<1> 宗教弾圧の政治屋は自滅 |
<1> 宗教弾圧の政治屋は自滅
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、広瀬九州青年部長
大感動の長編詩
原田 この2月16日の、日蓮大聖人御聖誕の佳(よ)き日。池田先生は、万感の思いを込めて、青年部に長編詩を贈ってくださった。
竹内 ありがとうございます!
「広宣流布に活躍する わが青年部を讃え謳(うた)う」を頂戴しました。
さっそく全国の青年部員から、感激と歓喜と決意の声が、続々と届いています。
後藤 わが東海道の男子部員からは、こうあった。
「長編詩に <青年! それは 攻め抜く気迫! あらゆるものを建設し 邪悪を叩き切る闘魂! いかなる暴挙にも屈せず 悪逆と戦いゆく勇気!> と謳ってくださった。これこそ青年部の使命です。心に深く深く刻みました」と。
広瀬 私は、九州のメンバーからの声を紹介したい。
「 <生涯の果てまで 勇敢なる 創価の師弟として 生き抜いてゆくのだ> 。師弟の大道を歩み抜く中にこそ、真に価値ある青春が輝く。深く確信しました。断じて戦います」と決意していた。
森井 「 <立正安国への闘争は 青年として すべてを備えゆく 人生の苦労であることを 誇りに思って 悠然と わが道を征(ゆ)け!> 。この一節が私の胸を深く貫きました」
これは、わが大関西の青年部員の声だ。
原田 今、これほどまでに青年を励まし、期待し、育ててくださる指導者が、どこにいるのか。
米モアハウス大学キング国際チャペルのカーター所長も語っていた。
池田博士は、後継の青年を育成することで、平和への偉業を、未来に続く盤石(ばんじゃく)なものにしている。ガンジー、キングが成し得なかった夢を、実現しているのです≠ニ感嘆していた通りだ。
谷川 先生は長編詩に謳ってくださった。
「私は胸に迫る思いを 抱きながら 君たちの前進を 真剣に見守っている」と。
どれほど使命深き青年部か!
竹内 戦おう! 今こそ「本門の池田門下生」の歴史を残そう!
我々は、断固として戦おうじゃないか!
完勝の先駆・堺市
森井 わが大関西は、今や一丸となって完勝への大前進を開始している。
なかでも大阪の堺市!
先日、聖教新聞に紹介された「あの日あの時U 池田先生と関西の堺市」(1月19日付)も大きな反響を巻き起こしている。
谷川 掲載されるや、さっそく堺講堂には、地元の同志をはじめ堺に縁のある方、その家族、友人・知人から、ひっきりなしに反響が寄せられたそうだ。
竹内 東京の青年部員も語っていた。
「祖父が堺出身です。よく学会の草創の戦いの話をしてくれました。常に池田先生と一心同体の関西広布の歴史だったんですね! 私も堺の勝利へ、語りに語り抜きます」と固く決意していた。
原田 池田先生が全魂(ぜんこん)を込めて築かれた「常勝関西」だ。まだまだ知られていない歴史のドラマが数多い。
たとえば、こういう話を、うかがった。
戸田先生が月1回、大阪で御書講義をなさっていた当時のことだ。もちろん池田先生も参加されていたが、各地の家庭指導や座談会の第一線を走り抜いておられる場合もあった。
谷川 しかし先生は、戸田先生の講義が終わる5分前には、必ず会場に馳せ戻ってこられた。
壇上の脇で威儀を正して待機され、戸田先生が退場されるや、真っ先に、真心を込めて、お迎えするのが常であられた……。
原田 師匠に対する池田先生の御振る舞いを通じて、関西の同志は戸田先生の偉大さを教えていただいた。当時を知る先輩たちは、今もって深く感謝し、語っている。
森井 あまりにも偉大な関西の歴史です。その歴史を確固と受け継ぎ、新時代を勝ち開くゆくのは、我ら関西青年部だ。
必ずや「常勝」の底力を満天下に示してみせる!
国会から退場を
竹内 堺市といえば、かつて民主党にいた、代議士の西村真悟の地元だな。
広瀬 西村か。ずいぶん学会の政治参加に難癖をつけ、中傷してきた男だな!
森井 ところが、その西村。先日、とうとう裁判で断罪されたよ(大笑い)。
後藤 新聞やテレビが大々的に報道していた。
これは今月7日、大阪地裁が「弁護士法違反」の罪で「懲役2年、執行猶予5年」の判決を下した事件だ。
竹内 西村は弁護士でもない男に、弁護士の名義を使わせていた。
そうすることで、6年間で1500万円以上もの報酬を不正に受け取っていた。
広瀬 あくどい事件だ! その悪事が発覚して、一昨年11月に逮捕。衆院も昨年3月に「議員辞職勧告決議」を可決した。
谷川 そして今回、とうとう司法の厳しい断罪を受けたわけだ。
森井 ついに正体がバレたな(大笑い)。
竹内 ところが、だ。いまだに、西村は議員を辞めるつもりはない≠ニ言い放っている。今もって、バッジにしがみついている。
後藤 あまりの往生際の悪さに、新聞各紙も一斉に糾弾しているじゃないか。
まず辞職が筋(すじ)∞潔く国会から退場を=i朝日新聞、2月9日付)等々と手厳しく批判している。
森井 当然だ。もちろん地元・堺市の市民も激怒している。
「堺の恥さらし」「早く辞めろ」「堺から出ていけ」と顔を真っ赤にして怒っている。
竹内 宗教弾圧の政治屋は必ず自滅する。厳然たる「正義の方程式」だ。
(2007. 2.19. 聖教新聞)
<2> 「政治家改革」を断行せよ
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、広瀬九州青年部長
竹内 日蓮仏法の真髄は「立正安国(りっしょうあんこく)」だ。日蓮大聖人の御生涯も「立正安国」への徹底した大闘争であられた。
原田 いうまでもなく、学会の政治参加の本義の一つも、ここにある。
我々は、社会のため、日本の国の将来のために、懸命に奮闘している。
森井 関西の識者も政治離れが進む一方の社会で、学会員の皆様の行動は、まさしく模範ですね≠ニ称えていた。
未曾有の改革
谷川 ところで今、政界では自民党も、民主党も改革≠唱えている。
だが、国民が一番望んでいるのは、まず政治家自身が変わることだ。まず「政治家改革」からだ。
竹内 我々が支援する公明党は、国政レベルでの「政治家改革」でも実績を上げてきた。
平成11年10月に連立政権に参加して以来、次々と改革を断行してきたじゃないか。
森井 その通りだ。たとえば、政治家個人への企業・団体献金の禁止の実施(平成12年1月)。
「あっせん利得処罰法」の制定(同年11月)。同法の強化・拡充と「官製談合防止法」の制定(平成14年7月)。
広瀬 さらに国会議員の特権廃止。「勤続25年で毎月30万円の特別交通費と肖像画作製費100万円」「勤続50年で年間500万円の憲政功労年金」など、何十年も続いてきた特権を撤廃した。
原田 こうした特権の廃止自体、日本の憲政史上、未曾有のことだ。大変な成果だ。
竹内 そういえば先日、読売新聞(2月15日付)が東京の地方議会の永年勤続表彰を大きく取り上げていた。
「勤続30年で50万円の肖像画」「4年の任期ごとに議員全員に約5万円の腕時計」など、都内の17の区議会で勤続がらみの特権が残っているそうだ。
谷川 まだ、そんなことをやっているのか!
原田 公明党は、地方議員も永年表彰を受けていない。全員が、全部、辞退している。
後藤 いよいよ公明党が「改革」の先頭を切って戦え! 政治を一段と刷新してもらいたい。
竹内 それに公明党は、今回の統一地方選挙の「重点政策」でも「徹底した行政改革を断行」と強調している。
「地方自治体の首長等の退職金制度を見直し、廃止または縮減」等々を掲げている。
原田 大いにやるべきだ。それが「国民の声」「天の声」だ。
破竹の東海道
後藤 ところで前回、関西の話が出たが、我ら東海道の前進! まさに「破竹の勢い」だ。
神奈川・横浜市の港北区、港南区、中区、川崎市の幸区、川崎区、そして新生・静岡市の葵区等々。
どの地域でも、青年部が「一番槍(やり)」で拡大の突破口を開いている。
竹内 何といっても、神奈川はヤング男子部の発祥の地だ。
ヤン男(だん)≠フメンバーをはじめ、創価班・牙城会の大学校生など「新しい力」が勢いよく成長し、前進している。
後藤 たとえば、横浜・港北広宣区の地区リーダー。彼はアクリル板の工場で働く青年です。
竹内 毎日、朝から晩まで働き抜きながら、帰宅後、地道に、誠実に、部員の激励を重ねてきた。その結果、今では衛星中継行事に以前の約2倍もの青年が集うまでになった。
谷川 2倍とは凄い!
竹内 女子部の活躍も光っている。先日、横浜の総合病院に勤める都筑区のメンバーは、職場で女性初、しかも最年少の責任者に選ばれた。
後藤 日ごろの振る舞いを見ていた病院の事務長が「あなたに任せておけば安心だ。他の皆も見習ってほしい」と太鼓判。
今では朝礼のスピーチまで依頼され、池田先生の指導や御書を通して堂々と語るまでになった。
谷川 静岡県でも、社会で実証を示している女性リーダーが多いね。
後藤 静岡市葵区のメンバーは、創価女子短大を卒業後、大手の建設会社に勤務。明るい人柄と働きぶりに、今や副社長をはじめ多くの同僚が理解者となってくれている。
竹内 さらにまた企業の研究開発員として社長賞に輝いたメンバーや、大手の保険会社や銀行で表彰されたメンバーなどなど。
東海道女子部は最も身近な「職場」で、着実に、確実に、理解の輪、共感の層を広げている。
デマ議員の最期
森井 ところで前回、代議士の西村真悟の話が出た。
宗教弾圧を平然とやる議員というのが、どれだけ愚劣、卑劣、インチキの政治屋か!
ほかにも下劣な馬脚を現して没落したのいるじゃないか。
後藤 いる、いる。代議士だった永田寿康というやつだ(大笑い)。
広瀬 こいつは一昨年7月、国会で学会員が住民票移動♂]々と真っ赤な大ウソをついて、暴言を吐いた。
森井 バカバカしい!
住民移動♂]々なんて、40年以上も前から「事実無根」とハッキリしているデマじゃないか。
広瀬 「いつ」「どこで」「誰が」の根拠が何一つない。「証拠」も「証人」も、全くない。
その証拠に、騒いだ政治家、新聞、雑誌、ジャーナリストらは、みながみな明確に訂正し、謝罪しているじゃないか。
竹内 そこで平成17年7月、学会青年部の有志が永田に厳しく抗議した。すると「学会攻撃をする意図で取り上げたつもりはなかった」などと釈明した。
森井 あの時は謝ったような格好をしていたが、本心では全く反省していなかったな。誠意が全く感じられなかったな。
後藤 その証拠に永田は翌月にも、地元の千葉県習志野市内で同じデマを繰り返した。
学会は3回の都議選で住民票を不正に移動させた≠ネどと、しゃあしゃあと言い放ったんだ。
谷川 何の反省もない。悪辣(あくらつ)きわまる。だから地元の民主党からも総スカンを食らってしまった(笑い)。
原田 国会で平然とウソをつく。抗議を受けて謝ってみせたそばから、また同じウソをつく。
こんな卑劣漢が報いを受けないわけがない。
広瀬 事実、あっという間に自滅した(爆笑)。
森井 あの悪名高い「偽メール事件」で醜態を晒し、惨めに議員辞職したのは、ご存じの通りだ(大笑い)。
竹内 僕の友人も呆れ返っていた。
「なんだ、あのザマは! 泣くわ、喚(わめ)くわ、逃げ回るわ。さんざん世間を騒がせて、無様に辞めた。デマ議員にふさわしい最期だったな」とゲラゲラ笑っていたよ(爆笑)。
(2007. 2.22. 聖教新聞)
<3> 政治家は模範の人格者たれ
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、広瀬九州青年部長
バックは佼成会
後藤 「卑劣な宗教弾圧の政治屋は自滅する」。前回は、その話が出た。
森井 宗教弾圧の議員といえば、民社党(当時)の委員長だった塚本三郎!
こいつも学会に対して、さんざん悪辣(あくらつ)、卑劣の誹謗(ひぼう)・中傷を繰り返した。
竹内 国会で証人喚問、証人喚問≠ニ、いちばん最初に騒いだのも、こいつだったな。
広瀬 昭和45年2月のことだ。日本の憲政史上、前代未聞の大暴挙だった。
谷川 塚本のバックは立正佼成会だ。塚本本人が佼成会の幹部をやっていた。地元では誰だって知っていることだ。
原田 この宗教弾圧の根っこも「嫉妬」だった。
当時、学会は池田先生の第3代会長ご就任以来、破竹の勢いで大発展していた。大興隆していた。昭和45年1月には、ついに750万世帯を達成した。
谷川 公明党も昭和44年末の衆院選挙で、25議席から一挙に47議席に大躍進。衆院に進出して、わずか2回目の選挙で民社党を抜いて野党第2党になった。
後藤 宗教では勝てない。選挙でも勝てない。だから血眼になって、支持団体の学会を弾圧しようとしたんだ。どこまで卑怯、卑劣なやつか!
竹内 だが、この塚本の末路も惨憺(さんたん)たるものだった。
昭和63年、リクルート事件で巨額の献金を受けた疑惑が発覚。翌年、委員長を引責辞任に追い込まれた。
広瀬 平成4年には、塚本の担いだ国会議員が「学歴詐称」で有罪になって失職。
これが響いて、塚本本人も翌年の衆院選で落選した。
森井 その後、塚本は自民党に鞍替えしてまで、政界に復帰しようとした。だが平成8年、またもや衆院選で落っこちた。
竹内 地元でも「そこまでバッジをつけたいのか」と、酷評され抜いていたっけな(大笑い)。
後藤 ところが、平成12年の衆院選では、自民党から戦力外≠ニ見なされて、とうとう比例区の当選枠から外された。
結局、立候補すらできず、そのまま惨めに引退したよ(爆笑)。
惨敗の白川勝彦
竹内 この時の衆院選では、あの新潟県選出の代議士だった白川勝彦も落っこちたな。
広瀬 選挙前に、自分の秘書の「交通違反もみ消し」事件が発覚。これが影響して落選した。ここから一挙に転落がはじまった。
森井 こいつも国会で「喚問、喚問」と騒いで、宗教弾圧に狂った男だ。
竹内 狂った議員というのは、よく似ている。塚本と同じで白川のバックも立正佼成会だ。本人も佼成会の信者だった。自分で自分の本に書いていることだ。
後藤 白川は翌年の参院選で、新党まで作って立候補したが、これまた大惨敗。
平成15年には、選挙区を変えて、しかも民主党に鞍替えまでして出馬したが、またもや大惨敗。結局、国政選挙で3回連続して落選した。
谷川 さらに一昨年には地元の十日町市長選に出たが、これまた大惨敗だった。結局、恥の上塗りをしただけだった(爆笑)。
竹内 今では、かつての支持者も完全に見放し、見捨てている。
「あの男には本当に裏切られた。何年も必死に応援して、ようやく大臣になった。
これから働いてくれると思っていた矢先、学会の悪口を言い始めた。みな唖然とした。あんなバカをやったから、ダメになったんだ。自業自得だ」と完全に見限っている。
谷川 国会議員、大臣ともあろうものが、週刊誌のデマ記事を片手に、公然と宗教を弾圧し、攻撃する。そんな人権蹂躙の政治家は国民から見放されるに決まっている。
塚本、白川、それに、あの「偽メール事件」で議員を辞めた永田某を見れば、よく分かるじゃないか。
戸田先生の厳命
原田 政治家は「人格」だ。戸田先生は議員に厳命された。
「立派な人間となることである。人格をつくることである」と厳しく、おっしゃった。
竹内 公明党の議員は、よくよく胸に刻んでもらいたい。
有権者からも市民からも「人間として立派だ」と賛嘆される、固い信頼を築き上げてもらいたい。
原田 さらにまた戸田先生は、こう御指導なさっておられます。
「議員になると、信心と別世界の権力と、わがままな世界に入って、自分は偉くなったと錯覚して、信心を無視し、人々を下に見て、破滅していく人間が出るから、気をつけろ」
このように、厳命をなさっておられる。
谷川 また、このようにも、おっしゃっておられる。
「いい気になり、増上慢になって弓を引く反逆者は、厳然と追い出せ。一生涯、仏法の厳しさを、因果の厳しさを思い知らせよ」
「あまりに、皆に守られ過ぎて、おかしくなっていく議員のやつらを、絶対にのさばらせてはならない。権力は魔性であるからだ」と!
池田先生も「議員は人格を磨いていくべきだ。品格のある人間に育ってもらいたい」と、心から期待され、要望なさっておられる。
森井 まったく、正しい。議員が、議員OBが、絶対に忘れてはならない根本の御指導だ。
谷川 選挙にしても、一人の議員、一人の議員OBが真剣に戦えば、どれだけ力が出ることか。百人力、千人力だ。
竹内 どれほど支持者に、お世話になっていることか。選挙の時こそ、支持者の大恩に報いていくチャンスじゃないか。
原田 その通りだ。公明党の議員、議員OB、家族は、今こそ「報恩(ほうおん)」の戦いをするべきだ。
「公明党の議員は凄いな!」「あの議員の戦いは見事だ!」と賛嘆される歴史を、断じて残してもらいたい。
(2007. 2.26. 聖教新聞)
<4> 政党は不祥事を根絶せよ
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、松尾中部青年部長
谷川 それにしても、テレビでも新聞でも国民の「政治離れ」「政党離れ」が一段と叫ばれている。
竹内 大変に深刻な事態になってきた。
特に強まっているのは「政治家への不信」だ。
原田 その通りだ。先日も、私が昔から知っているジャーナリストが嘆いていた。
「口では、もっともらしいことを言いながら、裏では悪事を働いている。そういう輩が、あまりにも多い。
詐欺だの、強制わいせつだの、覚醒剤だの、飲酒運転だの。もうメチャクチャじゃないか。政治家以前の問題だ。人間として失格だ。有権者が呆れ果てるのも無理はない」と怒っていた。
議員の使命は重大
谷川 だからこそ、公明党が立ち上がれ! 公明党の議員が戦え! 政治家改革を断行してもらいたい。
原田 戸田先生は、このように御指導なされた。
「学会は信心が中心である。信仰の団体である。政治をすることが目的ではない。
政界に同志を送り出したのも、信心をした者として、社会を良くしよう、民衆が本当に喜べる政治を実現しようとの、人間としての真情の発露からである」と明確に、おっしゃっている。
谷川 まったく、その通りです。正しいです。
政治を大衆の手に取り戻す。「真に大衆のために働く政治家」を輩出する。我々が勇んで政治に参加するのも、その悲願からだ。
原田 戸田先生は、このようにも言い残しておられます。
「民衆のなかに生き、民衆のために闘い、民衆のなかに死んでいってほしいと私は願う。名聞名利を捨て去った真の政治家の出現を、現代の人類社会の民衆は渇望しているのだ」
この戸田先生の叫びこそ、大衆の念願、熱願だ。
谷川 どれほど議員の使命が重大か。世のため、人のため、社会のために戦って、戦って、戦いぬいてもらいたい。
逮捕者 何と50人
後藤 それにしても「政治不信を招いている政党、政治家というが、どの政党が、いちばん事件を起こしているのか。不祥事を起こしているのか。実態を教えてもらいたい」。
そういう声が、東海道の青年部員からあった。
松尾 中部の青年部員からも同じような声があったな。
竹内 ああ、それは、どっかの野党だよ(笑い)。
森井 何しろ、その野党は、この7年間だけで、100件ちかい不祥事を起こしている(笑い)。
竹内 逮捕者だけで、なんと50人以上になる。
松尾 たった7年で50人以上も逮捕か!
谷川 恐ろしいことだ。そういう連中がのさばっているから、政治不信に拍車がかかるんだ。
誰が見たって分かるじゃないか。
竹内 その政党では、最近も、事件があった。県会議員選挙の候補者が卑劣な「学歴詐称」をやって、立候補を取りやめた事件があったばかりだ。
後藤 ああ、新聞に出ていたな。埼玉の候補者だったな。
松尾 報道によれば、実際には大学に行ってもいないくせに「大学中退」云々と大ウソをついていたというんだな。
竹内 そうそう。「友人に大卒が多く、つい、見栄を張ってしまった」と言い訳をしていたという話だな。
森井 ふざけるな! 自分の卑しい見栄で、有権者にウソをつく! 騙す! 舐める!
そんなやつが立候補だなんて、おこがましいにも程がある。
谷川 この政党では、2004年にも、福岡県選出の代議士の学歴詐称が大事件になった。
松尾 この代議士は、結局、議員辞職に追い込まれたな。
原田 当たり前だ!
以前も愛知県から参院選に出馬したタレントが学歴詐称をした事件があった。
このタレントは結局、公職選挙法違反で有罪判決が確定。議員も辞職したじゃないか。
別名「飲酒党」
竹内 それに、この政党や会派からは最近、飲酒運転で何人も検挙者が出ている。
松尾 先日も、愛知県岡崎市の市議が飲酒運転で摘発されたばかりだ(2月18日)。
結局、責任を取って議員を辞職した。
森井 昨年12月には、岩手県議の男が、やっぱり酒酔い運転で現行犯逮捕された。
竹内 何しろ昼間から国道を、ふらふらと蛇行している車があった。警察が駆けつけたところ、なんと野党の県会議員だった。泥酔状態で、何軒もはしごして飲み歩いていたという話だ。
森井 しかも、その県議は「飲酒運転根絶対策」の意見書を偉そうに作成中だったそうだ。
後藤 呆れ果てて、ものも言えないよ。そんなことだから「あそこは口先だけだ」「パフォーマンスだけだ」と言われるんだ(笑い)。
竹内 この岩手県議は、数日後に議員辞職。2月19日には酒気帯び運転の罪で略式起訴された。
森井 どいつもこいつも飲酒運転で逮捕、検挙。そんな体(てい)たらくだから「飲酒党、飲酒党」とバカにされるんだ(大笑い)。
松尾 学歴詐称や飲酒運転だけじゃない。この党では、犯罪をおかした議員、秘書、党の職員が枚挙に暇(いとま)ない。
麻薬事件でも、党所属の代議士の公設秘書が逮捕され、有罪判決が下った(01年)。
後藤 党の職員が、電車内で女性の身体を触った。悪質な痴漢の疑いで逮捕された事件もあったな(05年)。
森井 四国では、町会議員の候補者が女性につきまとい、ストーカー規制法違反と脅迫の容疑で逮捕された(04年)。
松尾 昨年2月には、愛知県選出の参院議員が、飲食店の女性従業員を足で蹴ってケガをさせた。
愛知県警は、傷害の容疑で議員を書類送検した(4月に起訴猶予処分)。
森井 それに、つい先日も、大阪の堺市から出た代議士が弁護士法違反で有罪判決を受けた。
谷川 その男は、国会で「議員辞職勧告決議」が可決されても、いまだに議員のイスにしがみついている。
後藤 卑しいやつめが! 「バッジ病」めが!
青少年にも有害
原田 とにかく麻薬、暴力、金、酒、女……。そんな連中に政治を任せたら、日本の社会は真っ暗闇だ。
竹内 まったくだ。冗談じゃない!
戸田先生は「青年は、心して政治を監視せよ」と厳格に遺言なされた。
谷川 それにまた「心して政治家を監視せよ」とも厳命なさった。
竹内 われわれ青年は一段と厳しく政治家を監視しようじゃないか。
政治家は「人格」だ。それを人格低劣、下劣の政治家なんか! 青少年の教育にとっても、これほど有害な悪党どもは、いない。
後藤 そんな連中は叩き出せ! バカバカしい!
(2007. 3. 1. 聖教新聞)
<5> 政治家は国民の人権を守れ
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、松尾中部青年部長
谷川 ところで、この座談会で「宗教弾圧の政治家の末路」について取り上げた。大きな反響の声があったな。
森井 わが関西の男子部員が言っていた。
「宗教弾圧の政治家に限って、どっかの宗教団体の『ひもつき』であるという実態を知った。平然と宗教弾圧するような議員には、必ず裏の顔がある。インチキだ。陰で悪事を働いている。改めて正体が分かった」と言っていた。
松尾 中部の青年部員も怒っていた。
「票が欲しい一心で、権力を使って宗教を弾圧する。卑劣も卑劣! 民主主義の根幹を破壊する暴挙だ。絶対に許せない。許してもならない」と激怒していた。
後藤 これは東海道の青年の声だ。
「あくどい政治屋どもを糾弾してくれて、大変にスッキリした。溜飲が下がった。悪党に情けなど必要ない。かえって調子づかせるだけだ。悪事の事実を一つ一つ突きつけて、どんどん正体を暴いていくべきだ」と叫んでいた。
市民を犯人扱い
森井 宗教弾圧の政治家といえば、あの、千葉県選出の元代議士の永田某!
谷川 末路は悲惨だった。あの「偽メール事件」で国会を大混乱に陥れ、最後は不様に議員辞職した。
森井 あの永田の悪行は、それだけじゃない。阪神大震災や耐震偽造事件で苦しむ被害者を放火犯′トばわりしたこともあった。
竹内 あった、あった。
あいつは一昨年12月、地元の国政報告会で、こう言い放っていた。
耐震偽造建物は地震で倒壊したら、地震保険や火災保険が出る。だから住民は火をつけたくて、しょうがない≠ネどと、何の確証も裏付けもなく、放言していた。
松尾 そのうえ、こう偉そうに続けた。
神戸の地震が起こった時、被害者が少ないと激甚災害指定が受けられないので、みんな火をつけてまわった。それで激甚災害指定が取れた≠ネどと平然と言い放ったというんだな!
森井 大ウソつきめ! よくも、よくも、そんなウソ八百が吐けるものだ。
しかも今日にいたるまで、被害者への直接の謝罪は一切ない。兵庫の青年たちは、みな、今もって「絶対に許さない」と激怒している。
後藤 何しろ宗教弾圧を平然とやるような男だ。市民の人権を踏みにじるなんて、平気の平左(へいざ)だよ。だから、あんな「偽メール事件」なんか起こすんだ(笑い)。
松尾 悪党めが! その結果が、あのザマだ(爆笑)。
原田 まったく何が「選良」だ。「選悪」「選劣」の間違いじゃないのか(大笑い)。
谷川 騙されてはいけない。損をするのは、われわれ国民だけだ。有権者は賢明に、鋭く見抜いていくことだ。
原田 政治家の最大の責務は「国民の人権を守る」ことだ。そのためにも、まず人間として「人格」「品格」「見識」を磨くことだ。当たり前じゃないか。
(ワースト)1位は共産系
竹内 話は変わるが、最近、発売された経済誌に、注目すべき記事が出ていた(「エコノミスト」本年2月27日号)。
「自治体破綻」と題する特集記事だ。
松尾 ああ、僕も見たよ。全国の自治体の財政状況を調査した記事だった。
とくに首都圏の財政状況ランキングを見て驚いた。ワースト1位になったのは、東京の都市だった。「狛江市」だ。
森井 狛江市か。あの共産系の市長で有名なところじゃないか。
竹内 狛江市の貯金は、この10年で50億円も激減。借金は6億円増えた。合わせると56億円もの赤字≠セ。
その最大の問題は公務員の人件費だという。
原田 かつて、東京都では革新都政≠フ10年の期間に負債が12倍にも膨れ上がった。それで財政が破綻したことがあった。
この時も人件費が大きく財政を圧迫していた。
竹内 この雑誌の特集記事。首都圏ではワースト10には、千葉県の鋸南町(8位)、東京の国立市(9位)などが入っていた。
後藤 どれも共産系が与党のところだな。
森井 関西圏でも、ワースト2位が、大山崎町(京都府)、5位が南山城村(同)、6位が忠岡町(大阪府)、24位が東大阪市となっている。
共産系が与党のところは、どうも財政破綻が多い。
後藤 あそこは「反対だけが実績」の無責任政党だからな。
竹内 そんなところに政治をまかせてみろ。結果は分かりきっているじゃないか(大笑い)。
いよいよ健康で
谷川 それにしても、暖冬、暖冬といわれた今年も、ここにきて風邪が流行りはじめた。
原田 学会員の皆様も何かと忙しい。忙しいからこそ、風邪を引かないように、十分に注意していきたい。
谷川 当たり前のようだが、外から帰ってきたら手を洗う。うがいをする。この「基本の励行」が健康を守ります。
原田 池田先生は昨年11月の本部幹部会で指導してくださった。
「病気にならない。きょうは、これを誓い合いたい。体を大事にして、健康で長生きして、朗らかに、悠然と、断固たる信念をもって進みましょう!」。このように呼びかけてくださった。
いよいよ春到来だ。我らは、いよいよ健康第一で! いよいよ賢明に! 朗らかに! はつらつと戦ってまいりたい。
選挙妨害は重罪
竹内 最近も、公明党のポスターを剥がしたり、落書きした男が逮捕されたな。
後藤 公明新聞に出ていたな。
東京の府中市では、公明党の演説告知ポスターを剥ぎ取っていた男が警察に現行犯逮捕された(2月15日)。
松尾 また武蔵野市(東京)でも、ポスターに落書きしていた男が刑事告訴された(2月22日)。
谷川 政党や政治家のポスターを破く。剥がす。落書きする。これは「器物損壊罪」という犯罪に問われる。
竹内 その通りです。これを犯せば「3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料」に処されると定められている。
森井 もし選挙の告示日以降に、ポスター掲示場に張ってあるポスターを損壊したら、どうなるんだ?
竹内 その場合は、器物損壊罪だけじゃない。公職選挙法の「選挙の自由妨害罪」にも問われる。
この罪を犯したら「4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する」と定められている(公職選挙法225条)。
谷川 公示日以降にやると、より罪が重くなるわけだな。
原田 デマビラ、ポスター損壊、妨害……。選挙を汚(けが)す罪は断じて許されない。
竹内 見つけ次第、警察、選挙管理委員会に、ただちに通報する。厳重なる対処を求めていく。
(2007. 3. 5. 聖教新聞)
<6> 「選挙のたびに裁かれる」日顕一味
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、松尾中部青年部長
谷川 ところで最近は、インターネット上の掲示板などへの書き込みが社会問題になっている。なかでも、悪辣(あくらつ)な人権侵害事件が増えている。
後藤 その通りだ。2005年の1年間だけで、法務省が救済に乗り出したケースだけで272件にもなるそうだ。
松尾 匿名をいいことに、インターネットを悪用して人権を蹂躙(じゅうりん)する。卑劣なやつらだ!
森井 まったくだ。なかにはインターネットを使って、学会をデマで中傷する連中もいる。
後藤 臆病者めが(笑い)。
正面きって学会に物を言えない。そんな勇気も確信も根性もないものだから、こそこそとインターネットに書き込む。
竹内 ご苦労、ご苦労(大笑い)。
森井 それで何か、自分が大きなことでもやった気になっている。おめでたいやつらだよ(爆笑)。
谷川 「まともな人間じゃない」んだ(笑い)。
だいたい、そういうのに限って、真夜中や真っ昼間に、パソコンにかじりついて他人の悪口を書いている。通常の社会生活を営んでいたら、そんなヒマなんか、あるわけがない(大笑い)。
竹内 先日、極めて悪質なケースについて、インターネットのプロバイダー(接続業者)に、情報開示を求めた。
すると、やっていたのは、やっぱり日顕宗の寺の元法華講幹部だった(大笑い)。そういうケースがあった。
松尾 これも、日顕のやつがやらせているんじゃないのか(大笑い)。
デマ報道を主導
谷川 たしかに日顕は、自分が起こしたデマ事件で最高裁で2度も断罪された。
日顕の発言は違法∞日顕がデマ報道を主導した≠ニ裁判所で明確に認定されたほどだからな。
原田 親玉の日顕が、このザマだから、檀徒も狂う。デマで騒ぎ回るんだ(大笑い)。
竹内 インターネット上でも、デマで他人を中傷すれば、名誉毀損罪に問われる。損害賠償請求の対象にもなっていく。
谷川 まともに相手にするのもバカバカしいが、あまりに悪質なケースは、当然、断固たる法的措置を取っていく。
松尾 日顕宗といえば、これまでも選挙のたびに、いろいろ喚(わめ)き散らしては、そのつど墓穴を掘ってきたっけな。
後藤 その通りだ。
かつて参院選に檀徒の候補者が出たことまであった。日顕本人がワシも応援しているから、しっかり応援しろ≠ニ坊主どもにハッパをかけた。
森井 その結果は大惨敗。日顕の地元の静岡・富士宮市でも、たったの400票そこそこ。
日顕が応援した候補は惨めに落選した(笑い)。
谷川 話にもならなかったな(笑い)。
宗内の連中もせせら笑っていた。
「世間知らずの日顕は、自分が一声かければ国会議員の一人や二人、当選させられると思いこんでいた。だが、日顕が声をかけたって、動いてくれる人間なんていない。何しろ大石寺の地元で、たったの400票だよ。大石寺の坊主と大石寺周辺の法華講員ですら、ソッポを向いていた証拠だ」と大笑いしていた(爆笑)。
負けて退座
松尾 日顕一派の連中も、選挙が近づくとデマビラをバラまいては断罪されてきた。
森井 大阪でも坊主と檀徒が断罪され、60万円の賠償命令が確定している。
後藤 それに日顕直属の檀徒らが学会を中傷する違法ビラをバラまいた事件では、日顕一派の檀徒らが断罪。100万円の賠償命令が確定している。
竹内 さらにまた公明党を中傷したデマビラ事件でも、日顕直属の檀徒らが断罪。同じく100万円の賠償命令が厳しく確定している。
谷川 とにかく選挙の時期になると、邪魔をしたがる。妨害をしたがる。
法華講員ですらも「これでは妨害宗だ=v「日顕は誰にも相手にされないから邪魔をしたがるんだ」とゲラゲラ笑っていた(笑い)。
松尾 だが、檀徒が事件を起こした揚げ句の果てに、日顕のやつは、みじめに滞在した。
檀徒が続々と裁判で負けたのを気にして、自分で辞めた(大笑い)。
「日顕臭」消し
谷川 宗内での日顕の立場も、だんだん追い詰められてきたようじゃないか。
松尾 そうなんだ。坊主からも、法華講からも、どんどん忘れ去られているようだ。
竹内 その証拠に、こんな話がある。日顕のやつは、以前平成21年には大石寺に何十万人も登山させる≠ニかなんとか言っていた(笑い)。
後藤 バカバカしい! 法華講なんて、実質は数万人程度だ。一人につき何回も何回も登山させて、供養をふんだくろうという魂胆だよ。
松尾 ところが、日顕の後釜に座った早瀬は、今年になって目標人数を大幅に減らす、と言い出した(笑い)。
谷川 日顕の意向を真っ向から否定したわけだな。日顕のメンツは丸潰れだな(大笑い)。
原田 早瀬にしてみれば、一刻も早く「日顕の色」を消したい。大石寺から「日顕のニオイ」「日顕臭」を全部消したいと思っている。その表れだよ。
後藤 それでなくても早瀬は、ことごとく日顕と逆のことをやっている。
たとえば日顕は自分の誕生日になると、子分の坊主どもをかき集めて大騒ぎをしていた。だが、早瀬は、自分の誕生日になっても、じっとしている(笑い)。
原田 これも日顕への「あてつけ」だな(大笑い)。
竹内 だんだん早瀬の「日顕つぶし」が効いてきたようだな。今では日顕のやつが大石寺に行っても、坊主も法華講も、冷たいものだ。「ああ、また供養をめぐんでもらいにきたのか」と笑われている(大笑い)。
後藤 それで日顕のやつ、めっきり大石寺にいる日数が減ってきている(笑い)。
森井 「針のむしろ」に耐えきれなくなってきたな(笑い)。
頭上に「×印」
竹内 宗内からの話だと、日顕のやつは、昨年11月には、大石寺に15日ほどいた。12月は18日程度。本年1月も同じくらいいた。
ところが2月は、10日ほどしか行っていない。明らかに激減している。
谷川 完全に宗内から「×印」をつけられたな(笑い)。
竹内 そういえば、東京・世田谷区周辺の市民の間で話題になっている。
今年の元日のことだ。日顕が住みついている豪邸の上空に「×印」の雲がクッキリと懸かった。そういうんだな(爆笑)。
原田 坊主や法華講だけじゃない。ついに諸天(しょてん)も日顕に「バッテン」を出した(大笑い)。
いよいよ断末魔が始まった。
(2007. 3. 8. 聖教新聞)
<7> 公明党は人格で勝て
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、中村北海道青年部長
後藤 先日の読売新聞に「政治に関する世論調査」の記事が出ていた(3月9日付)。
中村 私も読んだ。記事によると、4月の統一地方選挙に「関心がある」と答えた人は69%もいた。
これは4年前の統一地方選の時と比べても、8ポイントも増えたそうだ。
谷川 それだけ政治への関心が高くなっているということだ。とくに地方選挙は、候補者が身近なぶん、どうしても「人柄」が重視される。
だからこそ公明党は「人格」で勝て! 議員である前に「人間として」信頼を勝ち得ることだ。
原田 その通りだ。選挙も、まず議員本人、議員の家族、議員OBだ。この三者が先頭に立って戦うことだ。
森井 当然だ。どこの政党だって、そうじゃないか。みな死にものぐるいじゃないか。
支持者が「うちの議員は本当に、よくやっている」と心から納得する。納得できる。そうであってこそ、我々も真剣に応援できるんだ。
青年部が活躍
竹内 ところで、いま北海道が、男女青年部を先頭に、大前進している。
原田 札幌市の東区、白石区、北区! それに空知支庁の同志! いよいよ勢いを増している。
なかんずく青年部の活躍が目覚ましいね!
中村 ありがとうございます!
なかでも、空知総県・深川新世紀圏の男子部。リーダーが率先して一人一人を激励した。一軒一軒、足を運んで会った。
森井 北海道の空知といえば、広大なことで有名な地域だ。
中村 北空知本部では、移動するのに車で2時間半もかかるところもある。家庭指導も大変だ。1時間で3軒も行ければ大勝利。そういう地域だ。
竹内 それが全力で激励に力を入れた結果、今年に入ってから、会合の参加者が、以前の10倍にまで増えたんだ。
原田 人生の勝利のために、広宣流布の推進のために動く。戦う。
南無妙法蓮華経の「経」とは「足」に当たる。御聖訓には「足は経なり」と仰せの通りだ。どれだけ尊い戦いか。
中村 女子部も、白血病を立派に克服して思うぞんぶん広布に走る友。大反対の友を理解者に変えたメンバー等々……。全道に大感動の輪を広げている。
原田 池田先生は常々、指導してくださっている。
「北海道は広い。大変な地域だ。だからこそ、法のため、友のため、社会のために勇んで歩み、戦ったぶん、健康、幸福の偉大なる境涯を開いていける」と。
この指導の通りの北海道の前進だ。
「殺人」で有罪
後藤 健康といえば先月、川崎協同病院(川崎市川崎区)の医師による殺人事件の判決があったな。
竹内 東京高等裁判所は、被告の医師に対して殺人罪で「懲役1年6月、執行猶予3年」の判決を下した(2月28日)。
森井 2審でも「殺人罪」が認定されたわけだな。
後藤 これは、医師が、患者の気道を確保する気管内チューブを抜き、筋弛緩剤(しかんざい)を投与して死亡させた事件だ。
中村 何しろ医師による殺人事件だ。恐ろしい限りだが、この事件では病院の隠蔽(いんぺい)工作も大問題になったじゃないか。
竹内 その通りだ。1998年11月に起こった事件が、何と3年半もの間、ひた隠しに隠されていた。この病院に染みついた「隠蔽体質」が厳しく問われたな。
後藤 恐ろしいことだ。川崎の市民は、いまだに身震いする思いだ。
看護師に強要?
中村 病院といえば、北海道の青年部員から、こんな話を聞いた。
札幌市内の病院に勤める、何人かの女性の看護師が話をしていた。
そこでの話によると、その病院は、選挙の時期になると、血眼になって特定の政党を支援する。それも看護師に強要して、あちこち電話をかけさせるというんだ。
竹内 私も聞いた。いや、ひどい実態だ。
彼女たちも「なぜ仕事と関係ないことをやらされるのか」と怒っている。だが「上から言われる」ものだから嫌々やっているというんだな。
後藤 封建時代じゃあるまいし、まるで奴隷も同然。これじゃあ強制労働≠カゃないか!
中村 当の看護師たちも、本当は病院も辞めたいとまで思いつめている。
森井 当たり前だ!
中村 しかし、だ。その病院は特定政党の「色」がついているから、そうそう簡単に他の病院に移れない。それで、泣く泣く、嫌いな病院に勤務し続けているというんだな。
竹内 これは重大な問題だ。かりにも病院が、医療そっちのけで選挙活動をする。そればかりか看護師の人権を土足で踏みにじる。言語道断だ!
後藤 最近は、四国の医師による腎臓移植の問題が注目されている。ほかにも医療過誤、医師による犯罪なども相ついでいる。
竹内 今や「病院の健全化」が急務だ。
断固、政治がメスを入れるべきだ。病院は国民の健康を守る砦(とりで)じゃないか。徹底的に実態を暴き、厳しく対処してもらいたい!
病院の選挙活動
森井 こういう病院は北海道だけじゃない。関西にもある。全国のあっちにも、こっちにもあるじゃないか。
竹内 そういえば先日、東京の杉並区で、こんな話があった。
公明党の候補が特定の政党の選挙活動ばかりしている病院がある≠ニ街頭演説していた。
すると、ある政党の議員が血相を変えて文句をつけてきた(笑い)。
森井 へぇーっ。
竹内 それで公明候補がなんで文句をつけるんだ。やっぱり何か関係があるのか≠ニ問い詰めたら、とたんに逃げていった(大笑い)。
後藤 よっぽど気にしているんだな。よほど関係を隠しておきたい事情があるんだな(爆笑)。
(2007. 3.15. 聖教新聞)
<8> 政党は堂々と実績を語れ
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、中村北海道青年部長
原田 今、全国各地の同志が破竹の勢いだ。
谷川 なかでも、埼玉県の川口市! 千葉市の中央区! 川崎市の幸区!
皆が一丸となって大前進している。
竹内 神奈川では、川崎市の川崎区! 横浜市の港北区、中区、港南区! 青年部を先頭に、模範の前進をしている。
後藤 たとえば港北区。多士済々(たしせいせい)の人材が揃っている。
江塚道明さん(港北錦城区男子部長)は外資系の建材機械メーカーに勤務。営業成績で全国トップを勝ち取り、見事、社長賞を受賞した。
原田 立派だ。見事な実証だ。
谷川 港北区では、青年部を卒業したばかりのヤング壮年部も元気だ。
大手建設会社に勤める40代の地区部長は、若くして営業部長に抜擢された。
同じく40代の支部長は、建材販売会社の課長。横浜支店でトップの営業成績だ。もちろん、学会活動でも率先垂範の行動で、信頼抜群だ。
市長も呆れる党
森井 神奈川といえば、あの共産党の「実績の横取り」「捏造(ねつぞう)」が大問題になっているな。
竹内 何しろ、横浜市長、川崎市長も共産党には呆(あき)れ返っている(笑い)。
後藤 その通り、その通りだ。
横浜市の中田宏市長が議会で言っていた。
共産党が言うように、あっちもこっちも予算を全部つけろ、どんどんつけろなんてことをやっていたら、財政が破綻する=Bこのように苦々しく答弁していた(昨年3月)。
森井 責任のない政党は気楽だよ。現実離れした、勝手な注文だけつけていればいいんだからな(大笑い)。
後藤 最近も川崎市内で、あくどい自己宣伝のビラを撒いた。
なんでも、子どもの医療費助成の拡充を、まるで自分たちの実績のように宣伝しているというんだな。
中村 バカ言っちゃいけないよ。だいたい、あそこは「何でも反対」じゃないか。予算案自体に反対しているじゃないか。
いつ、共産党の誰が、どうやって、予算を通し、政策を実現したんだ?
後藤 その通りだ。先月末、さっそく川崎市議会でも大きな問題になった。
阿部孝夫市長は「(行財政)改革に反対しており、おまけに成果だけは自分たちの手柄としている人たちがいることは、はなはだ残念であると言わざるを得ない」と厳しく糾弾していた(2月28日)。
兵庫、京都でも
森井 関西でも同じだよ。まったく同じ「横取り」「捏造」をやっている。
たとえば兵庫県では、公明党が123万人もの署名を行い、今年4月から、子どもの医療費助成の拡充が実現した。これまでは小学校に入る前の乳幼児のみが助成の対象だった。それが、小学校3年生までに引き上げられた。
谷川 今や少子化問題は深刻だ。時代に即応した、素晴らしい成果じゃないか。
竹内 それに対して共産党は、たかだか3万人の署名を集めただけ。そのうえで自分たちで条例案とやらを作って議会に出した。
森井 ところが、これがまた肝心要の財源の裏付けがない。結局は、いつもの自己宣伝用のパフォーマンスだ(笑い)。当然、条例案も轟々(ごうごう)たる非難を浴びて、あえなく否決された。
竹内 ところが、それもまた自分たちの実績≠ニデマ宣伝している。
中村 議会で否決されておいて、何が実績だ。バカバカしい!
森井 あそこは京都でも同じようなデマ宣伝をした。これもまた議会で大問題になった。
京都府議会では、府知事が自民・公明など与党会派の支援で成立≠ニ答弁。京都市議会では、市長が与党会派の皆様による尽力≠ニ明言。共産党の実績ではないと断言したんだ(本年2月)。
中村 とにかく、あそこは質問しただけ∞陳情しただけ≠ナ自分たちの実績≠ノしてしまう。
谷川 完全な「粉飾政党」だな(大笑い)。
森井 恐ろしいことだ。企業だって、業績を粉飾すれば完全に信用を失う。株式市場からも追い出される。そんなのは政治の世界からも一掃してもらいたい。
原田 日本の明日を決める大事な選挙だ。有権者が賢明に、聡明に判断していくことだ。そうでなければ国の将来を誤るだけだ。
逮捕者50人以上
後藤 政党といえば、犯罪、不祥事だらけの、どっかの野党! あれは何だ?
中村 北海道でも大顰蹙(ひんしゅく)を買ってるよ。
数年前のことだ。北海道を台風が直撃し、甚大な被害が出た。大きな被害を受けた漁港に、野党の首脳がノコノコと「視察」にやってきた。
竹内 地元の漁業組合の幹部が、その野党首脳に対応を依頼した。すると、その野党幹部は「いや、僕、今、野党だからね」と一言のもとに切り捨てたというんだ。
谷川 苦しんでいる住民を前に、与党も野党もないじゃないか。野党は野党として、行動を起こせばいいじゃないか。
原田 その通りだ。党の首脳が、その体(てい)たらくだから、議員、秘書、職員も不祥事だらけじゃないか。
中村 だいたい、この政党は、この7年間で約100件もの不祥事を起こしている。50人以上の議員、秘書が逮捕されている。
こんな不祥事政党は、日本史上、前代未聞だ。
後藤 たしかに地方選挙の候補者や議員を見ても、人格低劣、品性下劣の連中が、あまりにも多い。
森井 関西でもひどいの何の。
威張り腐ってはツケでコーヒーを飲み歩いているやつ!
実際に支持も受けていない町会長や病院関係者の名前を利用してデマ宣伝するやつ!
バイト探し、職探し同然の感覚で立候補するやつ!
ひどい連中だらけだよ。
谷川 選挙を汚すデマ! 実績のない政党! 口先だけの政治家! 国民は、そういう連中は、もう沢山(たくさん)だ。ウンザリだ。
原田 政治家なんだ。誠実に、地道に、真面目に、実績を残せ!
これだけ国民のため、社会のために尽くしたという事実と結果を残してもらいたい。
(2007. 3.19. 聖教新聞)
<9> 香典泥棒のデマ≠フ真相が判明
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、森井関西青年部長、中村北海道青年部長
原田 それにしても「常勝関西」の戦いが素晴らしい。
竹内 とくに京都市の左京区、山科区、そして神戸市の長田区、須磨区、兵庫区の同志が大攻勢の前進を続けている。
法華講の実態
森井 一方、あの極悪の日顕一派!
最近、またもや選挙にかこつけて、コソコソと嫌がらせをしているようじゃないか。
竹内 そうなんだ。
先月、東京・杉並区で、こんなことがあった。
日顕直属の檀徒どもが公明党のポスターが張ってある家に行って大騒ぎした。執拗な嫌がらせをした。
あまりのことに被害を受けた方が厳重に抗議。日顕や法華講幹部に言われて来たのか≠ニ聞いた。
後藤 すると、その檀徒は、押し黙っていたというんだな!
森井 図星だったんだな(笑い)。
中村 だから、何も言えなかったんだな(笑い)。
後藤 日顕宗といえば、この間、神奈川の男子部員が法華講員と話をした。
すると、その法華講員は、これまで選挙のたびに公明党を支援してきたというんだな。
森井 いや、意外に多いよ。公明党を応援する法華講員は。
後藤 こういうことがあったそうだ。
坊主を囲んで、法華講の集まりがあった。そこで体験発表した講員が、とうとうと公明党の議員の活躍と素晴らしさを語りはじめたというんだな。
中村 坊主は驚いただろうな(笑い)。
後藤 それで法華講の幹部が大慌てで、その講員の話をやめさせたというんだ。
森井 これが今の法華講の実態だ。
日顕や坊主が何を言おうが、どこ吹く風だ。何の遠慮もなく、声を上げはじめている。その象徴じゃないか。
坊主が写真集!?
谷川 日顕宗といえば、日顕の後釜に座った早瀬のやつ。宗内からの情報によると、早瀬は日顕と違って「丑寅勤行」をサボらずに、毎日出ているようだ。
原田 日顕への当てこすりだ(笑い)。
とにかく日顕というやつは丑寅勤行が嫌いで嫌いで、逃げ回っていた。その日顕への嫌がらせだよ。
竹内 どれほど日顕のやつがサボっていたか。ただの一遍たりとも出ない月もあった。
実際、宗内の多くが「日顕は、丑寅がイヤで法主を辞めた」と思っている(大笑い)。
後藤 だから早瀬は意地でも丑寅に出ている。そうやって腹の底では日顕をせせら笑っているんだろうよ(爆笑)。
原田 これが坊主の世界だ。どれほど陰険、陰湿か。裏に回れば、他人の悪口、妬み、やっかみ、足の引っ張り合いばかり。我々は、昔から、実態をよく知っている。
あんな連中に食いつかれたら最後だ。本当に学会は救われた。御仏意(ごぶっち)だ。
後藤 それにまた早瀬は、法主になってから1年たつというので、自分の写真集とやらを出すそうだ。
森井 坊主が写真集?(爆笑)
中村 バカバカしい。誰が見るんだ? 気味が悪い(大笑い)。
谷川 これも、日顕への当てこすりだ。
とにかく早瀬は、大石寺から「日顕の臭い」を一日も早く消したい。印象を薄めたい。
竹内 写真集でも出せば、供養も搾り取れる。日顕の影も消せる。早瀬にとってみれば、一石二鳥、三鳥だ。
原田 早瀬と日顕の内輪もめも、深刻化する一方だな。
驚くべき新事実
谷川 ところで、選挙が近づくと事実無根のデマを流して、学会を中傷する連中が出てくる。
竹内 もう古くさいデマだが、あの「香典泥棒」云々のデマなんかもそうだ。
後藤 ああ、昭和30年代から、他宗の坊主たちが騒いでいた、あのデマだな。
谷川 このデマについて、月刊誌「潮」に連載中の評伝「池田大作の軌跡」(大中部の光彩<上>=4月号)に、驚くべき新事実が出ていた。
竹内 その通りだ。
昭和45年10月下旬のことだ。当時の「潮」の編集長が、病床にあった評論家の大宅壮一氏を見舞った。
原田 大宅氏といえば、戦後のマスコミ界の大御所といわれた大物だ。
谷川 その大宅氏が、こう語ったという。
「私は『潮』との付き合いを通して、創価学会を知った。今になって思えば、大変にすまないことをしたと思うことがある」
「昭和30年代半ばのことです。全日仏(全日本仏教会)の幹部が泣きついてきた。
『最近、創価学会という宗教が勢いを増して、我々の信徒がゴボウ抜きのように取られている。このままじゃ、たまったもんじゃない。創価学会は、こんな嫌らしい宗教だ、と言えるような話はないだろうか』と」
このように泣きついてきたというんだな。
後藤 これは初めて聞く事実だ。
森井 全日仏というのは、既成仏教の各派の集まりだ。現在では、102の宗派・団体が加盟。全国の寺院の9割以上が所属している。
中村 「このままではメシの食い上げだ」と震え上がって、泣きついたんだな(大笑い)。
竹内 大宅氏は、自分のもとにいた若手ジャーナリストたちに相談した。その結果「『創価学会は葬式で香典を持って行く』『位牌(いはい)や仏壇を壊す』というのはどうか」という話になった。
後藤 まさに「デッチ上げ」じゃないか!
谷川 病床の大宅氏は、この一件を深く悔やんでいた。
「根拠は何もなかったんだが……。これが全日仏を通して、一斉に全国に広がってしまったのです。言論人として、本当に申し訳なかった」と謝罪したという話だ。
森井 驚いたな。あの「香典泥棒」のデマの正体が分かったな。こうやって捏造されていたんだな!
原田 学会は、他宗が束になってかかっても敵わなかった。非の打ち所がなかった。まったく歯が立たなかった。
谷川 攻め口を見つけられないあげく、卑劣なデマの捏造を考えついた。そして流した。明瞭明白じゃないか。
原田 「デマの火元」が、また一つ、暴かれたな!
(2007. 3.22. 聖教新聞)
<10> 公明党は議員改革を断行
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、奥村東京青年部長、後藤関東青年部長、青木信越青年部長
ペテン師は今?
後藤 最近、すっかり消息不明≠セった、あの極悪ペテン師の山崎正友のやつ(笑い)。
またもや裁判で負けたようだな(大笑い)。
青木 またか(爆笑)。
竹内 山崎は、学会員に対する悪辣な人権侵害事件で訴えられていた。
それが、裁判の和解手続きの中で、山崎が自らの非を認めて謝罪。賠償金を支払うことになったんだ。
奥村 謝罪し、賠償金を支払う。要するに、またまた裁判で負けたわけだな(笑い)。
谷川 これで山崎の裁判での敗北記録は通算18件になった。支払いを命じられた賠償金は総額で680万円余にのぼる。
原田 これまでも山崎は、あの凶悪な3億円恐喝事件で懲役3年の実刑判決(1991年、最高裁)。
自分の下劣な不倫事件でも300万円の慰謝料支払い命令が確定(2003年、最高裁)。そのほか、負けに負け続けてきた。
竹内 大分県の法華講員が言っていた。
「最近、見ない見ないと思っていたら、なんだ、また裁判で負けたのか。たまに聞く山崎がらみの話といえば、裁判の話ばっかりじゃないか」とゲラゲラ笑っていた(大笑い)。
奥村 それも当然だな。何しろ山崎は、日顕宗のなかでさえ、まるっきり影が薄くなっている。
谷川 何でも日顕宗のデマ出版物ですら、山崎を見捨てて、記事を出さなくなったようじゃないか(大笑い)。
竹内 いや、坊主の間でも、法華講員の間でもバカにされているという話だ。
とうとう日顕も「山崎なんか使えない。全然、使いものにならない」と見離したな≠ニせせら笑っている。
谷川 以前、日顕は山崎は宗門の急先鋒≠ネどと山崎を持ち上げていた。
竹内 ところが山崎は、裁判は負け続き。かえって宗門の「恥の上塗り」をするばかり(笑い)。とんだ断罪の急先鋒≠セった(大笑い)。
原田 それで、とうとう「お払い箱」だ(爆笑)。
青木 それにしても山崎のやつ、きちんと裁判の判決通り、賠償金を払っているんだろうな。
奥村 もし払わない場合、当然、差し押さえ等の法的措置が取られることになる。
後藤 あいつの悪行を知る坊主も法華講も、興味津々で見ているようだ(笑い)。
全国が注目!
原田 ところで、大関西の同志の活躍が素晴らしい。
竹内 なかでも大阪府の和泉市、岸和田市! 大阪市の東住吉区! 全国が注目している。
青木 勢いでは我が信越の「新潟」だ。とくに新潟市中央区が模範の前進を続けている。
竹内 注目といえば、最近は、マスコミでも政治家の特権に注目が集まっているな。
奥村 その通りだ。議員パス、勲章、永年表彰やら何やら。非難轟々じゃないか。
原田 近年、とみに世論が高まってきた。
谷川 「議員特権の廃止」「政治家改革の断行」は、今や時代の潮流だ。公明党が敢然と先陣を切ってもらいたい。
後藤 実際のところ、公明党は各党の先頭に立って、特権改革を断行してきたじゃないか。
竹内 その通りだ。2002年、永年勤続25年以上の国会議員に対する特別交通費(月額30万円)や肖像画の製作費(100万円)の支給が廃止された。
奥村 それに勤続50年以上の国会議員に対する憲政功労年金(年額500万円)も廃止された。
青木 堂々たる「実績」だ。
永年表彰を辞退
後藤 勲章についても、近年の改革の流れの前から、公明党の国会議員は辞退している。
原田 これもまた立派なことじゃないか。
そもそも多くの有権者の支持を頂戴して議会に送っていただいた。これ以上の栄誉はないはずだ。
青木 何しろ永年勤続表彰については、あの共産党も平然と受けていた。
廃止される直前の2001年にも、当時の不破哲三議長自らが、特別交通費の特典を受けていると報じられていた。
後藤 その年には、同じ共産党の橋本敦参院議員が表彰を受けていたっけな。
竹内 私が以前から知っている大学の助教授が言っていた。
「野党の議員ですら特権を受け取っていた。そのなかで、公明党の議員は自主的に特権を辞退した。なかなかできることではない。清潔であり、立派なことではないか」。このように讃嘆していた。
できることから
谷川 それに国会だけじゃない。近年は、地方議会でも特権廃止、見直しの声が高まってきた。
奥村 つい先日も東京都世田谷区で動きがあった。
公明党の青年部が、区議会議員の永年勤続表彰の廃止を求める要望書を議会に提出した(今月16日)。
竹内 国会では廃止されているのに、世田谷区では勤続30年の議員に肖像画を作製している。いまだに制度が残っている。これを廃止してほしいという要望だ。
谷川 それでなくても「格差社会」が叫ばれている。国会でも地方でも、議員待遇の見直しは、時代の趨勢だ。要請だ。改めるべきは、どんどん改めていくべきだ。
竹内 ただ現実問題として、とくに地方議会は、複雑な事情がある。地域性、慣習、住民の意識など、千差万別だ。
特権廃止といっても、一律に法制化したり、条例化するのは極めて難しいのが現状だ。
奥村 そのなかにあって、公明党の議員は自ら進んで特権を辞退している。世田谷区でも公明党の区議は、ずっと永年表彰を辞退している。
原田 時代の先取りじゃないか。
国民の目線、市民の目線から見て、おかしいものは勇気をもって変えていく。すぐに変えられないものは、まず自ら辞退する。先駆を切り、範を示す。それでこそ「公僕」たる議員だ。
(2007. 3.26. 聖教新聞)