< 仏法基調の平和と文化と教育 >

21世紀の展望を語る

第3部


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<71>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、三井婦人部書記長、杉山青年部長、弓谷男子部長

青木 あの日顕宗は、今年1年だけで、なんと4回も裁判で敗訴。本年は記念すべき「断罪の年」になったな(大笑)。
秋谷 学会は裁判をはじめ、全部、大勝利。本当に、すごいことだ。日蓮大聖人が厳然と正邪を裁いて下さっている。
杉山 今年は、何しろ法主の日顕本人が最高裁から2度も断罪された。こんな極悪坊主は、後にも先にも、もう一人たりとも出ないだろう(笑)。

弓谷 日顕は、まず7月15日、改革僧侶の池田託道住職(滋賀・世雄寺)を中傷した「デマ発言事件」で、最高裁から賠償金30万円の支払いを命令された。
三井 法主が自分自身のデマで「名誉毀損により敗訴」ですよ。こんな坊主、他にもいるというなら、お目にかかりたいわ(大笑)。
弓谷 続いて9月9日、あの下劣極まる「シアトル事件」に絡んだデマ事件だ。
 最高裁は宗門のみならず、日顕本人に400万円の賠償金の支払いを厳しく命じた。
青木 とにかく、よく負けるやつだ(大笑)。
原田 それも日顕は、自分で書いたバカげた「言い訳本」で墓穴を掘った。
 判決でも「(日顕が)宗務院を指揮してこれを行わせた」とハッキリ認定している。
青木 愚劣極まる。日顕には、この恥ずべき行為を、宗内にも被害者にも明確に釈明し、謝罪すべき義務がある。
秋谷 一宗の法主が、わずか2ヵ月で最高裁から続けざまに2度も断罪。普通なら退座だ。今の宗門が、いかに異常、異様な集団か。この一点だけでも、十二分に、よく分かる。
杉山 この敗訴確定で、日顕の「シアトル事件」関連の裁判は全て学会側の完全勝利となった。
原田 これで日顕が「ニセ法主」であることが、よく分かったな(笑)。
青木 そもそも、その「シアトル事件」だって、宗門側が裁判所に訴えて、日顕は3度も出廷した。
 ところが1審の東京地裁で敗訴。2審の途中で、自分から訴えを取り下げてきた。
弓谷 訴訟費用の1400万円も全額、宗門のほうで支払った。この不様! この醜態は何だ!
青木 仏罰は厳然だ。ここまできたら日顕のやつ、これで法主を辞めたら「シアトル事件」のせいで辞めたと言われる。歴史に残る。だから、みっともなくて、辞めるに辞められなくなった(大笑)。
 これが日顕の業(ごう)≠セ。
原田 まるで毒蛇の「生殺し」だな≠ニ知り合いの新聞記者も言っていたよ(爆笑)。

杉山 それだけじゃない。日顕が代表役員である宗門にも、容赦なく断罪が次々と下った。
 一昨年の参院選の直前に日顕宗の檀徒が違法ビラを配布した事件があった。この事件で東京地裁は本年2月、宗門と檀徒らに100万円の損害賠償命令を下した。
弓谷 判決も「(ビラ配布は)日蓮正宗の活動に密接に関連するもの」「日蓮正宗の事業の執行」等と、宗門の責任を明確に認めた。実に手厳しいものだった。
秋谷 重大な判決だった。日顕宗の「違法ビラ」配布が教団の事業≠ニ裁判所から認定されたからだ。
青木 当然、これも管長である日顕の責任になる。
杉山 それに断罪された檀徒というのは、日顕直属の謀略グループの一味だ。
 この連中は、これまでに何度も選挙狙いの悪質な謀略行為を繰り返し、司法の断罪を受けている。
弓谷 しかも、あの極悪ペテン師の山崎正友の手下でもある。
三井 違法行為の実行者は、日顕と山崎正友の手下。いくらゴマかしたって、全部、謀略の構図がハッキリしたわね(笑)。
杉山 この薄汚い謀略一派は、別のデマビラ事件でも先月25日、東京地裁から損害賠償金100万円の支払いを命じられた。
弓谷 さらにまた大阪でも極悪坊主の近山智秀(岸和田市、平等寺)が檀徒と共謀してデマビラを大量にバラ撒いた。大阪高裁は7月、近山と檀徒に損害賠償金60万円の支払いを命じた。
杉山 その後、近山は全てを認め、最高裁への上告を断念。近山と檀徒の完全敗訴が確定している。
三井 裁判では、日顕一派がビラを撒いた目的は「選挙狙いの謀略」だと認定された。
杉山 その通りだ。判決も「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸長を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」と厳しく断罪している。
秋谷 日顕宗の連中が嫉妬に狂って何をやろうが、全て裁判所は「お見通し」だ(笑)。
青木 それにしても愚劣だ。バカの一つ覚えで、ビラを撒いては裁かれ、撒いては裁かれ、じゃないか(大笑)。

秋谷 ともかく日顕宗は裁判所から1年に4度も断罪された。誰が見たって常習≠セ。
 明らかに邪宗門というべきだ。
青木 これほど日顕は裁判で負け続けている。誰か坊主の中で、日顕をそそのかしているやつがいるんじゃないか?
杉山 宗内では「小川のやつだ」「小川のせいで宗門がメチャクチャだ」という声が、もっぱらだ。
原田 小川って誰だ。
弓谷 「昔、学会の教学試験も何度も落ちた」という、札付きの無能坊主の小川只道か?
杉山 その通りだ。大石寺の理境坊の坊主で、日顕直属の謀略グループの元締めだ。
弓谷 あいつは日顕の警備隊長≠セろ。さんざん威張りくさって、皆から嫌われている。
原田 学会出身で、さんざん学会に、お世話になっておきながら、醜い出世欲で裏切った、恩知らずの悪党だ。
杉山 さきほど話が出た、違法ビラで断罪された謀略一派も、小川の檀徒だ。
青木 なんだ、結局、小川が日顕の断罪記録更新の元凶か(爆笑)。
弓谷 小川や、その一味の凶悪ぶりは、底が知れない。たとえば2000年9月、鹿児島県で凶悪な監禁、恐喝未遂事件があった。
 このとき逮捕されたのも小川と、つるんでいた檀徒だった。
杉山 この男は暴力団と組んで、市民を監禁し、大金を脅し取ろうとしていたんだ。
三井 「暴力団と仲間」ですか。
弓谷 さらに98年には、やはり小川の一味の檀徒が北九州市内で、女性のスカートの中を盗撮して現行犯で逮捕された。
青木 「恐喝」やら「盗撮」やら。尋常一様の神経では到底、理解できない連中だ。
杉山 まだある。今回の総選挙で静岡県富士宮市の、ある政党の候補の事務所責任者が逮捕された。
 小川は、その連中とも奥深くつながっていたようだ。
原田 犯罪や反社会的行為のあるところ、小川あり、じゃないか。厳しい現証だ。
 日顕は、小川など使うだけ使って、使い捨てればいいとタカをくくっているんだろう。だが、現実は逆だ。
 小川と小川の一味は日顕の権威を利用して、やりたい放題。その揚げ句、日顕は裁判で追いつめられて、断罪続きの大醜態。
青木 本当に坊主の世界というのは「魔界」だ。「魔物の世界」だな。空恐ろしい限りだ。

(2003.12.13. 聖教新聞)

 

<72>
出席者:秋谷会長、青木理事長、平野参議、柳楽副会長、奥山副会長、弓谷男子部長

青木 前回は、日顕の腰巾着で、日顕の「陰の悪事」「汚れた仕事」を引き受けてきた小川只道(大石寺・理境坊)のやつが話題になった。
 今回は、大石寺の地元・静岡の平野参議、柳楽(なぎら)副会長、奥山副会長にも参加してもらった。
奥山 私たちは小川の素性を、よく知っている。
 日顕は、ああいう悪党を使う。最近、小川は大石寺の「執事」に成り上がった。あの極悪の人相で威張りくさって、ますます皆から嫌われている。
柳楽 裏では「日顕の飼い犬」「坊主の山崎正友」なんて、さんざん陰口を叩かれているな(笑)。
秋谷 あくどい事件ばかり起こしているからだ。

平野 あいつは、もともと、さんざん学会に、お世話になったやつだ。そのうち学会にいられなくなって、坊主になった。
 大恩ある学会を卑劣に裏切った畜生坊主だ。
柳楽 だいたい、かつて学会の男子部にいたころ、教学部の任用試験に何度も落ちたようなやつだよ。
弓谷 そんなやつでも「坊主」になると、金儲けできる。昔から「坊主と乞食は一度やったらやめられない」というのも、よく分かるな(笑)。
青木 そもそも、あいつは日達法主の運転手役だった。
 昭和50年代に、正信会の坊主らが大騒ぎした時には、一緒に動いていた。
秋谷 ところが正信会が日顕から切られると、すぐに手の平を返して日顕に近づいた。日顕に気に入られようと「汚れ仕事」を一手に引き受けた。
平野 一度裏切ったやつは何度も裏切る。なかでも小川は人を裏切るなんて何とも思わない坊主だ。
奥山 しかし、根が愚劣だから、小川はヘマばかり(笑)。
 前回の参議院選挙でも、小川の手下の檀徒どもが次々と違法行為をして、刑事告訴されたじゃないか。

弓谷 あっちでもこっちでも正体がバレて、追いつめられた小川の一派は、あのデマ雑誌『週刊新潮』と、つながってデマを垂れ流している。
柳楽 今や『週刊新潮』も、裁判で断罪続きのゴロツキ雑誌として日本中に知れ渡ったからな。
平野 それで同じく断罪続きの日顕一派とグルになっているわけか。
青木 バカなやつらだ。そんなことだから部数も激減。売り上げもガタ落ち。赤字経営になるんだ(笑)。
弓谷 『週刊新潮』のデマといえば、必ず登場するのが、あの「ガセネタ屋」の乙骨だ。
 実は小川の一派は乙骨とも長年の腐れ縁だ。
奥山 なるほど。
 1年間で4回も厳しく断罪された日顕一派。同じく1年間で4回もデマで敗訴した乙骨。それに1年余りで19回も名誉毀損事件で敗訴した新潮社。
 追いつめられた「デマの常習犯」たちが狂乱か(大笑)。
弓谷 そういえば最近は『週刊新潮』も、いよいよ狂ってきて学会幹部は言葉が汚い≠ネんて負け惜しみを書いているようだ(笑)。
青木 バカバカしい。毒々しいデマばかりで、不潔で汚い言葉を使ってきたのは『週刊新潮』のほうじゃないか(笑)。
柳楽 だから名誉毀損で訴えられて「1年間に19回も敗訴」なんだろう(大笑)。
平野 いや『週刊新潮』の言葉遣いの汚いの何の。朝日新聞社の雑誌でも強姦新潮≠ニ呼ばれているくらいじゃないか(爆笑)。
弓谷 今、書いているのもデマ雑誌のデマライターだ。そいつも正体は日顕の一味だ(笑)。
柳楽 前回も話が出たが、日顕も今年は最高裁で2度も断罪。大石寺も遺骨の不法投棄で断罪。日顕が管長、代表役員である宗門もデマビラで断罪。
 1年間で4度も断罪された。そんなやつの「デマ仲間」だよ(爆笑)。
弓谷 日顕のやつは今年の本山の元朝勤行でシアトル事件は学会の捏造だ≠ネんて、自分で蒸し返した。大ウソつきだ。
青木 日顕みたいな極悪坊主を徹底的に糾弾するのは、日蓮大聖人の御命令だ。
秋谷 その通りだ。御書にも極悪坊主について「法師(ほっし)に似(に)たる大蝗虫(おおいなむし)」「法師の皮(かわ)を着(き)たる畜生(ちくしょう)」等々と、それはそれは厳しい言葉で呵責(かしゃく)されている。
平野 大聖人は良寛のような悪坊主に対しては、蚊(か)や虻(あぶ)や蝦蟆(がま)(=かえる)のような法師であると言っても、経典に「謗法(ほうぼう)を責めよ」と明確に説かれているので、とがめるべきではない≠ニも、ご教示されている。
青木 それに「法華経の敵(てき)を見ながら置(お)いてせめずんば師檀(しだん)ともに無間地獄(むけんじごく)は疑(うたが)いなかるべし」とも厳しく仰せだ。敵を責めなければ仏法ではない。かえって「与同罪(よどうざい)」になってしまう。
秋谷 これが仏法の方程式だ。正義の方程式だ。

弓谷 小川のところの法華講も、御書なんか全く理解できない。狂信的な連中だらけで、宗内でも有名だ。
 一昨年のアメリカの同時多発テロ事件のときも機関紙に「諸天の瞋(いか)り」なんて大見出しをつけて騒いでいたのも、実は、この連中だ。
平野 その通りだ。アメリカでも狂信的なカルト≠ニ話題になったじゃないか。
青木 ニューヨークの新聞にも報道されていたな。
奥山 親玉の小川が狂っているから、そんな狂った連中しか集まらないんだ(大笑)。
柳楽 ほかの法華講も吐き捨てているようだ。「また小川の一味がヘマをやったのか」ってね(笑)。
弓谷 とにかく今や小川は宗内きってのトラブルメーカー、事件屋だ。
奥山 あの恐喝事件を起こした、極悪ペテン師の山崎正友も、小川のところにいる。自分で白状している(笑)。
平野 そりゃそうだ。山崎なんか、いくら日顕宗の坊主だって誰でも「お断り」だよ(笑)。
奥山 小心者の日顕のやつが身延と野合した時に、身延とのパイプ役をつとめていたのも、山崎と小川だった。
弓谷 山崎も山崎で、小川のことを私のような曲者でも信伏随従(しんぷくずいじゅう)申し上げることのできる御方≠ネんて、歯の浮くようなオベッカを使っているな。
奥山 それだけじゃない。山崎は日顕と小川の指導のもと、皆様が一糸乱れず戦い続けられていることを励みに、私も信心を奮い起こしていきたい≠ネんて言っている。
青木 バカバカしい。何が信心を奮い起こして≠セ。山崎が奮い起こすのは薄汚い「金欲」「ペテン欲」「不倫欲」だろ(爆笑)。
秋谷 最近も、その不倫事件で最高裁から断罪されたばかりじゃないか。300万円の支払い命令を下された。
弓谷 小川の一味が「一糸乱れず」やっているのは、デマビラだの、恐喝事件だの、選挙違反だの、謀略だの、チンピラ以下の不法行為だ(笑)。
青木 こんなやつが大石寺の執事だ。恐ろしいことだ。これこそ「魔物の住みか」の証拠だ(大笑)。

(2003.12.14. 聖教新聞)

 

<73>
出席者:秋谷会長、青木理事長、ハサン・アメリカ議長、モワンヌ・フランス副理事長、プリエーゼ・イタリア青年部長、弓谷男子部長

秋谷 あの日顕の卑劣な「C作戦」から13年がたった。
 今や創価の連帯は186ヵ国・地域に拡大。全世界で、わがSGI(創価学会インタナショナル)の同志が堂々と「平和と文化の大前進」をしている。
青木 特に今年は、広宣流布の歴史に残る大勝利の1年だった。そして、あの日顕に厳しき仏罰が下った年でもあった。
 今年だけで日顕本人が、最高裁で2度も断罪。宗門としても2件の裁判で敗訴している。
弓谷 日本の信者も「C作戦」前と比べたら98%も激減。脱講はさらに増えている。いよいよ衰亡の一途だ。
青木 日顕は、信徒から供養を搾り取った。何千億円も取った。搾り切った。それで、もう面倒くさくなって学会を切ったんだ。
モワンヌ あの時は、私たちフランスのメンバーも、いったい何が起きたのかと思いました。日顕は気でも狂ったのかと思いましたよ(笑)。
 この13年間で、結局、日顕が池田先生に嫉妬していたことが原因だったと、よくわかりました。
ハサン それにしても学会は日顕と別れて本当に良かった。1000%助かった(笑)。アメリカでも、日顕に騙された法華講たちは実に惨めです。哀れです。日顕こそ、人々を地獄に堕とす「地獄の使い」だと実感しています。
プリエーゼ あの提婆達多(だいばだった)も釈尊に怨嫉(おんしつ)して、大謗法を犯して地獄に堕ちた。日顕も、まったく同じだね。
モワンヌ フランスのナポレオンは腐敗堕落した聖職者に激怒し贅沢に溺れ、澱んでいく聖職者など必要ない≠ニ喝破した。まさしく日顕のことだ。

ハサン そもそも日顕宗の坊主なんか世界広宣流布に全く必要なかった。かえって邪魔になるだけだった。
 アメリカの広宣流布の歴史を見ても、そうだ。
 1960年、池田先生の初の海外指導以来、アメリカに広布の種を植えてくださったのは先生です。
 それ以来、アメリカの同志は宗門とは関係なく、信心し、功徳を受け、前進してきた。寺が建ったのは後になってからだ。それも、池田先生が寄進されたものだ。すべては先生が道を切り開いてくださった。これが厳然たる歴史の事実だ。
プリエーゼ イタリアも同じです。
 イタリアでは今、全国3800会場で座談会が開かれています。参加者は約3万人。それも、その半数が、まだ入会していない友人です。特に青年が多い。
 イタリアは腐り切った日顕宗の坊主とは、何の関係もなく大発展してきた。それどころかイタリアには、日顕宗の檀徒がいるのかどうかも分からない(笑)。
秋谷 日顕は自分の「見栄」と遊びに行きたい一心で「海外、海外」と騒いできたが、そもそも海外に日蓮大聖人の仏法を弘め、「一閻浮提(いちえんぶだい)広宣流布(こうせんるふ)」の御金言を現実のものとしてきたのは、池田先生であり、創価学会であり、SGIだ。海外広布は学会がやってきたことだ。
 宗門の海外布教など、すべて学会の真似だ。まったくの二番煎じじゃないか(笑)。

モワンヌ その「学会の真似」で日顕が触手を伸ばしてきた海外工作も、ことごとく大失敗している。特に日顕が今年だけで最高裁で2回も断罪されたこと。これは決定的だった。
プリエーゼ イタリアにも聖職者は、たくさんいるが、1年の間に最高裁で2回も断罪された聖職者なんて聞いたことがない。
 アメリカには、いますか(笑)。
ハサン いないね(笑)。だが日顕の極悪の正体を考えれば、まだまだ断罪され足りない。
 この日顕の連続敗訴は、宗門崩壊の第一歩だと思う。これから、いよいよ日顕の悪辣な実態が明らかになるだろう。
弓谷 その通りですね。
 結局、日本で大惨敗した日顕のやつは、海外へ逃げて遊びに行った(笑)。それも大醜態ばかりじゃないか。
青木 だいたい今の日顕宗は、法主が海外へ遊びに行けるような現状じゃないよ。何しろ全国には、本山からの援助がないとやっていけない困窮寺院≠ェ200ヵ寺以上もある。
 年を越すのにヒーヒー言っているところが、たくさんあるじゃないか。
弓谷 そういう悲惨、陰惨な寺を横目に、日顕だけは女房子供や、一族郎党を引き連れて海外で豪遊三昧。何が聖職者だ。ナポレオンのいう通りだ(笑)。
秋谷 日顕は宗門を地獄に突き落とした。海外でも法を弘めるどころか、自分の下劣な正体と恥を広めている(大笑)。

ハサン 日顕が7月にニューヨークに来た時も、ひどいものでした。
 日顕はテロ犠牲者の追善≠ニいう、取って付けたような名目で来たが、誰が見ても「追善のために来た」という印象ではなかった。
 だいたい日顕が乗っていた車は、巨大なリムジン。パレードで使うような派手な車だ(笑)。しかも、後続の車は黄色の軍用車だった。
モワンヌ 何で軍用車なんか使うんだ?
プリエーゼ 大物気取りの日顕は、いつも大げさに警備をやらせている。それで使ったんだろう。
弓谷 どこへ行っても、バカなやつだ(笑)。だいたい、そんなに派手な車じゃあ警備の役に立たないじゃないか(大笑)。
ハサン 日顕が「遊びのアリバイ」で、形だけの法要をやったのは、テロの犠牲にあった場所「グラウンド・ゼロ」だった。そこには犠牲者のための祭壇があり、訪れる人は宗派を問わず必ず手を合わせ、祈りを捧げています。
 ところが、いつもの大きな赤いカサをさして、大勢でやってきた日顕は、その祭壇に見向きもしなかった。
弓谷 エッ? じゃあ、どこを向いてたんだ(爆笑)。
ハサン 祭壇には目もくれずに、横を向いて法要をやっていた。今でも皆の笑いものになっている(大笑)。
プリエーゼ やっぱり「遊びのアリバイ作り」と「見栄」のためだったんだな。結局、目的は「遊び」だ。
ハサン その通りだ。日顕のやったことは、高級ホテルでの豪華な会食と買い物だ(笑)。
青木 あとはイスラム教の団体から宗門はイスラム教を侮辱した。謝罪せよ≠ニ猛烈な抗議を受けたことぐらいだな(大笑)。
弓谷 だいたい、あの同時多発テロの直後に、日顕一派は、法華講の機関紙で、何と言っていたか。
 テロは諸天の瞋り≠ネどという大見出しを立てて大騒ぎしていた。犠牲者を嘲笑うも同然の冒涜だった。
ハサン あのテロで、犠牲者が、アメリカ国民が、どれほど苦しみ、悲しんだか。
 それを嘲笑い、その上、遊びに行くためのアリバイにする。この冷酷、冷血、無慈悲、人間性の欠如。しかも、わずか48時間ほどの滞在だけで逃げるように帰る――日蓮大聖人は邪悪の坊主をガマガエル∞イナゴムシ≠ニ弾呵(だんか)された。生命論から言うならば、日顕の生命はカエルやイナゴどころか、ゴキブリと同じだと私は思う。

(2003.12.16. 聖教新聞)

 

<74>
出席者:秋谷会長、青木理事長、ハサン・アメリカ議長、モワンヌ・フランス副理事長、プリエーゼ・イタリア青年部長、弓谷男子部長

モワンヌ 今、国際社会は様々な問題を抱ええいる。その解決法を見いだしたいという問題意識から、仏法への期待も高まっている。これは世界的な潮流だ。
プリエーゼ そうしたなかで日顕は、宗教の名を借りて、自分の「見栄」「虚栄」「贅沢」を満足させることだけに躍起になっている。
ハサン SGIは世界各地で平和・文化・教育の運動を進めているが、日顕宗は、世界に対して何の役にも立っていない。要するに、宗教として存在している意味がない。
 アメリカの宗教学者に聞いても「日顕って、誰だ」と首をひねるばっかりだ(笑)。どこまでいっても、偉大な先生の行動が妬ましくて妬ましくてしょうがない。その嫉妬で、あっちこっちコソコソ動いているだけ。世界の情勢とも、世界の宗教の潮流とも、何の関係もない。これが世界から見た日顕宗の現実だ。
モワンヌ その通りだ。
 フランスの文豪ユゴーも高位の坊主が裕福になったら、その宗教は死んでいる≠ニ喝破した。まさに日顕宗の姿ではないか。
秋谷 そんな愚劣なことをやっているから、厳しい報いを受ける。ニューヨークから帰国した日顕を出迎えたのは、最高裁の断罪だった(大笑)。

青木 それでも海外に遊びに行きたい日顕は、今年の8月下旬から9月にかけてフランスにも行ったな。
弓谷 日顕は寺の入仏式の名目でフランスに行ったようだが、その後、あの寺は使われているんですか。
モワンヌ それが今は全然、使われていないんです。
秋谷 おかしいじゃないか。わざわざ日顕が行って法要までやったんだ。何のためにフランスまで行ったんだ。
モワンヌ これまた、日顕が遊びに行くためのカモフラージュ(偽装)にすぎなかったということだ。日顕が来て以来、ほとんど使っていないという現実が何よりの証拠です。
弓谷 フランスにいるのは、あの極悪坊主の毛利博道だ。毛利は韓国に行った時も、あくどい偽装寺院事件を起こして、韓国の当局から罰金刑を受け、国外退去処分にされたやつだ。日本でも外為法違反で罰金刑が下されている。フランスでも、また同じことをやろうとしたんじゃないのか(笑)。
青木 いかがわしい坊主。いかがわしい法主。いかがわしい寺。だから地元でも猛反発されているという話だね。
モワンヌ 地元モントレイユ市の広報紙(11月19日付)の記事によれば、地元住民グループが日顕宗の存在を深く憂慮する≠ニいう声明を発表した。
 それに対して市の「公共の安全・秩序担当」助役のジョスリンヌ・ランノー女史が我々は、公共の安全を脅かそうとする、あらゆる種類の偏狭な行為に対して、断固たる姿勢で臨む≠ニ力説した。そう出ていた。
弓谷 これは大問題だな!
モワンヌ 実際に当局から危険視されている。
青木 それも当然の話だな。だいたい日顕は、30人分しか席がない寺の法要のために、50人以上もゾロゾロ引き連れてフランスまで行った。誰が見ても遊びが目的だと明確に分かる。

モワンヌ 「聖職者は質素であれ」。フランスでは、これが常識です。町を歩いている聖職者も、たいていは一人で歩いています。聖職者が2人以上が連れ立って歩くなんてことも、フランスでは、滅多にありません。
 それが日顕宗の坊主は何十人も連れだって、ビックリするような豪華なホテルのスイートルームに泊まる。そして買い物三昧に、観光三昧‥‥フランス人には到底、理解できないことです。
弓谷 そうでしょうね。
モワンヌ フランスには「法衣を着ているだけでは聖職者とは認められない」という言葉があります。日顕一派にピッタリの言葉だ。
プリエーゼ それに、あの物々しい警備。イタリアやフランスでは、黒いスーツの男が2人以上一緒にいることは、まずない。しかも坊主頭(笑)。誰が見たって気味が悪い。異常だ。
モワンヌ 実は私の名前の「モワンヌ」というのは「聖職者(修道僧)」という意味なんです。
 だから、日顕みたいな悪い坊主がうろつくと「悪いモワンヌ(=聖職者)」と言われてしまう。本当に困る(大笑)。
青木 そしてフランスから帰った日顕を待っていたのも、最高裁からの断罪。厳しいものだな。偶然などでは決してない。

ハサン だいたい日顕といえば、あの「対話拒否」の独善性! アメリカでは、宗教者が対話を拒否するなんて、考えられないことだ。
プリエーゼ イタリアでも、考えられませんよ。
モワンヌ フランスでも、SGIの青年部が日顕宗の坊主に対話を求めても、ウンともスンとも言いません。「断る」とも言わない。言えない。完全にダンマリだ(笑)。
ハサン 宗教者というのは、どこの国でも、世界の平和、社会の安穏を願うものだ。
 たとえ教義が違っていても「平和のために何ができるか」「社会のために、どのように協力してやるか」という話し合いはできるはずだ。また、話し合うべきだ。
 実際に、アメリカでは、そうした対話は頻繁に行われている。
プリエーゼ 社会のため、平和のために何か貢献する。これは宗教者として当然の責務だ。これができない宗教は、宗教の名に値しないと言わざるを得ない。
モワンヌ 私たちは文化を大事にします。ところが日顕は、正本堂などの建物を壊す。寺を美しく彩っていた桜の木々を切り倒す。ベートーベンの「第九」を「外道礼讃」云々と言い放つ。
 こういう非文化的、非人間的な愚行を平然とやってのける人間がいること自体が信じられません。
ハサン 我がアメリカのメンバーも、日顕の「文化破壊」「芸術否定」の狂乱の姿については、特に注目しています。
 私に言わせれば、日顕は「文化破壊のテロリスト」だ。
プリエーゼ 多くの法華講の元気のない姿を見ると、まさに日顕が「奪命者」であると分かる。日顕は、人の心をむしばむ「精神のテロリスト」でもある。
弓谷 それに「反人権」「独裁」「違法行為」。
ハサン 仏法の目から見ても、社会的な観点から見ても、われわれ海外の人間から見ても、日顕は「邪悪」そのものだ。これが結論です。
秋谷 まったくだ。だからこそ極悪の「ニセ法主」日顕の正体を、一段と鋭く、厳しく暴ききっていくべきだ。世界広宣流布が隆々と伸展する今こそ、我々は、いよいよ日顕の極悪を責め抜いていこうじゃないか。

(2003.12.17. 聖教新聞)

 

<75>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山青年部長

青木 今年も、我が学会は堂々と大勝利の1年を勝ち飾ったが、あの「ニセ法主」日顕は、ずいぶん断罪されたな。
山本 その通りだ。
 今年になって日顕は名誉毀損で最高裁から2度も断罪された。
 さらに日顕が代表役員を務める宗門と大石寺も2回、敗訴した。
三井 あわせて4回も法廷で厳しく鉄槌を下されたわけね。
西口 こんなに日顕に断罪が下った1年もなかったな。
秋谷 学会は正しかった。こんな狂った日顕と宗門から別れて、本当に良かった。
 先日も、アメリカSGIのハサン役員会議議長が「1000%良かった」と言っていた(笑)。
青木 今年は日顕の元朝勤行でのデマ発言からはじまった。シアトル事件は学会の捏造(ねつぞう)≠ネんて、新年早々、デマを流した。
山本 日顕は、あの「シアトル事件」の裁判で「敗訴以上の大敗北」を喫した。
 それが、年がら年中、朝から晩まで、悔しくて悔しくてしょうがないんだ(笑)。
西口 ところが今年は、まるで追い打ちをかけるように、さらに厳しい判決が次々と日顕に下されたわけだ。

杉山 まず本年7月、日顕は改革僧侶をデマで中傷した事件で断罪。30万円の賠償命令が下り、最高裁で判決が確定した。
山本 そして本年9月には「シアトル事件」に絡んで学会を中傷したデマ事件でも負けた。
 日顕宗と日顕個人に対して「連帯して400万円支払え」と命じる判決が最高裁で最終確定した。
西口 どっちも宗門や他の坊主に対する断罪じゃない。日顕個人への断罪だ。
三井 この一事だけでも日顕は学会に謝罪し、当然、退陣すべきですよ。
青木 その通りだ。
杉山 さらに日顕宗への断罪も続いた。日顕が代表役員を務める大石寺が遺骨を大量に不法投棄していた事件で本年4月、大石寺に対して200万円の賠償命令が下った。
青木 当たり前だ。社会的な大問題だ。静岡県内でも何度もテレビのニュースで報じられた。
山本 また2月には、日顕一派が学会を中傷する悪辣な違法ビラを大量にバラ撒いた事件で断罪。やはり日顕が代表役員を務める宗門に対して「賠償金100万円を支払え」と厳しく命じられた。
西口 遺骨の投棄だの、デマビラだの、宗教者どころか、まともな人間のやることじゃない。恐るべき異常さだ。これも元凶は日顕だ。
杉山 判決でも、このデマビラ配布は「被告日蓮正宗の事業の執行につき行われた」と、日顕はじめ宗門あげての不法行為だったと明確に認定している。
秋谷 宗教というのは、人を救うためのものだ。それが、違法ビラなんか配っている。こんな宗教、宗派が、どこにあるんだ。
三井 まったくですよ! それも選挙のたびに、夜中に、ドブネズミみたいに!
山本 繰り返すが、とにかく最高裁で日顕個人が2回、断罪。日顕が最高責任者である宗門と大石寺が2回断罪。
 合計すると4回の敗訴、断罪だ。

青木 だいたい坊主というのは「出家」だろ。俗世を捨てて仏道修行に止暇断眠(しかだんみん)で専念すべき人間だ。
 それが信者を欺き続けて贅沢三昧。それも国内だけでは飽き足らず、海外まで遊びに出かける。先師の時代につくった正本堂も嫉妬に狂って壊す。
 仏法上も、世法上も、厳しい報いを受けるのは当然だ。
西口 いっぺん、仏教はもちろん、キリスト教やユダヤ教、イスラム教の関係者に聞いてみたらいい。トップや団体が1年で何度もデマやウソで敗訴した例なんて、まずない(笑)。
青木 あるわけがない。欧米のSGIのメンバーも驚いていたよ。
西口 あんまり負けてばかりだから、日顕の周辺じゃ裁判官が悪い、おかしい≠ネんて当たり散らして、宗内の坊主や法華講への言い訳に大わらわのようじゃないか(笑)。
三井 日顕本人が頭の狂った裁判官のせいで負けた≠ネんて、さんざん悪口を言っていましたね。
山本 おかしいのは裁判官じゃない。日顕がデマを流したから負けたんだ!
 そんな八つ当たりをする前に、まず自分が法主を辞めろ!
青木 こんなに次々と不祥事を起こしたんだから、日顕は法主を辞めるべきだったんだ。
西口 まったくだ。それを辞めもせず、おめおめと生き恥をさらしているから、こんなに恥の上塗りをするハメになった。厳しいものだ。仏罰だ。
秋谷 「シアトル」も大敗北。今年だけでも4回も敗訴。日顕は裁判という裁判で全部、大惨敗だ。

青木 日顕は、赤誠(せきせい)を尽くした学会をいじめ、苦しめようと、悪逆の限りを尽くした。しかし学会は、逆に全ての裁判で勝利、また勝利だ。
 学会が当事者となった裁判は、一点の曇りもなく学会が全て勝利している。
西口 いかに学会が正義か。裁判一つとっても、正邪は明瞭、明白、明確だ。
青木 個々の人たちが、あまりの宗門のやり方のひどさに、訴えた裁判も、さまざまにある。当然、勝訴したものも多くある。
 いずれにせよ、仏法の眼からみれば、日顕たちの悪逆な実態を、後世に残したことは大勝利だ。その人は大聖人が厳然と守ってくださる。
 反対に日顕たちに、これからも厳しい仏罰が下ることは、御聖訓に照らして必定(ひつじょう)である。

(2003.12.19. 聖教新聞)

 

<76>
出席者:秋谷会長、青木理事長、西口総関西長、山本九州長、三井婦人部書記長、杉山青年部長

杉山 前回、話が出た通り、今年、日顕本人と宗門は続々と敗訴している。
青木 日顕や宗門以外に日顕宗の坊主や檀徒幹部が断罪された事件もあったな。
西口 そうそう。大阪・平等寺の近山智秀という坊主が違法ビラをバラ撒いた事件で断罪された。1審に続いて、本年7月に大阪高裁からも60万円の賠償命令。
 近山らは上告を断念し、敗訴が確定している。
杉山 それに日顕直属の檀徒らがデマビラをバラ撒いた事件。
 公明党が檀徒らを訴えていた裁判で10月、東京地裁が檀徒を断罪。100万円の賠償命令が下っている。
青木 日顕本人は改革僧侶を中傷したデマ、学会を中傷したデマで、2度も最高裁で断罪された。
 まさに宗教史上、前代未聞のデマ法主だ。
山本 日顕が代表役員を務める宗門、大石寺が「遺骨の不法投棄」「デマビラ配布」で断罪。おまけに坊主や檀徒も「デマビラ配布」で断罪。
 恥さらしもいいところの断罪宗≠セ(大笑)。

秋谷 それにしても、これだけ日顕や日顕宗の下劣な実態が暴かれたんだ。信者や所化(しょけ)が日顕を見捨てて逃げ出すのも道理だ。
山本 宗内の坊主も腹の中では皆、日顕を、さんざんバカにしきっている。
杉山 その通りだ。『第三文明』に掲載された北林芳典氏の話によれば、今年の7月、日顕と極悪ペテン師の山崎正友、坊主の光久諦顕(東京・墨田区、妙縁寺)らが大石寺に集まった。
 そこで『日顕の相承』についての秘密の話し合いがあった。
青木 山崎に「相承はあった」とウソの証言をしてもらうための「井戸端会議」か(笑)。
三井 おぞましい‥‥。極悪坊主と極悪人が一堂に会しての茶番劇ね。
山本 「ニセ法主」の日顕は、卑劣な「C作戦」の陰謀が大失敗した。
 それどころか、ニセ法主の化けの皮が剥がれて大慌て。それで今度は、ニセの相承話をデッチ上げるための密談か(笑)。
杉山 どっちにしても山崎は大喜びだ。これでまた日顕に付け込める。食いっぱぐれはない≠ニ、舌なめずりだ。
西口 その筋書き通りに山崎は、今になって日顕に相承があった≠ネんて言い出しているが、かつて日顕の相承を、イの一番に否定したのは山崎だ。これはデマでもウソでも何でもない(笑)。
山本 その証拠に山崎は週刊誌で「日顕に相承なんか、絶対にない」と、さんざんコキおろしていた(笑)。
杉山 その通りだ。
 「日顕の私生活はゼニゲバであり、遊興以外の何ものでもない」
 「大坊の奥に妻女と同居したり、所化をなぐりとばす等々、信仰心の薄さを暴露するような愚行が目立った」
 「およそ法主にふさわしくない野心家」
 「宗内で一、二を争う遊とう児」
 「功利主義の権化」「独裁者」等々、ありとあらゆる罵声を浴びせまくっていた(笑)。
三井 それが今になって手のひらを返す。ペテン師の舌というのは、つくづく便利にできているわね(大笑)。

秋谷 だいたい相承を受けたというのなら、あんな恐喝事件を起こした山崎なんかに証明してもらう必要なんか、何一つない。
杉山 まったくだ。それを法主になってから四半世紀も経って、それも宗門と何の関係もない、恐喝事件で懲役刑を喰らったような男に、わざわざ「相承はあった」と言わせている。
三井 これじゃあ、ますます「自分は大ウソつきのニセ法主だ」と認めているようなものじゃないの(笑)。
秋谷 それだけ日顕は、相承疑惑の告発に、うろたえているんだ(爆笑)。
青木 「一つのウソをつくと、やがて20ものウソが必要になる」というが、哀れなものだ。自分のウソで墓穴を掘り、自分のウソに怯え、ブルブル震え上がっている(大笑)。
山本 その揚げ句に「溺れるものはワラをも掴む」で、山崎あたりに、しがみついている(笑)。
青木 いくらワラにしがみついたって流されていくだけだ。地獄の濁流に飲み込まれていくだけだ(大笑)。
西口 とにかく日顕が慌てふためき、あがけばあがくほど、悪辣な実態、下劣な正体が、ますます明らかになっている。これについては、また来年も語り合うとしよう(笑)。
青木 乞う御期待だ(爆笑)。

(2003.12.20. 聖教新聞)

 

<77>
出席者:西口総関西長、藤原関西長、池尻第4関西長、中尾関西婦人部長、今井副会長(弁護士)、深松関西青年部長

西口 本年も、わが関西は見事に勝利した。一切の戦いを「完全勝利」で勝ち飾った。
藤原 本当に大発展、大前進の一年だった。私が以前から知っている大学教授も「学会は、すごい。庶民の偉大な革命ですね」と心から讃嘆していたな。
池尻 あの日顕宗の連中は、躍起になって学会の前進を妨害しようとしたが、すべて大失敗。それどころか、かえって社会から厳しい裁きを受けた。
深松 宗門の悪辣な実態を知って、関西の各地の法華講も、どんどん脱講している。
今井 とくに決定的だったのは、今年、日顕本人が2度も最高裁で断罪されたことだ。
 その記念すべき「第一号」も、関西での断罪だった(笑)。
西口 池田託道住職(滋賀・世雄寺)への悪辣なデマ事件だな。「日顕に慰謝料30万円の支払い命令」が確定した事件だ。
藤原 その通りだ。これは一宗の法主が名誉毀損で裁かれた重大事件だ。歴史的な意義も大きい。新入会の読者のためにも、まず事件の背景と経緯を確認しておこうじゃないか。

池尻 大事なことだ。
 話は12年前に遡る。平成3年11月、供養を取るだけ取って莫大な金を貯め込んだ日顕は、あろうことか、大恩ある学会を破門≠ノした。
藤原 あれは「C作戦」が発端だった。法主が信徒を切るなんて、宗教史上、前代未聞の暴虐だった。
 宗門を最大に守り、大発展させてきた池田先生、学会を嫉妬に狂って一方的に切ったんだ。
西口 それも、ただの一ぺんの「対話」も「話し合い」もなく、切ってきた。到底、信じられない暴挙だった。
池尻 その日顕の暴虐に対して宗門の中からも、心ある僧侶が敢然と立ち上がった。まず平成4年2月、7人の僧侶が日顕を糾弾し、宗門を離脱したんだ。
深松 皆、真実の日蓮大聖人の仏法を守るために立ち上がった、勇気ある方々だ。
 この7人の僧侶は日顕に「諫暁(かんぎょう)の書」を送り、「法主の独裁を変革せよ」「封建的体質を改めよ」と厳しく弾劾したんだ。
中尾 その中に池田住職がいたんでしたね。
池尻 その通りだ。
深松 続いて青年の僧侶も立ち上がった。翌月の3月30日には、青年僧侶の代表が大石寺の大奥で「日顕、悪いのは、お前だ!」と弾劾した。
西口 青年の僧侶に直接、糾弾されて、日顕のやつは顔面蒼白。日ごろは威張り散らしているくせに、ただの一言も言えなかった(笑)。
藤原 あの時、臆病者の日顕はビクビク震え上がり、大慌てだったようだな。
中尾 大の大人が、みっともない。「正体見たり」とは、このことね。そんな小心者、臆病者だから、ペテン師の山崎正友なんかに付け込まれるのよ(笑)。
今井 そして池田住職に対する、あの日顕の悪辣なデマ事件が起きたというわけだ。
池尻 青年僧侶が日顕を直接、弾呵(だんか)した翌日――つまり平成4年3月31日のことだ。大石寺で、約400人の坊主、所化の集まりがあった。そこで日顕は、こう発言した。
 池田託道は5000万円もらって離脱した。他の僧侶にも離脱を勧めている∞宗門の僧侶が、どれだけ金で転ぶか≠ネどと、真っ赤なウソ八百を言い放った。
藤原 前日に青年僧侶から面と向かって弾劾されたのが、よっぽど悔しかったんだろう。自分の悪事を棚に上げて、とんでもないデマを言い出したわけだ。
西口 本当に大ウソつきだ。
今井 当然、この日顕のデマ発言は、池田住職にとって重大な名誉毀損だ。そこで池田住職は、平成4年5月に日顕を提訴した。
池尻 その後、平成10年1月19日に1審の大津地裁、同12年12月14日に2審の大阪高裁が日顕に対して「慰謝料30万円の支払い」を命令。
 そして本年7月15日、最高裁の判断が下り、日顕の完全敗訴が確定したんだ。
西口 当然の断罪だ。日顕の悪辣極まる正体が、また一つ、法廷で暴かれたわけだ。

中尾 それにしても提訴したのが平成4年5月。1審の判決が出たのが平成10年1月。ということは、判決が出るのに6年もかかったんですね。
今井 そうなんです。大津地裁で行われた1審の公判も全部で23回。いくら「日本の裁判は時間がかかる」といっても、この種の裁判では異例の長さです。
藤原 そうだろうな。
今井 この事件の争点は明快だった。「日顕が、この発言をしたのか」「発言が名誉毀損なのかどうか」。
 この2点さえハッキリすれば決着がつく。極めて単純明快な裁判だった。われわれ弁護士の常識からしても、こういう裁判は1年か2年で判決が出ると思っていた。
中尾 それが、こんなに長くかかった。
今井 最大の理由は日顕側が逃げ回ったからです。
 そもそも日顕本人の発言が問題になったんだから、日顕が正々堂々と裁判に出廷して、証言すれば済むことだ。簡単な話だった。
 そのため池田住職側は、日顕本人の出廷を再三、要請したが、日顕側は異常なまでに、これに抵抗した。
深松 あの臆病者の日顕のことだ。何が何でも自分の出廷だけは避けたかったんだろう。
藤原 出廷したら、自分のデマ発言が徹底して追及される。それが怖くて怖くて、逃げ回ったんだな(大笑)。
池尻 間違いない。法廷でも宗門は、弁護士に日顕は出廷しない≠ニ言わせていたほどだ(笑)。

今井 日顕の発言は、宗門の公式の行事の場で話したもので、宗門には当然、記録があるはずだ。実際、録音テープもあったんです。
 ところが日顕側は、その問題発言のテープさえ、何のかんのと言って出そうとしなかった。
藤原 「逃げの一手」か!
今井 それどころか日顕側はテープは出さない。発言内容は、そっちが明らかにせよ≠ネどと言い張り続けた。
 ようやく、しぶしぶテープを出してきたのは、何と裁判が始まって4年もたってからだ。
藤原 まったく卑劣なやつらだ!
池尻 そういう男なんだよ、日顕は。私は、日顕が京都の平安寺にいた時に寺の総代をやっていたから、昔から、よく知っている。とにかく、日顕ほど臆病の大ウソつきは、いない。
西口 そうだよ。私も、よく知っているよ(笑)。
池尻 だいたい日顕は平成3年11月30日、大石寺での坊主の集まりで、こう言っていたじゃないか。「末世(まつせ)の私達末弟(まってい)が裁判所に行く程度のことは別に何ということはありません。私は、その覚悟でやっております」なんて大見得を切っていた(笑)。
深松 バカバカしい。だったらサッサと出廷すればよかったじゃないか!
藤原 あいつは見栄っ張りで大物気取りだから、いつだって、その場しのぎの虚勢を張る。
 結局、全部、見え見えのサル芝居だ。宗門の坊主も法華講も陰では皆、呆れ返っているよ。それを知らないのは日顕だけだ(大笑)。

(2003.12.22. 聖教新聞)

 

<78>
出席者:西口総関西長、藤原関西長、池尻第4関西長、中尾関西婦人部長、今井副会長(弁護士)、深松関西青年部長

藤原 前回は、日顕が改革僧侶の池田託道住職を中傷し、最高裁で厳しく断罪された話が出た。
西口 それにしても日顕のやつは池田住職が「5000万円もらった」だの「(他の坊主に)電話をかけている」だの、よくもまあ、見てきたような大ウソをついたものだな。
 いったい、何を根拠に、そんなデマを流したのか?

今井 それが裁判の焦点だった。名誉毀損の裁判では、最低でも「本人が真実であると信じた根拠」を示さなければならない。
 ところが日顕の場合は、その肝心の「根拠」を示そうともしない。「最初から裁判を投げていた」も同然の態度だった。
中尾 結局、日顕のデマには何の根拠もなかった。それじゃあ断罪は当然ね!
池尻 とにかく池田住職たちの離脱は、日顕にとっても、宗内の坊主たちにとってもショックだった。それで日顕は何とか宗内を丸めこむために「池田住職の離脱の理由」をデッチ上げようと思ったんだろう。
 それで池田住職は金で学会に転んだ♂]々と中傷した。
中尾 つまり金で釣られた∞そういう卑しいことをした≠ニいえば坊主たちも納得すると思ったというわけね。
藤原 卑しいのは日顕じゃないか(笑)。

深松 それに、この裁判で日顕側は、断罪を免れようと何と日顕本人の発言の改竄(かいざん)までやった。
今井 そうなんです。
 日顕の発言は明らかに池田住職に対する名誉毀損だった。それを誤魔化すために、日顕側は、発言内容を改竄して裁判所に提出した。これには私も呆れましたよ。
中尾 日顕というのは、本当に「ウソつき」だったのね!
今井 実際の日顕の発言は池田住職が友人に電話をかけて、5000万円出すから、宗門を離脱しろと頻繁(ひんぱん)に誘っている。そのなかで、どれだけ金で転ぶか≠ニいう趣旨の内容だった。
 ところが裁判では「創価学会が池田託道を‥‥使って離脱を勧誘している」「学会では‥‥僧侶を金で釣ろうとしている」云々と出してきた。スリ替えてきた。
藤原 完全な「捏造」じゃないか。
池尻 そうやって日顕は池田住職の名誉は毀損していない。あくまで学会を攻撃しただけだ≠ニ誤魔化したかったんだな。
今井 これは裁判に出廷した駒井専道という坊主も陳述したことです。
 駒井は法廷ではテープを何回も聞いた≠ニ証言していた。
 そしてテープの中身を知りながら、わざとウソの陳述をした――そういうことになる。
西口 悪いやつだな。
深松 しかも、この時点で日顕側は、まだテープを裁判所に提出していなかった。肝心のテープの中身も明らかにしないで、裁判所を騙し、誤魔化そうとしたんだ。日顕一派が、どれほど卑劣な連中か。

藤原 この裁判で、明らかになった日顕一派の悪辣な実態は、まだまだある。
池尻 その通りだ。とくに異常だったのは、発言の根拠について、日顕の証言が一つも出てこなかったという点だ。
中尾 日顕本人の発言が問題になっているんでしょ。だったら日顕本人に聞いたらいいじゃないですか。なんで聞かないのよ。
西口 聞きたくても「聞けない」んだよ。日顕は完全な独裁者だ。しかも「瞬間湯沸かし器」(笑)。いつ怒り出すか、怒鳴り出すか、まったく分からない。坊主たちも、下手に聞いたらクビが飛ぶ。
 それで何も聞けないんだ。
深松 まともな人間の世界じゃないな。異常だ。これが坊主の社会だ。
今井 日顕は、あくまで証言したくないものだから、日顕側は裁判で、ちょっと普通では考えられない作戦に出た。わざわざ学者に日顕の発言の意味を鑑定させて、意見書として提出した。
 そのタイトルが、すごい。「非教師指導会における阿部日顕氏発言のコミュニケーション的構造について」(爆笑)。
藤原 何だ、そりゃあ(大笑)。
西口 何が「コミュニケーション的構造」だ。日顕本人が証言すればすむ話じゃないか。学術論文の発表会じゃあるまいし、そんなの裁判で通用するわけないだろ(大笑)。
今井 それに日顕側は、こういう趣旨の主張もしていた。
 ――宗門では日顕は絶対的な存在である。日顕の発言について裁判所が判断を下すのは許されない。
深松 要するに、日顕は何を言ってもいい。名誉毀損だろうがデマだろうが責任を問われない存在だ――そう言いたいわけだな。
藤原 日顕一派は「法主絶対」だ。その異常な教義を裁判所にまで強要しようとしたわけか。
中尾 もう完全に狂っていますね。
西口 そんなバカげた、独善的な言い分が社会に通用するはずがない。もちろん裁判所に通用するわけがない。
深松 それだけ悪あがきした結果が、どうか。さんざん裁判を引き延ばしたあげく、最後は、最高裁が日顕本人を断罪。あえなく30万円の慰謝料支払い命令が確定した。
 一宗の法主が名誉毀損で断罪される。しかも発言自体が違法と認められるなんて前代未聞だ。
今井 日顕を断罪した1審の判決は当時の新聞で報道された。『判例時報』という法律専門誌にも掲載されている。今後も、日顕が断罪された判決を法科大学院の学生らが勉強することになる。
池尻 関西の宗教学者も言っていた。
 「いずれにせよ、日顕は池田住職に迷惑をかけたこと、宗内を欺いたことをキチッと謝罪すべきだ。宗教者として、それだけは最低限やるべきだ」と激怒していた。
藤原 まったく、その通りだ。まともな宗教者であれば、当然、そうするべきだ。
西口 日顕が「まともな宗教者」であれば、そうするだろう。しかし、あいつにはできないよ。
 とにかく日顕は、これでまた一つ、悪名、汚名が後世に厳然と残ったな(大笑)。

(2003.12.23. 聖教新聞)

 

<79>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、三井婦人部書記長、杉山青年部長、弓谷男子部長

弓谷 今、年金改革が大きな話題になっている。マスコミも毎日のように、この問題を報道している。
原田 国民の関心も非常に高い。国民にとって最重要の課題の一つだ。
青木 特に公明党の役割が大事だ。マスコミも、そう見ている。与党なんだし、公明党は、庶民の生活を守るために、さらに改革を断行してもらいたい。
秋谷 政治は技術≠セ。国民のために、どう舵を取っていくか。それが公明党の使命だ。

杉山 年金といえば、最近「国会議員の年金」も問題になっているな。
三井 新聞なんかでも、よく見ますね。国会議員って、辞めた後、かなりの金額の年金をもらえるんでしょ。
弓谷 そうなんです。一般国民が1年間に受け取る年金の平均額は200万円弱だ。だが国会議員は、10年在職しただけで、年額412万円もの年金がもらえる。
原田 それだけでも「一般国民の倍」だ。
杉山 調べてみたが、国会議員年金の掛け金は年額126万6000円だ。ということは10年分の掛け金が、たった3年で元が取れる計算になる。
弓谷 さらに在職1年ごとに、年額約8万2000円が加算される。ということは、場合によっては、国民の2倍、3倍もの年金がもらえることになる。
杉山 それに、海外の国会議員と比べても、日本の議員年金は高額だ。イギリスの約2倍。アメリカ、ドイツ、フランスと比べても、ずっと高い。
三井 そこまで日本の国会議員が優遇されているとは、知りませんでしたね。

杉山 しかも、だ。議員年金には、ほかの年金にも同時に加入できるという「うまみ」がある。
 だから国会議員は、議員年金のほかに国民年金や厚生年金などの公的年金、さらに地方議員を経験した国会議員は、地方議員年金まで受け取ることができる。
弓谷 それだけじゃない。一般国民の場合は25年間、保険料を納めないと、国民年金や厚生年金をもらえない。ところが、国会議員の場合は、たったの10年間で、議員年金がもらえる。
杉山 さらに、国民年金は加入期間が25年に達しない場合、保険料は返還されない。
 だが、議員年金は違う。3年以上、掛け金を納めれば、たとえ10年に満たなくても、納付金額の8割が返還される。
三井 特別待遇ずくめね。「特別年金」ね!
弓谷 ところが、国会議員のなかには「自分たちは退職金がないから、これくらいもらって当然だ」などと、言い訳をするのがいるようだ。
青木 バカバカしい! たった10年間、勤めただけで、死ぬまで「年間412万円」がもらえるんだろ。世間一般の退職金とは全然、比べものにならないじゃないか!
三井 そうですよ。何を贅沢言ってるのよ。

原田 しかも、だ。国会議員の年金は、何と67%が税金から支給されている。
弓谷 その通りです。現役の国会議員からの保険料で足りない分は、全額、国庫負担で補われている。
 たとえば平成13年度の議員年金は、給付総額が28億8000万円。そのうち、保険料は9億2000万円。不足分の約20億円は全部、国庫から出された。
青木 国会議員の年金に毎年毎年、莫大な「国民の血税」が使われているわけだ。
杉山 議員のOBは増える一方だから、議員年金の国庫負担は増える一方だ。
 実際、議員年金制度が始まった1958年度の国庫負担率はゼロだった。それが、88年度には5割。そして今や約7割が国庫負担だ。
三井 そんなに税金を使うなんて、絶対に、おかしい。だいたい議員が年金の保険料を納めているといったって、もとは全部、国民の税金じゃないの!
原田 それに犯罪を犯した議員や、竹入みたいな学歴詐称をしていたような男まで、議員年金を受け取っている。そのために、国民の血税が使われている。誰が、どう見たって、おかしな話だ。
秋谷 まったくだ。改革すべきものは、改革しなくては。
青木 だいたい、こんな特別扱いずくめの年金制度、いったい誰が作ったんだ?
弓谷 もちろん国会議員が自分たちで決めたことです。与党も野党も全部「お手盛り」で、やりたい放題、やってきた。そこが問題だ。
原田 とんでもないことだ。国民の年金制度改革は、これだけ紛糾しているのに、国会議員だけはヌクヌクと高額の年金を保障されている。誰が見ても異常だ。

杉山 だから以前「朝日新聞」にも、識者の声が出ていた。「(議員)年金制度に必要な財政計算が全くなされておらず、掛け金と将来の給付のバランス計算がない」等と鋭く指摘していた。
秋谷 それでは、完全なザル勘定≠セ。
弓谷 最近、マスコミも「議員年金」の問題を、どんどん追及しはじめている。
 「厚生年金などの改革論議の前に、まず自らの『お手盛り』に手をつけるべきだ」(毎日新聞「社説」)
 「特権にあぐらをかいた国会議員に、国民の老後を左右する政策決定を託す気にはなれない」(朝日新聞「社説」)
 「『自分だけがいい思いをしたい』という議員の邪念は絶対に許されない」(共同通信)等々、議員の姿勢を厳しく正している。
三井 当然ですよ。国会議員は今、国民の年金を議論している。「保険料を引き上げる」とか「給付額を引き下げる」とか言っている。そのくせ自分たちの年金だけは、全部そのまま≠ネんて、許せませんよ!

原田 同じ議員でも、地方議員の年金は、財政難で今年4月から「減額」になったじゃないか。
杉山 そうなんです。地方議員の年金については法改正が行われて、全国で改革された。
 その結果、地方議員の年金の支給額は、今後、退職した議員については約1割削減。これから議員になった場合は、約2割削減される。それとともに掛け金も引き上げられた。
青木 国会議員より歳費が少ない地方議員の年金が削減されたんだ。だったら、国会議員の年金も当然、改革するべきじゃないか。
弓谷 ところが国会では、議論が全然、進まない。結局は「先送り」だ。国民の批判の声も、どこ吹く風だ。
三井 まったく呆れてものも言えないわね。
青木 国会議員は「国民の代表」だ。だったら、まず自分たちが率先して「痛み」を引き受けるべきじゃないか。
 「特権だらけ」「お手盛り」「国民不在」の議員年金は、与党、野党の区別なく、断じて改革すべきだ。
秋谷 これも、公明党が改革の先頭に立って、しっかり戦ってもらいたい。
三井 その通りですよ。支持者は厳しく見ていますよ。

(2003.12.24. 聖教新聞)

 

<80>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、平野参議、三井婦人部書記長、杉山青年部長、弓谷男子部長

原田 先日(19日)、またまた日顕宗が裁判で断罪されたな。
杉山 しかも裁判所の判断が下ったのは、日顕の誕生日だった(大笑)。
弓谷 その通りだ。今度は、大石寺の「遺骨大量不法投棄事件」に絡んだ裁判だ。
杉山 この裁判では本年4月、東京高裁が大石寺に対して、遺骨を投棄された遺族4人へ200万円の損害賠償を命令した。大石寺は上告していたが今月19日、最高裁が上告を棄却。大石寺の全面敗訴が確定したんだ。
青木 大石寺の住職、代表役員は日顕だ。その大石寺の不法行為が断罪されたんだ。当然、日顕の責任は重大だ。
秋谷 まさに「仏罰厳然」だ。仏意仏勅の広宣流布の団体である学会を、いじめ、信者を愚弄(ぐろう)し、謗法(ほうぼう)、傲慢(ごうまん)の限りを尽くしてきた報いだ。

杉山 社会的に見ても、これは当然も当然の断罪だった。何しろ大石寺は、預かった信徒の遺骨をゴミ同然に捨てていた。
弓谷 判決にも投棄した≠ニ、ハッキリと書いている。宗教者にあるまじき冷酷、悪辣極まる所業だった。
平野 まったくだ。
 大石寺は合葬(がっそう)≠ニ称して、遺族から預かっていた遺骨を他人の遺骨とゴチャ混ぜにしていた。
 そのうえ、何と使い古しの米袋にギュウギュウに詰め込んでいた。
 すべて遺族には無断で、だ。
三井 ひどい!
杉山 それだけじゃない。
 大石寺は、その遺骨を詰めた米袋のうち150〜200袋を、境内の空き地に穴を掘って埋めた。
三井 家族にとって、かけがえのない遺骨を、納骨堂でも墓地でも何でもない、ただの「空き地」に捨てる。
 まともな人間だったら、考えもつかない。狂った魔物の所業ですよ。

平野 事実を知った遺族の方々の悲しみと怒りが、どれほどだったか。本当に筆舌に尽くしがたいものがあった。
 そこで4人の遺族の方が平成12年3月、大石寺に慰謝料を求める裁判を起こしたんだ。
杉山 ところが、法廷で大石寺側は、何と言ったか。
 遺骨を埋めた場所は「聖地ともいうべき霊域」だ≠ネどとウソ八百の言い訳を並べたんだ。
平野 何が「聖地」「霊域」だ! 私は長年、登山部長をしていたから、大石寺の境内のことなら、よく知っているよ。遺骨が埋められていた場所は、誰が、どう見ても「ただの空き地」だ。
弓谷 判決も明確に断罪している。
 「遺族の全く知らない間に、境内の誰でも立ち入れる一画に穴を掘って袋に入った大量の遺骨を埋めて土をかぶせ、その上に数本の杉を植えたというにすぎない」
 「法要等の慰霊の措置は何らとられていないし、遺骨が埋葬された場所にふさわしい施設も全く設置されていない。要するに、遺骨を境内の一画に投棄したと評価されてもやむをえないものである」
と厳しく断じている。
秋谷 裁判所も大石寺は遺骨を、ただの空き地に投棄した=\―要するに捨てた≠ニ明確に認定したんだ。これは重大だ。

杉山 それだけじゃない。裁判で大石寺側は、坊主の野村慈尊(千葉・清涼寺)を法廷に立たせて、大ウソをデッチ上げた。悪辣なデマで責任逃れを図った。
弓谷 その通りだ。野村は何と遺骨を埋めたのは全部「日達法主の指示」でやった∞埋めた後には、日達法主が自ら読経唱題して法要をやった≠ネどと言い出したんだ。
三井 全部、亡くなった日達法主に責任をなすりつけて、何とか日顕の責任を逃れようとしたわけね。
杉山 だが当然、こんな「その場逃れのウソ」が、裁判所に通用するわけがない。
 遺骨が埋められた時期については、当時、不法投棄を手伝わされた大石寺の元従業員が日達法主が昭和54年7月に死去した後の同年9月下旬ごろだった≠ニ明確に証言している。
弓谷 裁判所も、この陳述を重視した。そのうえで日達法主が、その際に法要を執り行うなどということはありえない≠ニ明確に判断した。
杉山 さらに野村は法廷で、こんなことまで言っていた。
 遺骨を埋めた後の法要は「意義のある極めて重要な儀式」「歴史に残る出来事」「全僧侶・全信徒の関心の的となる事柄」だったと言い放ったんだ。
平野 何いってんだ! そんな「歴史に残る出来事」なんか聞いたこともない(笑)。
秋谷 重要な儀式だったら、遺骨を預けた遺族をはじめ、皆が知っているはずだ。ところが誰も知らない。平野さんも聞いたことがない。我々も、全く聞いたことがない(大笑)。
原田 それに、当時の聖教新聞や宗門の機関誌にも、全然、出ていないじゃないか。
弓谷 その通りだ。裁判でも、宗門の機関誌の報道が事細かに検討されたが、そんな記録は何一つない。1行も報道されていない。
 当時の大石寺の在勤者も口を揃えて「そんな法要は聞いたことがない」と陳述している。
三井 結局、これまた最初からバレバレの大ウソね(大笑)。
 こんなウソで裁判所を騙せるとでも思っていたのかしらね。
杉山 判決も、鋭く指摘している。
 「法要については記録には全く残っていないし、何らかの方法で公表されたこともなく、遺族に知らせたこともない」と厳しく断じている。
原田 結局、この裁判を通して、いかに日顕宗が異常な「反社会的な集団」かが、一段と明らかになったわけだ。

青木 それにしても、今年は日顕一派にとって「断罪に始まり、断罪に終わった1年」だったな。ずいぶん忙しい1年だったな(笑)。
杉山 まず、学会中傷の違法ビラ事件で、日顕宗と檀徒に100万円の賠償命令(2月26日、東京地裁)。
弓谷 続いて、日顕自身が最高裁で次々と断罪された。
 改革僧侶をデマで中傷した事件で、日顕に30万円の賠償命令(7月15日)。
 あの「シアトル事件」をめぐるデマ事件でも、日顕と宗門に400万円の賠償命令(9月9日)が下った。
三井 しかも、この2件とも、日顕が海外に遊びに行った直後の断罪でしたね(笑)。
杉山 その通り。日顕は、7月はアメリカ、9月はフランスに遊びに行った。
 ところが、日本に帰ってきた日顕を待っていたのは「最高裁からの断罪」だった(笑)。
弓谷 また公明党を狙ったデマビラ事件でも、大阪・平等寺の近山智秀と檀徒が断罪(7月、大阪高裁)。近山らが上告を断念し、敗訴が確定している。
杉山 11月には、デマを撒き散らした日顕直属の檀徒を公明党が訴えていた裁判でも檀徒らが敗訴している(東京地裁)。
弓谷 そして極めつけは、今回の遺骨大量不法投棄事件で、日顕が住職の大石寺までが「最高裁で断罪」だ。
秋谷 それも日顕の81歳の誕生日に、だ(大笑)。
青木 やっぱり、あの疫病神の山崎正友に取り憑かれてから、すっかり日顕も「運の尽き」だな。
原田 これで日顕一派は、わずか半年の間に「最高裁で3度も敗訴」だ。
平野 いったい日顕は、いくつ不法行為を犯せば気が済むのか。本当に恐ろしい坊主だ。

平野 裁判といえば、正本堂の建立、護持のために供養をした学会員が、供養金の返還を求めて日顕らを訴えていた裁判。
 この判決が今月19日、静岡地裁であった。
原田 この判決では供養金の返還については「宗教上の問題」であるとして、認められなかった。
 裁判所は「法律上の問題」を扱うが「宗教上の問題」には立ち入ることができない、という立場からだ。
杉山 しかし、原告の人たちの信仰上の怒りを、裁判所は十分に受け止めた。
 裁判では、重大な日顕のウソが暴かれた。
弓谷 その通りだ。
 判決では@日顕が自語相違を承知の上で正本堂の意義付けを変更、撤回した。
 A初めに正本堂の意義付けを明言したのは学会ではなく宗門である。
 B正本堂が破壊されたことによって寄付した学会員の信頼や期待が裏切られ、相当の不快感や怒り、憤りを覚え、感情を害されたりするなど様々な不利益を受けた――などの点が認められた。
原田 要するに、日顕の誤りの一番、根本のことを裁判所は指摘したということだ。
 判決文には大要、こう書いてある。
 ――まず正本堂の意義について、日顕は昭和47年3月26日、宗門の公式見解として、こう言っていた。
 「当然大石寺の正本堂が広宣流布の時に三秘抄(さんぴしょう)、一期弘法抄(いちごぐほうしょう)の戒壇(かいだん)となる」
 にもかかわらず日顕は、その後の平成3年3月9日には「自語相違を承知の上で、上記の宗門公式見解における正本堂の意義付けを改訂変更ないし撤回している」――そうハッキリ認定している。
青木 これは重大だ。裁判所が日顕の正本堂説法の「自語相違」をハッキリ認定したんだ。
原田 今まで更に日顕は、正本堂の意義付けを学会が勝手に変更したかのように言ってきた。
 しかし判決では「(学会が言うより)以前に既に正本堂の宗教的意義付けに関する被告大石寺側の発言がなされていたことは前記説示のとおりである」とハッキリ書いてある。
三井 裁判所が、日顕宗側のウソ、自語相違を認めた、ということですね。
青木 その通り。一番、根本のところを裁判所は認めている。
 まさしく重大な日顕の正本堂説法の「ウソ」「誤り」「自語相違」が認定されたんだ。
弓谷 結局、大ウソつきの「ニセ法主」の正体が、ここでもハッキリしたということだ。

(2003.12.25. 聖教新聞)