< 座談会 >

青木理事長 青年部と語る

 

 <1>  <2>  <3>


 

<1>
出席者:青木理事長、竹内青年部長、佐藤男子部長、棚野総東京男子部長、森山学生部長

竹内 先日、学会青年部の日中友好青年交流団が中国を訪問しました(7月21日から26日)。
青木 大成功だったようだね! 聖教新聞でも連日、報道されていた。
竹内 行く先々で熱烈な歓迎を受けました。
 池田先生が、どれほど中国で信頼され、尊敬されているか。その層の厚さ、理解の深さを改めて実感しました。
森山 私も参加させていただきました。
 華東師範大学では、池田先生ともお会いした羅国振(らこくしん)副学長が出迎えてくれました。
 「池田名誉会長とお会いした思い出は生涯、忘れません。私にとって偉大な思想家∞学問の巨人≠ナあり平和の使者≠ナす」と真剣に語っていました。
青木 同大学は上海きっての名門だ。本年5月、池田先生に名誉教授の称号を贈ったばかりだね。
佐藤 その通りです。
棚野 今回の訪中団は、中国最大の青年団体である、中華全国青年連合会の招聘(しょうへい)だった。
佐藤 本年2月、池田先生と王毅(おうき)駐日大使との会談で提案され、実現したものだ。
竹内 中国の将来を担う青年リーダーは皆、先生の哲学、日中友好への貢献を深く、鋭く認識している。
 今回の訪中でも「学生時代、池田先生とトインビー博士の対談集を読みました」
 「池田先生の思想が、今の自分の血肉になっています」等々と口々に語っていたのが、私の心に深く残った。

英字紙が話題に

森山 24日には、中国の国会にあたる「全国人民代表大会」常務委員会の許嘉?(きょかろ)副委員長を表敬訪問した。北京市の人民大会堂で会見しました。
青木 許副委員長は、池田先生による歴史的な「日中国交正常化提言」を讃嘆しておられたようだね。
竹内 たいへんに力説していました。
 「当時、反対勢力が根強いなか、中国人民の心に響く提言をされたことは偉大な業績です。名誉会長は、一生かけて中日友好に大きな貢献をしてこられました」と語っていた。
森山 それに許副委員長との会見では、池田先生が毎月「ジャパンタイムズ」に寄稿しているエッセーも話題になった。
棚野 そう、そう。同紙は日本を代表する英字紙だ。
 池田先生のエッセーは同紙の掲載と共にインターネットのホームページにも掲載され、世界中に発信されている。
佐藤 海外の識者も読んでいる。いや、日本人以上に注目している。何しろ中国の最高指導者も読んでいるんだから。
竹内 まったく、その通りだ。
 それにしても今回の訪中は、上海からスタートしたが、いや、中国の急速な発展ぶりには、実に驚いたな!
青木 あの経済成長にしても、ただごとではない。
 だからこそ、各界は「人材の育成」に必死だ。各界のリーダーが池田先生の思想と哲学を真剣に学んでいるのも、その表れと言っていい。

中国70大学から

佐藤 中国の大学でも近年、池田先生の思想と行動を研究する機関が、続々と誕生しているじゃないか。
森山 7月10日には、北京連合大学・旅遊(りょゆう)学院に「池田大作時習会」が発足したばかりだ。これで池田研究≠進める中国の大学は、北京大学、湖南師範大学など合計9大学になった。
青木 「日本の政治家で、こんなに中国で研究されている人物がいるのかね」と、私の大学時代の同級生が笑っていたよ(笑い)。
佐藤 日本には、いないでしょう。いな、世界でも稀でしょう。まさしくアジアの壮挙です。
棚野 その旅遊学院の趙鵬(ちょうほう)院長は、設立の喜びを、こう語っていた。
 「中日友好を推進し、世界の平和のために尽力してこられた池田先生という『偉人』を学ぶことによって、これまで以上に視野を広げられる。
 池田先生の思想・行動を通して『友好』の2文字を重んじる人材を育(はぐく)んでいきたい」。このように真剣に語っていた。
森山 私が会った、中国の学者も語っていた。
 「池田先生は長年にわたって、中日両国の青年を育成してこられた。偉大な指導者です」と強調していた。
竹内 さらにまた中国では、実に70もの大学・学術機関が先生に「名誉教授」等の称号を贈っている。

歴代首脳と会見

森山 池田先生は、周恩来総理との歴史的な会見からはじまり、ケ小平、江沢民、胡錦濤(こきんとう)ら歴代の国家指導者と深い友誼(ゆうぎ)を結んでこられた。
 「このような日本人は、日本の政界にも財界にもいない」。これが中国の人々の認識です。
青木 本当に偉大な業績です。著名な中国研究者も断言していた。
 今の日本には、中国との関係一つをとっても、池田名誉会長に並ぶ人物はいない≠ニ指摘していた。
佐藤 とにかく、これからの世界は、中国の動向を抜きには語れない。これは誰びとも否定できない事実だ。

「50年後」の大国

青木 そういえば、中国をはじめ、21世紀に台頭する新興経済大国を「ブリックス」と呼ぶことがある。
森山 ブラジルの「B」、ロシアの「R」、インドの「I」、中国の「C」。この四つの頭文字から作られた造語ですね。
棚野 アメリカの大手証券会社が、50年後の世界経済を予測した結果、いちやく有名になったというな。
佐藤 その予測によると、2050年の国内総生産(GDP)は、第1位が中国、2位はアメリカ、そしてインド、日本、ブラジル、ロシアの順になるという。
竹内 中国、インド、ブラジル、ロシアの4ヵ国だけで、すでに世界の人口の半分近くを占めている。
 あらゆる面で、今後の世界の中核になっていく国々と言えるだろうな。
青木 それにインド、ブラジル、ロシアといえば、いずれも社会全体をあげて池田先生を顕彰している国だ。
竹内 不思議だな。その通りですね!

(2006. 8. 3. 聖教新聞)

 

<2>
出席者:青木理事長、竹内青年部長、佐藤男子部長、棚野総東京男子部長、森山学生部長

竹内 先日は21世紀に台頭するブラジル、ロシア、インド、中国が、社会全体をあげて池田先生を顕彰している話が出た。
森山 「ブリックス」(ブラジルの「B」、ロシアの「R」、インドの「I」、中国の「C」の頭文字から作られた造語)――これから伸びゆく4ヵ国だ。

大統領も絶賛

佐藤 たとえばインドでは、社会のトップリーダーが、こぞって池田先生の思想、哲学を高く評価している。
竹内 本年5月にも、インドの国家的重要大学「タゴール国際大学」から池田先生に名誉文学博士号が贈られた。
棚野 私は、同大学のボンドポディア教授の言葉が鋭く心に響いた。
 それは「池田博士はタゴールの精神を体現する人です」「だからこそ、池田博士にお会いすることを、ずっと願ってきたのです」と真剣に語っていた言葉です。
青木 インドからは、国立デリー大学をはじめ、池田先生に贈られた名誉学位が「11」にのぼる。
 さらにまた最高の学術的栄誉である「タゴール平和賞」や「ガンジー生誕125周年記念平和賞」など各界からの顕彰は「30」を超える。
森山 ナラヤナン前大統領も池田先生との会見(1997年10月)の折に語っておられた。
 「私のスピーチは、実は池田会長の著作を読んで、そこからアイデアを引き出しているのです。本当なんです」とまで、最大に讃えておられた。
青木 これはインドの各界でも有名になった言葉だ。
棚野 そして南インドの大都市チェンナイには2000年8月「創価池田女子大学」が開学しました。
佐藤 同大学は、名門マドラス大学とも提携している。卒業生にはマドラス大学の卒業証書が贈られている。
竹内 大学を創立したセトゥ・クマナン博士は、先日の女子部結成55周年の折も、メッセージを贈ってくださった。
 「私は、池田先生を『わが人生の師』と心に決めました」
 「師を持った人生に無上の喜びを感じています。これほどの幸福はありません。
 そして、常に、少しでも先生の平和行動のお役に立ちたいと考えています」と万感の思いを込めて綴っておられた。
佐藤 学会員ではない、しかも海外の識者が、これほどまでに池田先生を尊敬し、先生を師と仰ぎ、先生の戦いに続いている。
 われわれ青年部は、厳しく襟を正さなくちゃいけない。

宗教を超えて

青木 ブラジルでも、池田先生の名前は全土に鳴り響き、轟いているじゃないか。
棚野 連邦政府からの「南十字国家勲章」の栄誉をはじめ、学術機関から数々の名誉称号、70を超す名誉州民・市民証が先生に贈られている。
森山 奥さまに贈られた顕彰も50を超えています。
竹内 さらにブラジル全土には、三代会長の名前を冠した「通り」「公園」「橋」が23もある。
 「牧口教育プロジェクト」を採用する学校も220校以上、のべ約100万人もの児童が参加している。
青木 偉大な池田先生の闘争によって、全世界の人々が牧口先生、戸田先生を知り、深く尊敬するようになった。
 池田先生は常々「師匠を宣揚することが、弟子の役目である」と、おっしゃっておられる。この世界中からの顕彰こそ「三代の師弟の勝利」の厳然たる証しです。
佐藤 本年3月には、アマゾナス州マナウス市に「池田大作博士学園」が誕生した。これは「州立」の学校だ。
 開校式には、ブラガ州知事も参加。
 「世界的に偉大な人間主義者である池田博士の名を冠した学園が、わが州に開校し、本当にうれしい。創価の哲学が、理想の学園の建設に大きく寄与していくことを確信しています」と満腔からの期待を寄せていた。
青木 先月20日には、ブラジルの5562都市の連合体である「ブラジル全国都市連合協会」の代表が来日。池田先生、奥さまに東洋人初の「栄誉賞」を授与したばかりだ。
竹内 同協会のガルシア会長が語っていましたね。
 「池田会長ご夫妻は、私たちブラジル国民を尊重し、情熱を愛情を注いでくださっています」
 「ブラジル国民は、仏教徒という枠を超えて、池田会長を、平和を推進する世界的なリーダーとして、尊敬し、賞讃しています。この栄誉賞は、そのブラジル国民からの心からの感謝の印であります」と力強く宣言していた。

日本では唯一

森山 ロシアからも先生への顕彰が相次いでいる。現在、池田先生が世界の大学から受章された名誉称号は198。その記念すべき「第1号」は、国立モスクワ大学からの名誉博士号だ。
佐藤 1975年5月、池田先生の第1次訪ソの折に当時のホフロフ総長から贈られたものだ。現在、ロシアの大学・学術機関から先生の贈られた名誉称号は11を数える。
棚野 先生はモスクワ大学の歴代総長との会見をはじめ、教育交流に尽くし抜いてこられた。
 ログノフ総長、サドーヴニチィ総長とは対談集も刊行なさっている。
森山 そして、ゴルバチョフ大統領との歴史的な会見(90年7月)。全世界が注目しました。
 これまで8度にわたって会談し、対談集は世界8言語で発刊されている。
竹内 先生は、ソ連時代のコスイギン、チーホノフ、ルイシコフ首相とも会見している。
 3人の歴代首相と対話を行った日本人は、ほかにいない。
青木 それにモスクワ大学のストリジャック助教授。初訪ソ当時から30年以上にわたって池田先生の功績を知る生き証人≠セ。
 その生き証人が、こう明言していた。
 「ソ連邦崩壊により多くのものが消え去りましたが、その崩壊にもかかわらず残ったものがあります。それは池田先生が築かれた教育・文化・芸術交流であり、それは、ますます生き生きとして、その輝きを増しているのです!」と賞讃していた。

先見の構想

佐藤 とにかく、中国、インド、ブラジル、ロシア。どの国も、池田先生は早くから着々と友好の布石を鋭く打たれ、深い信頼を築いてこられた。
 だからこその、これほどの顕彰、讃嘆。日本の海外交流史に、輝き渡る大偉業です。
竹内 それらの国々が、いま猛烈な勢いで大発展している。
 50年後には、いずれも世界に冠たる超大国になると言われている。
青木 実に不思議なことだ。三代会長の功績を、声を惜しまず賞讃する。「正しいものは正しい」と、正当に評価する――「正視眼」をもった国が、栄えていく。
 これが21世紀の世界の潮流になりつつある。
棚野 池田先生の慧眼、先見に、ただただ感服するばかりです。
青木 何十年も前から手を打ってこられた。みな、今になってようやく「先生が構想してこられたのは、これだったのか」と気づく。
 我々とは、あまりにもスケールが違う。
佐藤 偉大な師匠をもつ青春。これ以上の幸せはない。我々には、その師と共に「次の50年」を開く使命がある。
 青年として全力で戦い、断固として勝利するのみだ。断じて戦おうじゃないか!

(2006. 8. 7. 聖教新聞)

 

<3>
出席者:青木理事長、竹内青年部長、佐藤男子部長、棚野総東京男子部長、森山学生部長

また記録を更新

竹内 あの極悪ペテン師の山崎正友のやつが、またもや敗訴したそうだ(笑い)。
青木 また負けたのか。あいつは今年、70歳になるんだろう?
 みっともないやつだ!
佐藤 山崎のやつは神奈川県の元県議に対する悪辣な人権侵害事件で本年3月、横浜地裁で断罪された。33万円の損害賠償を命じられた。
竹内 山崎は控訴していたが7月26日、東京高裁が山崎の控訴を棄却。またもや山崎は敗訴したんだ。
森山 先月(7月)の1ヵ月間だけで、山崎の裁判での敗北は、なんと5件にもなる。
青木 「新記録」「続々と記録を更新」だな(大笑い)。
棚野 法廷で山崎を目撃した人に聞いたが、すっかり老いぼれているようだ。7月にあった裁判でも、山崎のやつは、裁判所のベンチで、だらっと寝そべっていたそうだ。
佐藤 身体もガックリ痩せた。ドス黒くやつれて、亡霊のような姿だった。そういう話だな。
森山 だいたい山崎のやつは出廷するたびに、相手側の弁護士や裁判長からきちんと反論しなさい∞書類が不備だらけだから、ちゃんと出し直すように%凵Xと厳しく言われているそうじゃないか。みっともない!
棚野 そのうえ、まだまだ別に裁判を抱えている。この暑いのに(笑い)。
青木 誰のせいでもない。あいつは自分のほうから、いくつも裁判を起こしてきたんだ。自分のせいだ。全部、自業自得だ。

世間向けポーズ

棚野 そもそも山崎は、性懲りもなく法廷で自分の恐喝事件は冤罪(えんざい)だ≠ネんて大ウソを言い放っているようだな。
森山 それがまた、あいつのクビを絞めている。自分で自分のクビを絞めている(大笑い)。
佐藤 裁判で冤罪だ≠ニ主張すれば、当然、法廷で立証しなければならない。
竹内 バカバカしい。山崎が恐喝事件を起こしたのは、紛れもない事実だ。裁判も1審の東京地裁で4年半、合計75回もの公判を経て厳正に審理された。その結論が、山崎に対する「懲役3年の実刑判決」だ。「判例時報」にも載っている凶悪事件だ。
佐藤 冤罪だ≠ネんて喚(わめ)き、騒いでいるのは、山崎だけだよ(爆笑)。
青木 近年の日本では、ごく稀に再審請求が通って、無実、冤罪の判決が出ている。マスコミでも社会的にも大きく取り上げられてきた。
 だからこそ山崎のやつは冤罪だ≠ニ言って、格好をつけたいんだよ。そう言っておけば、世間向けに格好がつくと思っている。大ウソつきの悪党らしい悪知恵、サル知恵、悪あがきだよ(爆笑)。

断末魔の修羅

竹内 とにかく、山崎のやつが裁判で敗北したのは、恐喝事件を含めて全部で16件もあるそうじゃないか。
佐藤 その通りだ。
 下劣な不倫事件で300万円の賠償命令が確定。元不倫相手の夫をデマで中傷して11万円の賠償命令。ジャーナリストに対するデマ事件でも80万円の賠償命令。
棚野 そのほか、山崎が自分で出したデマ本が原因で12件の裁判で敗訴、敗北。
 16件の裁判で山崎が支払いを命じられたり、支払いを約束した慰謝料は合計630万円以上になる。
青木 山崎のやつは、学会への逆恨みと嫉妬で、日顕一派と結託して、ありとあらゆる謀略をしかけてきた。学会を乗っ取り、撹乱(かくらん)し、陥れようと企んできた。
竹内 全部、大失敗だ。失敗どころか、裁判でも自分が敗北、断罪。合計630万円以上の賠償命令だ。
棚野 ちゃんと払っているんだろうな、このペテン師野郎(爆笑)。
青木 「修羅(しゅら)は帝釈(たいしゃく)をあだみて日天(にってん)を・いたてまつる其(そ)の矢(や)かへりて我(わ)が眼にたつ」。御聖訓は正しい。その通りの惨敗だ。

死ぬにも死ねず

竹内 そういえば山崎に食い破られた連中だって、どいつもこいつも悲惨きわまるじゃないか。
森山 あの原島あたりも、ずっと入院したまんまだ。どこで何やってんだ? 全然、聞かないじゃないか(大笑い)。
佐藤 以前は神奈川の病院に入っていたようだ。
 そこも追い出されたのか、今じゃあ東京の西多摩地域の老人施設か何かに、引っ込んだまんまのようだ。
棚野 だいたい、山崎やら原島やら、最近の男子部員は誰も知らない。見たこともない。亡霊みたいなものだ(大笑い)。
青木 誰からもバカにされ、どこにも出られず、生き恥をさらし、死ぬに死ねない。
 戸田先生が「学会を退転することほど恐ろしいことはない。また、退転した者は、惨めな姿を、わざわざ見せにくる」と断言なさっていた通りだ。だからこそ悪に対しては徹底して「追撃」だ。「追撃の手を緩(ゆる)めるな」だ。
 御聖訓に「法華経の敵をだにも・せめざれば得道(とくどう)ありがたし」と仰せの通りに進もうじゃないか。

公安もマーク

竹内 ところで最近、悪質な宗教がらみの事件が頻発しているな。
佐藤 たとえば高校生などの若者を狙うことで有名な集団がある。夏になると動きが活発になる。しつこく勧誘してくる。
棚野 ああ、しょっちゅう警察沙汰を起こす「札付き」の連中だな。
森山 先日も、群馬県の信者が暴行で逮捕された。連中の拠点も家宅捜索された。
青木 これは地元紙をはじめ、全国ネットのニュースでも大きく報道された事件だ。
竹内 昨年の夏も、神奈川県で信者二人が逮捕された。大学生から携帯電話を奪った揚げ句、民家に閉じ込め、入会を迫った「監禁」の疑いだった。
森山 監禁、暴行。腕ずく、力ずくで言うことを聞かせようとする。
佐藤 自分たちの教えに自信がない証拠だよ(大笑い)。
棚野 神奈川では、昨年3月にも、信者が知り合いの男を入会させようと、しつこくつきまとい、暴行を加えたとして、書類送検された。
佐藤 先日の新聞に、被害者の声が出ていた。
 勧誘を断ると「一変して『大地震が来る』『他国が攻めてくる』」と脅され、不信感を感じて付き合いをやめたというんだ(愛媛新聞、7月21日付)。
棚野 完全に脅迫じゃないか。
竹内 公安調査庁のホームページでは、この連中の実態が明らかにされている。
 「自然災害をとらえて『巨大地震・異常気象は大闘争の前兆』などと恐怖心をあおり」「大学生などの若年層を対象として、執拗(しつよう)な勧誘を展開し、監禁容疑で逮捕され関連施設などが家宅捜索される事件を引き起こす」とある。
青木 公安調査庁もマークしているのか。これは本格的だ。
佐藤 とにかく、これだけ事件を起こしながら、何の反省もない。同じ事件を平然と繰り返す。教訓から学ばない。社会全体を敵にしている。狂犬同様の邪教だ。
 そういう連中が動いたら、早急に地域の男子部に連絡してもらいたい。場合によっては、どんどん警察だ。

日顕宗でも孤立

棚野 反社会的集団といえば、日顕宗にもいるじゃないか。あの大恥さらしの日顕直属の檀徒一派が(笑い)。
森山 選挙のたびにデマビラをバラ撒く。訴えられて負ける。あの連中だな(大笑い)。
佐藤 この連中は2000年4月にも、衆院選を狙って公明党を中傷するデマビラを撒いた。
棚野 当時、公明党が名誉毀損で訴えた。昨年2月、最高裁で構成員らに損害賠償100万円を命じる判決が確定している。
森山 さらにまた01年の参院選、都議選でも別のデマビラ事件を起こした。檀徒に対する100万円の賠償命令が確定している。
佐藤 ビラだけじゃない。98年には、この一味の檀徒が北九州市内で、女性のスカートの中を盗撮して現行犯逮捕された。
棚野 00年9月に鹿児島県で凶悪な監禁、恐喝未遂事件を起こして逮捕された男も、この檀徒一派だ。
竹内 最近も、この檀徒一派が埼玉の学会員から訴えられたばかりだ。
佐藤 学会員宅から御本尊を騙し取ったとして、御本尊の返還と慰謝料の支払いを求められたんだ。
青木 御本尊にまで手をかける。邪教の証拠だ。
竹内 裁判も始まった。「連中のおかげで、とばっちりを食うのは宗門だ。懲り懲りだ」と坊主たちも嘆いている(笑い)。
棚野 そういえば、大石寺執事を務める小川只道(理境坊)も連中が深く絡んだ機関紙の監修をやめたというじゃないか。
森山 日顕宗のなかでも爪弾(つまはじ)きになってきた。孤立しはじめた。追いつめられて、何をしでかすか、わからないな。
青木 こういう連中は暴れたくてしょうがないんだ。とにかく目立ちたい。あっちこっちに因縁をつけ、ケンカを吹っかけて、相手にしてもらおうとする。相手にすれば、するほど喜ぶんだ。
 なにかあったら男子部をはじめ、地元の学会幹部に速やかに連絡することだ。当然、法的措置にも厳しく訴えていく。

(2006. 8.10. 聖教新聞)