、必ず「金」か「女」がらみだ。
 不倫事件や、今回の日顕への相承保証≠フ一件を見れば、一目瞭然じゃないか。
青木 それでウソの上にウソを上塗りし、前のウソと後のウソが矛盾を露呈して、最後は自滅だ。もう、そういう姿になっている。
山本 山崎が、いかにウソを重ねようが結局、ウソの山が爆発して粉々に吹っ飛ぶ(大笑)。
杉山 フランスの文豪の言葉に「真実を大地に埋葬しても、真実はやがて芽を吹き、あらゆるものを吹き飛ばす」とある通りだ。
青木 もはや哲学的、科学的に証明された、山崎の惨敗パターンだ。
 いよいよ、これからが楽しみだ(爆笑)。

(2003.11.24. 聖教新聞)

 

<55>
出席者:秋谷会長、青木理事長、正木東京長、谷川副会長、三井婦人部書記長、杉山男子部長、弓谷東京男子部長

秋谷 池田先生のもと、わが創価学会は、73周年の「学会創立の日」を大勝利で迎えることができた。
 全国各地、未曾有の広宣流布の拡大を勝ち取った。
正木 本陣・東京の同志も、北区、足立区をはじめ、皆が大勝利した。明年の「創価完勝の年」へ、いよいよ意気軒高です。

青木 北区といえば、日顕宗きっての極悪坊主、石井信量がいたな。
谷川 その通りです。
 日顕宗には、極悪坊主が大勢いる。そのなかでも特に悪辣非道のクソ坊主が妙証寺(東京・北区)の石井のやつだ。
正木 以前、この座談会で取り上げたら「もっと石井の悪事、悪行を暴いてほしい」という投書があった。
杉山 最近も「地獄の相」をブラ下げて、寺の周りをうろついている。地元の人たちも不気味がっている。
青木 石井といえば日顕の第一の子分だからな。
秋谷 有名だ。日顕が京都の平安寺にいたことからの内弟子だ。
三井 東京でも関西でも有名ですね。あの「銭ゲバ」ぶりといい、「汚らわしい女性問題」といい、まさに「日顕直伝」じゃないの。
正木 石井は、大石寺の「金の出入り」を扱う管財室の担当を長年、やっていた。
 日顕の金庫番といわれていた坊主だ。
弓谷 石井は、この地位を利用して、さんざん「甘い汁」を吸ってきた。数々の「不正蓄財疑惑」が取り沙汰されてきたやつだ。結局、それで大石寺を追放≠ウれたと、宗内で言われている。
杉山 石井は以前、大石寺の蓮成坊にいたが、この蓮成坊も高価な調度品、骨董品をギッシリ貯め込んでいたことで有名だった。
弓谷 石井の親せきの人も平成元年当時、蓮成坊で数百万円単位の領収書を見た≠ニ証言しているよ。
谷川 よっぽど金が、ありあまっていたんだろう。平成6年には「温泉付きの別荘」を買っている。
 熱海の1等地に、女房との共同名義で、約200坪もある別荘を手に入れた。時価2億円は下らない別荘だ。
杉山 一昨年には東京・北区に、5億円もかけて妙証寺を建てた。別荘と寺だけでも7億円だ。
三井 どこから7億円もの大金が出てくるのよ!
青木 まったく不可解千万だ。

谷川 とにかく石井といえば金だ。あの並はずれた「金への執着」「ガメつさ」。正真正銘の金の亡者だ。
弓谷 そのくせ筋金入りのケチで有名だ。
杉山 その通りだ。日顕宗では宗内の坊主に毎年、寄付をさせているが、この石井は12年間連続で「寄付金ゼロ」だ。ビタ一文たりとも出していない。
三井 自分の別荘や寺のためには7億円も使っているくせにね。
秋谷 ところが日顕は何も言えない。
 石井が日顕の裏の裏まで知り尽くしているからだ。日顕の弱みを握り尽くしているからだ。坊主の間では、そう言われている。

弓谷 石井の「金の亡者」「銭ゲバ」ぶりは、地元でも有名だ。自分の寺でも、とにかく供養、供養。何につけても供養を搾り取る。
 法華講からも「最近、取り立てが厳しくなった」という不満の声が上がっているくらいだ。
杉山 それに、あの「女狂い」。化け物じみている。
 手当たり次第、女性に手を出す。揚げ句の果ては、モノ同然に冷たく捨て去る。
 蓮成坊にいたころも、女房に隠れて手当たり次第、不倫放題。女性信徒まで手をかけていた。
弓谷 東京の赤坂には、愛人と密会するための隠しマンションまで持っていた。
 ところが、不審に思った女房に踏み込まれて大騒ぎになった。
杉山 平成6年6月には、女性同伴で高級温泉旅館に泊まっていたことも発覚した。
青木 完全に病気≠セな!
弓谷 石井は、大石寺に来る前は佐賀県の寺にいたが、そのころから女遊びに夢中だったという話だ。
杉山 憂宗護法同盟の本によれば、わざわざ佐賀から特急電車に乗って、福岡の繁華街で遊び狂っていたようだ。
谷川 だいたい石井は、ずっと日顕と一緒だった坊主だからな。日顕の「遊び」「醜態」を、ずっと間近で見てきた。
 全部、日顕の直伝≠セろ。
青木 最近、石井は何やってんだ?
弓谷 寺に引きこもったまんまのようだ。寺の周りをウロウロしているだけだ。
杉山 夜暗くなってから、真っ黒い服を着て、自転車でウロついているという話もある。
弓谷 それに法華講の話によると「地獄ラーメン」とかいうラーメンが好物で、しょっちゅう食べに行っているそうだ。
青木 自分で地獄通い≠ゥ。
秋谷 いや、もう、とっくの昔に地獄に堕ちている(爆笑)。

(2003.11.25. 聖教新聞)

 

<56>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山男子部長

山本 愚劣なデマで、敗訴また敗訴の連続の新潮社。新聞等に報道されただけでも、この1年で19回もの断罪を受けている。
杉山 損害賠償金額の日本記録≠焉A新潮社が次々に更新し続けている。この1年での賠償総額も6000万円を超えた。
青木 先日も私の後輩の新聞記者が電話をかけてきた。マスコミ界の面汚しだ。もう出版社の看板を下ろしたらどうか≠ニ呆れ果てていた(笑)。
西口 そのうえ、いまだに続々と訴えを起こされている。今も十数件もの裁判を抱えているという話だな。
秋谷 「書けば書くほど、訴訟が増える出版社」か。それだけでも異常極まる。

青木 新潮社というと敗訴の話ばっかりだが、勝った裁判というのは、あるのかね。勝率≠ヘ、どれくらいなんだ?
杉山 調べてみました(笑)。この1年でマスコミ等に報じられた新潮勝訴≠ヘ、何と「たったの1件」だけだった。
青木 それじゃ「1勝19敗」か!
山本 実に「敗訴率95%」だ(爆笑)。
三井 新潮社が、どれほど常軌を逸した「違法集団」か。この一点を見ても、よく分かりますね!
杉山 それだけ裁判所が書き逃げを許さなくなってきた、ということだ。「朝日新聞」も、こう報道していた。
 メディアが被告となった主な民事裁判で、昨年判決のあった51件のうち、メディア側が敗れたのは35件。10年前は5割だった敗訴率は7割にあがった≠ニ報道していた。
西口 それに伴って賠償額も高額化傾向が続く≠ニ指摘していたな。
三井 その35件の断罪のうち、約4分の1が『週刊新潮』や『フォーカス』の敗訴。新潮社こそがマスコミ全体の敗訴率を上昇させている元凶ということね。

山本 新潮社が負けてばかりだから、ほかの週刊誌のイメージも地に落ちる一方だ。
 たとえ質の高いスクープを出したって見向きもされない。新潮社のせいで、ほかの雑誌も商売あがったりだ。
杉山 最近も元政治家が『週刊新潮』に名誉を毀損された≠ニいって怒っていたな。
 悪徳『週刊新潮』が賠償額の低さに味をしめて人権侵害と書き逃げを繰り返している
 記事は訴えられることを回避するための細工が随所にある。狡猾なやり口だ
 あらゆる方法で新潮社に責任を取らせる。自らの生命と全財産をかけて、この卑劣な反社会的集団新潮社との戦いを宣言する%凵Xと、インターネットのホームページに書いていた。
西口 社長の責任は重大だな。
秋谷 『週刊新潮』のような一部のデマ雑誌のせいで、市民のマスコミ不信は深まるばかりだ。今こそ言論人がデマの根絶に立ち上がるべきじゃないか。俗悪のデマ雑誌と戦って、マスコミへの信頼を回復するべきだ。

山本 その通りだ。だいたい、新潮社の雑誌のあの悪辣千万のデマ記事。「いつ」「どこで」「誰が」が全部デタラメじゃないか。
杉山 たとえば、あの熊本の医療法人を狙ったデマ記事事件。
 先月30日には東京高裁が新潮社の『フォーカス』(休刊)に、史上最高額となる1980万円の賠償金の支払いを命じた。
西口 平成12年5月に熊本県で発生した交通事故を、あたかも「保険金殺人」であるかのように書き殴ったデマ記事事件だったな。
山本 『フォーカス』は、執拗に12本のデマ記事を連載して、嫌がらせ同然の報道を陰湿に続けた。
杉山 東京高裁の裁判長は記事の資料となったデータ原稿の大部分が「伝聞」や「推測」に基づいている≠ニ厳しく糾弾。
 「真実でない記事が3ヵ月にわたって続き、(医療法人の)理事長の社会的評価の低下は相当に大きかった」として、問題となった12本の記事全部を「名誉毀損」と認定。
 1審判決よりも賠償額を増額した1980万円の賠償を命じたんだ。
山本 この記事を「後追い」する形で、同じデマを垂れ流した『週刊新潮』も、昨年12月に熊本地裁から賠償金990万円と謝罪広告命令を受けている。
青木 一つのデマ事件で合計3000万円もの賠償命令だ。
山本 この『週刊新潮』の記事も、得体の知れない「匿名」の看護婦が3人も出てきて、メチャクチャなコメントを並べている。
秋谷 学会に対する手口と、全く同じだ。ウソと作り話ばかりだ。
杉山 結局、法廷で新潮側は、それが誰なのかを一切、明らかにできなかった。
西口 そこで判決は看護婦3人が誰だか特定できていない∞看護婦であるかどうかすら、確認していない≠ニ斬って捨てたんだ。

青木 まさに「デマの典型」だ。
 あの「月刊ペン」事件のデマも「いつ」「どこで」「誰が」が全くデタラメ。卑劣千万の作り話だった。
山本 総会屋まがいの雑誌『月刊ペン』が事実無根のスキャンダルで学会を中傷した。裁判でも厳しく断罪された悪辣極まるデマだった。
杉山 あの裁判は刑事裁判だ。
 学会が告訴して編集長の隈部は逮捕。25日間の勾留の上、当時の名誉毀損罪として最高額の罰金刑が下った。
三井 編集長が名誉毀損で断罪された、マスコミ史上、類例のない事件でしたね。
山本 結局、隈部は学会側に謝罪文まで書いた。それほどインチキな内容の事件だった。
西口 ところが『週刊新潮』は当時、この事件にまつわる大ウソを何回も平気で書いた。すべて金もうけのためだった。
山本 しかも全部、裏には、あの凶悪な恐喝事件を起こした山崎正友がいた。
 どれほど『週刊新潮』が卑劣、愚劣か。
杉山 その山崎の陰謀も、法廷で全て暴かれ、完全に打ち砕かれた。
青木 被害者の一人で元国会議員の渡部通子氏も憤っていた。
 「内容といい、回数といい、一番悪質だったのが『週刊新潮』である。ところが、あれだけデタラメ放題、書いておきながら、『週刊新潮』は、私にも家族にも、ただの一度たりとも取材に来たことはない。こちらが抗議しても、何ら訂正もしなければ謝罪もなかった」と怒っていたな。
 私は、渡部氏の夫の大学時代の友人なので、よく事情は知っている。
秋谷 当然だ。もう、あの『週刊新潮』の、あくどいやり方も、日本中の人々が知るところだ。
 何しろ1年間に19回もの敗訴だ。狂気の沙汰だ。

山本 熊本の医療法人へのデマ事件では、社長個人の刑事責任も問われた。
杉山 本年7月、社長ら8人が東京地検に書類送検されている。
山本 後に医療法人側が告訴を取り下げたが、デマで他人の名誉を毀損するのは違法行為だ。
 有罪になれば「3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金」だ。刑法230条に明確にある。
青木 これほどの犯罪行為を野放しにしてきたんだ。社長の責任が問われるのも当然だ。

(2003.11.26. 聖教新聞)

 

<57>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山男子部長

西口 前回は新潮社への数々の断罪が話題になった。あの熊本県の医療法人を中傷したデマ事件では、今年の7月に社長が書類送検までされた話も出た(後に医療法人側が告訴取り下げ)。
 しかし、新潮が裁判で敗訴した例は、まだまだある。今も、十数件もの裁判を抱えている。
杉山 その通りだ。新潮社は、刑事被告人の法廷写真を無断で撮影、掲載した事件で、昨年11月、大阪高裁から440万円の賠償命令を受けている。この事件でも、社長個人の責任が明確に認定された。
山本 そうだ。判決で「被告会社の代表取締役としては‥‥違法行為の続発を防止することができる社内体制を構築・整備する義務があったものというべきである」と厳しく断罪されている。
杉山 この裁判の判決は、法律専門誌の『判例タイムズ』でも早速、取り上げられた。
 名誉毀損訴訟でマスコミの取締役に対する賠償請求が認容された事案は見あたらない。本判決は、この点で参考になる≠ニ明確に書いていた。
西口 それに新潮社は、あのオウム真理教にも謝罪したじゃないか。
山本 オウム真理教の関係者を中傷した記事で今年8月、130万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を命じられた。
杉山 東京地裁の判決は「調べれば容易に判明する誤りもあり、取材が極めてずさん。記事は真実ではない」と厳しく指摘している。
青木 まさしく記事はウソ!≠ニ認定されたわけだ。
西口 調べれば簡単に分かることすら調べない。確認しない。取材しない。まったく気楽な商売だよ。

杉山 新潮社の敗訴は、まだまだ氷山の一角だ。
 ほかにも宗教団体を中傷して200万円の賠償命令(昨年11月、東京地裁)。
 創価学会が北新宿で「地上げ」云々とのデマ報道で賠償金400万円と謝罪広告命令(同、最高裁)。
 女性を政治家の元愛人呼ばわりして150万円の賠償命令(本年3月、東京地裁)。
山本 NHK元部長を中傷して80万円の賠償命令(同、東京高裁)。
 女性失踪事件で無関係の男性を「疑惑の人」呼ばわりした裁判では、東京地裁(昨年12月)、東京高裁(本年5月28日)で、いずれも150万円の賠償命令が下された。
杉山 この高裁判決と全く同じ日に、薬害エイズ事件に絡む中傷報道でも300万円の賠償が命じられた。
青木 「1日に2つの裁判で負けた出版社」としても有名になったな(笑)。
杉山 ほかにも、国会議員(当時)の名誉を毀損して、東京地裁(6月)、東京高裁(今月)ともに100万円の賠償命令。同じ人物を中傷した別の事件でも100万円の賠償金の支払いが命じられている(7月、東京地裁)。
山本 さらに男性をテロリスト呼ばわりした事件で30万円の賠償命令(6月、同)。
 携帯電話販売会社と同社社長を中傷して660万円の賠償命令(7月、同)。
 プロ野球の元監督夫妻のプライバシーを侵害して330万円の賠償命令が下っている(8月、同)。
杉山 新潮社は賠償金の総額で言っても1年で6000万円を超えた。押しも押されもせぬ「日本一」だ(笑)。
三井 敗訴続き、裁判続きで新潮社は業績も悪化しているそうじゃないの。
杉山 その通りだ。信用調査会社等の調べによると新潮社の「業績傾向」は「減収・減益」。信用力も「下降ぎみ」だ。
 会社の格付けも、どんどん下がっている。
秋谷 どんな会社も信用第一だ。当然のことだ。

青木 その『週刊新潮』が最近、醜い「八つ当たり」で、下らない「連載」とやらを出しているようだな。
西口 勝手にデマを書いて、勝手に断罪されているくせに「八つ当たり」「負け惜しみ」。まったくバカなやつらだよ(笑)。
山本 何でも学会と宗門の裁判の勝敗≠ェどうのといっているようだが、出てくる数字自体がメチャクチャ。記事を読んだ弁護士が呆れ果てていたよ(笑)。
杉山 バカバカしい。そもそも、創価学会が宗門を提訴した裁判は、全部が全部、学会の勝利だよ。完全勝訴だ。ちょっと裁判記録を調べれば、すぐに分かることだ。
秋谷 その通りだ。学会が原告として当事者になった裁判は、ただの一度も負けていない。全くの「無敗」だ。
青木 宗門が学会を陥れようとして訴えた裁判も、全部、学会側が勝っている。
西口 あのシアトル裁判だって、宗門は訴訟費用の1400万円全額を支払って、尻尾を巻いて訴えを取り下げてきた。学会はビタ一文たりとも払っていないよ。
杉山 結局、記事のどこを読んでも、全く数字の根拠が分からない。何の事件なのかすら怪しい。
青木 どうせ日顕宗の坊主と手を組んでやってる記事だろ。今や坊主の手下、手先、提灯持ち。落ちるところまで落ちたということだ(大笑)。
杉山 それに、用語の使い方も全くインチキだ。たとえば、あの狂言訴訟事件。記事ではウソつき夫婦の訴訟は「棄却」された♂]々とあった。
西口 あれは「棄却」じゃなくて「『訴権の濫用』で却下」だろ。本当に調べたのか? 確認は、したのか? 裏付けを取ったのか?
青木 いや、怪しいもんだ。
秋谷 それで、いつも裁判で負けているんだ(大笑)。
西口 だいたい、他人の裁判を云々する前に、まず自分たちの「連戦連敗」ぶりを特集したらどうなんだ?(笑)
山本 弁護士に聞いたらこの記事を書いたやつは、裁判の「イロハ」の「イ」も分かってない。まともな訓練を受けたジャーナリストの記事じゃない≠ニゲラゲラ笑っていたな(笑)。
杉山 とにかく、新潮社は、この1年で「1勝19敗」「敗訴率95%」。
 これは「いつ」「どこで」「誰が」が全部揃った揺るがぬ事実だ。
西口 一度、見出しをデッカク出して特集したらどうだ(大笑)。
山本 まあ、何をどう騒ごうが、どうあがごうが「史上最低最悪のデマ雑誌」の汚名は後世に厳然と残る。
 バカげた「八つ当たり」なんかやればやるほど、新潮社の愚劣さ、下劣さ、醜悪さがハッキリするだけだ(大笑)。

(2003.11.27. 聖教新聞)

 

<58>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、高柳婦人部長、杉山男子部長

青木 日顕宗が学会への嫉妬に狂って送りつけてきた、あの「破門勧告書」。日付は、平成3年11月28日付だった。
 あれから、ちょうど12年になる。
秋谷 卑劣きわまる謀略だった。日顕一派は、供養を取るだけ取った揚げ句、邪宗教の本性を現し、大恩ある学会を裏切ったんだ。
山本 嫉妬に狂いきった日顕のやつは、あろうことか極悪ペテン師の山崎正友に泣きついて、広布破壊の謀略「C作戦」を仕掛けてきた。
青木 その筋書きの通りに、学会に「解散勧告書」(同年11月7日)を送りつけ、そして「破門勧告書」を送ってきたんだ。
秋谷 この事件の経緯については後日、また詳しく語ろう。
西口 大賛成だ。
 ともかく我々は未来永劫、断じて許さない!
 宗門は何十年もの間、筆舌に尽くせぬ恩を受けた学会を、たった1通の文書だけで切った。
 それも、ただの一ぺんの対話もなく、だ。
 どれほど血も涙もない、冷血、暴虐の坊主どもか!
山本 だが、その結果、日顕宗は完全に没落、凋落だ。
 信徒も激減に次ぐ激減で、今じゃあ学会破門¢Oの、たったの「2%」しか残っていない。これだって「水増し」した数だ(笑)。
杉山 しかも今年は、日顕本人が最高裁で2度も断罪された。
 宗門の歴史、いや、日本宗教史に残る大汚点だ。

青木 一方、わが創価学会は、あらゆる広布の戦いに「連戦連勝」だ。
 SGI(創価学会インタナショナル)の連帯も破門%鮪桙ヘ115ヵ国・地域だったのが、今や186ヵ国・地域へと大発展した。
秋谷 仏法は厳しい。時とともに、必ず厳然たる結果が現れる。
 学会が仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の正義の教団であることも、日顕一派が広宣流布と何の関係もない邪宗門であることも、今や満天下に明らかになった。
山本 日顕が第御本尊はニセモノ≠ネんて言っていたことも発覚した。恐るべき大謗法(ほうぼう)の魔物だ。
西口 先日の本部幹部会で池田先生は、こう言われた。
 「学会は『破門』されたのではない。見事に『独立』を勝ち取り、本当の『世界宗教』になったのである」と宣言された。まさに、その通りの偉大なる発展だ。皆が実感している。

山本 ともかく日顕宗は、今や海外でも違法行為が発覚したり、ガタガタだ(笑)。
杉山 スペインでも最近、内紛騒動が火を噴いた。
 ついに法華講のトップだった野口某が解任、更迭されたようじゃないか。
青木 野口か。女性問題を起こして、さんざん皆を騙し、苦しめ、12年前に学会を脱会して寺に行った男だな。
高柳 本当に悪いやつでしたね!
杉山 野口は寺男≠ノなって、寺から金をもらっていた。その野口が、法華講の内部抗争に敗れて、惨めに追い落とされたんだ。
青木 まあ、追い落とす坊主も、追い落とされる法華講も結局、同じ穴のムジナだ(大笑)。
山本 だいたいスペインの坊主自体が、悪いやつばっかりだったじゃないか。
西口 その通りだ。野口と犬猿の仲だった初代住職の山田容済。あいつも下劣な行状が発覚してクビになったな。
杉山 山田はイタリアのローマで金髪女性とコソコソ密会していた。証拠のビデオ、写真が出てきた。
 それで日本に強制送還≠ウれたんだ。
高柳 日顕の「シアトル事件」を思い出すわね(大笑)。
山本 山田の後釜に座ったのが松坂道立という坊主だった。こいつはスペイン語どころか英語もできないのに突然、赴任させられた。
杉山 結局、外にも出られず、寺の中に、こもりっぱなし。
山本 野口からも「語学もできないデクの棒」などと、さんざんバカにされていたようだ。

杉山 結局、寺の檀徒も「野口派」と「坊主派」に分裂して泥沼の抗争になった。あせった宗門の連中は事態を収めようと、海外部長の尾林らをスペインに送り込んだ。
山本 ところが野口もフランスの毛利博道を使って必死に抵抗した。
秋谷 毛利というのは、韓国で偽装寺院を作ろうとして当局から摘発され国外追放≠ノなった「札付き」の坊主だ。
青木 メチャクチャだな。
杉山 すったもんだの揚げ句、野口は留任。坊主の松坂がクビになった。
山本 その後任に、インドネシアにいた中野道賢という坊主が入ったんだ。
杉山 ところが、これまた高校時代、素行不良で下山処分になったこともある極悪坊主だ。
西口 ああ、大阪の寺にいたときなんか、さんざん豪遊を繰り返して極道の道を極めた≠ネんて言い放っていた坊主だな。
高柳 恐ろしいわね。ヤクザ顔負けね。
山本 日顕宗の坊主のなかでも、とくにデキの悪いやつが送り込まれたんだ(笑)。
杉山 スペインの法華講も「悪坊主と悪講頭のケンカが、また始まるのか」と呆れ果てていたらしいな。

山本 それで今回、遂に野口が講頭を解任された。しかも突然の解任だったらしい。
杉山 何でも、マドリードの寺に集まった十数人の檀徒の前で、いきなり発表された。野口には何も、しゃべらせなかったということだ。
山本 野口も相当なショックだったようだな。
杉山 そのときの模様はスペインの法華講の機関紙に載っている。ガリガリに痩せ細った野口が、ガックリうなだれた惨めな姿で写っている(大笑)。
山本 しかも野口の講頭解任の真相は、全く明らかにされていない。
 辞める挨拶でも野口は自分の罪で多くの人に多大な苦しみと不快感を与えたことを、お詫びします≠ニか何とか、抽象的に言っているだけだ。
西口 法華講の幹部連中も、野口の解任理由には一切、口をつぐんでいる。
杉山 スペインの檀徒によると「事の真相を知ったら、スペイン法華講は大パニックになる」と噂しているようだ。
山本 今じゃ野口は、寺の会合でも放心した姿で最後列にポツンと座っているだけという話だ。

西口 野口のやつは脱会したとき、何と言っていたか。女房と一緒に「スペイン広布は自分たちでやる」などと大見得を切っていた。
青木 全部、正体がバレたな! 野口の反逆から12年で、スペインのSGIは、当時の15倍の1500人に大発展。12年たって、すべて正邪が明らかになった。
秋谷 池田先生と学会から受けた大恩を忘れ、宗門に誑(たぶら)かされて反逆。さんざん悪事を働いた揚げ句、最後は、坊主の手で自分が切られたんだ。
西口 御聖訓に「始(はじ)めは事(こと)なきやうにて終(つい)にほろびざるは候(そうら)はず」と仰せの通りだ。これが反逆者の末路だ。厳しい因果(いんが)の法則だ。

(2003.11.28. 聖教新聞)

 

<59>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、高柳婦人部長、杉山男子部長

西口 日顕宗が海外で不様な内紛騒ぎを起こしている。
 そもそも、その責任者は誰だ。結局、全部、日顕のやつじゃないか。
青木 その通りだ。世界で偉大な活躍をし、世界中から顕彰、讃嘆される池田先生に嫉妬して学会を切った。その揚げ句、宗門を滅亡させた張本人だ。
秋谷 前回、話が出たスペイン法華講の野口某の解任事件にしたって、日顕に全く指導力がないことの証拠だ。

山本 だいたい日顕が平成5年12月にスペインに行ったとき、何をやったんだ。勤行中、バカ丸出しで口をだらんと開けて居眠りして、あとはガツガツ食っていただけじゃないか(爆笑)。
青木 日顕の「居眠り勤行」だな。今じゃ世界的に有名だ。
杉山 しかも、このとき、日顕がスペインの寺の法要で何と言っていたか。野口は宗門の正しい信仰の道に参加した≠ネんて、さんざん持ち上げていた。
西口 それが10年後には、容赦なくクビだ(大笑)。
山本 要するに日顕には、法主の「器(うつわ)」がない。人材を見る眼力もなければ、育てる指導力もない。
青木 あるのは異常性と「奪命(だつみょう)」という魔の力だけということだ。
秋谷 いずれにしてもスペインは野口のような卑劣な輩の正体が早く分かって、よかった。あんなのが今もいたら大変だった。いまだに100人も集まっていたかどうか。本当に守られた。
青木 まったくだ。スペインは完全に勝ったな。見事に勝った。

山本 スペインだけじゃない。この12年というもの、日顕は海外で遊び狂ってきた。やりたい放題だ。あっちもこっちもボロボロになるわけだよ。
西口 一昨年に日顕が台湾に遊びに行った時も、さんざんだったじゃないか。
杉山 日顕が台湾に到着した、その日に有名な週刊誌が日本のハレンチ坊主が豪勢な訪台≠ニ大々的に報道した。
山本 それにテレビのニュースでも日顕宗の実態が報じられた。
西口 坊主のくせに、女房を引き連れて、遊びになんか行くからだよ(笑)。
杉山 日顕は今年8月にパリに出かけたときも、寺の法要なんていうミエミエの口実をつけて、さんざん物見遊山にふけっていた。
高柳 何が法要よ。信者なんかロクにいないのに。バカバカしい!
西口 日顕は坊主の取り巻きと女房連中を連れて、セーヌの川下り、古城巡りなど観光三昧。誰が見たって完全に遊び目的だった。
杉山 その日顕が行って法要をやったという寺も、それ以来、ほとんど使われていないようだ。
山本 おかしいじゃないか。
 せっかく法主が出かけていって、法要までやったんだ。宗門の機関誌にもハッキリ出ているじゃないか。その寺を使っていないというのは、どういうことだ?
高柳 やっぱり日顕がフランスに遊びに行くための口実だったわけね。

杉山 それだけじゃない。実は、その寺とやらがあるモントレイユ市の広報紙(11月19日付)に日顕宗の存在を憂慮する≠ニいう記事が出たんだ。
 その記事には、市の助役のコメントも載っていた。公共の安全、道徳を脅かす性質の偏狭性をもつ、あらゆる行事に対して、われわれは最大限の断固たる姿勢をもって臨む≠ニ力説していた。
青木 そういえば、日顕が行った直後も、フランス最大級の新聞「パリジャン」が県版の「第1面の全面」(9月5日付)を使って、日顕宗を大々的に糾弾していたじゃないか。
杉山 そうでしたね。
 完全に「淫祠邪教(いんしじゃきょう)」の扱い。
 儀式が行われた家は、もともといかがわしい噂があった。
 そこで行われた儀式に近隣の住民は「教義を利用した、正真正銘の洗脳という雰囲気を感じた」と仰天している≠ニも書いてあった。
秋谷 わざわざ日顕が出かけていった結果が、これだ。
 地元のラジオでも糾弾され、地元の新聞でも糾弾された。揚げ句の果ては、当局からも目をつけられている。
 いかに日顕宗が危険な団体か、まったく明々白々じゃないか。
山本 パリに行く前の7月にも、日顕は同時多発テロ≠フ追善供養が目的などといって、実際はニューヨークに遊びに行っていたな。
青木 現地でバカみたいにデカい超高級リムジンを乗り回して、ニューヨーク市民から大顰蹙(ひんしゅく)を買ったな。
高柳 日本の宗教界でも話題になったようね。
杉山 おまけに日顕は、ニューヨークとパリの両方とも、帰国するや最高裁からの断罪が待ち受けていた(大笑)。
秋谷 もう、あの男は怖くて海外になんか行けやしない。
青木 最高責任者が、そんなザマだから、海外の檀徒や坊主が次々と内紛、分裂騒ぎを起こすんだ。

西口 そもそも宗門の海外部というのは、あの恐喝事件を起こした山崎正友の入れ知恵で出来たところだからな。
山本 その通りだ。昭和53年に山崎が宗門に「海外部」を作らせたんだ。
高柳 はじめから狂っていたのね。
杉山 山崎のやつ、宗門の海外部を思い通りに利用して、海外で金を儲けようと企んだんだ。
秋谷 宗門がおかしくなったのも、あの頃からだった。山崎とくっついて宗門は完全に狂っていった。
青木 「源(みなもと)濁(にご)れば流れ清(きよ)からず」だ。
 海外での、たび重なる不祥事やゴタゴタ騒ぎも全部、宗門が山崎と結託した結果だ。厳しいものだ。
西口 いずれにしても国内では断罪の雨あられ。海外では檀徒が分裂騒ぎ。
 いよいよ日顕宗は崩壊寸前だ。

(2003.11.29. 聖教新聞)

 

<60>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、三井婦人部書記長、杉山男子部長、弓谷東京男子部長

原田 日顕一派の悪辣なデマが先日、また裁判で断罪されたな。
杉山 選挙の時期を狙ってデマで騒いだ日顕宗の檀徒どもを公明党が名誉毀損で訴えた裁判だ。11月25日、東京地裁で判決があった。裁判所は、公明党側の主張を全面的に認め、檀徒らに賠償金100万円の支払いを命令したんだ。
三井 いったい、どんなデマだったかしら? あんまり日顕宗が負けてばっかりなもので、いちいち覚えていられないわ(笑)。
弓谷 2000年3月、白川勝彦元代議士の私設秘書と元秘書が、警察に「交通違反のもみ消し」を依頼して逮捕された。
三井 ああ、当時、新聞やテレビでも大々的に報道された事件でしたね。
杉山 この事件で白川元代議士の秘書は二人とも有罪判決を受けた。私設秘書は懲役10ヵ月、元秘書も罰金刑だ。
弓谷 ところが、この事件について、問題の檀徒らは、あたかも公明党や学会が仕組んだ謀略≠ナあるかのごとく騒いだんだ。
青木 バカバカしい! 何が「公明党と創価学会の謀略」だ! 卑劣なやつらだ。
原田 第一、そんな愚劣な事件に付き合っている暇なんか、我々にはないよ(大笑)。
杉山 今回、裁判で断罪されたのは、日顕宗の檀徒二人と、この二人が代表になっている、二つの怪しげな団体だ。
 この日顕一派は「交通違反もみ消し事件」が発覚した直後、団体の名前でウソ八百のデマビラを発行し、公明党と創価学会を中傷した。
弓谷 これがまた、実に悪辣極まる、邪推に満ちたビラだった。
 「緊急報道 白川代議士秘書逮捕の謀略」だの「狙いは自・公#癆サの白川氏潰しか!?」だの。
 「時間と共に黒い背景が浮き彫りに」などと大見出しを立てて騒いでいた。
原田 完全に「いかれている」な、こいつらは(笑)。
杉山 判決でも、このデマビラを、こう断じている。
 「原告(=公明党)が、その権力を用いて、自・公連立政権に反対する白川代議士の秘書等を、交通違反もみ消し事件を作出し、逮捕する理由もないのに逮捕させた」と悪宣伝するビラだ――と認定している。

秋谷 そもそも、この元代議士といえば、国家公安委員長も務めた人物だろう。その政治家の秘書が警察と結託して、不祥事を起こしたんだ。
 これは重大な事件だ。国民に対する卑劣な背信行為じゃないか。
原田 だから、マスコミも大々的に報道したんだ。
三井 逮捕、有罪は当たり前ですよ。もっと厳罰に処してもらいたかった。
弓谷 結局、この事件で、この元代議士の評判はガタ落ち。前回の衆院選、参院選、そして本年の衆院選と、3回連続で落選したほどだ。
青木 それほどの大事件を利用して「謀略だ」「陰謀だ」などとデマで騒ぐ。全く無関係の政党と支持団体に罪をなすりつける。裁判で断罪されるのは当然中の当然だ。
杉山 念を押すのもバカバカしいが、当然、公明党や学会が事件に関わった事実など一切ない。判決も、公明党や学会の関与などは全くないと、ハッキリと認定している。
弓谷 「交通違反もみ消し事件については、関係者(=白川の元秘書ら)は、事実関係を認め、有罪の判決が確定しており、交通違反もみ消し事件は真実に存在し、逮捕の理由も認められる」と結論している。
杉山 そのうえで、被告の檀徒らを厳しく断罪。「交通違反もみ消し事件について原告(=公明党)が関与したことについて客観的な確証を得ていなかった」等とバッサリ切り捨てている。
秋谷 要するに、檀徒らが「何の根拠もないデマを捏造した」ということだ。どこまで邪悪極まる連中か。

杉山 それに今回の裁判では、デマビラが日顕宗の寺院などを通じて大量に撒かれた事実も問題になった。
弓谷 その通りだ。このデマビラは、20万枚も印刷されたが、このうち約13万枚が、日顕宗の寺院関係者らに配布されたことが判明した。
三井 檀徒が一人や二人でやっていたんじゃない。完全に宗門ぐるみで動いていたわけね。
原田 その通りだ。
杉山 さらに判決は「デマビラが衆議院総選挙を直前に控えた時期に配布されたこと」「ビラと全く同じ内容のデマが、インターネットに2年以上も掲載されていたこと」も認定。
 そして「デマビラの内容の悪辣さ」「組織的に広く配布された事実」などから判断して「原告(=公明党)に対して与えた影響は、大きい」と厳しく断罪した。
青木 鋭い判決だ。厳格、厳正な裁判では、坊主や檀徒どもの下劣なデマなんか通用しないということだ。

弓谷 今回、断罪された檀徒というのは、日顕直属の謀略グループと関係が深い男だ。この連中は、これまでに何度も選挙狙いの悪質な謀略行為を繰り返し、司法の断罪を受けている。
杉山 しかも、あの凶悪な恐喝事件を起こしたペテン師の山崎正友の手下だ。
弓谷 この檀徒一派は、前回の参院選の直前にも、違法ビラを配布した。その時も、東京地裁から直ちに、配布等を禁止する仮処分命令を受けた。
杉山 学会が、このビラを訴えた裁判でも、厳しい判決が下っている。
 東京地裁は本年2月、宗門と檀徒らに対し、100万円の損害賠償を命令した。
原田 「(ビラ配布は)日蓮正宗の活動に密接に関連するもの」「日蓮正宗の事業の執行」等と、宗門の責任を明確に認定した手厳しい判決だったな。
青木 これは重大な判決だった。日顕宗は「違法ビラ」の配布が教団の事業≠セと裁判所から認定されたからだ(笑)。
秋谷 当然、管長である日顕の責任は重大だ。

弓谷 それにまた今回のデマビラに関しては、すでに別の裁判でも、ビラを配った日顕宗の坊主らが断罪されている。
杉山 そうそう。大阪の近山智秀(岸和田市、平等寺)だ。3年前の総選挙の直前に、檀徒と共謀して、このデマビラを大量にバラ撒いた。
原田 この事件でも当然、公明党が提訴。1審の大阪地裁堺支部に続いて、大阪高裁も本年7月、近山と檀徒に損害賠償金60万円の支払いを命じる判決を下した。
弓谷 その後、近山は最高裁への上告を断念。近山と檀徒の完全敗訴が確定している。
杉山 この裁判でも、日顕一派がビラを撒いた目的は「選挙狙いの謀略」だと認定された。
 判決でも「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」と厳しく断罪している。
三井 次から次へと、ひっきりなしに断罪ね。
秋谷 だいたい、厳粛な選挙のたびに事実無根のデマビラを撒く。嫌がらせに明け暮れる。それ自体が邪宗教の証拠だ。民主主義の敵だ。
青木 だが、あがけばあがくほど、日顕宗の極悪の正体が、どんどん社会に暴かれていく。あの「ニセ法主」日顕の首も、ギュウギュウしまっていくだけだ(笑)。

(2003.12. 1. 聖教新聞)