<81>
出席者:杉山青年部長、弓谷男子部長、飯田男子部書記長、西東京男子部長、井桁女子部長
飯田 あの「ガセネタ屋」乙骨正生が、またまた裁判で断罪されたな。
杉山 この忙しい年末になっても「ウソで断罪」だ。象徴的だ。
弓谷 問題になったのは、乙骨が発行しているデマ雑誌だ。
この雑誌の昨年8月1日号に、乙骨本人が書いたデマ記事が断罪された。
西 記事の中で乙骨は、世界的に著名なガンジー主義平和運動家のN・ラダクリシュナン博士を、事実無根の悪辣なデマで中傷した。
杉山 N・ラダクリシュナン博士といえば、インドのガンジー記念館の前館長。乙骨は、その博士について、あろうことか「問題人物」「いかがわしい人物」などと書いたんだ。
井桁 やっぱり乙骨というのは、まともじゃないわね。
飯田 当然、博士は「乙骨のデマによって名誉を毀損され、著しい精神的苦痛を被った」と主張し、乙骨らを訴えていた。
弓谷 その判決が今月22日、東京地裁であった。
片山良広裁判長は、N・ラダクリシュナン博士側の主張を認め、乙骨とデマ雑誌の発行元の有限会社フォーラム(代表・乙骨)を厳しく断罪。連帯して賠償金50万円の支払いを命令したんだ。
井桁 乙骨はどんな内容のデマを書いたんですか。
飯田 乙骨のデマは、こうだ。
「N・ラダクリシュナン氏は、昭和57年にインド政府から『問題人物』として告発を受けている。いわばいかがわしい人物≠ネのである」
「(インド)政府所管の財団の名称を勝手に使用して諸外国に寄付を募り、私腹を肥やしている」
「寄付の見返りとして賞を濫発する人物として、インドの有識者の間ではよく知られた人物だというのである」などと、悪辣極まるデマを書き殴って博士を中傷した。
井桁 ひどいわね。いったい何を根拠に、そんなことを書いたの。
弓谷 実は裁判の過程で、驚くべき事実が発覚した。乙骨は、何と「N・ラダクリシュナン博士」と、全くの別人の「K・S・ラダクリシュナ」という男を、完全に取り違えて記事を書いていたんだ。
井桁 エーッ! 人違いだったの!
杉山 その通りだ。当然、単なる「人違い」や「勘違い」で済まされる問題ではない。重大な国際問題でもある。
飯田 裁判では、乙骨が何を根拠に記事を書いたか≠ェ厳しく追及された。どういう資料をもとに、どのような取材をしたのかが、詳細に検証された。
西 すると、ガセネタ屋ならではのボロが出るわ出るわ(笑)。
そもそも乙骨のネタ元は、15年も前の週刊誌に掲載されたデマ記事だった。
井桁 何だ、昔のデマ記事の蒸し返しですか(笑)。
弓谷 しかも、だ。乙骨は、ブラックジャーナリストから情報提供を受けていたが、その情報すら、自分では全く確認していなかった。
西 その通りだ。乙骨は、このブラックジャーナリストから「ラダクリシュナン氏を告発するインド政府のレポート」なる英文冊子を手に入れた。
だが、冊子の1ページ目しか入手せず、何と2ページ以降は全然、読んでもいなかったんだ。
飯田 これも裁判の過程で全部、明らかになった。
そもそも、この冊子自体が、実際には「インド政府のレポート」ですらなかった。
しかも「N・ラダクリシュナン博士」については一切、書かれていない。出てくるのは「K・S・ラダクリシュナ」に関することがらだけだった。
杉山 いや、あいつの程度の低さには仰天するばかりだな。
こんなことは、まともに取材をしていれば、一発で気付くことだ。いかに乙骨が、口から出任せで、自分で確かめもせず、いい加減なデマを書くか――その厳然たる証拠だ。
弓谷 判決も、その点を鋭く指摘している。
「(乙骨が)冊子の作成者や記述内容の確認さえしていれば、それがインド政府の調査報告書ではないことや、冊子中にK・S・ラダクリシュナの名前はあっても原告(=N・ラダクリシュナン博士)に関する記述はないことに容易に気づくことができたと考えられる」と厳しく断じている。
西 実は乙骨のインチキは、それだけじゃなかった。
乙骨は法廷で自分でも直接、取材した≠ネどと、苦し紛れの言い訳をした。
ところが、この取材≠ニいうのが、これまたズサン極まるインチキ取材だった。
飯田 乙骨は平成12年4月、インドのプーラン・デヴィ国会議員に会って、N・ラダクリシュナン博士について意見を聞いた≠ネどと証言した。
だが、その取材内容について詳しく追及されると、急にシドロモドロになった。
揚げ句の果てにはデヴィ国会議員に質問した時「ラダクリシュナン」と発音したか「ラダクリシュナ」と発音したか、自分でもどっちか分からない≠ネどと白状する始末だった(大笑)。
弓谷 判決も、この点を指摘したうえで、乙骨のデタラメな取材姿勢を糾弾した。
「デヴィの意見は、このK・S・ラダクリシュナを念頭に置いたものであった可能性がある」「ところが、被告乙骨は、デヴィの発言内容を確認するために、さらに具体的な質問をしたり、他の取材をすることはしていない」と厳しく断罪した。
杉山 間抜けなやつだ。だいたい国会議員に取材したなんて、それ自体、ウソっぱちじゃないのか(爆笑)。
井桁 要するに乙骨は、ロクな取材もせずに、週刊誌のデマ記事を鵜呑みにし、蒸し返した。
そして、全くの別人物と取り違えて、世界的な識者を誹謗中傷したのね! 本当に悪質だわ。
杉山 こんなデマ事件は、今までに聞いたこともない。
まさに「前代未聞」のあくどさだ。
西 判決も、乙骨をバッサリと切り捨てた。
「原告を別人物と取り違えたまったくの誤報であり、弁解の余地はない」と一刀両断だ。
井桁 当たり前よ!
弓谷 だいたい、これまでに乙骨が、どれだけ悪辣なデマ事件を引き起こし、裁判で断罪されてきたか。尋常一様じゃない。
西 まず昨年11月「北新宿『地上げ』デマ事件」で、最高裁から『週刊新潮』とともに断罪。100万円の賠償命令が確定した。
飯田 本年1月には、北海道の墓苑をめぐるデマ発言で、東京高裁から50万円の賠償命令。その後、乙骨が上告を断念し、敗訴が確定した。
弓谷 さらに身延の脱税事件の摘発に学会が関与しているかのように騒いだデマ記事事件でも、5月に高裁、11月に最高裁から断罪。50万円の賠償命令が確定している。
井桁 よくもまあ、次から次へとウソとデマを並べたものね!
西 そして今回の断罪だ。これで乙骨は「デマで4件目の敗訴」だ。賠償金も、総額250万円にのぼる。
杉山 一個人で、これだけ裁判で断罪される。賠償を命令される。あの「デマ法主」の日顕といい勝負≠セな(大笑)。
飯田 日顕にとっても、今年は断罪続きの1年だった。
何と言っても、最高裁で自ら2度も敗訴。自分が住職の大石寺まで最高裁で断罪された。
弓谷 日顕一派は、その他の裁判でも、次々と大敗北した。まさに断罪の雨あられ≠フ1年だ(笑)。
西 その日顕に、コバンザメのようにくっついている乙骨も断罪の雨あられ≠ナズブ濡れだ(大笑)。
(2003.12.26. 聖教新聞)
<82>
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、高柳婦人部長、杉山青年部長、弓谷男子部長
秋谷 本年1年間も、わが創価学会は「勝利また勝利」の金字塔を打ち立てた。まさに「広宣流布の新時代」が到来した、との感がする。
青木 その通りだ。御聖訓の「妙法(みょうほう)独(ひと)り繁昌(はんじょう)せん時」との仰せを強く実感してならない。
原田 私の大学時代の友人も驚嘆していた。
学会は、文字通り「日本の柱」になりましたね。学会の存在抜きに、日本の未来は語れない時代になったと思う≠ニ率直に語っていた。
青木 これも全て、池田先生が厳然と指揮をとってくださったからです。会員、同志の皆さまの大変な奮闘あったればこそです。本当に、ありがたいことです。
原田 まことに、その通りです。私どもも池田先生から「会員の方々が立派なんだよ。幹部は会員を大切に守らなくてはならない。それを再確認していくことだ」と何度も何度も指導をいただいています。
秋谷 「学会の幹部は会員への奉仕第一」。我々は、この根本の一点を肝に銘じて進んでいかねばならない。そうでないと官僚的になってしまう。
みなが使命ある、尊き同志だ。「異体同心(いたいどうしん)なれば万事(ばんじ)を成(じょう)し」――学会は、どこまでも、この御聖訓の通り、「団結」の二字で前進していく。
原田 それにしても本当に「全てに勝利した」1年だった。すごい歴史の1年だった。
裁判でも正邪は明白になった。「ニセ法主」の日顕や山崎正友らの卑劣な嫉妬の謀略は、ことごとく破綻、失敗、壊滅した。
青木 思えば、日顕も、山崎も、新潮社の社長も、みな個人として断罪された。社会的に、これほど卑劣、醜悪な正体が知れ渡った1年もなかったな。
杉山 まず日顕だ。あの「ニセ法主」のやつは、最高裁から2度も断罪された。
7月15日には、改革僧侶の池田託道住職(滋賀・世雄寺)を中傷したデマ事件で断罪。最高裁から賠償金30万円の支払いを命令された。
弓谷 それに、あの「シアトル事件」絡みのデマ事件でも、最高裁で断罪された。日顕は、自分が書いた言い訳本≠ェ原因で、自分の責任も追及されるハメになった(笑)。
結局、宗門と連帯して400万円の賠償命令が厳しく下った。
杉山 法主ともあろうものが、1年で2回も最高裁判所から断罪されたんだ。
しかも、そのうちの一つは自分の下劣な行状にまつわる事件だ。宗門史上、いや日本の宗教の歴史が始まって以来の大不祥事になってしまった。
青木 この点だけをとっても、日顕は退座すべきだった。宗門の内外に深く謝罪するべきだった。それもしない。できない。とにかく社会性というものが毛筋もない。
原田 だから次々と事件を起こすんだ。
弓谷 あの「遺骨の大量不法投棄事件」でも日顕一派は断罪された。最高裁判所第2小法廷は今月19日、日顕一派の上告を棄却し、完全敗訴が確定したばかりだ。
青木 それにしても、日顕は「シアトル」の一件が、気になって仕方がないようだな(笑)。
原田 今月22日にも、突然シアトルは、なかった∞ワシを追い落とすためだ♂]々と言い出したようだ。例によって例のごとく、誰も聞いてないのに自分から言いはじめたという話だ(爆笑)。
青木 バカなやつだ。日顕は今年の元日にもシアトルは学会の捏造≠ネんて、とんでもない大ウソをついていたじゃないか。
秋谷 法華経の方便品(ほうべんぼん)に「本末究竟(ほんまつくきょう)して等(ひと)しい」とある。日顕は今年も、始めから最後まで、明けても暮れても「シアトル」が頭から離れなかった。そういう1年だったということだ(大笑)。
杉山 年始も年末も、下劣な事件の言い訳ばかり。これじゃあ、法華講員も、どんどん離れていくわけだよ(笑)。
高柳 だいたい81歳にもなって、あんな下劣な事件にからむ裁判で完全敗訴の言い訳。「生き地獄」ね(笑)。
原田 日顕が大ウソをつくから、こっちも言うが、あの「シアトル事件」の裁判は、1審で日顕のハレンチな行状が厳然と認定された。すると2審で日顕側が訴えを取り下げた。すごすご引っ込んでしまった(笑)。
青木 訴訟費用の1400万円も全額、日顕側が負担した。学会は1円も払っていないよ。
杉山 この1審の判決は、今後の裁判の証拠としても厳然と効力を持つ。日顕が何を言おうが、裁判記録とは何の関係もない。未来永劫、子々孫々の時代に至るまで、日顕の汚れた行状は刻印されていくんだ(爆笑)。
弓谷 それに日顕の師匠≠フ山崎正友。こいつも、今年は自分が起こした不倫事件の裁判で、慰謝料300万円の支払い命令が最高裁で確定した(2月)。
原田 裁判所公認の不倫男≠ェ確定だ(笑)。
青木 凶悪な恐喝事件を起こして断罪、服役。今度は自分の不倫事件で断罪。汚らわしい限りだ。悪党の中の悪党だ。
杉山 そのうえ山崎は、いまだに十数件もの裁判を抱えている。自業自得で、来年も1年中、裁判漬け。まさに「裁判地獄」「訴訟地獄」の末路だ。
原田 その山崎と結託してきた新潮社も、この1年余りで19回も断罪された。総額6000万円を超える賠償金も命令された。敗訴数も賠償額も「日本最悪の記録更新」だ(笑)。
青木 何しろ今年の7月には、社長が書類送検までされた(後に告訴人が訴えを取り下げ)。
別の事件では、社長個人が監督責任を問われて賠償命令が下っている。何から何まで、前代未聞だ。マスコミの信用を、新潮社一社がブチ壊している。
弓谷 読者は離れるわ、売り上げは落ちるわ、赤字続きだから信用調査会社等のデータでも、新潮社は今年「Bランク」から「Cランク」に落ち込んでいる。
原田 厳しいもんだ。ろくに取材もせず、根拠も裏付けもないデマ記事を乱発した報いだ。
「こういう人権侵害のデマ雑誌は許さない」。社会全体が、そういう厳しい風潮になっているということだ。
杉山 断罪といえば「ガセネタ屋」の小物の乙骨。こいつも断罪ばかりされていた(笑)。
「北海道墓苑のデマ事件」に「身延の脱税に絡むデマ事件」。どれもこれも厳しく断罪された。
弓谷 年の暮れになっても断罪だ。乙骨は、世界的な社会運動家のN・ラダクリシュナン氏を誹謗したデマ記事事件でも先日、東京地裁から50万円の賠償金の支払いを命じられたばっかりだ。
杉山 何しろ「ガセネタ屋」だから、キチッとした取材も裏付けも何一つ取っていなかった。詳しいことは省略するが、乙骨が記事の根拠だと言い張っていた「インド政府の調査報告書」も全くのインチキ。実際は政府のものでも何でもなく、記事に関わる内容すら一切書かれていなかった。それが無様に法廷で発覚した。
高柳 要するに、何も読んでいないのに、内容までスリ替えたわけね。
杉山 裁判所も乙骨側に弁明の余地はない≠ニ斬り捨てていた。
青木 当たり前だ。
秋谷 とにかく、これまでの歴史を振り返っても、極悪非道の輩は、病気になったり、悪事が発覚して除名になったり、断罪されたりと、必ず敗残の姿を晒している。
戸田先生は「退転者は、不思議とその堕地獄の姿を見せにくるものだ」と、おっしゃっていたが、その通りだ。仏法は本当に厳しい。
原田 その一方で、わが学会は全ての裁判で大勝利した。一点の曇りもない完全勝利。「勝率100%」だ。
弓谷 今年の2月には、東京地裁で宗門と檀徒が断罪。悪辣な違法ビラを大量に撒いていたとして100万円の賠償命令が下された。
青木 これも普通の宗教団体には、想像もつかないような事件だったな。みっともない事件だった。
杉山 9月には、さっきも話題になったが、最高裁で「シアトル事件」をめぐるデマ事件の判決が下った。日顕と宗門に賠償金400万円の支払い命令が確定した。
原田 「デマで断罪」「事件で断罪」。論より証拠だ。これが日顕宗の実態だ。誰もが「どこまで異常、異様な集団か」と呆れているよ。
青木 陰険、陰湿の「C作戦」から13年。日顕のドス黒い正体は社会に知れ渡った。醜い化けの皮が完全に剥がれてしまった。
最近の聖教新聞の「声の欄」を見ても、各地の脱講者から、宗門の恐るべき実態を告発する投書が毎日のように載っているじゃないか。
高柳 まったく、空恐ろしい限りよ。
(2003.12.27. 聖教新聞)
<83>=完
出席者:秋谷会長、青木理事長、原田副理事長、高柳婦人部長、杉山青年部長、弓谷男子部長
杉山 裁判といえば、今年は、あの悪名高い「東村山デマ事件」の裁判も、学会側の完全勝利で決着したな。
弓谷 3月には、東村山市議の矢野穂積と朝木直子らが、「創価新報」の報道等に絡んで学会等を提訴した訴訟の判決が下った。
東京地裁は学会側の主張を全面的に認め、矢野、朝木らのすべての訴えを棄却したんだ。
青木 当然だ。バカバカしい!
杉山 この「東村山デマ事件」に絡んで事実無根のデマを垂れ流した『週刊現代』も、今年の3月8日号で公式謝罪した。
原田 卑劣なデマが流されて8年。学会側は、東村山デマ事件関連の一切の裁判で勝利した。明確な歴史が厳然と残った。
杉山 この東村山のデマに深く関わっていたのが「ガセネタ屋」の乙骨だ。
卑しい金儲けで、さんざんデマを書いてきたが、裁判で次々と断罪されて、正体が皆に知れ渡った。
弓谷 こいつが垂れ流した事実無根の「北海道墓苑のデマ事件」も今年1月、東京高裁で厳しく断罪された。
その後、乙骨側は最高裁への上告を断念。損害賠償金50万円の支払い命令が確定している。
原田 話によると、乙骨は法廷で根拠らしい根拠一つ出せなかったようじゃないか。
杉山 高裁で完全敗訴した後、あいつは自分のデマ雑誌に上告する、する≠ネんて大見得を切っていた。ところが、あっさり上告断念。シッポを巻いて逃げ出した(笑)。
青木 上告する≠ニいうのも「デマ」か(爆笑)。
弓谷 あんな小物一匹、どうでもいいが、このガセネタ屋は別の裁判でも木っ端微塵に敗訴した。
こいつは、身延の坊主の脱税事件の摘発に絡んで、あたかも学会が関与したかのような真っ赤な大ウソを並べたてた。それが法廷で一刀両断。またしても学会は完全勝訴した。
原田 身延の坊主なんて、学会は全く無関係だ。
関係あるのは、日顕と山崎正友だろ(爆笑)。
杉山 それをガセネタ屋は、インチキだらけの幽霊コメントばかり出して「ウソ八百」の低劣なデマを流した。
しかも法廷では学会を狙った記事ではない≠ネんて苦し紛れの言い逃れに必死(大笑)。しかし、そんなスリ替えは、当然、全く認められなかった。
弓谷 裁判所は記事は乙骨の批判活動の一環として行われた≠ニ厳然と認定した。
結局、最高裁も先月、乙骨を断罪。50万円の賠償命令が確定したんだ。
秋谷 とにかく、学会は裁判も連続勝利。
学会を陥れようと陰謀をめぐらした連中のほうが、いよいよ厳しく断罪されている。これが事実であり結末だ。
原田 そういえば、山崎正友と『週刊新潮』が共謀した「狂言訴訟事件」。あのウソ八百の事件をデッチ上げた北海道のウソつき夫婦も、惨めな破滅の姿を見せているようだな。
杉山 もともと、あのウソつき夫婦は、周囲から金を騙し取っては、訴えられて負け続けていた。
原田 学会から金銭を脅し取ろうと、学会本部に脅迫電話をかけてきたこともある。
弓谷 そんなウソつき夫婦に山崎や『週刊新潮』の記者の門脇らが結託して、大ウソの手記をデッチ上げたんだ。
原田 当時、下劣な「シアトル事件」で追い込まれていた日顕一味も、事件をごまかそうと狂言事件に1枚かんでいた。みな分かっているよ。悪党は群れる。群れたがる。邪悪な構図はハッキリしている。
弓谷 しかし、この「狂言訴訟」の陰謀も大惨敗。最終的に「100万件に1件」といわれる「訴権の濫用」で却下された。
高柳 まさしく「100万件に1件のデマ事件」だった。
原田 その通りだ。裁判所は「このまま本件の審理を続けることは被告(=学会側)にとって酷であるばかりでなく、かえって原告(=ウソつき夫婦側)の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」とまで断言している。
青木 このデマ事件では、当時の橋本総理大臣も、名誉会長に2度にわたって謝罪している。
高柳 それほど悪辣なデマ事件だった。明確ですね。
原田 何から何までがウソだった。何しろ事件≠ネるものの場所自体が存在しなかった。
「いつ」「どこで」「誰が」が全部デタラメだった。
青木 どこまであくどい連中か!
杉山 実は、このウソつき夫婦は「狂言事件」の裁判の合間にも、金銭問題を起こしていた。被害を受けた女性が訴えて、女性の全面勝訴で決着している。
弓谷 そうなんだ。最近、月刊誌の記事でジャーナリストが明らかにした。
記事によると、被害にあった女性は元法華講員だった。だから当初、告発者≠気取るウソつき夫婦に同情的だったという。
杉山 それを利用して、狂言夫婦は女性に付け込んだ。記事には、その悪辣な手口が詳細に書かれている。
――初対面から3日後には、高級なセーターが送りつけられた。その後、たてつづけに名産品などが3度も送られた。
そしてある日、ウソつき夫婦の亭主から「15万円を貸してくれ。セーターは気に入ってくれたかね?」という電話がかかってきた。
高柳 断りにくい状況にして、一気に付け込む。全部、計算ずくで仕組んだワナだったわけね。
杉山 ジャーナリストもウソつき夫婦は「これは」と思った人間の情報を集めて接近する。プレゼント攻勢をかける。そのうえで時期を見て亭主が金を無心する。そして相手を引きずり込む≠ニ鋭く指摘している。
弓谷 この時から、借金を要求する電話は1日10回に及んだ。女性は弱り果てて、ついに平成9年6月13日、指定された銀行へ金銭を振り込んだ。
杉山 ところが、その後も電話は鳴り続けた。翌7月に15万円、8月には130万円を振り込むことになった。
最終的には何と30数回にわたって、計500万円以上の大金が巻き上げられたという話だ。
弓谷 女性が借金の返済を頼むと亭主は、どう言ったか。
裁判に金がいる。オレ自身の戦いじゃないんだ。日顕と学会の戦いなんだ
裁判に勝てば、あんたに2000万円やる。500万円くらい捨ててもいいじゃないか
10億円でも13億円でもあげる♂]々と言い出した。
杉山 そのうえ「今まで他人から金を借りたことはない」「裁判に勝ったら、お前を本妻にしてやる」(大笑)という大ウソまでついていたというんだな。
弓谷 女性が「もう金はない」と言うと「ないならサラ金≠ノ行ってくれ」「息子がいるだろう。息子の名前で借りてくれ」と言い放ったようだ。
原田 不倫相手から2000万円もの大金をせしめた山崎と「ウリ二つ」の手口じゃないか。
杉山 たまりかねた女性は資金の返還を求める訴訟を起こした。
その結果、平成13年3月に札幌地裁は、女性の全面勝訴の判決を言い渡した。この判決は確定している。
弓谷 この裁判だけじゃない。分かっているだけでも、ウソつき夫婦の被害者は数百人にも及ぶ。裁判で確定しているだけでも、合計約7000万円もの返還命令が下っている。
地元の函館では、いよいよ怒りの声が上がっている。
青木 これがウソつき夫婦の正体だ。誰が見てもハッキリしている。
原田 こんな「ウソつき」「ゴロつき」をそそのかして、下劣なデマを焚きつけた『週刊新潮』! 山崎正友! 日顕! 全部、同類、同罪だ。
杉山 金のため、野心のため、嫉妬に狂い、どんな卑劣な謀略も平然とやる。
だから、どいつもこいつも社会の信用はゼロ。裁判でも断罪続き。ますます大恥を晒して地獄の底へ沈んでいる。
原田 まさに社会の害毒だ。こんなのは、絶対に許してはならない。徹底的に駆逐することこそ、社会の利益だ。
だからこそ我々は、断じて手を緩めず、さらに痛烈、痛快に追撃する。邪悪は完膚無きまでに打ち砕く。
秋谷 その通りだ。
この「正義と真実」を語る座談会は、今年も大好評のうちに最終回を迎えた。御愛読に感謝します。
青木 明年も大いに語ろう! 明年は、いよいよ「創価完勝の年」。学会の歴史に燦然と輝く1年にしよう!
秋谷 そのためにも、まず「世界第一の新年勤行会」から、晴れ晴れと出発していこうじゃないか。
(2003.12.29. 聖教新聞)