< 青年部座談会 >

新時代を勝ちまくれ!

<41> 愛知・埼玉が正義の大攻勢
<42> 戦いは最後の執念・勢いで勝て!
<43> 異体同心の大前進を

 

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<41> 愛知・埼玉が正義の大攻勢
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、松尾中部青年部長、阿部総埼玉男子部長

竹内 我ら青年部の目的は、ただ一つ! 「勝利」することだ。この「青年の月」7月を、断じて勝ち飾ることだ。
谷川 その通りだ。いま、全国の壮年部、婦人部も、一丸となって奮闘している。あと一歩、もう一歩だ。
原田 愛知、埼玉、神奈川の同志の皆様! そして、大阪、東京をはじめとする全国の「正義の同志」の皆様!
 戦いましょう!
 池田先生も連日、大勝利を祈ってくださっています。
谷川 戦いは「執念」だ。最後の最後まで粘った者が勝つ。攻め抜いたほうが勝つ。
原田 御書にも仰せではないか。
 「始めから終わりまで、いよいよ信心を貫くべきです。そうでなければ後悔するでしょう。
 たとえば、鎌倉から京都へは12日の道のりです。それを11日ほど歩いて、あと1日になって歩くことをやめてしまえば、どうして都の月を眺めることができるでしょうか」(趣意)と仰せの通りだ。
谷川 池田先生は、かつて「当世(とうせい)は世(よ)みだれて民(たみ)の力(ちから)よわ(弱)し」との御聖訓を拝して、指導してくださった。
 「わが学会は、『民の力』を強め、『民の力』を天下に示すために戦ってきたのだ。
 その闘争は、時には困難を極めることもあった。しかし困難に遭った時こそ、人間の真価がわかる」。このように教えてくださった。
原田 「広宣流布の戦いで『勝負』を決するのは、人数の大小ではない。誓願を共にした『異体同心の団結』である」とも指導してくださった。
竹内 「敗北者は歴史を持たない」。フランスの大文豪ロマン・ロランの鋭い箴言だ。
 勝者だけが偉大な歴史を残すことができる。「広宣流布の第2幕」の開幕へ! 青年部は戦おうじゃないか!

神奈川よ勝て!

後藤 池田先生は、わが神奈川、静岡の同志に贈られた「随筆 人間世紀の光」のなかで呼びかけてくださった(本紙7月19日付)。
 「東海道の勝利こそが、永遠に魔軍を封じ込める、創価の正義の勝利である」と贈ってくださった。
阿部 本年の5月8日。先生は、わが埼玉の埼玉池田研修道場を初めて訪問してくださった。
 「埼玉の勝利が、全首都圏の勝利であり、全学会の勝利」と励ましてくださった。
松尾 わが中部に対しても長編詩「新しき大中部の太陽よ 勝ち昇れ!」(6月3日付)で呼びかけてくださった。
 「新たな/創価の完勝の『この道』は/名誉ある大中部から/断じて開いてくれ給え!」と万感を込めて詠んでくださった。
原田 「勝つ」ことだ。
 我々は歴史を残そう。歴史を開こう。歴史を堂々と勝ち残していこうじゃないか!
竹内 それにしても、今回の参院選は、熾烈だ。かつてない戦いになっている。
谷川 各党とも、いよいよ最後の追い上げだ。しのぎにしのぎを削っている。
原田 公明党も頑張っている。だが、まだまだ足りない。
 とくに愛知! 埼玉!
 神奈川!
 あと一歩だ。断じて大攻勢で勝ってもらいたい。全党、全議員が、最後の最後まで死力を絞りぬいて戦え!

不祥事が実績!?

谷川 選挙戦が加熱してくる。すると、公職選挙法の違反者や、犯罪者が出てくる。
松尾 最近も、公明党のポスターを傷つけた男が逮捕された。
後藤 当たり前だ。
 どんどん見つけ出して警察に訴えるべきだ。
竹内 その通りだ。選挙を汚す輩は断じて許すな! 民主主義の敵だ。
 我々も見つけ次第、即座に通報していく。厳重、厳正に処罰を求めていく。
松尾 そういえば、愛知県では、こんなことがあった。
 野党の候補者が学長を務める大学の同窓会員に対して、選挙の公示より前に、選挙本番用のハガキが大量に送られていた。そういう事件があった。呆れたよ(笑い)。
後藤 選挙用のハガキを公示前に送る。
 これは公職選挙法で禁止された「事前運動」だ。れっきとした犯罪行為だ。
阿部 もし「事前運動」の罪を犯せば「1年以下の禁固又は30万円以下の罰金」に処される。公職選挙法239条に明確に定められている。
松尾 結局、ハガキを受け取った同窓生の有志が刑事告発。
 愛知県警が今月13日、告発を受理し、事件の捜査を開始した模様だ。
谷川 そういえば、傷害事件を起こして、書類送検された愛知県選出の参院議員もいたな。
松尾 愛知の有権者が驚愕した事件だ。2005年12月に傷害事件を起こして、翌06年2月に書類送検。
竹内 同月、その議員は、自分の所属する党を離党。
 翌3月には参院の野党の会派から離脱した。
松尾 ところが、起訴猶予処分になったとたん、その議員は、もといた会派に復帰。
 しかも、最近の報道によると、今回の参院選後に、党に復帰する見通しだというんだな。
後藤 傷害事件のほとぼりが冷めたころを見はからって復帰させる魂胆か(笑い)。
阿部 まあ、やりそうなことだよ、あそこなら(大笑い)。とにかく結党以来、逮捕者、不祥事だらけじゃないか。
松尾 何しろ今年になってからだけでも、なんと6人もの逮捕者、検挙者を出している(笑い)。
竹内 最近では、愛媛県で、女性にストーカーしたとして、元参院議員候補が逮捕された。
阿部 岡山県では、県連の職員がスナックで傷害事件を起こして逮捕されたよ(笑い)。
後藤 この7年余の逮捕者、検挙者も、議員、秘書だけで約50人になる。
竹内 不祥事の件数も100件を超えている。
谷川 これが実情だよ(爆笑)。

政治家は人格

阿部 埼玉県でも、国民年金を長い間、納めていなかった参院議員がいた。
 「未納男」のくせに「年金改革、年金改革」と騒いで、県民から失笑を買っている(爆笑)。
竹内 しかも、なんと自分から「払わなくてもいいと思っていた」と白状していた(失笑)。
谷川 私の学生時代の友人が呆れ返っていた。
 「年金の仕組みも知らない人間が『年金改革』か? 年金未納の男が参院議員か?」ってね。
阿部 最近の新聞にも「国民年金の未納期間があり、3年前には謝罪した苦い経験もある」と書かれていた(産経新聞)。
竹内 未納だったのは、その男が地方議員をやっていたころからだ。
阿部 なんでも、この男は、最初から国会議員を狙っていた。地方議員をやったのは「政治家の基礎を学ぶため」だったそうだ。本人が自分で言っている。
松尾 自営業をやっている知人が怒っていた。
 「ふざけるのも、いい加減にしろ! 年金を納める、納めないは『政治家の基礎』以前の問題じゃないか」と。
 当然の怒りだと、私も思うよ。
原田 参議院は「良識の府」である。専門的知識を政治に生かせる。そういう人間を議員に選ぶところだ。
谷川 「政治の基礎」も知らない。国民年金加入者の義務すら知らない。それで「年金改革」か(爆笑)。バカバカしい!
原田 有権者が鋭く、賢く見抜くことだ。政策、政見といっても、結局、政治家は「人格」だ。人間としての品格、見識だ。「人間として」どうかだ。
 有権者は、厳しく、聡明に判断しようじゃないか!

(2007. 7.24. 聖教新聞)

 

 

<42> 戦いは最後の執念・勢いで勝て!
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、後藤東海道青年部長、松尾中部青年部長、阿部総埼玉男子部長

谷川 全国の同志の、この威風堂々たる大前進!
原田 とくに愛知! 埼玉! 神奈川!
 「いよいよ・はりあげてせむべし」「すこしもたゆむ事なかれ」との御聖訓のままに最後の最後まで「異体同心」の大攻勢をかけている。
谷川 あと一歩だ。もう一踏ん張りだ。断じて勝利しようじゃないか!
原田 池田先生は、かつて指導してくださった。
 戦いは「勢い」があるほうが勝つ。最後の最後まで「執念」を燃やしたほうが勝つ。それが恩師・戸田先生の人生哲学であった=Bこのように教えてくださった。
谷川 また、このようにも、つづってくださった。
 「戸田先生も『ケンカだって、一つでも多く石を投げた方が勝つよ』と、常に強気だった。
 そして、最後は、智慧の戦いである。敵を倒すまで戦い抜く、猛烈なる執念である」と指導してくださった。
原田 最後は「執念」だ。「勢い」だ。「絶対に勝つ」。この不屈の闘志だ。
松尾 中部の著名な言論人も驚嘆していた(月刊誌「潮」本年4月号)。
 「創価学会は、三代の会長が信念を貫き、牢に入った。幾多の辛い時期を乗り越えて発展してきた。そんな不屈のエネルギーが学会員一人一人の心にある。これが学会の強さだと思います」と。
 このように讃嘆していた。

謝罪広告命令も

阿部 ところで、先日、あの「名誉毀損」で有名な雑誌に、またもや司法の鉄槌が下ったな(大笑い)。
竹内 その通りだ。
 「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、山本副理事長(総九州長)が、雑誌編集長、その発行元、それにコメントを出したガセネタ屋の乙骨を訴えていた。
 つい先日、その裁判の判決があった(今月18日、福岡地方裁判所)。
後藤 裁判所は、その責任を厳しく断罪。同誌への謝罪広告の掲載と、損害賠償金230万円の支払いを命じる判決を下したんだ。
谷川 当然だ。そもそも今回、雑誌への謝罪広告までもが命令された。それほど悪辣なデマだったということだ。
原田 マスコミも注目している。読売新聞、毎日新聞をはじめ、新聞各紙が社会面で報道していた。
竹内 判決は謝罪広告の掲載を命じた理由を述べている。「被告らは、これまでに創価学会に対する名誉毀損により損害賠償責任を問われている」と強調している。
谷川 なるほど、なるほど。今までも学会に迷惑をかけてきたからだ≠ニいう意味だな。
後藤 我が国でも有数の著名な弁護士である宮原守男弁護士も認めている。
 「これまでにも創価学会に対する名誉毀損により損害賠償責任を問われていることなどから、謝罪広告の掲載まで命じたものです」と断言している。

雑誌側は「全敗」

原田 正しい。的を射抜いている。鋭い分析だ。
松尾 実際に、学会絡みのデマ記事の裁判では、全部が全部、雑誌側が断罪されてきたじゃないか。
阿部 その通りだ。雑誌側の「全敗」だよ(大笑い)。
竹内 あの北海道の学会員に対する冤罪報道事件では110万円の賠償命令が確定(1998年、最高裁)。
後藤 東村山市議の転落死に絡んだデマでも200万円の賠償命令が確定(2001年、東京地裁)。
竹内 この東村山のデマでは、別の雑誌に謝罪広告の掲載命令が下って確定。
 03年2月の同誌に「謹んで謝罪の意を表します」と厳然と掲載された。
阿部 北海道のウソつき夫婦による狂言訴訟事件も、100万件に1件という「訴権の濫用」として断罪(01年、最高裁で確定)。
松尾 判決では、デマを書き殴った雑誌の責任についても認定。
 「本件のような事実的根拠が極めて乏しい事柄について、しかもスキャンダラスな内容のものをいたずらに報道されるいわれはない」とまで糾弾された。
竹内 それに東京・北新宿で学会が地上げ♂]々のデマ事件では、400万円の損害賠償と謝罪広告の掲載命令が厳しく下っている(02年、最高裁で確定)。
後藤 そして同年12月26日付の同誌に、謝罪広告が掲載されたんだ(大笑い)。

取材能力なし

竹内 問題のデマ記事の中身を見ると、バカバカしい限りだ。
 あたかも山本副理事長が、墓苑の開発に絡んで不正に儲けたとか、不倫問題を起こしたとか、真っ赤な大ウソを書き殴っていた。
松尾 そんな大ウソ、どこで拾ってきたんだ?
阿部 実は、デマの情報源は、学会を除名されたやつだった(笑い)。
後藤 そんなやつのウソを、何の裏付け取材もせずに、一方的に書いたのか。
原田 言語道断だ。
竹内 しかも、だ。デマを流した男は、問題の記事が出る数ヵ月も以前に自分が流した話はデマである≠ニ自分で認めていた。
 自分で署名、捺印した証拠書類まで厳然と残っている。
谷川 バカバカしい!
 ウソをついた本人が、ウソだと認めて、署名、捺印までしていた。そこまでウソと決まりきった作り話を載せたのか!
阿部 埼玉県に住んでいる私の友人が言っていた。
 「こんな雑誌を売るのは詐欺じゃないか。社会的にも欠陥商品への目が厳しい時代だ。雑誌を回収して、買った人に代金を返すべきじゃないのか」と激怒していた。
竹内 それだけじゃない。
 結局、雑誌のネタ元は、この除名された男だけだった。
 ところが記事の中では「大分創価学会の関係者」と抜け抜けと書いていた。
 まるで別に事情を知っている人間がいて、その人間から客観的なコメントを取ったかのように掲載したんだ。
松尾 その話を聞いた大新聞の記者が言っていたよ。
 「また捏造か。あそこは、いつもそうじゃないか。取材能力がない証拠だ。<まともじゃない>証拠だよ」と呆れ返っていたよ。

賠償額は1億円

後藤 だいたい、この雑誌は、あっちからも、こっちからも訴えられている。
 名誉毀損、人権侵害で、さんざん断罪されている。
阿部 有名だ。なにしろ今世紀になってからだけで、裁判で支払いを命じられた賠償金だけでも、ゆうに1億円を超えている。
谷川 普通の会社なら、とっくにクビだな。
竹内 昨年夏からの1年間だけでも、3300万円もの賠償金の支払い命令が下っている。
松尾 中国の文豪・魯迅先生のツメの垢を煎じて飲んだらどうだい。
 「私は流言を流したやつらのことを『畜生』と総称する」と言い残している。
原田 「言論の自由」は守る。だが「言論の暴力」は許さない。魯迅いわく「畜生」だ。断じて許さぬ!

選挙妨害で逮捕

谷川 それにしても参院選の投票日まで、あと2日だ。
 選挙戦も最終盤だ。卑劣な選挙違反、選挙妨害の報道も後を絶たないな。
竹内 先日も、ポスターに落書きした男が逮捕された。
 東京の浅草で22日、公明党の候補者のポスターに落書きした男が、犯行現場を目撃され、警視庁浅草署に逮捕された。
松尾 当然だ! 厳正、厳格に処罰してもらいたい。
後藤 選挙の候補者のポスターに落書きをすれば、公職選挙法の「自由妨害罪」だ。
 有罪なら「4年以下の懲役若しくは禁固又は100万円以下の罰金」だ。
阿部 埼玉県の蕨市でも24日、公明候補のポスターを傷つけたやつが、現行犯逮捕されたよ!
竹内 大阪でもあった。共産党が悪辣な中傷ビラを大量にバラ撒いた事実が発覚。
 24日、公明党大阪府本部が大阪府警本部に告発を申し立てた。
松尾 「公明新聞」に出ていたな。
 今月20〜22日にかけて、共産党の大阪府委員会が後援会の運動員らと共謀。公明党のイメージダウンを狙ったビラを大阪府内全域に撒き散らしたんだ。
後藤 これらの経緯は、共産党の機関紙にも掲載されていた。
阿部 完全に「党ぐるみ」じゃないか。
谷川 まったく卑劣きわまる連中だ。「国政選挙」だよ。政党なら正々堂々と「実績」「政策」で勝負しろ!
松尾 選挙違反といえば、愛知県の野党の候補者の「選挙違反疑惑」がマスコミでも話題になっている。
 本年3月から、自分の結婚式の招待状をまったく面識のない人を含めて約3000人に送った。
 これが公選法で禁止されている事前運動、売名行為に当たる疑いがもたれていた。
谷川 選挙管理委員会も「候補者名を記した文書を不特定多数に配るのは、事前運動(売名行為)を禁じた公選法に抵触する可能性もある」とみていた。
阿部 まったく不祥事だらけだな、この野党は!
後藤 先日も国会議員が中越沖地震の被災地に視察に行ったことを「珍道中」と書いて、被災者の怒りを買った。
原田 当然だ。みなが復興に向けて真剣に戦っている真っ直中だ。
 それを、かりにも国会議員が、ふざけ半分で「視察」していた。国民への重大な裏切りだ。
谷川 発言を取り消して謝罪したようだが、そういう言葉が出てくること自体が、信じられない。その性根が許せない。
松尾 国会議員だけじゃない。地方議員も言いたい放題だ。
竹内 その通りだ。
 新潟県上越市選出の県議が「中越沖地震」の名前に、上越市の「上」の字が入らなくて良かった。ほっとしている≠ネんて、ほざいたんだ!
阿部 何をふざけたことを!
原田 まったく、人格低劣の政治家が多すぎるな!
後藤 まったくだ。県議時代に議員の権威をカサにきて、周囲の人間を怒鳴りつけていた候補!
阿部 未納のくせに年金改革とか言ってる候補!
松尾 選挙違反の疑惑をもたれているような候補!
谷川 われわれ有権者が賢くなることだ。
 パフォーマンスに騙されるな! 有権者が損をするだけだ!

(2007. 7.27. 聖教新聞)

 

 

<43> 異体同心の大前進を
出席者:原田会長、谷川副会長、竹内青年部長、佐藤男子部長、館野女子部長、森山学生部長

世界に信頼の輪

館野 この学会創立77周年の前半戦。全世界の同志の活躍も目覚ましかったですね。
 今年、広布40周年を迎えたシンガポール創価学会では、文化会館に、池田先生と交友を結ばれている哲人指導者ナザン大統領が来館されました(6月26日)。
佐藤 40周年記念の総会では、国家的な社会福祉団体から、池田先生に意義深き顕彰が贈られた。
 先生の「人々を幸福に導く前進と、青年に励ましを贈る行動」を讃嘆する顕彰です。
原田 アジアの国々からも、最大の信頼だ。「日本の政治家も文化人も、皆、学会の平和貢献に感謝し、模範とすべきではないか」と言った高名な評論家がいたな。
森山 そうでしたね。それに南米最大の都市であるブラジルのサンパウロには、この4月に「ブラジル池田文化会館」がオープンした。
 立派な大文化会館(地上6階、地下3階)であり、大勢の人々が学会の建物を仰ぎながら、SGI(創価学会インタナショナル)を心から賞讃していたようだ。
佐藤 「SGIの発展は、そのまま、ブラジル国家の発展につながっている」と言ってくださった学者もいる。
竹内 ブラジルSGIの青年部は、友情の連帯を150万人に広げた。堂々たる大前進だ。昔は無認識のために批判していた人から、どうしたら入会できるのかという問い合わせも多々あるようだ(笑い)。
館野 台湾SGIは、14回も連続で「社会優良団体賞」を受賞です。この春には、台湾全土で地域友好の「文化祭」を開催。友好対話も、なんと320万人にまで拡大しました。
谷川 すごいことだ。すごい時代だ。日本も負けてしまう勢いがあるよ。

知性の栄誉

森山 世界の大学、学術機関から池田先生に贈られた名誉学術称号も、この上半期だけで「16」。全部で「218」にもなりました(大拍手)。
原田 嬉しい歴史だ。素晴らしい歴史だ。日本の目覚めた学者も「池田博士を認識し、心から賞讃する、大きい日本になってもらいたい」と言っていた。
谷川 世界5大陸からのこれほど壮大な知性の栄誉は、日本はもちろんのこと、人類史上でも類例を見ないでしょう。まさに「世界一」の快挙です。圧巻です(大拍手)。
竹内 「日本の政治家たちは、この偉大なる事業を知っているのか」(大笑い)と、ブラジルの言論人が言っていた。
館野 さらに、世界の都市から池田先生に贈られた名誉市民称号も、これまでに「537」にまでなりましたね。これも世界一ですね(大拍手)。
 奥様に贈られた名誉市民称号も「173」です(大拍手)。
佐藤 誰かが話し合っていた。「総理大臣は、名誉博士は、いくつ受けているのか」「いや、総理だったら、一つでも、もらえれば、大ニュースになることだよ」と(大笑い)。
谷川 私が知っている学者も驚いていた。
 「皆さんは、全世界が池田名誉会長を顕彰する報道を聖教新聞で見ているから、見慣れているかもしれない」
 「だが、その一つ一つが、誰びとも到底、真似することの出来ない偉大な業績です。学術称号を一つ受けるだけでも大変なことなのに、名誉会長は数百にも及んでいる。どれほどの大偉業か」と感嘆していた。
原田 世界中の知性が、先生を心からの感謝を込めて讃嘆し、創価の連帯を賞讃してくださっている。まさしく御聖訓に「大梵天王(だいぼんてんのう)・帝釈(たいしゃく)等も来下(らいげ)して」と仰せの通りの姿だ。
 すべて、池田先生が実現してくださったのです。先生の「死身弘法(ししんぐほう)」「不惜身命(ふしゃくしんみょう)」の大闘争ありてこそ、日蓮大聖人の御聖訓も実現のものとなったのです。
 私ども池田門下生は、この一点を、ゆめゆめ、おろそかに考えてはならない。

如説修行の人

竹内 そうだ! 大聖人は「三類(さんるい)の強敵(ごうてき)、三障四魔(さんしょうしま)が起きてはじめて、法華経の行者である」と明言なされた。
 創価学会の初代会長、第2代会長、第3代会長は、それぞれ、大聖人の御遺命(ごゆいめい)通りに難を受けられた。これが何よりも大事な如説修行(にょせつしゅぎょう)の姿だ。
佐藤 宗門は、いったい、誰が難を受けたのか。大聖人の精神がない証拠である。「看板に偽りあり」だ(大笑い)。
 そもそも、これほどの発展をさせていただいたのも、全部、池田先生のお陰ではないか!(大拍手)
館野 日蓮大聖人の御精神など、日顕宗には何もない。皆さん、ご存じの通りです。ともかく、僧としての本義を忘れ、名聞名利に狂い、遊戯雑談(ゆげぞうだん)に走り、腐り切っていったのが、日顕宗です。
谷川 厳しいことを言うようだけれども、学会にあっても、4代、5代は何も悪口罵詈(あっくめり)されていない。難も受けていない。全部、ただ池田先生お一人に受け切っていただいてきた。
佐藤 その通りだ! 誰もが、そう思っている。
原田 4代も、5代も、6代も、全く難がない。何一つ批判されたこともない。もう一歩深く、師匠をお守りする責務を果たす戦いをすべきだった! 本当に申し訳ない。
谷川 4代は、あの極悪のペテン師・山崎正友に騙されてしまった。お金を騙し取られたり……とんでもなかった。これは、当時の執行部も同罪です。後輩として、将来のために明快に言っておきたい。
原田 全く、その通りだ。5代も本来、池田先生をお守りすべき立場であるにもかかわらず、すべて池田先生に護っていただいた26年間であった。先生お一人で矢面に立ってくださった。
谷川 本当に、そうですね。池田先生の計り知れない大恩を思えば、皆、これから一生涯、命を賭して師匠に御恩返しをしていくべきだ。そうでなければ、畜生と同じだ。卑怯者だ。
竹内 そうしなければ、後輩から笑われ、後世に厳しい非難を受けていくだけだ。
原田 そうだ。私自身、心して池田先生への報恩の道を貫き通していく決心である。これが、全学会員に対する感謝であり、これが、広宣流布の原動力であるからだ。

正義の勝利

谷川 その通りです。
 「正義の闘争」においても、学会は、この上半期も勝利また勝利の歴史を厳然と築いてきた。
竹内 嫉妬に狂って学会を中傷し、誹謗した連中を見るがいい。
森山 情けない国だ。「嫉妬に狂った日本だ。日本の将来が心配だよ」という声があるくらいだ(笑い)。
佐藤 だから、みな、厳しい司法の鉄槌が下っているじゃないか。
竹内 まず、あの日顕一派(笑い)。
 日顕宗の檀徒がインターネットのホームページで、学会の著作権を侵害した事件があった。
 今年の5月、東京地方裁判所は、檀徒による著作権侵害を明確に認定。檀徒に対して損害賠償金40万円の支払いを命じる判決を下した。
佐藤 その檀徒のやつは控訴を断念。判決は厳然と確定した。
竹内 悪いやつらだ。浅ましいやつらだ。かわいそうな連中だな(笑い)。
森山 日顕一派は、これまで七つの裁判で、最高裁で敗訴、断罪された。
 このうち、日顕のやつが首謀した二つのデマ事件では、日顕本人に厳しい賠償命令が下り、最高裁で確定している。
館野 こんな宗派は、日本中にない(爆笑)。世界中にも、ないんじゃないですか。
佐藤 全信者に土下座して謝るべきだ(爆笑)。
竹内 その通り、その通り! 日顕は大敗北だ。正義の学会は大万歳だ。
谷川 それに、あの奪命者の山崎正友のやつ(大笑い)。
 あの凶悪な3億円恐喝事件では懲役3年の実刑判決。また、下劣な不倫事件では300万円の賠償命令が下っている。
森山 恥知らずの、ぶざまなやつだ(笑い)。
竹内 今年になってからも、人権侵害事件の裁判で敗北。これで、山崎は通算18件もの裁判で敗北した。賠償金の総額は680万円以上だ。
佐藤 最近では目が見えないから裁判に出られない≠ニか何とか言って、裁判の引き延ばしをはかっているという話だな(大笑い)。
谷川 最終章の人生が、地獄の炎に包まれていく姿だ。

デマを断罪

竹内 あの悪名高き「週刊新潮」も名誉毀損で断罪続きだ。
館野 皆が「裁かれて当然だ! 当然だ!」と、あの職場でも、この職場でも、怒りの声があがっています。
 どれほど多くの善人が苦しめられてきたことか。「まあまあ! 本当に悪い週刊誌だ!」と皆が呆れ果てて、激怒しています。
原田 その通りだな。この雑誌は、山本副理事長(総九州長)を中傷するデマ記事を掲載した事件でも今月18日、福岡地方裁判所で厳しく処断された。
森山 230万円の賠償金の支払命令と、謝罪広告の掲載を命じられたな。
佐藤 当然だ。皆が「心から反省すべきだ」と言い合っていた。
谷川 人々を暗黒の苦しみに陥れる記事は極悪である。これは言論の自由ではなくして、人権、名誉、幸福を奪う殺人鬼の、最も卑劣な凶器になってしまった。
竹内 本当に、そうだ。それに、このデマ記事をめぐる裁判では、大ウソだらけのコメントを載せた「ガセネタ屋」の乙骨も裁かれた。このガセネタ屋には、雑誌と連帯して55万円の賠償命令が下っている。
佐藤 判決によれば、このガセネタ屋は、自分で取材もしないで、デタラメなコメントをしていた。それで「コメント料」を雑誌から受け取っていた。判決文にハッキリ出ている。
竹内 口から出まかせをしゃべるだけで、「コメント料」が稼げるのか。こんなに、いいかげんな商売はないよ(大笑い)。
佐藤 この男は自分のネタもない。ただコメントするだけであると、とうとう裁判所からも認定されたんだ。
森山 これは決定的だ。もはや「ガセネタ屋」ですらもない。極悪の「コメント屋」だ(爆笑)。
原田 ともあれ、今年も、正義の学会は、一切の法廷で厳然と、すべて勝利の栄光が輝いてきた。
 邪悪の輩に対する厳正な断罪は、その明確なる証しだ。
森山 いい気になって金儲けをしながら、最後は苦しみ抜いて、敗北また敗北の人生なんて、情けないやつらだな。
竹内 その通りだ。嫉妬に狂って学会を中傷する連中が、いかに悪辣か。いかにインチキか。いかに大ウソつきか。  これからも断固として戦い、絶対に勝ち抜いていこう!
谷川 そうだ! 社会的にも、学会に敵対する悪党の実態、正体がハッキリと明らかになってきた。世の多くの人々が、学会の正義と真実を深く理解し、よく分かってきたようだ。嬉しい限りだ。時代は大きく変わった。
館野 学会創立80周年へ! 「創価の新時代」の開幕ですね。
原田 さあ、いよいよ「学会創立77周年」の後半戦に入った。「異体同心」で大前進だ。いよいよ「破邪顕正」の闘争開始だ!
 広宣流布のために!
 立正安国のために!
 そして我らの師匠のために!

(2007. 7.31. 聖教新聞)