< 座談会 >

躍進の鐘を鳴らせ

 


 

 

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弘教拡大の中で新たな人材が
職場を照らす希望の光 社会部
勇気と真心で対話拡大に挑戦
勤行・唱題が仏道修行の根幹
新しい力で拡大の金字塔を
歓喜の弘教で創立の日を祝賀
使命の天地に平和と幸福の花
創価三代の師弟が成し遂げた大偉業
三代会長は広宣流布の永遠の師匠
無冠の友の絶対無事故を祈念

 

 

 

 

<71> 弘教拡大の中で新たな人材が
出席者:原田会長、新名(にいな)九州長、登坂(とさか)九州婦人部長、橋元青年部長、藤原九州男子部長、野口九州女子部長

 橋元 世界の先駆(せんく)・九州では、まもなく福岡で開催される「新時代全国男子部幹部会」、11月の「九州女子部総会」に向け、壮年・婦人部が一丸(いちがん)となり、後継(こうけい)の青年の育成に取り組んでくださっています。
 原田 九州の未来を開くためには、青年を大切にし、青年と一緒に成長し、青年を(はぐく)むしかない――この信念のもと、心一つに青年の育成に励む姿は、世界の模範として輝いています。
 新名 本年は台風が迫る中で行われた、池田先生による渾身(こんしん)の九州縦断指導≠ゥら25周年です。「先駆のスクラム 青年躍動(やくどう)月間」で、絶対に日本一の男女青年部≠構築し、池田先生に「九州は『黄金の3年』を大勝利しました!」と報告してまいります。
 登坂 その中、九州池田講堂を(よう)する福岡・博多総県では、9月21日に分県ごとに、男子部幹部会を開催。会合が始まる直前に、目標の地区平均1世帯の弘教を実らせました。
 新名 この日に向け、壮年部も共に対話に励み、当日は、代表が会合前に集まり、男子部を盛大に歓迎。その真心(まごころ)に涙する男子部員もいました。
 登坂 婦人部は、青年の成長を祈ることから始め、励ましの大書き≠竍横幕≠作成。勝負弁当≠用意したり、一緒に折伏に歩いたりもしました。
 藤原 その戦いを通じ、粕屋(かすや)栄光圏では、リーダーが次々と折伏を実らせ、9月14日に九州の先駆を切って、地区1世帯の弘教を達成しました。その勢いが、他の地域にも飛び火≠オ、見事に目標を成就(じょうじゅ)することができたのです。
 野口 博多常勝区のある女子地区リーダーも、9月に初の弘教を実らせました。その陰には、娘の成長を願い、励ましの言葉を掛けた父親の存在がありました。父娘一体での勝利に、喜びが倍加しています。
 登坂 熊本総県では、女子部の部1世帯の弘教と、メンバーの半数がロマンちゃん(折伏チャレンジャー)≠ノなることを目標に、婦女一体の取り組みを進めています。7月から女子部総会に向けて動き始め、9月には各区圏で、信仰の喜びを語る婦女合同の「キラリ☆コスモスフェスタ」を行いました。
 野口 その結果、熊本総県は、ロマンちゃん≠フ目標を達成。天草圏では、女子部の部1世帯の弘教が実っています。
 藤原 熊本では男子部も、地区1世帯の折伏を達成する区・圏が続々と誕生しています。

世界の先駆の誇り

 原田 どこまでも、青年を大切にする九州の闘争を、池田先生も、「頼もしく成長する模範の青年部を先頭に、折伏弘教の大前進の中で、新たな人材が躍り出ていることも嬉しい限りです」と、最大にたたえてくださっています。
 藤原 男子部では、この1カ月で、プレ全国男幹≠ニもいうべき会合を各地で開催。創価班・牙城会の大学校生や、昨年の「アジア創価青年大会」で躍り出た新たなメンバーが対話を成し遂げるなど、弘教の歓喜(かんき)が爆発しています。
 野口 女子部では、「第九」や「青年よ広布の山を登れ」などの合唱を通し、人材を育んできた歴史を継承(けいしょう)し、総会に向け、各総県で華陽(かよう)リーダーや地区幹部を中心とした合唱団を結成。そのメンバーが弘教を実らせるなど、新たな人材が陸続(りくぞく)と誕生しています。
 藤原 男子部は、全国男幹≠ワでに、地区1世帯の弘教を断じて成し遂げ、大きく人材を拡大し、日本一の金字塔(きんじとう)≠打ち立ててまいります。世界の先駆の誇りを胸に、新時代の広布の山を勝ち登ります。
 野口 花の女子部は、半数のメンバーがロマンちゃん≠ニなり、各地で掲げた誓願(せいがん)の弘教を達成していきます。次代を担う友を励まし、全員で「池田華陽会御書30編」の読了に挑戦します。必ず幸福博士となって、歓喜のスクラムを世界へ、未来へ広げていきます。

幸福と平和の大道

 原田 九州では今、全ての活動の回転軸は、「座談会」にあると定め、@「事前の訪問激励」が勝負A友人参加の「折伏の場」にB地区が「人材育成の本舞台」との、3本柱で前進していますね。
 登坂 はい。「温かく楽しい、活気に満ちた仏の会座(えざ)そのものの座談会こそ、永遠に広布発展の(かなめ)である」との指針を胸に、「黄金の3年」の総仕上げへ、進んでいます。
 新名 毎月の第1週と第2週を訪問激励期間と定め、手作りの入場整理券や案内状を作って、連絡100%≠ノ挑戦する博多常勝区や、毎月の座談会に10〜20人の友人が集う宮崎・欧州(おうしゅう)圏の道具小路(こうじ)地区、約10人の男子・女子部が座談会に参加し、司会や御書講義を担う佐賀栄勝(えいしょう)圏の川副(かわぞえ)西地区など、九州各地で、模範の座談会運動が展開されています。
 橋元 他にも、九州では、池田先生の小説『新・人間革命』を徹底的に学ぶ「人間革命池田塾」を開催するなど、全国模範の取り組みをされています。
 原田 池田先生は、「今日蓮(にちれん)(とな)うる(ところ)の南無妙法蓮華経は末法(まっぽう)一万年の衆生(しゅじょう)まで成仏(じょうぶつ)せしむるなり」(御書720ページ)との御文を通し、九州の皆さんに呼び掛けられました。「私たちが題目を唱えながら踏み出す今日の一歩前進は、一万年先までの人類の幸福と平和の大道(だいどう)(つく)り開いているのです。この誇りに胸を張って、悠々と堂々と、朗らかに進んでいきましょう」と。
 新名 九州は、先生に示していただいた「先駆の師子王(ししおう)」となり、「透徹(とうてつ)した祈り」と「決然(けつぜん)たる勇気」で、目の覚めるような大躍進を遂げてまいります。

(2015.10.19. 聖教新聞)

 

 

<72> 職場を照らす希望の光 社会部
出席者:原田会長、正木理事長、伊藤社会部長、田代社会部女性部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 清水 「社会部」は、1973年(昭和48年)10月24日の本部幹部会の席上、池田先生の提案により、結成されたグループですね。
 竹岡 その幹部会では、翌年を「社会の年」として、前進することが発表されました。
 正木 当時、成長を続けていた日本経済は、第4次中東戦争によるオイルショックの影響で、深刻な危機に陥っていました。
 原田 ゆえに先生は、決意されます。「『一切世間(いっさいせけん)治生(ちせい)産業は(みな)実相(じっそう)(あい)違背(いはい)せず』(御書1295ページ)と仏典(ぶってん)()かれる通り、仏法は(そく)社会であり、社会は即仏法だ。社会での価値創造なくして仏法はない。今こそ信仰で(つちか)った英知と勇気の光をもって社会を照らしてゆこう」と。その(はしら)の存在として、社会の第一線で健闘する同志が集い、誇りも高く結成されたのが、社会部です。
 伊藤 以来42年。社会部は激動の荒波の中で、挑戦と格闘を続けてきました。どんなに状況が困難でも、「会社の中で、なくてはならない存在に!」と奮闘する姿は、「希望の灯台」として光り輝いています。
 原田 日本を代表する、ある企業のトップの方が先日、語っていました。「創価学会では、『信心は一人前、仕事は三人前』と教えているそうですね。さすがです。この言葉を聞いて、うちの会社の創価学会員の社員が、活躍している理由がよく分かりました」と。
 伊藤 ありがたい評価に感謝します。社会部の友は、仕事に全力で取り組むとともに、時間をこじ開け、広布の最前線に立ち、地域のため、友のため、(ちから)の限り、走り抜いています。
 原田 先生は、その尊い姿をたたえ、「なんと頼もしい心か! なんと(うるわ)しい団結か! なんと神々(こうごう)しき闘争か! 私はそこに、釈尊(しゃくそん)、そして大聖人が示された『世雄(せおう)』という(ほとけ)の一つの実像を見る」と言われています。まさに、広宣流布をわが使命と定め、決然(けつぜん)一人(ひとり)立つ方々です。
 正木 かつて、先生は、「三人前の仕事」について、こう語られました。「大きな仕事を成し遂げるには、自分だけでなく、周囲にも目を配り、皆の仕事がうまくいくように心を砕くことが大切である。また、後輩も育て上げなければならない。さらに全体観に立ち、未来を見すえ、仕事の革心、向上に取り組むことも望まれる」と。
 伊藤 だからこそ、私たちは、「信心は一人前」を肝に銘じていきます。そうであってこそ、「三人前」といえる堂々たる仕事を成し遂げられるからです。職場で勝利の旗を打ち立てることができるからです。

今いる場所で全力

 原田 先生はまた、「時代は大きく変わっている。社会においても、女性の活躍は目覚ましい。海外では女性の首相が誕生している。企業や団体を見ても、女性のリーダーが、どんどん増えてきている。学会においても、これまで以上に女性を大切にし、さまざまな次元で、女性の意見を尊重する体制を築いていきたい」と指導されました。心していきたいと思います。
 田代 先日も、仕事に家事・育児、そして学会活動にと、一人で何役もされながら、フル回転して頑張っていらっしゃる若い婦人部員とお会いし、心から感動しました。
 社会部女性部長の(にん)を受けるに当たり、新しい広布の人材であり、力ある広布の主役となる、こうした社会の最前線でも活躍する女性社会部員の、お一人お一人を励まし続けていきたいと決意しています。
 原田 有名地方銀行の秘書室長や大手製紙会社の広報室長など、女性社会部員の活躍の幅も広がっています。年々、女性社会部員が増えていることを先生も、とても喜ばれています。
 田代 私も、損害保険会社に勤務した経験があります。創価の誇りを胸に、明るく誠実に、信頼の輪を広げようと挑戦しました。今、足下(そっか)を掘れ、そこに(いずみ)あり≠ニの指針のままに、自分がいる場所で、忍耐強く希望の歩みを運ぶ皆さまが、どれほど尊いか。

祈り切って出発を

 伊藤 私自身、社会部の皆さまに、訴えていることがあります。それは、「祈り切る」「戦い抜く」ということです。この「切る」「抜く」が大切であると思っています。
 正木 結果が出るまで、祈り、戦うことですね。
 伊藤 はい。そのためにも、まず、「今日も仕事に勝とう」「わが社を発展させよう」「上司・同僚・後輩と仲良く助け合って、仕事を成功させよう」と、出勤前に祈り切って、一日を出発することです。
 田代 社会で働いていると、人間関係の悩みや学会活動との両立など、課題は尽きません。けれども、社会部は「励ましの組織」です。社会部の皆さんと励まし合いながら、黄金(おうごん)の一日一日を悔いなく戦い抜いて、師弟の道、新しい勝利の道を歩んでまいります。
 伊藤 社会部の皆さんの多くは今、厳しい環境の中で、かつてない唱題に挑戦しながら、社会で地域で、実証を示されています。「励ましの社会部」建設のために、私も一層、努力していきます。
 原田 先生は先日も、社会部の皆さんに、「日々、『祈りとして叶わざるなし』の題目を唱え抜きながら、順風にも逆風にも揺るがぬ、希望と前進と勝利のリズムを断固として(つく)ってください。そして、苦楽を共にする宝友(ほうゆう)と励まし合い、わが使命の職場に、幸福・和楽(わらく)のスクラムを広げていただきたい」とメッセージをくださいました。創価の太陽であり、広布の世雄(せおう)である社会部の一人一人が、粘り強く(ほが)らかに、今日一日を勝たれることを祈っております。

(2015.10.22. 聖教新聞)

 

 

<73> 勇気と真心で対話拡大に挑戦
出席者:原田会長、正木理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 永石 11月22日に実施される、教学部任用試験の受験推進、誠にありがとうございます。
 正木 新入会員、高等部員、会友をはじめ、多くの新しいメンバーが受験を決意してくださいました。
 橋元 25日まで放映された「教学講座<任用試験のために>」は、今月28日から試験日前日の11月21日まで、学会のホームページで見ることができます。
 清水 スマートフォンでも視聴可能ですので、どうぞ、ご利用ください。
 竹岡 ここでは、昨年に引き続き実施される「マーク方式」についての説明も行われています。10月17日付聖教新聞の6・7面の詳しい解説と一緒に、ご活用いただければと思います。
 原田 池田先生は、「受験者の方々全員が『求道(そく)勝利たれ』『人生凱歌(がいか)の博士たれ』と、私は真剣に祈っている」と言われています。受験者一人一人が、勤行(ごんぎょう)・唱題を実践し、仏法対話に挑戦する人へ成長できるよう、先輩の皆さまは、懇切丁寧な激励を、どうかよろしくお願いします。
 正木 先生は、「共に学び教える先輩方をはじめ、(かげ)で支えてくださる皆様方に、心から感謝を申し上げたい。『(みょう)照覧(しょうらん)』『陰徳(いんとく)陽報(ようほう)』は絶対である」とも語られています。「共に」学び、「共に」動き、「共に」成長するのが、学会の任用試験の伝統です。
 原田 受験者にとって、一生、思い出に残るのが、任用試験でもあります。御書に「法華経を一字一句(いちじいっく)(とな)(また)人にも語り(もう)さんものは教主(きょうしゅ)釈尊(しゃくそん)(おん)使(つかい)なり」(1121ページ)と(おお)せです。仏法の法理(ほうり)を懸命に語っていく中で、(ほとけ)智慧(ちえ)と生命力も湧いてきます。つまり、教学を教える方も、人間革命ができるのです。教える人も、教わる人も、大きく成長する任用試験にしていきましょう。

仏縁と友情広げる

 正木 各地では今、青年部を先頭に「折伏」の大きなうねりが起きています。
 原田 この時にあたり、あらためて、日蓮大聖人の仏法は「下種(げしゅ)仏法」であることを確認しておきたい。
 竹岡 池田先生は、大白蓮華10月号の「巻頭言(かんとうげん)」でも、なかなか折伏が成就(じょうじゅ)せず、悩んでいる同志に掛けられた戸田先生の言葉を紹介されています。「何も(なげ)くことはないよ。すぐに信心する発心(ほっしん)下種と法を聞かせる聞法(もんぽう)下種は、功徳は同じだ。必ず実る時が来る。だから、どしどし下種をするんだ」と。
 原田 「下種」には、妙法を()いて、相手が発心する「発心下種」と、法は聞いたけれども、発心しなかった「聞法下種」があります。いずれも、成仏の(いん)となる法を聞かせて、(えん)を結ぶことになります。この一度、まいた妙法の(たね)は、必ず花が開きます。これが、大聖人の仏法が「下種仏法」といわれるゆえんです。
 清水 御書には、「とてもかくても法華経を()いて説き聞かすべし、信ぜん人は(ほとけ)になるべし(ぼう)ぜん者は毒鼓(どっく)の縁となって仏になるべきなり」(552ページ)とあります。
 竹岡 「毒鼓」とは、毒薬が塗られた太鼓のことです。その音を聞いた人は、たとえ聞くつもりがなくても死に至ると涅槃経(ねはんぎょう)に説かれています。
 橋元 ここでいう「死」とは、「煩悩(ぼんのう)が死ぬ」ことを(たと)えたもので、たとえ相手が好まずとも、正法を耳にすれば、必ず成仏に至ることを教えられています。
 清水 また、「法華経を耳にふれぬれば(これ)を種として必ず仏になるなり」(同ページ)とも仰せです。
 永石 友人に真心を込めて、対話をしたものの、こちらの思いが、なかなか伝わらなかったり、反発されたりする場合もあるかもしれません。しかし、信心をするのが、早いか遅いかの違いであって、成仏することは間違いないのです。
 原田 折伏は、実っても実らなくても、その功徳(くどく)に変わりはありません。自身の成長と人間革命に直結し、仏縁(ぶつえん)と友情を広げるのが、折伏です。
 竹岡 私たちの仏法対話に、失敗≠竍無駄≠ヘないということですね。「正法を聞かせた」という事実こそが、その友人を確かな幸福の軌道(きどう)へと導くのです。
 原田 戸田先生は「折伏すれば信用が残る」と述べられました。「とてもかくても」との仰せを心肝(しんかん)に染め、「この仏法で必ず幸せになれる!」「学会とは、こんなにも温かい世界なんだ!」という真実を、あらゆる友に堂々と語り、創立85周年の「11・18」へ、圧倒的な下種の拡大に挑んでいきましょう。

「10帰運動」を励行

 永石 10月に入り、薄暗くなる時間が、日増しに早くなっています。警察庁は、日没(現在は東京で午後5時ごろ)の前後2時間にあたる「薄暮(はくぼ)」に起きる事故が、年末にかけて、急増すると呼び掛けています。
 橋元 特に、多いのが、65歳以上の高齢者の事故です。歩行者は、衣服の色を明るくし、できる限り、反射材を着用することです。また、無理な道路の横断は厳禁です。
 永石 車を運転する人は、早めにライトを点灯し、時間にゆとりを持って行動することが大切です。
 正木 あわせて、女子部・婦人部の方々は、「10帰(テンキ)運動」を励行し、事件・事故に巻き込まれないようにしてもらいたい。
 原田 「無冠(むかん)の友」の皆さまをはじめ、全会員の無事故を、リーダーは、強く祈念し、日々、事故への用心を訴えていこう。

(2015.10.26. 聖教新聞)

 

 

<74> 勤行・唱題が仏道修行の根幹
出席者:原田会長、正木理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 原田 学会活動の根本の目的は何か。一言でいえば、それは、各人(かくじん)の「一生成仏」と「広宣流布」です。広宣流布とは、(ほとけ)(たね)を植える仏法対話のことを指すといえましょう。
 永石 一方で、「一生成仏」のための根幹の修行となるのが、日々の「勤行(ごんぎょう)・唱題」ですね。勤行・唱題を実践する中で、仏の生命が開かれ、、自身の人間革命や宿命転換を成し遂げることができるからです。
 橋元 その意味で、勤行・唱題を実践する同志を、どれだけ増やすことができるか。これが、リーダーの役割といえます。
 原田 大切な視点です。池田先生は、リーダーへの指針として、「会合での指導と個人指導の比率を『2対8』に」と述べられています。これは、じっくりと個人指導をすることを通し、一人一人が抱える悩みや課題に耳を傾け、勤行・唱題を実践できるようにしていくことに、その目的があるのだと思います。
 竹岡 先生は、先日の「新時代を()ける」の中で、戸田先生が支部長に、「絶えず人物≠見つけ、育てることに心を(くだ)いてもらいたい」と言われていたことを通し、語られました。「人材を育てる人が、真の人材である」と。
 橋元 その人材を育てる根本の道が、一緒に祈り、一緒に行動することです。
 原田 有名な御聖訓(ごせいくん)には、「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(御書1598ページ)とあります。友と一緒に唱題し、その友が宿命転換を成し遂げていくことは、自分にとっても、大きな喜びとなり、さらに自身の境涯(きょうがい)革命をも達成していくことになります。この点は、多くの人が実感していることと思います。
 正木 聖教新聞の購読推進や、弘教・拡大など、眼前(がんぜん)の広布の戦いも、もちろん大事です。しかし、最も大切なことは、それらの活動を通し、「勤行・唱題を実践している人を、どれだけ増やせるか」です。そして、一人一人が生き生きと、確かな幸福の人生を歩んでいくことです。
 永石 先生は、さらに、「自分が率先して力を発揮するとともに、どれだけの人を見いだし、育て、広宣流布へ向かわせることができるか。ここに、未来を開く(かぎ)がある。わが支部、地区、ブロックから新しい人材を誕生させよう。リーダーが最前線に飛び込んで悩みに耳を傾ける。一緒に広布へ歩き、心から励ます。それがどんなにうれしいか。地道な激励こそ人材育成の力である」とも語られています。
 原田 11月22日に実施される教学部任用試験に向け、各人の研さんも本格化します。仏法の偉大さを深く知る絶好の機会となる任用試験を通じ、一人でも多くの友が、勤行・唱題を実践し、勇んで仏法対話に励めるよう、リーダーは激励を重ねていきたい。

ペアで訪問・激励

 正木 そうした中、ある地域の壮年部の取り組みを伺いました。その地域では、訪問・激励に回る際、2人1組≠ナ動くことを心掛けているそうです。
 原田 2人で一緒に動いていると、メンバーとの話題が尽きないし、一方が教学を語り、一方が体験を語ることもできる。さらに、2人で切磋琢磨(せっさたくま)して、どんどん訪問・激励に動くことができますと、喜びにあふれて語っていましたね。
 正木 結果、その地域では、壮年部の6割に当たるメンバーが、会合に参加するようになったそうです。
 原田 新しい力≠アそが、新しい拡大≠フ原動力です。こうした現場発の知恵≠存分に生かしながら、学会創立85周年の「11・18」へ、楽しく仲良く、たくましく弘教・拡大に打って出ていきましょう。

建設的で深い哲学

 竹岡 現在、BSジャパン(BS7チャンネル)では、毎週木曜日の午後5時から5時半までの30分間にわたり、池田先生の創作童話アニメ(シナノ企画制作)が放映されています。
 永石 「先生の童話を、テレビで見ることができるなんて、感動で胸がいっぱいです」と早速(さっそく)、各地から声が寄せられています。
 清水 6週連続の放映で、10月29日は、「ヒマラヤの(ひかり)の王国」が放映されることになっています。
 橋元 これまで、「大草原と白馬(はくば)」(10月15日)、「さばくの国の王女さま」(同22日)が放映され、11月5日に「あの山に登ろうよ」、同12日に「少年とさくら」、最後となる同19日には、「お月さまと王女」が放映されます。
 竹岡 これは、BS放送を受信できれば、全都道府県で見ることができるものです。
 永石 先生の童話は、今までも、海外20カ国以上で放映され、日本各地でも放送されてきました。海外の識者からも高い評価が寄せられ、ある大学の関係者は、「建設的で深い哲学に基づいた池田博士の物語は、子どもたちが生命尊厳や平和といった普遍的価値を深く受け入れていくための大きな役割を果たすでしょう」と語っています。
 清水 また、「このように素晴らしい文化的財産は大切にされるべきです。子どもたちの成長を後押しする作品です」と言う学者もいます。
 原田 全ての作品が、平和の尊さや友情の大切さを学べる素晴らしい内容になっています。親子や家族で、また友人や学会の同志と一緒に、先生からの勇気と希望のメッセージ≠見ながら、さらなる創価の大行進を元気いっぱい続けてまいりましょう。

(2015.10.29. 聖教新聞)

 

 

<75> 新しい力で拡大の金字塔を
出席者:原田会長、橋元青年部長、竹岡男子部長、渡部男子部書記長、鈴木創価班委員長、宮尾牙城会委員長

 原田 まもなく11・5「男子部の日」を迎えます。男子部はめざましい拡大を遂げていますね。池田先生も「すごいことだ」と、全国各地のメンバーの活躍をたたえられています。
 竹岡 全国の同志の奮闘のおかげで、男子部の本年の折伏目標である、3万世帯を大きく超え、3万4000世帯の弘教(ぐきょう)を達成することができました。大変にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
 橋元 各地で壮年・婦人部の皆さまが青年部の成長をわがことのように祈ってくださり、本当に感動しています。真心(まごころ)からの応援に心から感謝申し上げます。
 竹岡 師匠に勝利のご報告ができる――。これほどの喜びはありません。
 原田 学会創立85周年の「11・18」、そして「黄金の3年」の総仕上げへ――。それぞれの地域で青年部を先頭に、各部が団結し、「大願(だいがん)とは法華(ほっけ)弘通(ぐつう)なり」(御書736ページ)との御聖訓(ごせいくん)のとおり、拡大の金字塔(きんじとう)を打ち立ててまいりたい。

幹部会をリズムに

 竹岡 昨年から始まった全国男子部幹部会が、大事な勝利のリズムになっています。各方面とも、開催月に日本一≠フ拡大を果たし、近年では最大の結集を当日に達成。新たな人材が数多く誕生しています。新時代を(にな)う新しい力≠ェ、各地域で確かに育っていると実感しています。
 渡部 「部の日」を祝賀する「新時代第6回全国男子部幹部会」は先日、九州で盛大に開催されました。
 橋元 創価班・牙城会大学校生も拡大の先頭に立って、折伏の大旋風を巻き起こしています。
 宮尾 昨年に入会した、佐賀栄勝圏の、ある牙城会大学校生のエピソードが印象的です。
 今回の幹部会を目指すなか、職場での友人と仏法対話。自身の体験を語ると、友人は「私も信心したい」と入会を決意。さらに次の日には、友人のご家族も会館でモバイルSTBの番組を視聴。「家族皆で信心を始めたい」と全員が入会され、大感動の入会記念勤行会を迎えることができました。
 渡部 今、彼は新たに入会した2人と共に教学部任用試験の受験に向けて、研鑽(けんさん)しているそうですね。
 原田 11・2「創価班の日」を迎えた創価班のメンバーも活躍していますね。先日、私も首都圏の会合に参加しましたが、頼もしい限りでした。
 鈴木 小説『新・人間革命』「勝利島(しょうりとう)」の章に奮い立つ、鹿児島の種子島では、本年、島でただ一人の創価班大学校生が拡大に先駆しています。
 過疎化や高齢化が進む離島は旧習深く、折伏の相手もなかなかいません。「とにかく折伏をさせてください」「師匠に勝利を報告させてください」と真剣に祈り続ける中で、同級生から悩みを打ち明けられ、7月の創価体験談大会に一緒に参加。同世代の青年たちの信仰体験に感動した友人は、晴れて入会しました。
 渡部 地域に感動を呼び、折伏の勢いはぐんぐん加速。種子島圏として、目標の部2世帯の弘教を果たしています。
 橋元 全国の津々浦々で、若き大学校生が、池田先生の励ましを胸に、一人立ち上がり、悩みに立ち向かう姿が、歓喜の波動を広げています。

破邪顕正の魂こそ

 原田 今、各国SGI(創価学会インタナショナル)でも、青年部の躍動(やくどう)は本当にめざましい。世界広布新時代の象徴です。たとえば、インド創価学会は全体の約半数が青年部です。
 竹岡 先日お会いした、インドのある青年部リーダーが、「うれしくて、仏法の話をせずにはいられないんです」と語っていました。信心の喜びをストレートに伝える。この心が大事であると実感します。
 鈴木 日顕宗の広布破壊の謀略(ぼうりゃく)「C作戦」から25年を迎えます。当時の115カ国・地域から192カ国・地域に広がったSGIと、信徒がかつての2%にまで激減した日顕宗では、天地雲泥の差。正邪(せいじゃ)は歴然です。
 宮尾 「日蓮と同意」「日蓮が如く」とのままに、世界広布を進めてきたのは、創価三代の師弟であり、私たち創価学会です。
 竹岡 男子部の使命は、常に拡大の先頭に立ち、躍進の息吹(いぶき)(みなぎ)らせること。そして、破邪顕正(はじゃけんせい)(たましい)を燃やし、断じて学会を守り抜くことにあります。
 鈴木 御書に「日蓮が一門は師子(しし)(ほう)るなり」(1190ページ)と(おお)せのとおり、満々(まんまん)たる折伏精神をたぎらせ、私たち青年部の正義の言論で、広布破壊の極悪を粉砕してまいりたい。
 宮尾 核兵器廃絶、アジアの友好、東北の復興を柱に繰り広げている青年部の平和運動「SOKAグローバルアクション」も各地で活発に展開されています。
 橋元 池田先生は先日、「新時代を()ける」で「『SOKAグローバルアクション』が大きな感動を呼んでいる。青年こそ希望だ」とつづってくださいました。
 原田 先生はさらに、こう呼び掛けられています。「『一身(いっしん)安泰(あんたい)を願うなら、まず()静穏(せいおん)、平和を祈るべきである』(同31ページ、通解)。この大精神のまま、愛する地域のために語りに語り、希望と幸福の光を広げよう」と。
 青年時代、恩師・戸田先生のもと、日本中で勝利の突破口を開き、何もないところから全世界に平和の連帯を築かれたのが、池田先生です。師弟の闘争を継承(けいしょう)し、世界の友と手を(たずさ)え、新時代を開いてまいりたい。

(2015.11. 2. 聖教新聞)

 

 

<76> 歓喜の弘教で創立の日を祝賀
出席者:原田会長、永石婦人部長、橋元青年部長、清水女子部長、伊藤女子部書記長、小松白蓮グループ委員長

 原田 学会創立85周年の「11・18」を迎えます。池田先生は、戸田先生が第2代会長に就任された1951年(昭和26年)5月3日、自ら折伏を実らせ、佳節(かせつ)を祝賀されました。
 橋元 池田先生は言われています。「記念日を荘厳(そうごん)するものは、誓いと行動だ」
 清水 女子部の中核・白蓮(びゃくれん)グループの友は今、11月18日までの「セレブレイト(祝賀)期間」を、「歓喜の弘教」で飾ろうと、懸命に挑戦を重ねています。
 小松 先生は白蓮グループに呼び掛けられました。「『白蓮の祈り』こそ、自他共(じたとも)に幸福を開く自在の力です。『白蓮の振る舞い』こそ、皆に希望と喜びを広げる薫風(くんぷう)です。『白蓮の団結』こそ、新たな創価の未来を照らす勝利の大光(たいこう)であります」と。このご期待に、お応えしようと、全国の白蓮姉妹≠ヘ、勇気の対話を拡大しています。

幸福勝利の一番星

 清水 その中、7月に初の折伏を成就(じょうじゅ)した東京・中野総区のメンバーの話が、感動を呼んでいます。彼女は現在、白蓮グループ14期の班長。11、12期の班員の時、「絶対に弘教を実らせよう!」と挑戦しましたが、結実しませんでした。
 伊藤 班長になった今期こそ≠ニ決意し、何十人もの友に仏法対話を重ねましたが、結果には結び付きません。そんな時、先生が白蓮グループに贈った指針(ししん)「人のため世界のために祈り動く心美しき姿は『蓮華(れんげ)の水に()るが(ごと)し』」を聖教新聞で目にします。
 原田  御書に「妙法蓮華経と(もう)すは(はす)(たと)えられて(そうろう)」(1580ページ)と(おお)せです。その蓮華の名を冠するのが白蓮グループです。「如蓮華在水(にょれんげざいすい)」とは、蓮華が泥沼にあって清浄無比(せいじょうむひ)大輪(たいりん)を開花させることです。先生は、「白蓮の乙女たちは、どんな環境でも、強く清らかに希望の花、歓喜の花を咲かせ広げていけるのだ」と指導されています。
 小松 結果に一喜一憂せず、御本尊を信じ抜き、何があっても、輝き続ける強さをもとうと決意した彼女は、再び仏法対話を開始。そんな時に出会った職場の後輩を座談会に誘います。
 伊藤 婦人部の方と、モバイルSTBの番組を見ながら、対話をすると、友人は入会を決意。誓願(せいがん)の弘教を果たしたのです。
 小松 彼女は語っています。「なかなか折伏が実らず、悔しい思いをしましたが、最後まで諦めませんでした。相手の幸せを心から祈れる自分に変わった時、私の思いが相手の命に響くことを実感しました」と。
 伊藤 御本尊を受持させた数日後には、職場でも実証を示し、所属する部署が初めて「月間MVP賞」を受賞。「信心の確信を、あらためてつかみました」と語る姿が印象的でした。
 小松 私たち白蓮姉妹は、グループ歌「星は光りて」を朗らかに歌いながら、全員が幸福勝利の「一番星」と輝いてまいります。(えにし)深い同志と一緒に、「祈り」「振る舞い」「団結」で、未来永遠に続く創価の勝利を開いていく決意です。

不滅の指針を実践

 清水 女子部ではまた、11・12「女子部の日」を目指し、「池田華陽会(かようかい)御書30編」の読了運動に取り組んでいます。学会創立90周年の2020年までの毎年、読了者の表彰も行います。
 原田 9月の青年部教学試験1級でも、女子部の行学錬磨(れんま)の姿は目覚ましく、人材を拡大しました。
 永石 女子部時代の研さんが、生涯の信心の土台となることを、私自身も実感しています。「女子部は教学で立て!」との不滅の指針を実践する姿に、婦人部も皆が感動しています。
 橋元 先日も、聖教新聞の声の欄に、親子で御書30編の拝読に奮闘する姿が紹介されていました。その婦人部の方は、女子部が御書の拝読に取り組むことを聞き、娘と一緒に挑戦することを決意されたそうです。
 原田 毎晩、5ページを目標に、難解な言い回しに苦心もするそうですが、慣れ親しんだ御文(ごもん)に出あうと、音読する声も一段と力強くなるそうです。御書を拝読することで、福運あふれる人生の土台が築かれることは間違いありません。
 永石 「夜、疲れていても、娘から『さあ! 御書を拝読するよ!』と言われると気合いが入り、拝読すると勇気が湧いてきます」とも語られ、そのほほ笑ましい姿が目に浮かびます。
 原田 先生は、「広布の戦いの中で御本仏(ごほんぶつ)(だい)境涯(きょうがい)に触れれば、わが境涯も開かれる。大空のように広く、大海(たいかい)のように深い、師子王(ししおう)の心を取り(いだ)していくことができる」と言われています。女子部の取り組みは、まさに、境涯を大きく開く運動でもあります。
 清水 神奈川のある総区で教学部長を務めるメンバーは、創価女子短期大学2年生の秋に父を亡くし、その6年後に母を、がんで亡くします。そんな中でも、「全てのことに意味がある」との指導を抱きしめ、一歩も退かずに学会活動に挑戦してきました。
 永石 ある時は、家族が(やまい)に倒れたメンバーと、「このやまひは(ほとけ)(おん)はからひか」(御書1480ページ)との一節を拝読。懸命に励ましを送ったそうですね。
 伊藤 この激励を通し、自身の体験は、同じ悩みで苦しむ友に寄り添うためだったのだと感じ、「人を励ます中で、自身の使命を確信することができました」と語っていました。
 清水 多くの友に、御書を根本に励ましを送る彼女は今、妙法とともに生きていけば、どんな出来事も、揺るぎない自身を築くための力となり、悲しみに沈む友を激励するための力となることを実感しています。「池田華陽会御書30編」の拝読に励みながら、折伏にも全力で取り組んでいます。
 原田 女子部の前進が、新時代を開きます。一人一人が地涌(じゆ)の使命に目覚め、黄金(おうごん)の歴史を築かれることを深く念願しています。

(2015.11. 5. 聖教新聞)

 

 

<77> 使命の天地に平和と幸福の花
出席者:原田会長、正木理事長、林地域部長、山崎地域部女性部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 山崎 11月15日に「部の日」を迎える地域部の友は太陽≠ニなって、友好と信頼の光彩(こうさい)を広げています。
 清水 全国の自治体は近年、住民同士のつながりを強化しようと、地域活動への参加を(うなが)しています。
 竹岡 特に、行事の設営や、防火・防犯のために近隣を回る夜警など、男性に求められる役割が多いにもかかわらず、普段は地域になじみが薄い男性のなり手がいないことが課題になっているようです。
 原田 現代社会が抱える難題の一つです。その意味で、地域部の使命は重大です。池田先生は「随筆 民衆凱歌(がいか)の大行進」の中で、「大切なのが、地域貢献に励む、身近な模範(もはん)の存在だ。『自分にもできるかも』『やってみたい』という前向きな気持ちにさせてくれる」と述べられています。
  実際、地域活動に携わる同志に触発され、町会や消防団などと関わり始める方も大勢います。
 正木 先生もそうした地域部の伸展(しんてん)を、よくご存じで、先の随筆で続けられています。「今、各地の壮年部や男子部の中には、そんな先駆(せんく)の姿が光っている。仕事もある。家庭も大事。学会活動も忙しい。それでも『地域のために』と、自治会や青年会、PTAの役員など、推されて地域役職に就き、奔走(ほんそう)している。近隣の清掃など、地道な地域貢献に励む友も多い」と。
 原田 先生が言われる通り、地域部の部員数は年々、増え続けています。このことを先生に報告した際には、「すごいことだ。うれしいことだ」と、とても喜ばれていました。
  愛する地域で、先生の励ましに応えたい!――この思いで、奮闘される地域部員一人一人の姿に頭が下がるばかりです。

学会の役割は多大

 山崎 地域部の皆さんは「@地域の安穏(あんのん)と繁栄を祈ろう!A礼儀正しく 良識豊かに!B励まし合い 助け合う連帯を!」との「近隣友好の3つの心がけ」を胸に、長年にわたり、地域のために貢献しています。
 正木 旧習深い地域などでは、無認識や偏見(へんけん)から根も葉もない批判や中傷(ちゅうしょう)を受ける場合もありました。それでも、地域に幸福と平和の花を!≠ニ、誠実と忍耐で尽くし抜いてきたからこそ、今、友好と信頼の花が咲き薫っているのです。いるのです。
 山崎 先日の首都圏地域部大会で活動報告をされた3人の方もそうでした。たとえば、50団体が所属し、約5000人を(よう)する、埼玉県のある市の「子ども会」の会長を約30年、務められた婦人部の方は語っていました。「青少年を育む先生のお心を、地域で実践できることが、本当にうれしいです」と。
  師弟不二の心で、地域に貢献する方が、地域部には、本当に多くいます。
 原田 学会の地域活動を高く評価している一人に、町内会や祭りなど地域の在り方を研究している、首都大学東京の玉野和志教授がいます。いわく、「(創価学会は)社会全体が希薄化する中で、互いに強く深く結びつき、地域コミュニティー(共同体)のなかにあって『もう一つの地域』を作り上げ、なおかつ一般の地域をリードする存在」「学会の皆さんが地域行事に参加し、活性化されているという声は各地で聞きます。日本を良くしたいといっても、結局は、各地域社会が輝いていくしかないと思っています。そういう意味からも、地域に果たす学会の役割は大きい」と。
 山崎 こうした地域活動の先駆を切ってこられたのが、池田先生です。青年時代に住まれた大田区、現在の信濃町など、一貫して近隣住民の方々と交流を重ねられてきた姿から、本当に多くのことを学ばせていただいています。
 原田 先生は、各地の会館を訪問される際、近隣にあいさつに回られるなど、最大に配慮してこられました。率先(そっせん)の行動で、私たちに近隣友好の大切さを教えてくださっています。
 正木 「私も、名誉ある地域部の一員です」と先生は言われました。地域部の永遠の指針である「広宣流布は地域部が原点。その皆さま方には偉大なる使命と福運(ふくうん)がある」との言葉には、その先生の実感がこもっているのだと思います。

智慧光り福徳輝く

 清水 御書には「依報(えほう)(環境)も正報(しょうほう)(わが生命)も、福徳(ふくとく)智慧(ちえ)が、ともに無量(むりょう)となる。いわゆる南無妙法蓮華経とは、福智(ふくち)二法(にほう)なのである」(792ページ、通解)と仰せです。
 竹岡 少子高齢化が進んでいる上、地域のつながりも弱くなっています。しかし、だからこそ、地域部の方々の活躍に、仏法の智慧が光り、福徳が輝きます。
  使命の天地に題目を染みこませながら、(さち)の連帯を広げる地域部でありたいと決意しています。
 竹岡 最後に「お祭り」についての確認です。学会は、仏法の本義(ほんぎ)にたがわない限り、地域の習慣に従ってもよいという、日蓮大聖人の「随方毘尼(ずいほうびに)」(御書1202ページ)の法理のもと、お祭りに参加してきました。
 正木 それは、地域の繁栄のためです。地域の方々と協力し合うことで友情が広がり、ひいては広宣流布に連動していきます。言うまでもなく、他宗の本尊や神体を信じて拝むためではありません。その意味で、町会や自治会の要職を受け、宗教的色彩のある祭りなどの行事に参加したりしても、信じて拝むのでなければ、謗法(ほうぼう)にはなりません。
 原田 先の識者からの評価でも分かる通り、学会員が、地域活動に関わることで、「街が明るくなり、活気が出てきた」との声を全国で聞きます。人々の幸福と社会の繁栄のため、価値を創造してこそ学会です。一人一人が、安心して、自信をもって、地域貢献の活動に取り組めるよう、激励を重ねていきましょう。

(2015.11.12. 聖教新聞)

 

 

<78> 創価三代の師弟が成し遂げた大偉業
出席者:原田会長、正木理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、竹岡男子部長、清水女子部長

 永石 昭和5年(1930年)11月18日。創価学会が誕生した、この日、東京は快晴でした。
 原田 牧口常三郎先生59歳。戸田城聖先生30歳。ただお二人で、世界へ、未来へ、創価の暁鐘(ぎょうしょう)が打ち鳴らされたのです。
 不二(ふに)の師弟は、座談会を中心に一人また一人と仏法を語り(ひろ)められます。昭和18年には、全国に約3000人の会員がいました。
 永石 しかし、時の軍部政府は、戦争を拡大するため、思想統制を強化。()の手は、学会にも及びます。
 橋元 権力におびえる日蓮正宗宗門が、神札(かみふだ)を容認するなど、宗祖に違背(いはい)する行動を繰り返す中、牧口先生は、日蓮大聖人の死身弘法(ししんぐほう)の御精神を堅持。同年7月6日、不敬罪と治安維持法違反の容疑で、牧口先生と戸田先生は逮捕・投獄されます。
 竹岡 最終的に21人の幹部が逮捕され、学会は壊滅的な打撃を受けます。その後、当局に厳しい取り調べが続き、最後まで退転(たいてん)することなく、信仰を貫き通されたのは、牧口先生と戸田先生の師弟だけでした。

「報恩感謝」を誓う

 原田 御書に「過去の宿縁(しゅくえん)()(きた)って今度日蓮が弟子と()(たも)うか・釈迦(しゃか)多宝(たほう)こそ御存知(ごぞんじ)(そうろう)らめ、『在在諸仏土常与師倶生(ざいざいしょぶつどじょうよしぐしょう)』よも虚事(そらごと)(そうら)はじ」(1338ページ)とあります。戸田先生は後に、この経文を通し、牧口先生への思いを語られています。「あなたの慈悲(じひ)広大無辺(こうだいむへん)は、私を牢獄(ろうごく)まで連れていってくださいました。そのおかげで、『在在諸仏土・常与師倶生』と、妙法蓮華経の一句(いっく)を身をもって読み、その功徳(くどく)で、地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)本事(ほんじ)を知り、法華経の意味をかすかながらも身読(しんどく)することができました。なんたるしあわせでございましょうか」
 橋元 何と崇高(すうこう)で、何と偉大な師弟でしょうか。難こそ誉れ。迫害こそ正義の(あか)し。牧口先生と戸田先生の熾烈(しれつ)獄中(ごくちゅう)闘争により、日蓮仏法の700年の歴史の中で、宗門が失った大聖人の御精神が現代によみがえったのです。
 清水 そして、昭和19年11月18日、牧口先生は、東京拘置所内で、殉教(じゅんきょう)の生涯を閉じられます。くしくも、その日は、「創立の日」と同じ日でした。
 橋元 翌20年7月3日、出獄(しゅつごく)した戸田先生は、師の(あだ)討ちを誓い、巌窟王(がんくつおう)≠ニなって、学会の再建に一人、立ち上がります。
 原田 その戸田先生を一心不乱に支えたのが、池田先生です。不二の弟子たる池田先生は、師への誓いのままに、昼夜(ちゅうや)を分かたず、奔走(ほんそう)。戸田先生の願業(がんぎょう)であった75万世帯の折伏をはじめ、恩師の一切の悲願を実現していきます。
 さらに、池田先生によって、創価学会は、仏教3000年の歴史で、誰人(だれびと)も成し得なかった偉業を達成します。世界192カ国・地域への仏法拡大です。
 永石 今や、世界宗教へと飛躍を遂げた創価学会の85年。ひとえに、これは、創価三代の師弟の闘争があったればこそです。
 原田 「創立の日」を迎えるに当たり、私たちは、あらためて創価の三代の師弟への感謝と、報恩(ほうおん)を固く誓ってまいりたい。
 正木 三代の師弟がいなければ、今の創価学会はありません。もっといえば、今、この場に集まっている、私たちの出会いもなく、今の自分はないといっても過言(かごん)ではありません。

師子となって勝て

 原田 池田先生が繰り返し教えてくださっていること。それは「創立の精神」とは、「一人立つ精神」であるということです。
 清水 「大白蓮華」11月号の池田先生の連載「世界を照らす太陽の仏法」に、書かれています。「創価学会は、師子(しし)の集いです。一人一人が師子となれば、いかなる逆境(ぎゃっきょう)にも勝利することができます。師子は強い。何も恐れない。一人一人が師子吼(ししく)すれば、あらゆる魔性(ましょう)を打ち破ることができます。
 竹岡 世界広布新時代。世界中のあらゆる国で、創価の師子たちが「一人立つ行動」を開始しています。
 正木 牧口先生も戸田先生も池田先生も、「一人立った」からこそ、いかなる苦難にも負けず、ここまでの学会を築き上げることができました。創価三代の師弟は大勝利したのです。
 原田 あとは私たち弟子です。先生は、先の「大白蓮華」の講義で続けられています。「新たな『時』が来ました。『師子王の仏法』を世界が待っています。『創価の師弟』の本舞台の開幕です。さあ、一人一人が、いやまして『師子王の心』を取り(いだ)し、幸福と勝利の師弟の大陣列を、さらに強く、さらに大きく、さらに重層的に、威風も堂々と築き上げていこう」と。
 正木 師弟こそ信心の究極です。戸田先生は大確信をもって語られています。「創価の師弟に一生を賭けてごらん。後悔は絶対にない。勝利の笑顔で、この人生を必ず飾っていけるよ」
 原田 その通りに、池田先生は、「師弟不二」の道を歩まれてきました。師匠が示された道を、弟子が人生を懸けて、歩み抜いていく。全世界が祝賀する創価の創立記念日「11・18」から、無限の希望に燃えて、湧きいずる使命と信念をみなぎらせながら、大法弘通(だいほうぐつう)慈折(じしゃく)広宣流布の新たな船出を開始していきましょう!

(2015.11.16. 聖教新聞)

 

 

<79> 三代会長は広宣流布の永遠の師匠
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長、橋元青年部長、清水女子部長

 清水 11月18日、創価学会は、栄光(さん)たる創立85周年の佳節(かせつ)を迎えました。
 原田 この時に当たり、16日、池田先生ご夫妻は、東京・信濃町の広宣流布大誓堂(だいせいどう)で、勤行・唱題をされ、世界の平和と安穏(あんのん)、全同志の健康・幸福・勝利を深く祈念されました。
 永石 さらに、192カ国・地域の同志に、記念の3首の和歌を詠み贈られています。
 「人道(じんどう)と/平和の大船(たいせん)/創価かな/先師(せんし)の夢は/民衆(たみ)(ちから)で」「全世界/(さち)(もん)をば/(ひら)きゆけ/福智(ふくち)の語らい/希望の連鎖(れんさ)を」「不二(ふに)なれば/(わか)師子王(ししおう)/勝ちまくれ/自行化他(じぎょうけた)の/正道(せいどう) (いさ)みて」と。
 橋元 創立85周年を慶祝(けいしゅく)する本部幹部会には、メッセージを寄せられ、「私と共に、いよいよ師子王の心に燃え、この世で最も(うるわ)しい異体同心の団結を光らせ、世界広宣流布の大願成就(だいがんじょうじゅ)へ、勇猛精進(ゆうみょうしょうじん)していこうではありませんか!」と呼び掛けられました。
 原田 さあ、創立85周年から、創立100周年の(みね)へ、世界広宣流布の大前進の時の到来です。世界の平和と人類の幸福を実現しゆくため、全同志が心を一つに、世界広布へ、大前進してまいりましょう!
 このほど、会長として再任をいただきました。池田先生のご指導のもと、三代会長を貫く「師弟不二の精神」「死身弘法(ししんぐほう)の実践」を根本規範とし、一命(いちめい)をなげうって戦ってまいります。連続勝利をもって、万代(ばんだい)にわたる世界広布の基盤を築くべく戦ってまいります。断じて、初心を忘れず、ただただ誠実に、会員の皆さまに尽くしてまいります。
 長谷川 このたび、理事長の大任を拝しました。全て、池田先生に育てていただいた私です。どこまでも、先生一筋(ひとすじ)の師弟の信心で、全国、全世界の会員の皆さまのために、原田会長と共に、一生懸命、頑張ってまいります。

「師弟誓願」の決意

 原田 未来を決する今、世界宗教としての一層の発展を期して、「創価学会『勤行要典(ようてん)』」を制定しました。これは、昨年行った会則の教義条項の改正に伴うものです。日蓮大聖人の仏法の本義(ほんぎ)に基づき、従来の「勤行要典 方便品・自我偈(じがげ)」という名称を、新たに「創価学会『勤行要典』」と定め、御祈念(もん)の内容も一部変更しました。
 長谷川 創価学会の宗教的独自性をより明確にするためのものであり、その趣旨は、17日付の聖教新聞に掲載されています。
 私たちは、ますます、「三代会長」、なかんずく池田先生への報恩感謝の思いを深めるとともに、師弟誓願の決意も強く、全員が総立ちとなって、世界広布新時代の拡大へ、勇んで出発していきましょう。

根本の「学会精神」

 原田 また、世界広布新時代を迎えた今こそ、末法(まっぽう)万年(まんねん)にわたる世界広宣流布の未来を見据え、万代に崩れざる創価学会の基盤を一層、強固なものにするため、このほど、「創価学会会則」全般を見直し、必要な改正を行いました。
 長谷川 今回の改正では、まず前文において、世界に広がる創価学会の不変の規範として、「三代会長」の指導を永遠に根幹とすることを確認し、創価学会の宗教的独自性を一層明確にする内容としました。
 永石 第1章では、第3条において、初代会長・牧口常三郎先生、第2代会長・戸田城聖先生、第3代会長・池田大作先生の「三代会長」を「広宣流布の永遠の師匠」とすることを明記しています。
 原田 創価学会が世界宗教として、さらなる発展を期していくためには、「三代会長」に貫かれる「学会精神」を、会の根本規範として、永遠に継承していく以外にありません。
 清水 第1章第5条では、世界広宣流布を推進するために、信濃町に「創価学会総本部」を置くこととし、同第6条では、広宣流布大誓堂を信仰の中心道場とすることが示されました。
 長谷川 2013年(平成25年)の広宣流布大誓堂の完成は、世界広宣流布の新たな時代の幕開けとなり、今や、大誓堂は世界の創価学会の信仰の中心道場となっています。
 今後は、広宣流布大誓堂をはじめとする、東京・信濃町の「創価学会総本部」を中心として、世界広宣流布を推進してまいります。
 原田 そのうえで、戸田先生が「学会は人材をもって(しろ)となす」と指導されている通り、「三代会長」の精神を正しく受け継ぐ人材を陸続(りくぞく)と輩出していかなければ、未来にわたる発展はありません。
 そうした観点から、世界広布の新たな段階に入った今、異体同心の重層的な組織を構築していくための人材登用の体制も、(あわ)せて整えることにしました。
 すなわち、時代の変化に迅速に対応するため、会長の任期を「5年」から「4年」に(第2章第14条)、総務・総務補の任期を「5年」から「3年」に(第13章第76条第3項)、それぞれ変更しました。
 橋元 このほか、「平和推進協議会」の規定の新設(第7章第51条)などの改正が行われています。

我らは久遠の同志

 長谷川 創立85周年を慶祝する本部幹部会の中継行事(26日から29日で実施。中継の会館と時間は、各県・区で決定)では、牧口先生、戸田先生、池田先生の三代会長を貫く峻厳(しゅんげん)なる師弟の精神と、その真実の歴史を未来に伝えるため、再現を交えた記念映像を放映します。
 「広宣流布の永遠の師匠」である「三代会長」と共に、「世界広宣流布」という、世界の平和と人類の幸福を実現しゆく新たな出発の場にしていきましょう。
 原田 池田先生は、「11・18」を目前にした「新時代を()ける」の中で、「我らは久遠(くおん)からの同志だ。万人(ばんにん)成仏(じょうぶつ)という、人間として最高の使命と責任を持って、末法に生まれてきたのだ。『(みな)地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)の出現に(あら)ずんば(とな)へがたき題目なり』(御書1360ページ)である。それを自覚したとき、胸中に無上の歓喜(かんき)と光栄が滾々(こんこん)と湧き上がる」と記されました。
 今、池田先生と共に、広宣流布に生きゆく私たちが、どれほど歓喜にあふれていることか。今、池田先生と共に戦いゆくことが、どれほど光栄なことか。一人一人が、その福運(ふくうん)と使命を、あらためてかみしめ、「師弟不二の精神」を、わが生命にたぎらせながら、心新たに、誓願の拡大に立ち上がってまいりたい。

(2015.11.24. 聖教新聞)

 

 

<80> 無冠の友の絶対無事故を祈念
出席者:原田会長、長谷川理事長、原田本社代表理事、永石婦人部長、橋元青年部長、清水女子部長

 橋元 22日、教学部任用試験を無事故・大成功で実施することができました。
 清水 池田先生は、「友人の皆さん方、また新入会の皆さん方、世界第一の『生命尊厳の法理』、そして『人間主義の哲学』を共々に研鑽(けんさん)できたことを、心から喜び合いたいと思います」と伝言を寄せてくださいました。
 原田 今回は、全国で11万人の方が受験をされました。特に会友(かいゆう)の方は、昨年に倍する申込数でした。私が伺った東京・葛飾の会館でも、多くの会友の方が受験されており、皆さんが真剣に仏法を研鑽する姿に感銘を受けました。
 長谷川 受験者の皆さま、共に研鑽してくださった先輩や、支え、応援してくださったご家族・同志、試験の運営に当たってくださった役員・担当者をはじめ、全ての皆さまに心から御礼申し上げます。
 原田 試験なので合否はあります。しかし、学会の教学試験は、挑戦すること自体が、人生勝利の智慧(ちえ)を磨き、生命の境涯(きょうがい)を開き、「心の(たから)」を積んでいく崇高な仏道修行です。
 永石 「(ちから)あらば一文一句(いちもんいっく)なりともかたらせ(たも)うべし」(御書1361ページ)です。研鑽した最高の生命哲学を、一言(ひとこと)でも(えん)する友人に語っていくことが大切ですね。
 原田 先生は、「大仏法を探究し、実践する『行学(ぎょうがく)二道(にどう)』こそ、わが心に勇気と智慧を(はぐく)源泉(げんせん)です。社会に幸福と平和を広げる軌道(きどう)です。未来へ栄光の凱歌(がいか)(とどろ)かせゆく(だい)直道(じきどう)(ほか)なりません」とも述べられています。
 「行学の二道」は信心の根幹であり、幸福勝利の道です。私たちは、任用試験に挑戦した新たなメンバーと心一つに前進し、「世界広布新時代 拡大の年」に向け、ともどもに成長する日々を重ねていきたい。

VOD映像を活用

 原田(光) 現在、各地で「支部ヒヤリハット配達員会」が開催されています。
 永石 聖教新聞の配達員「無冠(むかん)の友」の方々が、互いの安全意識を啓発する大切な機会です。
 原田 日々の配達の中で、ヒヤリ∞ハッ≠ニした経験を共有し、絶対無事故を期してまいりたい。
 清水 これからは、日の出の時刻が遅く、早朝の冷え込みも一段と厳しくなってきます。
 長谷川 北国を中心に降雪期ともなります。スリップや転倒に対する事前の準備など、細心の注意が必要です。
 原田(光) 配達員会のために、SOKAチャンネルVODに、教材となる五つの番組を追加しました。@車の正しい安全確認A転倒事故の予防策B自転車の安全な乗り方C快眠と体操のススメD冬の無事故のために――の五つです。「活動サポート」のカテゴリーから視聴いただけます。
 橋元 聖教新聞の配達手段で、自転車に次いで多いのが自動車です。また、事故の原因の第1位は安全確認ミスで、事故が発生する場所は交差点や駐車場です。
 原田(光) 「車の正しい安全確認」の番組では、実際に発生した3件の事故例を、証言を(もと)に再現。専門家による原因分析やアドバイスを通し、事故を防ぐ方法や、具体的な注意点を学ぶものとなっています。
 永石 今回の配達員会では、より手軽に読めるよう、サイズが大きくなり、カラー紙面が増え、クイズなども掲載された交通安全パンフレットを活用します。
 原田 ここには、法改正で、今までより厳しく取り締まられるようになった自転車の違反行為についても記載されています。具体的には、一時停止違反や、信号無視などです。絶対にルールを順守していただき、皆で無事故を勝ち取っていきましょう。

地域に仏縁広げる

 長谷川 配達員の皆さまの、すがすがしい振る舞いは、仏縁(ぶつえん)を結び、地域に学会理解を大きく広げています。先日も、配達がきっかけで、相次ぎ弘教(ぐきょう)が実った喜びの声が、聖教新聞の声の欄に掲載されていました(9月9日付)。
 橋元 毎日、配達するポストに「今度、会合に誘ってください」というメモがあったことをきっかけに、対話に発展。入会されたというエピソードですね。
 永石 さらに、配達中に、「何新聞ですか?」と話し掛けられ、「良かったら読んでみませんか?」と新聞を手渡したことから購読に至った方が、入会をされたという話も載っていました。
 原田 聖教新聞を配達し、日々、勇気と希望を届けてくださる無冠の友の皆さまこそ、尊い尊い「仏の使い」です。その福徳は無量無辺(むりょうむへん)です。
 原田(光) 「どんなに素晴らしい新聞であっても、読者に届かなければ意味がありません。どんなに優れた記事であっても、読まれなければ価値を生みません。なかんずく、わが聖教新聞は、強盛(ごうじょう)な信心に立たれた配達員の皆様方の日々の(かげ)の支えがあってこそ、成り立っています」と池田先生が言われている通り、配達員の皆さまがいるからこそ聖教新聞があります。
 永石 日蓮大聖人は「かまへて・かまへて御用心(ごようじん)(そうろう)べし」(同1133ページ)と(おお)せです。無事故の要諦(ようてい)は、「強盛な祈り」と「事前の準備」です。
 原田(光) 配達員の皆さまは、どうか夜は早く休み、疲れをためないように心掛けていただきたい。
 長谷川 先生と奥様は毎日、配達員の皆さまの健康と無事故を祈り続けてくださっています。
 原田 私たちも、無冠の友の皆さまの奮闘に心から感謝するとともに、絶対無事故をさらに真剣に祈念してまいりましょう。

(2015.11.26. 聖教新聞)