< 座談会 >

栄光の学会創立77周年を記念して

<11> ポスター損壊男を逮捕・検挙
<12> 選挙は「まず議員と家族」だ

 

 

 

<11> ポスター損壊男を逮捕・検挙
出席者:原田会長、正木理事長、大野総中部長、山本総九州長、中尾関西婦人部長、佐藤男子部長

亥年と選挙

佐藤 今年は「亥年(いどし)=いのしし年」だ。
 実は亥年というのは、選挙と関係が深い。4年に一度の統一地方選挙と、3年に一度の参院選が重なるからだ。
中尾 そういえば、神戸新聞にも記事が出ていましたね。
 亥年の参院選では地方議員の動きが鈍くなる。地方議員は自分たちの選挙で力を使い果たしてしまうからだ≠ニありました。
山本 それだけ選挙に波乱が起きやすい。
 亥年は政治の山が動く≠ニ分析する政治学者もいたな。
正木 公明党にとっても大事な一年だ。「正念場」だ。
 今こそ、全議員が立ち上がれ!
 この春の統一地方選挙も、まず議員、議員OB、家族が立ち上がり、戦い、見事に勝利してもらいたい。

ポスター事件

大野 それにしても選挙といえば、選挙を汚す卑劣な連中が必ず出てくるものだな。
正木 つい最近も、東京の国立市で事件があった。公明党の講演会のポスターを剥がした男が、逮捕されたんだ。
佐藤 その通りだ。この男は、ポスターを、ただ剥がしただけじゃない。グチャグチャに丸めて投げ捨てていた。
中尾 とんでもないわね! 重大な犯罪行為じゃないの!
正木 たまたま現場を目撃した男子部のメンバーが、直ちに警察に通報。
 器物損壊罪の容疑で、立川警察署に現行犯逮捕された(1月31日)。
佐藤 実は、この男子部のメンバーが、折よく犯行現場をデジタルカメラで撮影していた。これが「動かぬ証拠」になった。
 警察署からも「素晴らしい活躍でした」とあったようだ。
山本 ほかにも、ポスターを破って、逮捕された事件があったな。
佐藤 あった。先月16日のことだ。
 埼玉県新座市で、たばこの火をポスターに押しつけて破損した男が現行犯で逮捕された。
正木 昨年11月26日には、東京の西東京市でも事件があった。
 これもポスターを剥がした男が、警視庁田無警察署に検挙された。
大野 だいたい、こういう事件は、人通りの少ない夜中に起きているな。
中尾 本当に、みっともない。
 文句があるのなら、正々堂々と政党に言えばいいじゃないの。
 そんな度胸もないものだから、夜中に、コッソリとポスターを剥がす。傷つける。まったく下らない連中!
正木 まるで日顕宗の檀徒一派みたいな連中だな(笑い)。

日顕一派の謀略

佐藤 あの檀徒どもは選挙の妨害を狙ったデマビラをバラ撒いて、裁判所から厳しく断罪されてきた。
 これまで3件も断罪されているじゃないか。
山本 その通りだ。まず、日顕直属の檀徒どもの事件だ。2000年4月ごろに公明党を中傷するデマビラを撒き散らした。
大野 結局、この事件で最高裁が檀徒らを断罪。100万円の賠償命令が確定した(2005年2月)。
正木 2000年といえば、6月に衆議院の総選挙を控えていた。ビラが撒かれたのは、その直前の4月。選挙妨害の狙いが見え見えだった。
佐藤 その点は裁判所もハッキリ認めている。
 判決で「(デマビラ配布が)衆議院総選挙を直前に控えた時期に行われた」「(日顕宗の寺院などを通じて)組織的に広く配布された」と厳しく糾弾された通りだ。
中尾 大阪でも事件がありました。
 同じ衆院選の直前に大阪でデマビラが撒かれました。この事件で2003年7月、日顕宗坊主の近山智秀(大阪・平等寺、すでに死亡)と檀徒らに、60万円の賠償を命じる判決が確定しています(大阪高裁)。
佐藤 この時の判決も「衆議院選挙に向け、原告(=公明党)の勢力伸張を阻止するための一種の事前運動」「極めて悪意に満ちたもの」と実に厳しかったな。
中尾 とくに、この事件は、近山という宗門の坊主本人が断罪された事件でしたね。
正木 坊主が首謀者だった。どれだけ悪辣(あくらつ)か。また、組織的に仕組まれた事件だったか!
山本 2001年の参院選直前にも事件があった。
 さっき話が出た日顕直属の檀徒どもが、東京都内などで学会を中傷する違法ビラを撒き散らした。
佐藤 この事件も卑劣千万だった。結局、裁判所が檀徒を断罪。賠償金100万円の支払い命令が確定している。
正木 日顕一派は東京でも断罪、大阪でも断罪だ。
 選挙の妨害を狙って、卑劣にデマビラを撒いた。その結果が、このザマだ(笑い)。
原田 選挙が近づいてくると、こういうドブネズミみたいな連中がゾロゾロ増えてくる。
 厳しく警戒することだ。
 選挙は民主主義の根幹だ。選挙を汚す卑劣は断じて許さぬ。一段と厳重に対処していく。どんどん訴える。

(2007. 2.12. 聖教新聞)

 

<12> 選挙は「まず議員と家族」だ
出席者:原田会長、正木理事長、大野総中部長、山本総九州長、中尾関西婦人部長、佐藤男子部長

正木 それにしても選挙は常に「まず議員と家族」だ。これが勝利への大鉄則だ。
大野 断じて、その通りだ。
 まず議員本人が必死になって戦う。そして議員の家族が真剣に戦う。それであってはじめて、支持者は動くんだ。どの政党だって、そうじゃないか。
原田 戸田先生は厳命していらっしゃる。
 「政治家は、死にもの狂いで働くべきだ。支援者に対しては、真心ある態度で、恩を返すべきだ」と命じておられる。
山本 そして、このようにも言い残されておられる。
 「議員と家族が率先して戦っているところは、気持ちよく勝っている。それをおろそかにして、皆にやらせればいいと侮る。そういう議員や家族は必ず衰亡していく」と厳しく指導されていらっしゃる。
原田 それに「議員、ならびに、その家族は、社会の模範、学会の模範の存在であれ」とも、厳格に言い残していらっしゃる。
正木 だいたい議員の家族が頑張っているところは、支持者も皆が元気だ。スッキリと、はつらつと戦える。これが事実だ。我々が現実に見てきたことだ。

「大阪の戦い」も

中尾 その通りですね。
 あの昭和31年の大阪の戦いが、そうでした。まさかが実現≠ニ社会が驚嘆した参院選の時も、まず候補者と家族が先頭に立って戦いました。
原田 有名な話だ。以前も話が出たが、あの時、戸田先生は厳しくおっしゃっておられたそうです。
 候補の白木義一郎さんに「まず白木一家が真剣に祈り、支持者に礼を踏んで真剣に戦い、活躍しなければ、みんながかわいそうだ」と厳しく指導された。
中尾 だから白木さんも「何でもいたします」とお答えして、全力で戦ったそうです。
原田 また、昭和31年6月12日の公示日の朝のことだ。
 池田先生は、白木さんの家族全員を関西本部に呼ばれて、出発の勤行をされた。
中尾 小説『人間革命』第10巻の「嶮路(けんろ)」の章に綴られています。その時、先生は、こう指導なさった。
 「今日の出陣は、今後の白木一家のすべてを決定する出陣であることを忘れないでください」と厳然と言われました。
原田 白木さん一家は、この戸田先生、池田先生の指導のままに戦った。
 これこそが、公明党の全議員、全候補、全家族の在るべき模範の姿だ。

議員夫人の活躍

山本 たとえば福岡市の中央区や早良区などでは、議員の夫人が大変に頑張っている。
 早良区の議員の夫人は4人の子どもを立派に育てながら、長い間、PTA、子ども会の役員もやってきた。地域の廃品回収などの時には、必ず先頭に立って参加している。
中尾 素晴らしいことですね。
山本 区内の自治会長が感心していた。
 「長年、清掃が行われていない緑地帯を何とかしてくれとお願いしたら、奥さんが来てくれた。
 奥さんから議員を通じて、市が清掃してくれるようになった。すぐに行動していただいた。本当に、ありがたい」と言っていた。
正木 家族が頑張れば、議員だって、評判がよくなる。地域も喜ぶ。我々も応援のしがいがある。
 議員の家族が戦っているところは、皆が得をしているじゃないか。
山本 北九州市の門司や福岡大勝県(粕屋圏、粕屋栄光圏など)等でも議員、家族が先頭に立って戦っています。

OB夫人も奮闘

大野 名古屋市の千種区、昭和区などでは議員OB、家族が頑張っている。
 昭和区には、足立寿栄子さん(昭和勇城区副婦人部長)という、大変に信頼の厚い市議OBの夫人がいる。
 学会の組織にあっては、これまで3つの地域で支部婦人部長として活躍。多宝会では区の議長として、くまなくメンバーを励ましている。極悪との闘争にあっても、つねに最前線に立ってきた。
中尾 立派です!
大野 「危険な道路を何とかしてほしい」と地域の人に言われれば、すぐに飛んでいく。
 場合によっては夫を派遣≠オ調査させる(笑い)。そして現役議員や行政に働きかけて改善してもらう。
 そうやって、一つ一つ、地域の住民のために尽力してきた。今では、なくてはならない「地域の顔」になっている。
原田 地域の人にとっては、議員の家族は、議員以上に身近な存在だ。日ごろの姿も実に、よく見ているものだ。
正木 多くの議員の家族は、一生懸命に戦っている。この座談会でも厳しく言ってきたから、大きく変わってきた。
 だが、なかには残念なことに、真剣に動かず、戦わず、かえって支持者の荷物≠ノなり、さんざん迷惑をかける家族も一部にいる。そういう声がある。
原田 今年は大きな選挙が続く年だ。今が自己変革のチャンスだ。敢然と立ち上がってもらいたい。
 今こそ「議員革命」「議員の家族」革命だ。

畜生夫婦の狂態

大野 戦わなければ、自分が損をする。子や孫ともども腐り、堕落し、畜生以下の恩知らずに成り下がってしまう。
 今まで出た畜生どもの末路を見れば、一目瞭然じゃないか。
佐藤 その通りだ。あの学歴詐称の竹入! 忘恩の竜、藤原、大橋!
 あまりにも異常な狂態に、今では誰も見向きもしない。
 「学歴詐称、学歴詐称」「人間の道を踏み外した、畜生以下の恩知らずめが」と、みなゲラゲラ笑っている(笑い)。
山本 だいたい狂っていった元議員どもを見ると、みながみな、家族までもが異常で狂い果てていたな。
正木 あの竹入義勝! あいつと同じで経歴を詐称していた畜生女房のやつ(大笑い)なんか、極悪中の極悪だった。
佐藤 何しろ亭主の選挙期間中だというのに、選挙事務所に顔も出さない。回らない。動かない。頭を下げない。ろくろく人と口もきかない。
正木 いや、あいつが、どれほど無学で無知無教養だったか有名だ。「口をきかない」じゃなくて「きけなかった」んだ(爆笑)。
山本 支持を広げるどころか、あっちでも、こっちでも票を減らしてばかりだった。これも有名じゃないか。
佐藤 その通り。竹入の女房は、岩手県の出身だが、小学校の同窓会に派手に着飾って顔を出していた。
 ところが同窓生に会っても、ただの一度たりとも支援を頼んだことがない。周りからは「議員の女房のくせに」と、さんざんバカにされ、嫌われぬいていた。
原田 公明党は、もう金輪際、竹入みたいな畜生は出すな!
 そしてまた、竹入の女房みたいな畜生家族を出すな!
 公明党が党として、厳重、厳格に徹底せよ! 責任をもて! 支持者に恥をかかせるな! 支持者に迷惑をかけるな!
正木 「さすがは公明党の議員だ」「さすがは議員の家族だ」と、皆がうなるような戦いをしてもらいたい。皆が納得できる姿を見せてもらいたい。

(2007. 2.15. 聖教新聞)