青年・勝利の年 記念 座談会


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世界が青年・勝利の年を祝賀
宗門は年頭から四分五裂
北九州よ勇み勝て
「若き指導者は勝った」に大反響
新春から大惨敗の日顕宗
名誉会長の真実に各界が驚嘆
住民移動のデマは犯罪
仏の敵を一人あますな


 

 

<1> 世界が青年・勝利の年を祝賀
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

谷川 いよいよ「青年・勝利の年」が開幕した!
原田 池田先生は、この元日、和歌を詠んでくださった。

 万歳(ばんざい)
  (とも)(さけ)ばむ
    この一年
  師弟(してい)(はた)
   天になびかむ

 このように、全国の同志に贈ってくださった。
正木 我が学会は新年から、ものすごい勢いだ。「驀進」だ。
 学会本部(東京・信濃町)は、元日も2日も3日も大晴天。全国各地から集ってこられた同志で、大賑わいだった。
佐藤 新年早々から着任していた創価班、牙城会のメンバーも語っていた。
 「会員の皆さんの笑顔! ますます御元気な池田先生、奥様とともに、新年を迎える喜びに輝いていました。
 この一年、断じて勝利します」と、みな、熱く誓っていた。

日本一の勤行会

谷川 元日と2日に、全国の会館で行われた新年勤行会だけでも、約450万人もの方々が参加された。
原田 学会は本年も「日本一」の勤行会から、新年を出発した。堂々たる「勝利のスタート」を切った。
三井 それにまた、池田先生のもとには、海外の指導者、識者から、数多くのメッセージが寄せられました。
 新年を寿ぎ、そしてまた先生のお誕生日の「1月2日」を、お祝いするものです。
正木 エジプトのムバラク大統領、ドイツのヴァイツゼッカー元大統領、タイのアナン元首相、中国の唐家?(とうかせん)元国務委員など、続々と新年のあいさつが届いた。
棚野 ほかにも中国の崔天凱(さいてんがい)駐日大使、インドのヘマント・クリシャン・シン駐日大使をはじめ世界各国の大使、ローマクラブのホフライトネル名誉会長、元国連事務総長のプトロス・ガリ氏、ノーベル平和賞受賞者のベティ・ウィリアムズ氏、中日友好協会の宋健(そうけん)会長からも新年のメッセージが寄せられた。
谷川 さらに、香港中文大学の劉遵義(りゆうじゆんぎ)学長、国立フィリピン大学のエメルリンダ・ローマン総長、ウクライナ国立キエフ工科大学のミハエル・ズグロフスキー総長など全世界の学術界のリーダーからも慶祝のメッセージが寄せられた。

「1・2」を慶祝

三井 そしてまた「1・2」を祝賀して世界が、こぞって池田先生の偉業を賞讃しています。
 アメリカのハノーバーパーク市からは、先生と奥様に「名誉市民証」が贈られました(先月18日)。
佐藤 さらに台湾も池田先生を顕彰。外埔郷(がいほきよう)から「名誉郷民証(きようみんしよう)」(同19日)、沙鹿鎮(さろくちん)から「名誉鎮民証(ちんみんしよう)」(同21日)が相次いで授与されました(拍手)。
原田 創価の「平和・文化・教育」の前進の、この世界的な広がり!
 日蓮大聖人の「世界広宣流布」との御遺命(ごゆいめい)は、池田先生の雄渾(ゆうこん)の指揮なくしては断じてありえなかった。
 池田先生こそが御本仏の「仏語(=仏の言葉)」を実現されたのです。
正木 その通りです。今やSGI(創価学会インタナショナル)の連帯は192ヵ国・地域にまで広がった。
 池田先生が「死身弘法(ししんぐほう)」「不惜身命(ふしやくしんみよう)」の激闘で、世界の隅々まで太陽の仏法を弘めてくださった。
 この師の戦いに、二陣三陣と勇んで続いていく。それが「本門の池田門下」の証しだ。
棚野 青年部が先陣を切ります! いや、すでに火ぶたを切っている。
 北海道の男子部は、昨年12月だけで15万人の友に対話を拡大。この新年勤行会では、入会する青年が続出した。
三井 女子部も昨年、結成された「池田華陽会」のメンバーを先頭に、励ましの対話を朗らかに広げています。
谷川 どれほど深い使命の青春か。
 池田先生は「いずこであれ、一人の華陽会の友がいれば、そこから、広宣流布の勝利の門は、未来へ向かって無限に開かれていく」とまで語っておられる。
三井 それに池田華陽会は、世界の各地でも続々と結成されていますね。婦女一体≠ナ前進しています。
 私たち婦人部も、うれしいです。いよいよ喜び勇んでいます。創価の正義を語りに語っています。

尼崎で 横浜旭区で

佐藤 さらにまた青年部では昨年9月、待望の「スポーツ部」が誕生しました。
棚野 さっそくメンバーは、それぞれの使命の舞台で、新たな挑戦を開始している。
正木 創価の若き勇将だ。みな、大活躍だね!
 プロ野球界を代表する大投手・岩隈久志選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、陸上・男子棒高跳びの澤野大地選手、サッカーのイタリア1部リーグ(セリアA)でプレーする森本貴幸選手……。
 世界の第一線で戦う一流アスリートも数多い。
佐藤 池田先生は、幾度となくメンバーを激励してくださっている。昨秋には、聖教新聞に随筆まで寄稿してくださった。
三井 「何があろうが、朗らかに前へ! 新たな力を蓄えて、前へ!――その心が嬉しい。その心が勝利者だ」と、力強い「勝利への指針」を示してくださいましたね。
棚野 みなが「人生の勝利王に」と奮い立った。
 ボクシングの野中悠樹選手は昨年9月、スーパーウエルター級の「日本チャンピオン」に輝いた。
 さらに先月27日、地元の兵庫県尼崎市で行われた、初防衛戦でも「3対0」の大差の判定で勝利。見事に王座を守った。
佐藤 野中選手は男子部の地区副リーダーとしても活躍。「今回の勝利は、池田先生の大激励のおかげです。これからも先生の弟子として、常勝の歴史を築いていきます」と力強く語っていた。
正木 地元の尼崎の同志も、大喝采、大万歳だ。
棚野 総合格闘技「修斗」の選手・井上武さん(リングネームはリオン武)は昨年11月、世界ライト級チャンピオン戦で圧勝。
 史上初となる返り咲き≠ナ、世界王座に輝いた。
佐藤 彼は横浜市旭区で男子部の部長。広宣流布の最前線で奮闘している。
 実は、この世界戦の前日も牙城会として、地元の会館に着任していた。無事故の任務を勝ち取ったうえで、チャンピオンベルトを手にしたんだ(拍手)。
正木 それは素晴らしい! うれしいね。
原田 池田先生は「弟子が勝ちまくる年こそ、『青年・勝利の年』だ」と叫ばれた。
 全員が「青年の心」を燃やして、立ち上がろう! 新時代を勝ち開こうではないか!

(2009. 1. 5. 聖教新聞)

 

 

<2> 宗門は年頭から四分五裂
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

谷川 ところで、あの日顕宗(笑い)。
 今年も、各地で見るも無残な、大惨敗のスタートだったようだな。
棚野 その通りだ。火が消えたような没落ぶりだ。とにかく正月から、人が来ない。集まらない(笑い)。

正月すら閑古鳥

佐藤 あっちも、こっちも、惨たんたる実情だ。
 日顕宗では昨年、元朝の集まりの参加者がガックリと減った。「過去最低」と言われた。だが今年は、それよりも更に減ったようだ(大笑い)。
原田 当たり前だ。だいたい正月早々、坊主の話といえば「供養しろ」だの「寺に来い」「登山しろ」だの。
 歓喜も、感動も、前進の息吹も、何一つない。ああしろ、こうしろと、信徒への脅しばかりじゃないか。
棚野 なかには仕事なんかいいから登山しろ≠ネどと言い放つ寺まであったという話だ。
三井 ひどいわね。それこそ脅しじゃないの。
正木 もう法華講だって、坊主の本性、下心なんか、よく分かっている。
 だからこそ、正月すら寺に寄りつかないんだ(笑い)。
佐藤 どこの寺も閑古鳥。他宗の寺や、神社のほうが、よっぽど賑わっている。
 坊主が自分で「今年は参加者が例年になく少ない」などと、泣き言を並べる寺もあったという話だ(大笑い)。
棚野 こんな寺もあった。参加者が、昨年より3割以上も減った関東の寺だ。
 坊主が檀徒にとにかく今年は登山してくれ。そして、決して脱講しないでくれ≠ニ、哀願していたという話だ(爆笑)。
原田 正月早々、坊主が信徒に、すがりつき、すがり泣く(笑い)。
 これが今の宗門だ。仏罰厳然だ。
佐藤 そうかと思えば、元朝から居眠りをして勤行を間違える坊主。酒を飲んだのか、真っ赤な顔で喚き散らす坊主(大笑い)。
 年明けから、各地で醜態、狂態を、さらし抜いていた。
谷川 だから当然、どの寺も、笑顔もない。拍手もない。歓喜もない。
 みな、うなだれたまま、ひたすら終わるのを待っていた。
棚野 これじゃあ「新春」じゃなくて「陰春」「滅春」だな(爆笑)。

冷血、無謀の計画

谷川 そのくせ日顕宗では、今年の夏、大石寺に信徒を掻き集めるなどと、ハッパをかけているようだな。
棚野 いま法華講は不満爆発だ。東京の法華講員の壮年が激怒していた。
 「何が登山だ。そんな人数が入る建物が、どこにあるんだ。また夏の真っ盛りに、カンカン照りの炎天下に何時間も放置するつもりか! 信徒を殺す気か!」と怒りをブチまけていた。
正木 正気の沙汰ではない。
 だいたい日顕宗は、平成6年の7月にも「6万人結集」とやらを強行した。あの大失敗を忘れたのか。
佐藤 その通りだ。法華講は真夏の太陽が照りつける大石寺に、強行スケジュールで駆り集められた。
 疲労困憊してバタバタと倒れる者や、熱中症にかかる子供も続出した。まさに地獄絵図≠セったじゃないか。
棚野 今の宗門は、さらに檀徒が減り、しかも高齢化している。無理矢理に人数を集めたところで、どうなるか。結果は、目に見えている。
正木 僕の友人の医師も怒っていた。
 「無謀千万だ。信徒の健康も、幸福も、何一つ考えていない証拠だ」と憤慨していた。
佐藤 まったくだ。この冷血、残酷、暴虐! もはや宗教以前の問題だ。

日顕に恨み骨髄

棚野 その日顕宗では今、日顕を公然と批判する坊主が、どんどん出はじめている。
佐藤 九州のほうの寺では、坊主が信徒にブチまけていた。
 「日顕が宗門の機関誌に、いろいろと書いて載せているが、あんな内容じゃダメだ」などと平然と言い放っていたという話だ。
谷川 日顕が法主だったころには考えられないことだ。
 どれほど日顕への宗内の恨みが深いか。その証拠だ。
棚野 一昨年の夏にも、あの「光久事件」があった。
 宗門に9人しかいない能化(役僧)の光久日康(東京・妙縁寺)が公然と日顕を批判。宗内に内紛を引き起こした。
佐藤 大騒ぎになったな。光久は宗門の衰亡の元凶は日顕だ。日顕が学会を切ったからだ≠ニ批判したんだ。
原田 正しいじゃないか(笑い)。
正木 実際、日顕のせいで、末寺は干上がる一方だ。坊主は入る寺もない。みな恨み骨髄だ。
 その積もりに積もった怒りが、いよいよ爆発しはじめたんだ。
三井 ますます「四分五裂(しぶんごれつ)」ね(笑い)。
原田 すべては厳しい仏罰だ。
 日顕は、仏意仏勅(ぶついぶつちよく)の学会を破壊しようと企てた。破和合僧(はわごうそう)の大罪を犯した。その現罰だ。
正木 その通りだ。現に宗門では、日顕本人が最高裁から2度も断罪。未来永劫に汚名を残した。
谷川 日顕と結託した連中も、一人残らず哀れな敗残の末路。ご存知の通りだ。
原田 宗門の信徒数だって、かつての2%にまで減った。
 激減なんて次元じゃない。もはや風前の灯だ。
佐藤 そして、いよいよ宗内から「日顕批判」が噴き出しはじめた。
棚野 日顕のやつが、法主の座から逃げ出してから3年がたつ。
 大聖人は「百日・一年・三年・七年が(うち)自界叛逆難(じかいほんぎやくなん)とて()御一門(ごいちもん)どしうち(同士打)はじまるべし」と、厳然と宣告された。
 大謗法の報いを受けるのは、いよいよ「これから」だ。

(2009. 1. 8. 聖教新聞)

 

 

<3> 北九州よ勇み勝て
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

公明党の誇り

三井 話は変わりますが、今年は「政治決戦の年」です。新聞各紙も、テレビの報道でも繰り返し強調しています。
谷川 その通りだ。いよいよ各党の動きも活発になってきた。公明党は立ち上がれ! まず議員が支持拡大の先頭に立ってもらいたい。
棚野 その「決戦の年」の前哨戦≠ェ、はやくも今月からはじまる。どこも激戦ばかりだ。
佐藤 1月18日には、千葉県大多喜町、沖縄県嘉手納町で行われる。
 1月25日には、埼玉県戸田市、岡山県倉敷市をはじめ、全国9市町で実施される。
棚野 さらに、2月1日には、北九州市議選がある。北九州は政令指定都市だ。注目度が違う。
 そのうえ、今回は、定数が64から61に減る。各党がしのぎを削る大激戦だ。
谷川 さらに九州では、大分市議選(2月22日投票)も行われる。こちらも定数2減の激戦だ。
正木 公明党は断固、勇み勝て! 全国の支持者が、どれほどの思いで支援しているか。
 皆が皆、この年末年始も、貴重な時間を使ってくださっているじゃないか。
佐藤 毎晩、夜遅くまで働いている青年が、なんとしても≠ニ、貴重な休日を使って支持を拡大している。子連れの婦人が、寒風のなか、必死に応援している。
谷川 公明党を支える一票一票は、こうした方々の血と汗の結晶だ。候補も、議員も、この一点を断じて忘れてはならない。
 この一点を忘れたら、公明党を名乗る資格はない。
三井 その通りですよ。公明党は「大衆の党」です。すべて名もない庶民に支えられている政党です。

議員が叫べ!

佐藤 私の知り合いの新聞記者が言っていた。地方選挙は、とくに候補者の「人物」と「実績」が重視される≠ニ分析していた。
棚野 だからこそどの政党か≠ニいうこと以上にどういう人物か≠ェ焦点になる。
佐藤 東北のある地域に、昨年当選した1期目の地方議員がいる。
 1年間ほとんど欠かさず、毎朝の街頭演説に立った。政策、信条を訴えている。その姿に、新人ながら共感が広がっているという話だ。
棚野 なんでも、その議員は、支持者の方から公明党の議員は、朝、あまり姿を見かけない。いったい、何をしているのか。もっともっと、皆の前で叫んでもらいたい≠ニ声をかけられた。
 それが、きっかけだったという話だ。
原田 大事な話だ。もちろん、毎日、街頭に立っている地方議員も多い。そういう人は光っている。他の政党からも、さすがと言われている。
佐藤 そういえば、こんな話があった。
 ある政党の議員が、公明党の候補者の演説を聞きに行った。その時の感想を、自分の議会報告でリポートしたんだ。
 公明候補の講演を初めて聞きにいった。彼の主張は明確で賛同できた。わが党の国会議員も彼のように情熱を込めて、論理を組み立てて訴えてもらいたい≠ニ。
 こう絶賛していたというんだ。
正木 見る人は見ている。
 何千回も演説して、何万人という人に会って、はじめて一人前の議員になれる≠ニ言うじゃないか。
 公明議員は「甘え」があってはいけない。

支持者に喜びを

谷川 それに選挙は常に「まず議員と家族」だ。それが勝利の大鉄則だ。
 まず候補や議員本人が立ち上がる。真剣に戦う。それであってはじめて、支持者は動くんだ。どの政党だって、そうじゃないか。
原田 戸田先生も厳命していらっしゃる。
 「政治家は、死にもの狂いで働くべきだ。支持者に対しては、真心ある態度で、恩を返すべきだ」と命じておられる。
谷川 議員と家族が真剣に戦っているところは、支持者も気持ちがいい。清々しく頑張れる。これが事実だ。
正木 それを、応援してもらうのが当たり前と思い上がる。
 そんな連中は、叩き出せ!
佐藤 その通りだ。あの竹入! 竜! 藤原! 大橋! どいつもこいつも、そうだったじゃないか。本人ばかりか、家族までもが威張り腐って、ふんぞり返っていた。
谷川 何様のつもりだ! その末路が、どうだ? 一人の例外もなく、ものの見事に破滅していった。一家も全滅。無様な末路を晒していったじゃないか。
原田 今の議員も同じだ。「権力は魔性」だ。他人事ではない。とくに国会議員は肝に銘じることだ。自分は一番、魔の近くにいるのだということを忘れるな!

(2009. 1.12. 聖教新聞)

 

 

<4> 「若き指導者は勝った」に大反響
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

正木 それにしても創価の「平和・文化・教育」の大道! いよいよ勢いを増して広がっている。
棚野 たとえば「中日友好」の象徴として、東京富士美術館(八王子市)が企画した「大三国志展」。
 今月2日から、名古屋市の松坂屋美術館で開幕した。連日、大盛況です。

85万人が鑑賞

谷川 同展は昨年、東京富士美術館のほか、北海道旭川市、神戸市、福岡市、高松市で開催。
 これまで実に、85万人以上が鑑賞し、日本における中国美術の展覧会として、過去最高の鑑賞者数を記録しています。
三井 この展示は2006年9月、池田先生が中国の王毅前駐日大使と会談された折に、約し合われたものですね。
佐藤 その通りです。そして、池田先生の歴史的な「日中国交正常化提言」(1968年9月)40周年の佳節に、実現した。
正木 今回の展示には、日本の「国宝」に相当する、中国の「国家一級文物」が、実に50点以上も出品されている。
原田 中部展に来られた、日中文化協会の唐啓山専務理事は、こう語っておられた。
 「これほどの国家一級文物が所狭しと展示されている。これは考えられないことです。
 池田先生が、いかに中国から厚い信頼を受けておられるか。その証明です。池田先生が創立された美術館にしかできない展示会だと思います」と力説しておられた。
棚野 三重県の大学教授も感嘆していた。
 「すごい展示物に圧倒されました。中国の歴史と文化を壮大なスケールで体感できる、迫力のある展示ですね」と語っていました。

中国紙が紹介

三井 中国といえば、先日、遼寧省の大都市・大連市の新聞が、創価学園の校歌を紹介していましたね。
正木 市民に最も読まれている「大連日報」という新聞です。
 「感動的な校歌」という記事(12月30日付)の中で「日本の創価学園の校歌は、大変に豊かな魅力に富んでいる」と高く評価していた。
佐藤 僕も読んで驚いた。記事では、校歌の歌詞を全文、紹介。
 そのうえで「詩心に満ちあふれた言葉をもって、青少年たちに、人を愛し、社会に貢献し、人々の幸福と世界の平和のために学ぶという遠大な志を鼓舞している。実に深い感銘を与える校歌である」と讃えていた。
棚野 創価中学・高校の校歌「草木は萌ゆる」は、創立者・池田先生と生徒による師弟の共戦譜≠ナす。
 生徒たちが考えた4番までの歌詞に続けて、先生が「5番」を贈り、完成した。
谷川 その校歌が、中国でも感動を広げている。私も卒業生の一人として嬉しいかぎりです。
原田 とにかく今、全世界が池田先生の偉大な「哲学」「人格」「行動」を、最大に賞讃している。
 そして「創価の師弟」こそ、青年育成の圧倒的な模範≠ニ讃え、真剣に求めている。
正木 その厳然たる証しが、池田先生に世界五大州から贈られた「3400」以上もの顕彰です。
 SGIは、数多くの青年を世界平和の闘士に育て、市の発展に貢献しています=i昨年10月、アメリカ・ニューオーリンズ市)――いま、こうした讃嘆の声が連日連夜、世界中から沸き上がっている。
三井 本当に、何と壮大な世界広布の新時代でしょうか! ますます勇気百倍です。

「弟子の鑑」

棚野 その「創価の師弟」のドラマを描く、待望の新連載が、聖教新聞の新年号からスタートしました。
三井 「若き指導者は勝った 池田大作――その行動と軌跡」ですね。さっそく各地で、たいへんな反響です。
佐藤 これは、池田先生の青年時代を綴る、迫真のドキュメンタリーだ。
 青年部も熟読し「師弟の魂」を真剣に学び合っています。
棚野 九州の男子部員が感激していた。
 「池田先生が青春時代、恩師・戸田先生のために、いかに戦い、勝たれたのか。その闘争が詳細に描かれている。師弟の呼吸を感じるように迫ってきます。胸に刻む思いで読んでいきます」と語っていた。
谷川 東京の壮年部員は、こう語っていた。
 「毎回、初めて知る事実、エピソードが、ふんだんに綴られている。その一つ一つから、本物の弟子の戦いを深く学んでいます。
 この連載を原動力として、断じて今年を勝ちまくります」と、こぶしを握りしめていた。
佐藤 私の知る大学の教員も先日、感嘆していた。
 「学会の青年部の皆さんは、幸せですね。池田先生という、世界から仰がれる不世出の師匠がいらっしゃる。
 そして、その師匠が青春時代に残された『師弟の鑑』を、学ぶことができる。青年にとって、これほどの財産はありません」と力説していた。
原田 池田先生は、本年の年頭に詠まれた。

 日本一
  広宣流布の
    闘士たる
   君よ 頼まむ
    勝ちまくれ

 こう万感を込めて、全国の同志に贈ってくださった。
 今こそ広宣流布の師子となって、勝ちまくろうではないか! 偉大なる師とともに!

(2009. 1.15. 聖教新聞)

 

 

<5> 新春から大惨敗の日顕宗
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

三井 世界192ヵ国・地域のSGI(創価学会インタナショナル)でも「青年・勝利の年」が晴れ晴れとスタートしました。
 賑やかな集いの模様が、各国からFAXやメールで続々と寄せられています。

地球最南端の町

佐藤 なかでも「世界最南端の町」ウスアイア(南緯54度46分)!
 この南極に一番近い都市からも新年勤行会が大盛況でした≠ニの便りが届いた。
正木 すごいね!
棚野 ウスアイアは、アルゼンチン南端のフエゴ島にある港町。南極への観光探索船が出ている。
 年間1万人以上もの人々が訪れる、氷河に囲まれた「世界中の旅人の憧れの地」だ。
谷川 日本と行き来するには、現在でも、航空機を何度も乗り継がなければならない。
 市民が誇らしく語る通りの最果ての地≠セ。その地にまで妙法が広がっている。
佐藤 ウスアイアは観光都市。メンバーは年始から、とても忙しいが、1月4日の新年勤行会には勇んで集い合った。
 池田先生から寄せられたメッセージが読み上げられると、みな大感激。次々と立ち上がっては、この1年の抱負を語り合ったそうです。
棚野 青年も続々と参加した。地元のメンバーはまさに「青年・勝利の年」にふさわしい「新しい力」が漲る集いになりました≠ニ力強く語っていた(拍手)。

初の新年勤行会

原田 それにまた、アフリカ大陸の南部ナミビア共和国でも元日、初の「新年勤行会」が行われた。
正木 ナミビアには現在、十数人のメンバーが点在している。
 連絡責任者のバーバラ・パータソンさんは、昨春のSGI青年研修会で、はるばる来日。池田先生の激励にふれ「ナミビア広布は、私がやる!」と、さらに奮起した。
三井 彼女は結婚を機にドイツから移住した婦人部員≠ナす。環境保全の研究に携わりながら日々、友の激励に走っています。
原田 日本の約2.2倍の広大な国土だ。集うのは容易ではない。新年勤行会は二人だけだったが、笑顔で写真を撮り、日本の学会本部にメールで送った。
 その写真を、池田先生がすぐに見られた。そして「報告ありがとう。うれしいよ」「偉大な勤行会だよ」と伝言を贈られたのです。
佐藤 その模様は、聖教新聞(今月16日付)にも掲載されましたね。
三井 パータソンさんは「私たちの小さな会合に、ここまで心を砕いてくださるなんて!」と、先生の真心に大感激。勤行会に参加できなかったメンバーにも、喜びの波動が広がっています。
谷川 今、世界的な経済危機が叫ばれているが、SGIメンバーは、どの国・地域でも「社会の柱」「地域の希望」と輝き、生き生きと頑張っている。
佐藤 東欧のウクライナでも、そうだ。深刻な不況のなか、SGIのメンバーの多くが各界で活躍し、奮闘している。
 今、首都キエフは、雪が舞う一面の銀世界。その大地に、メンバーは「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)の大功徳がある題目を染み込ませよう」と祈りに祈り、励ましの対話を広げている。
三井 なかでも女性が活躍しています。ウクライナでは、3年前から「ザダンカイ」をスタート。参加者を着実に増やしながら、もうすぐ50回を数えるそうです。
棚野 ウクライナといえば、池田先生と国立キエフ工科大学のズグロフスキー総長との対談が月刊誌「灯台」に好評連載中です。
 これがまたメンバーの励みになっているようですね。
谷川 世界中で、一人一人が真剣に、誠実に、社会貢献の活動に徹している。
 だからこそ、SGIは強い。各国の社会からも大きな信頼が寄せられている。

仏教団体で唯一

佐藤 たとえば世界のカンサイ≠ニ呼ばれるブラジル。新春早々から、社会の最重要行事に、SGIが正式に招かれた。
棚野 僕も聞いた。元日に、南米最大の都市・サンパウロ市で、市長就任式が行われた。各界の代表が列席するなか、仏教団体としては唯一、ブラジルSGIが招聘されたそうだ。
佐藤 再任されたジルベルト・カサビ市長は、昨年の「ブラジル日本移民100周年」の記念行事の折にも、池田先生の招聘状を寄せている。
 同国のスプリシ観光大臣からも正式な招聘があった。どれほど深い信頼と尊敬の証しであるか。
棚野 市長は書簡で池田先生の思想を幅広くブラジル社会に、ご教示いただければ、これ以上の名誉はございません≠ニ綴っていた。
原田 先生のリーダーシップに対する、この深い敬愛の真情。今、数多くの識者が「世界は、池田先生の哲学に学ぶべきだ」と真剣に訴えている。
正木 「一閻浮提(いちえんぶだい)広宣流布」――この御本仏の遺命(ゆいめい)を実現したのは、池田先生です。先生以外には、誰一人として成し得なかった。想像すらできなかった。
谷川 その通りだ。先生がいらっしゃらなければ、仏の言葉は虚妄(こもう)になっていた。
 どれほど偉大な師匠か。不世出の大指導者か。凡智(ぼんち)では計り知れません。
原田 池田先生は常々「広宣流布は『死身弘法(ししんぐほう)』『不惜身命(ふしゃくしんみよう)』だ」と指導してくださっている。
 先生の師弟不二の大闘争があったればこそ、学会は勝った。世界広布の時代が到来した。この厳然たる事実を我々は夢寐(むび)にも忘れてはならない。

冷酷非道の魔界

棚野 それにしても、あの日顕宗。新年早々、あっちもこっちも陰々滅々。新年の集会も、参加者数は減る一方だ(笑い)。
谷川 当たり前だ。
 寺に行ったって、坊主や法華講の幹部が、寄ってたかって供養しろ、供養しろ≠フ一点張り。そんな冷酷非道の魔界なんかに、誰が好きこのんで行くものか(大笑い)。
正木 法華講も嫌気をさして、いまだに続々と逃げ出している。それも当然だな。
佐藤 静岡県では檀家総代だった一家が、そろって脱講したという話だ。きっかけは、総代の法要。ふんぞり返ってやって来た坊主が親戚一同を前に、遺族に罵声を浴びせた。
 なんでも親父は寺に忠誠を尽くしていたが、お前らは何だ! もっと供養を出せ!≠ニ言い放ったというんだ。
谷川 よりにもよって法要の場でもっと金を出せ≠ゥ。
棚野 当然、遺族は大激怒。ついに日顕宗を見限り、全員が脱講した。その後、学会の会合に参加するようになった人もいる。
 「寺は地獄だ。坊主は金の亡者だ。あれじゃあ、信者が、あまりにも気の毒だ。学会の会合は全く違う。心が清々しくなる」と、しみじみと語っていたという話だ。
正木 すべての元凶は日顕だ。あいつが金に狂い、欲に狂い、宗門をブチ壊した。
 今じゃ、上から下まで、大聖人が「法師(ほつし)(かわ)()たる畜生(ちくしよう)」と弾劾された通りの極悪坊主どもばかりじゃないか。
谷川 まったくだ。大聖人が「出家(しゆつけ)(ところ)一切(いつさい)の悪人を(せつ)す」と仰せになられた通りだ。宗門は完全に「魔の巣窟」と化した。滅び去るのは、当然だ。
原田 ともあれ、邪悪は断固、打ち砕くのみだ。我々は、いよいよ強く、鋭く、痛烈に、責め抜こう。
 「追撃の手を緩めるな」との戸田先生の遺訓のままに!

(2009. 1.19. 聖教新聞)

 

 

<6> 名誉会長の真実に各界が驚嘆
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

三井 聖教新聞には毎日、読者の方々から数多くの声が寄せられています。先日、埼玉県の婦人部員が、こう語っていました。
 「最近の聖教新聞は、本当に充実していますね。今までにない気迫を感じます。毎日の仕事、学会活動の活力源にして頑張っています」と声を弾ませていました。
正木 神奈川県の壮年の読者は、こう声を寄せてくださった。
 「池田先生と同じ年齢です。会員ではありませんが、30年間、聖教を愛読しています。
 先生のスピーチを読むと、勇気と元気が出てきます。これほど『行動の糧』になる新聞はありません。
 聖教と共に、私の一日は始まります。ますます頑張ります」と語っておられた。
棚野 聖教新聞が創刊されたのは、昭和26年4月20日。戸田先生は「日本中、世界中の人々に読ませたい」と願われた。
谷川 その師の思いを受けて、今日まで聖教を一貫して支え続けてくださったのが、池田先生です。先生の「師弟不二」の闘争で、まさしく日本中、世界中で読まれる新聞になったのです。
原田 とくに最近は、経済不況のなかで、全国各地の学会員が奮闘している。その力強い姿が大きな波動を広げている。
佐藤 聖教に掲載される体験談も毎回、大反響だ。「私も、この苦難に負けず、絶対に勝ちます!」という声が続々と届いている。
谷川 学会員の信仰体験の原点には「師弟」がある。池田先生の激励、指導に奮起し、自身に勝ち、人生を勝ち進んできた。
 師弟の共戦譜≠フ鼓動が脈打っている。
原田 先日も、東京・中央区の壮年部員の素晴らしい体験を聞いた。
 この方は、幼いころから経済苦と戦い、家計を支えるためにアルバイト。参加した高等部の会合で、池田先生が「夜間でもいいから全員、大学に」と語られた指針を胸に、鉄工所で働きながら夜間大学に通った。
正木 私も伺った。学生時代にも、先生との出会いがあった。師の言葉を一語も漏らさず、心に焼き付けた。
 仏法と社会の接点で、地湧の菩薩としての使命を自覚して戦えば、必ず功徳が出る=\―この激励を原点に大学を卒業後、30歳で独立。掘っ立て小屋を作り、ミシン1台からスタートした。
原田 当初から、目標は「東証一部上場」。信心根本で苦闘に苦闘を重ね、業績を上げ続け、独立から24年後、念願の東証一部上場を果たした。今では、従業員300人以上の会社に発展している。
三井 すごいですね!
正木 この方は力強く語っている。
 「すべて池田先生の激励があればこそです。先生の指導は、時代と社会を、はるかに先取りしています。先生から真剣に学べば、仕事にも全部生きてきます。
 世界一の師匠です。弟子の私も『世界一の会社』を目指して、さらに挑戦します」と熱く誓っていた。

より強くなる

棚野 青年部も各地で奮闘しています。
 愛知県の男子部副部長は、期間社員として働いている。職場では解雇される社員が続出。そのなかで彼は、新しい仕事を任され、懸命に働いている。
佐藤 もともと病弱だった体も、広宣流布に走るなかで健康になった。
 毎月の青年部幹部会には、折伏した4人の友人とともに参加。青年部に渾身の激励を注がれる、池田先生の姿にふれ、さらに闘志を沸き立たせている。
棚野 彼は、聖教新聞の配達もしている。
 「新連載『若き指導者は勝った』を毎回、熟読しています。池田先生の青春時代の苦闘を学び、自身を奮い立たせ、一日一日勝負しています。この不況に絶対に勝ちます!」と語っていた。
佐藤 先生は先日、青年部の代表に「私は青春時代を、この言葉を胸に秘めて勝ち抜いてきた」と箴言(しんげん)を贈ってくださった。
 「波浪(はろう)障害(しようがい)にあうごとに、その頑固(がんこ)()()す」という先哲の言葉だ。
谷川 人間は苦難と戦ってこそ強くなる。成長できる。大きくなる。これが創価の師弟の魂だ。
原田 池田先生の激励は、単なる励まし≠ネどではない。
 一人一人の人生に確固たる「哲学」と「指針」を与え、未来を照らす魂の共鳴だ。

「親孝行の心」

三井 まさしく、その通りです。
 先生の激励といえば、月刊誌「潮」1月号のドキュメント企画「池田大作の軌跡」に、感動的なエピソードが紹介されていましたね。
正木 創価大学出身の青年教師の話だ。彼は学生時代、大学の滝山寮の前で偶然、創立者の車とすれ違った。
 その瞬間、軽くクラクションを鳴らして停車。池田先生は車窓から身を乗り出すように、彼と握手しながら一言。「お母さんによろしく。お母さんを大切にね」と激励された。
原田 彼は卒業後、教師になり、北海道・根室近郊の小学校に赴任。
 そこで典型的な「キレやすい子」を受け持った。家庭で苦労してきた生徒だった。
 その母子に、彼は創立者から教わった「親孝行の心」と人生観を誠実に語り続けた。
正木 すると半年ほどで、生徒の態度が変わってきた。苦手な勉強にも挑戦するようになった。そして彼が転勤する日、その子が駆け寄り、封筒を差し出した。一生懸命、感謝の思いを書いた手紙だった。
佐藤 横浜市の実業家の壮年が感嘆していた。
 「こんな教師が増えれば、昨今の教育問題も大きく改善されるでしょう。池田先生が、どれほど多くの青年を育て続けてこられたか。そのスケールに圧倒されました」と語っておられた。
谷川 そうした驚嘆の声が、各界から寄せられていますね。
原田 偉大な師匠をもつ人生ほど、幸福な人生はない。「師弟」に生きる人生ほど強いものはない。
 今こそ、我々は創価の師弟の底力を満天下に示そう。「広布第2幕」を堂々と勝ち進もうじゃないか!

(2009. 1.22. 聖教新聞)

 

 

<7> 住民移動のデマは犯罪
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

棚野 学会は「破邪顕正」の闘争を貫いてきたからこそ、大発展した。
 悪辣、愚劣なデマも、正義の言論で完膚無きまでに打ち砕いてきた。裁判でも勝ちに勝ってきた。
佐藤 反対に、正義の学会に嫉妬し、中傷しようと、デマに狂った連中! どいつもこいつも無残に滅び去っているじゃないか。

作り話の典型

谷川 たとえば、選挙の前になると決まって蒸し返される住民移動♂]々のデマ。
 もう40年以上も前から「事実無根の大ウソ」とハッキリしているデマだ。
正木 その通りだ。そもそも「いつ」「どこで」「誰が」の証拠が全くない。具体的な事実など、いまだかつて何一つないじゃないか。
原田 だから蒸し返した瞬間、ウソ八百がバレる。「作り話」の典型だ。実際、騒いだ政治家、新聞、雑誌、ジャーナリストらは、みながみな明確に訂正し、謝罪している。
棚野 昨年も、こんなことがあった。あるジャーナリストが、自分のインターネットの雑誌で住民移動♂]々のデマを載せた。その直後、学会員から抗議を受け、公式に謝罪、訂正した。
佐藤 あったな。この男は、こう書いていた。
 2009年の都議選に向けて、公明党は支持者を東京に集中させ、票を増やそうとしている。だから、その前後3ヵ月に総選挙が行われることは避けたい≠ネどと書き込んでいた。
谷川 バカバカしい! 「いつ」「どこで」「誰が」選挙目当てで移動したんだ? 一つでもいい。証拠を出してみろ!
棚野 当然、証拠など何一つないデマだった。厳重かつ筋の通った抗議を受けると、とたんに平謝り。
 噂に基づく記述で、私自身が具体的な事例を把握しているわけではなかった。事実を確認しないで書いたことをお詫びし、訂正します≠ニ、すぐにインターネット上で明確に白状したんだ。
三井 当たり前ですよ!

犯罪行為と認定

佐藤 住民移動≠フデマといえば、なかでも悪辣だったのが、千葉県の元代議士の男だ。
 創価学会に対する愚劣千万なデマ発言に対して、千葉区検察庁が元代議士を名誉毀損罪で起訴。千葉簡易裁判所が昨年7月、罰金30万円を命令した。
谷川 結局、命令通り罰金を支払い、有罪の判決が確定したな。
三井 有名ですね。この事件は新聞やテレビでも大きく報道されましたね。
棚野 私の友人の弁護士が語っていた。
 「これは重大な判決だ。民事ではなく、刑事裁判で有罪が確定した。要するに住民移動♂]々などと愚劣なデマで騒ぐのは、犯罪である。場合によっては厳しく刑事罰を受ける。こう明確になったということだ」と強調していた。
正木 デマに狂った連中といえば日顕宗だ。何より、法主だった日顕本人が、悪辣なデマを吐いて最高裁から2度も断罪された。
棚野 日顕宗は昨年9月にも、悪辣なデマで断罪された。これは宗門の新聞が、事実無根のデマで学会員を中傷した事件だ。
 東京高裁が日顕宗と、この新聞に関与していた坊主や檀徒を厳しく断罪。連帯して総額190万円の損害賠償を命令した。

総崩れの日顕宗

佐藤 さらに学会の幹部が、日顕宗の坊主から暴行を受けたとして訴えた裁判でも、坊主が断罪された。
 長野地裁松本支部が昨年11月、坊主による不法行為を認定。損害賠償金の支払いを厳しく命じた。
原田 その後、坊主側は控訴を断念。この判決が確定した。
佐藤 そのほかにも、デマビラをばら撒いて、坊主や檀徒が断罪された事件もあった。上から下まで、デマ、デマ、デマで断罪また断罪だ。
谷川 その日顕宗は今、昨年末に起こった事件で揺れている。なんでも、日顕の息子で庶務部長の阿部信彰が、末寺の坊主に暴力をふるって、警察に訴えられたというじゃないか。
佐藤 いや、宗内は、この一件でもちきりだ。
 話によると、信彰は坊主を大石寺(静岡県富士宮市)に呼びつけ、吊し上げた。
棚野 その際、信彰のやつは全治1ヵ月≠フ重傷を負わせたというんだな。
原田 まったく、ひどい話だな。空恐ろしい話だな。
棚野 坊主は富士宮署に行き、被害届を提出。これを受けて、富士宮署は大石寺に踏み込み、現場検証を行ったという話だ。
三井 傷害事件を起こして、警察が本山に踏み込む。そんな教団、見たことも聞いたこともありませんね(笑い)。
谷川 しかも事件の張本人は、前法主の息子だ。
正木 信彰といえば、昔から親父譲り≠フ暴力で有名だった。これまでも、さんざん暴れ回ってきた。証言は山ほどある。
谷川 その暴力坊主が、とうとう宗内の坊主から訴えられたわけだ。まさしく「自界叛逆(じかいほんぎやく)」じゃないか。
佐藤 それにまた、日顕宗の暴力坊主といえば、あの駒井専道。最近、大石寺から追放されて、北海道北部の寺に左遷されたようじゃないか。
棚野 なんでも不祥事が原因だと囁かれている。駒井が飛ばされた先は、安立寺(士別市)という、寂れきった援助寺院だ。寺に来る檀徒は、10数人しかいないようだ(笑い)。
正木 駒井といえば、日顕の仲居(=秘書役)を長年やっていた坊主だ。独裁者の日顕の威を借りて、さんざん所化に暴力を振るっていた。
 その男も、とうとう大石寺から消えたわけだ。
原田 息子は暴力事件、元秘書の坊主は左遷。日顕一味は、いよいよ「総崩れ」だ(大笑い)。

(2009. 1.29. 聖教新聞)

 

 

<8> 仏の敵を一人あますな
出席者:原田会長、正木理事長、谷川副会長、三井婦人部長、佐藤青年部長、棚野男子部長

佐藤 本年も年頭から、世界が池田先生の思想と行動を、こぞって顕彰している。先生のお誕生日の1月2日には、韓国・京畿(キヨンギ)道の抱川(ボチヨン)市から「名誉市民証」が贈られました。
三井 台湾の3都市(外埔郷(がいほきよう)沙鹿鎮(さろくちん)龍崎(りゆうき)郷)からも、先生に相次いで「名誉市民称号」が贈られました。
 「池田先生の思想は、青年や学生たちに正しい人生観を形成させます。現代社会に求められる利他の精神の模範です!」(龍崎(りゆうき)郷・黄徳茂(こうとくも)郷長)と讃嘆していました。
棚野 そしてまた、SGI(創価学会インタナショナル)発足の地・グアム(アメリカ準州)は、本年の1・26「SGIの日」を慶祝して「世界平和の日」を宣言。
 さらにグアム上院議会からは、池田先生、奥様の「平和への模範の行動」を讃える決議書が贈られました(先月9日)。
正木 いま世界は、ますます「創価の師弟」を真剣に求め、学んでいる。先生への顕彰こそは、その証しです。
三井 ブルガリアのジュロヴァ博士(ソフィア大学)も、その一人です。
 博士は昨年秋、国営テレビの「偉大な思想家との出会い」という番組の取材に応じられました。
 その際も、先生との交流を紹介し「池田博士は、世界の文化と教育の発展に尽力されている『創価=価値創造』の偉大な思想家です」と語っていたそうです。
谷川 先生とジュロヴァ博士といえば、20年近くにわたって対話を続け、対談集『美しき獅子の魂』も編まれている。
 その間、ブルガリア社会は民主化の過程で激動。博士の生活にも幾多の苦難が襲い、いわれなき中傷を受けることもあったそうだ。
三井 そうした日々を振り返り、博士は、しみじみと述懐しておられました。
 「池田先生との対談は、長い困難な時代にあって、私の精神の支えとなりました。先生に心から感謝します」と語っておられたそうです。

19歳の目の輝き

原田 それにまた、世界的な教育研究機関である、アメリカ・デューイ協会のガリソン会長。
 池田先生と昨年8月、日本で初めて会談。会長は開口一番「池田会長の素晴らしい著作は、かねがね拝見していました」「いつも会長のことを心に抱いていました」と満身で喜びを表しておられた。
谷川 ガリソン会長は、一昨年春、銃乱射事件で33人もの犠牲者が出た、バージニア工科大学の教授でもあられる。
 長年、教育に新たな力を与える哲学を真摯に探究してこられた。そのなかで池田先生の著作に、たどり着かれたのです。
正木 会長は特に、学会の「師弟」に注目しておられる。
 先生との会談でも「一つ質問させてください」と、聞かれたのは「戸田先生と初めて会った時の印象」についてでした。
原田 会談の翌日、ガリソン会長の語った言葉が印象的だった。
 「師匠である戸田会長について語られる、池田会長の目は、19歳の青年の目をしていました。この目の輝きがあれば、創価学会は絶対に衰退することはないと実感しました」と述懐しておられた。
三井 さらに会長は「師匠という原点、伝統を正しく踏まえ、若々しさを堅持していくかぎり、この宗教は1000年の繁栄を築くであろうと実感したのです」とも力説していらっしゃいましたね。
佐藤 学会が発展した根源には、池田先生が身をもって示された「師弟」の精神がある。その師匠に弟子が続く限り、学会は永遠に発展する。これが一流の知性の見方です。
谷川 まったく正しい。広宣流布は弟子で決まる。日蓮大聖人ご自身が「師弟相違(そうい)せばなに(ごと)(なす)べからず」等と、幾度も断言されている通りだ。

終には滅びる

正木 その尊厳なる「師弟」を破壊しようと企む連中! 仏法の峻厳な法理に照らして、必ず滅び去り、惨めに敗れ去っていくことは間違いない。
棚野 歴史を見ても、仏法の師弟を分断し、同志の絆を引き裂こうとする「破和合僧(はわごうそう)」の輩が何人も出た。
 釈尊の時代には提婆達多(だいばだつた)。教団を分裂させようと卑劣な謀略をめぐらせた揚げ句、生きながら地獄に堕ちた。
三井 大聖人の時代には、少輔房(しようぼう)能登房(のとぼう)三位房(さんみぼう)名越(なごえ)(あま)大田親昌(おおたちかまさ)長崎時綱(ながさきときつな)らが退転、反逆。大聖人に敵対し、門下を迫害した者まで出た。
佐藤 そうした連中は、ことごとく厳しい仏罰を受けた。
 「大田(おおた)親昌(ちかまさ)・長崎次郎(じろう)兵衛(ひようえ)(じよう)時綱(ときつな)大進房(だいしんぼう)落馬(らくば)等は法華経の(ばち)のあらわるるか」と仰せのように、落馬し、悶死した者もいた。
原田 まさしく、大聖人が「過去現在の末法の法華経の行者を軽賎(きようせん)する王臣(おうしん)万民(ばんみん)(はじ)めは(こと)なきやうにて(つい)にほろびざるは(そうら)はず」と断言なされた通りの仏罰だ。

裁判でも断罪

谷川 そして現代では、あの山崎正友、原島……。学会の大恩を裏切り、仇で返した。そうした連中も皆が皆、無残な末路じゃないか。
棚野 山崎は凶悪な恐喝事件で「懲役3年」の実刑判決が確定し、刑務所に入った。
 その後も悪辣なデマで次々と断罪。合計20件もの裁判で大惨敗した。
 先月28日には、山崎が学会らを訴えていた裁判で全面敗訴した。
原田 山崎は昨年12月25日にも、悪辣な名誉毀損でジャーナリストから訴えられた裁判で、東京高裁が断罪。損害賠償を厳しく命じられた。
佐藤 その4日後の29日に死んだようだな。
正木 その山崎の「一の子分」だった原島も、惨めきわまる末路だったじゃないか。
 山崎に「金漬け」「酒漬け」「遊び漬け」にされて、操り人形になったやつだ。
谷川 山崎の恐喝事件の裁判でも、山崎の筋書き通りに、ウソ八百を並べ立てて厳しく断罪されたな。
棚野 その原島も、病気で身体がボロボロになり、昨年7月に死んだ。
谷川 聖教新聞を愛読している、私の友人が先日、話していた。
 「創価学会は『広布第2幕』の新時代を晴れ晴れと前進していますね。そうした時に、学会に反逆した人間が次々と厳しい最期を遂げている。本当に不思議ですね」と、しみじみと語っていた。
原田 戸田先生は「学会への反逆は、大聖人への師敵対だ。その仏罰の最後の姿を見れば分かる」
 「退転者は、不思議と、その堕地獄の姿を見せにくる」と断言なさった。
 まったく、その通りの結果になっている。この厳然たる正邪の姿こそ、学会が仏意仏勅の教団である証しだ。
正木 そしてまた、戸田先生は「仏の敵を一人あますな!」と厳命された。これが永遠の学会精神だ。
 「いよいよ・はりあげてせむべし」! 我々は破邪顕正の言論で、どこまでも責め抜こうではないか。

(2009. 2. 2. 聖教新聞)