< 座談会 >

創立100周年へ――  

  希望の橋を架ける

 


 

 

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<81>=完

気迫と執念が勝負を決する
いよいよ異体同心で飛躍!
共にたたえ合い新たに前進
近隣を大切に信頼の絆結ぶ
皆が青年の心で飛躍を!
さあ「実践の教学」を共々に!
仏意仏勅の学会は世界へ飛翔
皆が宝!皆に使命が!皆を人材に!
九州から青年・飛躍の先陣
広布と人材の拡大に挑戦
新たな勝利の1年へ飛躍!

 

 

 

<71> 気迫と執念が勝負を決する
出席者:原田会長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長

 永石 栄光の「11・18」を勝ち飾ろうと、全国の同志が今、限界突破の対話拡大に挑み、怒濤(どとう)の勢いで前進しています。
 西方 男子部も「ちかいし(ねがい)やぶるべからず」(御書232ページ)との御金言のままに、自ら(かか)げた師弟の誓願(せいがん)を果たそうと懸命(けんめい)です。
 大串 女子部も各地で、勇気の拡大のドラマが続々と生まれ、共に励まし合いながら異体同心(いたいどうしん)のスクラムを広げています。
 志賀 池田先生は、かつて語られました。「戦いは『勢い』があるほうが勝つ。最後の最後まで『執念(しゅうねん)』を燃やしたほうが勝つ。それが恩師の人生哲学(てつがく)であった」と。
 原田 勝負を決するのは、「必ず勝つ!」との決定(けつじょう)した一念と気迫(きはく)、そして最後の最後まで(あきら)めない執念の行動です。今こそ、師子吼(ししく)の題目を唱え抜き、勇猛果敢(ゆうもうかかん)に打って出て、師弟共戦の新たな歴史を開いていきましょう!

最後まで訴え抜く

 永石 衆院選の投票日(31日)まで、あと「3日」です。今後、無党派層の投票行動が選挙結果に大きく影響します。
 大串 特に18歳〜20歳代では、3割以上の人が投票日当日に投票先を決めたという統計もありますね(2017年の衆院選)。
 原田 だからこそ公明党は、豊富な実績と政権担当能力の高さを、青年層を含めた全ての有権者に、最後まで訴え抜いてほしい。

他党にない「強み」

 西方 前回の衆院選での公約は、公明党が150項目を達成しました。その数は自民党(126)を上回ってナンバーワンです。「実施中」も含めると、公約実現度は8割を超えます(NPO法人「Mielka(ミエルカ)」の「JAPAN CHOICE(ジャパンチョイス)」から)。
 永石 例えば、消費税の軽減税率の導入は、公明党だけが粘り強く訴え続け、政府や自民党内の反対を説得して実現したものです。
 大串 また、幼児教育・保育、私立高校授業料、大学など高等教育の「3つの無償化(むしょうか)」をはじめ、携帯料金の引き下げや不妊(ふにん)治療への助成拡充なども、国民の切実な声をしっかり政府に届けた公明党の実績です。
 原田 「小さな声を聴く力」「政策実現力」こそ、他党にない公明党の強みです。東京大学特任教授の湯浅誠氏も「公明党は国会議員と地方議員のネットワークのもと国民の声に熱心に耳を傾け、きめ細かいところまで目配りができる政党」(月刊誌「第三文明」11月号)と高く評価しています。与党に公明党がいるからこそ、自公連立政権に安定をもたらすのです。

財源を示してこそ

 大串 公明党は、マイナンバーカードに1人一律(いちりつ)3万円相当のポイントを付与(ふよ)する「新たなマイナポイント事業」を衆院選重点政策に掲げています。
 志賀 第一生命経済研究所主席エコノミストの永浜利広氏は、一般家庭の現金・預金などの家庭金融資産が多く積み上がっている今、マイナポイントといった「需要(じゅよう)刺激策が理にかなっている」(19日付「夕刊フジ」)と述べていましたね。
 西方 加えて公明党は、「未来応援給付」(0歳から高校3年生までの子ども1人当たり一律10万円相当を支援・2兆円規模)を提唱していますが、山口代表は「借金を残さず、今ある財源を活用するのが基本的な考え」と強調しています。
 志賀 約4兆5000億円の決算剰余金(じょうよきん)や、昨年度予算からの繰越金約30兆円も含めて活用するとしていますね。
 永石 政策実現のためには、財源をつくり、その道筋(みちすじ)を示すことが大事です。公明党は海外ワクチンの確保でも、昨年7月に国会で「予備費の活用」を提案したことで道を開きました。
 原田 その後のコロナ対策でも、政府への70回を超える要望を通じ、ワクチン無料接種や迅速(じんそく)な接種体制の整備、国内初の治療薬の活用などを一貫(いっかん)して推進。今や2回接種を完了した人の割合は70%を超え、多くの医療関係者からも公明党が日本を救った≠ネど評価の声が上がっています。
 永石 公明党が3回目のワクチン接種も無料化させ、国産の飲み薬の開発なども強力に後押ししていることも、心強い限りです。

選挙目当ての野合

 大串 一方、立憲民主党などが公約に掲げた時限的な消費税5%への引き下げは、必要な財源が約13兆円も見込まれ、現実的ではないと指摘されています。
 志賀 マスコミでは「社会保障財源の消費税の減税は乱暴な主張」「政権交代を現実として考えていない証左(しょうさ)」(24日付「日経」)、「国家財政のさらなる悪化を考慮しないのは無責任」(14日付「読売」)などと批判が相次いでいます。
 西方 農林水産相などを歴任した立憲民主党の元議員さえも「選挙で安易に減税を訴えれば、それこそ財源問題で苦しんだ民主党政権の二の舞いになりかねない」と警鐘(けいしょう)を鳴らしている。
 志賀 また、日米安全保障条約や自衛隊など、国家の根幹に関わる重要政策を棚上げする野党連合政権についても、納得できないという世論が多い。マスコミも共産党との閣外(かくがい)協力の合意には、「虚無(きょむ)的、背徳(はいとく)的だとすら感じる。これでどうやって国民の生命、財産、自由を守るというのか」(22日付「産経」)などと苦言を(てい)しています。
 西方 立憲民主党内からも「共産の『抱きつき戦術』がさらに強まって、最終的に共産に取り込まれるような事態になれば大変だ」(27日付「読売」)と警戒する声すら出ているそうだ。
 志賀 選挙目当てに野合し、絵に描いた(もち)≠声高に訴えるのは、あまりに無責任すぎる。国民との約束を確実に実行してこそ、真の責任政党といえます。
 原田 今、各地で激戦が続いていますが、今夏の東京都議選でも、事前の報道で公明苦戦≠ネどと報じられる逆風の中、執念の戦いで「8回連続全員当選」を果たしました。公明党は最後の最後まで死力を尽くし、何としても逆転勝利してほしい。そして、国民の期待と支持者の真心に断じて応えてもらいたい。

(2021.10.28. 聖教新聞)

 

 

<72> いよいよ異体同心で飛躍!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、大串女子部長

 長谷川 学会創立の月・11月は、青年部にとって幾重(いくえ)にも意義深き歴史が(きざ)まれてきた月です。
 西方 はい。「新しき世紀を(つく)るものは、青年の熱と力である」「奮起(ふんき)せよ! 青年諸氏(しょし)よ。(たたか)おうではないか! 青年諸氏よ」――この戸田先生の「青年訓」を胸に、「われら青年は、そのお言葉を絶対虚妄(こもう)にいたしません」と池田先生が宣言されたのは、70年前の1951年11月です。
 原田 そして池田先生は、戸田先生の願業(がんぎょう)である75万世帯の弘教(ぐきょう)達成のため、師子奮迅(ししふんじん)の闘争を開始されました。その結果、10年後の1961年11月、男子部が5日に10万人の総会を開き、女子部が12日に8万5000人のそうかいを開催することができたのです。
 永石 「男子部の日」「女子部の日」である、この日は、青年が師匠(ししょう)に勝利をささげた「師弟不二の誓願(せいがん)結晶(けっしょう)の日」ですね。
 西方 ええ。身が引き締まります。男子部は、全国のリーダーがオンラインも(まじ)えて(つど)い合い、新たなスタートを切ります。
 大串 女子部も代表による記念の集いを行い、広布拡大を誓い合います。

広布の旅を心して

 長谷川 10万人の総会の20年後の1981年11月には、あの第1次宗門事件からの本格的な反転攻勢(こうせい)が、四国から開始されます。先生は青年と(とも)に「(くれない)の歌」を作られ、新時代の暁鐘(ぎょうしょう)を打ち鳴らされました。
 原田 この年の総仕上げは、九州・大分で発表された長編詩「青年よ 二十一世紀の広布の山を登れ」です。池田先生は本年10月14日付の「随筆」でつづられました。
 「今再び、(われ)らの前には『大いなる広布の山』がある。学会創立百周年の二〇三〇年へ、さらに二十二世紀の民衆勝利を開くために、超えてゆかねばならぬ山だ」「この山を登攀(とうはん)したならば、見える限りの世界がすべて君たちのものだ! その所願満足の歓喜(かんき)の法戦こそ、無上道の人生であり、青春であるがゆえに、私はすべてを本門の君たちに(たく)したい!」
 志賀 あの時から40年。世界広布の新たな地平は開かれています。先生は先日、「一段とたくましく成長した男女青年部を先頭に、いよいよ異体同心(いたいどうしん)飛躍(ひやく)しよう!」と呼び掛けてくださいました。
 西方 青年訓の中で、戸田先生は、同志の士気を鼓舞(こぶ)し、広宣流布の大願の中心人物たることを、自覚せよ≠ニ、青年部へ絶大なる期待を(たく)してくださっています。
 志賀 私たちは、「広布の旅に 心してゆけ」との指針(ししん)を命に(きざ)み、さらなる拡大に取り組みます。
 原田 「青は(あい)より()でて藍より青く」(御書1554ページ、通解)です。
 「どうか、青年部の諸君(しょくん)は、峻厳(しゅんげん)なる『創価の三代の師弟の(たましい)』を、断じて受け継いでいってもらいたい。その人こそ、『最終の勝利者』です。また、それこそが、創価学会が二十一世紀を勝ち抜いていく『根本(こんぽん)の道』であり、広宣流布の(だい)誓願(せいがん)()たす道であり、世界平和創造(そうぞう)の大道なんです」――これが、小説『新・人間革命』の結論の一節です。一人一人が、この(ほま)れ高き「広布の道」「師弟の道」を堂々と歩み、勝ち抜いていただきたい。

断じて公約実現を

 永石 今回の衆院選で公明党は、9選挙区で「全員当選」し、比例区でも前回を13万6570票上回る711万4282票を獲得し、23議席を確保しました。その結果、改選前の29議席から「3議席増」の32議席となりました。
 原田 見事な大勝利でした。献身(けんしん)的に支援をしてくださった全ての方々に、深く深く感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました。
 大串 新聞各紙では、「自公堅調(けんちょう) 絶対多数」(毎日新聞)、「公明 前回議席上回る」(読売新聞)と報じられ、日本経済新聞などでは、「立民は議席減、共闘(きょうとう)不発」との見出しが立っていました。
 原田 2回目のワクチン接種を終えた人が7割を超え、抗体(こうたい)カクテル療法(りょうほう)などの重症化を防ぐ治療薬の活用も進み、新規感染者数が激減する(1日は全国で86人。昨年6月以来、1年4カ月ぶりの2ケタ)など、日本社会に明るい(きざ)しが見え始めています。
 志賀 ワクチン接種の出発点は、昨年7月の国会で、公明党の議員が「予備費の活用」を提案したことであり、北海道10区で見事な大逆転勝利を()たした、厚労副大臣(当時)の公明党衆院議員が、政府として初めて「果断(かだん)に進める」と明言したことにあります。
 長谷川 北海道医療大学の浅香正博学長は、「二人の質疑応答が日本を救ったと言っても過言(かごん)ではありません」と語っています。今、多くの人が実感していることだと思います。
 大串 公明党は今回の選挙戦で、3回目のワクチン接種の無料化や、国産治療薬の開発・実用化、医療体制の強化などによる感染症に強い国づくりを(かか)げて戦いました。
 永石 さらに、痛んだ暮らしの立て直しと経済の再生・成長、そして子育て・教育支援の拡充などを公約としていました。
 原田 誰もが希望をもち、安心して暮らせる日本を築いていくため、公明党は一層(いっそう)気を引き締め、謙虚(けんきょ)に国民の声を聞く政権運営をリードしてほしい。そして、支持者の真心の応援と、国民の期待に、断じて応えてもらいたい。

(2021.11. 4. 聖教新聞)

 

 

<73> 共にたたえ合い新たに前進
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、大串女子部長

 原田 今週から「創立の月」の座談会が始まります。大勝利の喜びの中、互いの健闘をたたえ合いながら、清新な息吹(いぶき)で前進を誓う場にしていきたいと思います。
 永石 特に、一人一人が勇気の挑戦の中で得た体験や信心の功徳、人間革命の実証などをにぎやかに語り合いたいですね。
 大串 池田先生は小説『新・人間革命』第27巻「激闘(げきとう)」の章で、「座談会で重要なものは、なんといっても功徳の体験です。そして、信心の確信に満ち満ちた指導です。それは、皆の信心の、また生活の、活力源(かつりょくげん)となっていきます」とつづられています。
 志賀 私も未来部や学生部の時、座談会で壮年、婦人の方々の体験を聞き、信心の偉大さを学びました。そして自らも学会活動に励み、折伏(しゃくぶく)に挑戦する中で、広布と師弟に生き抜く人生こそ最も(とうと)く、幸福な生き方なのだと確信しました。
 原田 座談会は全員が主役です。中には、目立たなくとも立派に信心を(つらぬ)いている方や、忙しい中で懸命に時間をやりくりして駆け付けてくる方もいます。リーダーは、そうした一人一人に心を(くだ)き、励ましていきたい。そして、皆が「参加して良かった」「また頑張ろう」と思えるよう真剣に祈り、万全に準備し、確信をもって信心の功徳を語っていきたい。
 長谷川 また、さまざまな理由から座談会に参加できない方もいます。訪問やオンライン等で、一人一人に激励(げきれい)の手が届くよう、担当を明確にするなど、工夫をして取り組んでいきましょう。その積み重ねの中で喜びと決意が広がり、広布は伸展(しんてん)していきます。
 原田 いよいよ「11・18」から新たな希望の船出です。「法華経の功徳はほむれば(いよいよ)功徳まさる」(御書1242ページ)との御聖訓(ごせいくん)を胸に、共々に感謝と(ねぎら)いの声を掛け合いながら、満々たる生命力でさらなる広布拡大に出発しましょう。

SGIが意見表明

 大串 今、イギリス・グラスゴーで国連気候変動枠組(わくぐみ)条約第26回締約国会議(COP26)が行われています(今月12日まで)。
 永石 世界の平均気温の上昇を(おさ)えるために、各国が温室効果ガスの排出削減の強化などで一致できるかが焦点の一つとなっていますね。
 志賀 会議にはSGIの代表も参加しており、10月31日には公式プレゼンテーション会場で意見表明を行いました。池田先生の平和提言などを踏まえ、気候変動の問題に立ち向かうグローバルな連帯を広げるとともに、弱い立場に置かれた人々を置き去りにしないことや、行動を喚起(かんき)する教育の推進などを訴えました。
 永石 その翌日には、グラスゴー市内でSGIと地球憲章(けんしょう)インタナショナルが共同制作した「希望と行動の種子」展が開幕し、反響を呼んでいます。
 長谷川 開幕式には池田先生がメッセージを寄せ、同じ地球に生きる人々と、これから生まれる世代のために行動しようとする「連帯意識」が欠かせない∞現実変革の波を起こしていくための「希望と行動の種子」を共に育てていきたい≠ニ述べられました。

草の根の取り組み

 志賀 国際社会における市民の連帯はますます重要です。学会・SGIとしても、環境問題に対する草の根レベルでの啓発(けいはつ)運動に全力で取り組んできました。
 長谷川 例えば2002年、SGIは池田先生の環境提言をもとに、国連の「持続可能な開発のための教育の10年」の制定を提唱しました。そして、市民の共通の声として日本政府が提案し、同年12月の国連総会において満場一致で採択(さいたく)されたのです。
 大串 その支援のため、同年から環境展示「変革の種子」展を27カ国・地域で、10年からは「希望の種子」展を40カ国・地域で開催してきました。
 原田 国内でも、06年から「21世紀環境展」を110会場で(もよお)し、11年秋からは後継(こうけい)展示として「わたしと地球の環境展」を開催しています。ほかにも、環境教育の推進をはじめ、近年は国連のSDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)の達成と気候変動対策の活動にも力を注ぎ続けています。

SDGsの達成へ

 大串 今回のCOP26に向けても、学会・SGIは「SDGs・気候危機 アクションキャンペーン」を開始。日本国内では、未来部や青年部世代を対象としたセミナーや講演会等のオンライン開催、SDGs啓発アプリ「マプティング」を用いての意識啓発活動などを行ってきました。
 志賀 イギリスSGIは、各会館で紙資源や食品ロスの削減に取り組んでいるほか、諸仏教団体とも協力して植樹や清掃活動等を実施。またイタリア創価学会は、SDGsを推進する個人の取り組みを紹介したドキュメンタリー「私が変われば世界が変わる」を制作し、国内の映画祭で上映するなど、草の根の意識啓発に努めています。
 長谷川 この9月にも、COP26の準備会合に合わせ、イタリア創価学会が企画・制作した「生の継承(けいしょう)」展が開幕。池田先生の環境提言をもとに構成された展示内容に、多くの賛同の声が寄せられました。
 永石 ほかにも、ブラジル・アマゾン創価研究所の熱帯雨林保護活動や、学会としての西アフリカ・トーゴ共和国における森林再生の支援など、さまざまな取り組みを推進しています。
 原田 国連のSDGs達成のゴールとなる2030年は、学会創立100周年です。池田先生は今年のSGI提言で、「地球的な課題の解決を目指して、(こころざし)を同じくする人々や諸団体と深めてきた連携(れんけい)(いしずえ)としながら、2030年に向けてSDGsの達成を市民社会の側から後押しし、『平和と人道の地球社会』を築くための挑戦を、さらに力強く展開していきたい」と表明されています。私たちは世界の同志と共に、人類の生存と環境を守る連帯をさらに広げていく決意です。

(2021.11. 8. 聖教新聞)

 

 

<74> 近隣を大切に信頼の絆結ぶ
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、大串女子部長

 志賀 東京・信濃町の総本部では、8日から創価宝光(ほうこう)会館と総合案内センターで、9日から創価文化センターで、来館者の応対を再開しました。
 長谷川 コロナ()にあって、感染防止の対策を万全にしながら、訪れる方が安心・安全に過ごせるよう、体制を整えています。
 永石 特に、創価宝光会館は、接遇(せつぐう)センターに代わる施設です。「宝光」との名には、創価の宝友(ほうゆう)が集い、福徳(ふくとく)の光に包まれた所願満足の人生に向けて出発する会館≠ニの意義が込められています。
 原田 信濃平和会館、本部相談室、自由唱題会場は引き続き、休館、休室となりますが、来館者の皆さまを最大限に歓迎できるよう、日々、全力で取り組んでまいります。

会館等で「七五三」

 長谷川 コロナ()に十分な配慮をしながら、15日を中心に全国の会館等で、「七五三」の記念の集いを開催していきます。
 大串 池田先生は「(あなた<南条時光>は)女子1人、男子1人の子持ちである。たとえば天には日月(にちがつ)、地には東西があるように、また鳥に二つの羽、車に両輪があるようなものである」(御書1566ページ、通解)との御文(ごもん)(はい)して、指針(ししん)を示されていますね。
 志賀 そうです。「御本仏(ごほんぶつ)は、門下の子女の誕生と(すこ)やかな成長を心から喜ばれた。どの子も、かけがえのない、人類の希望である。『七五三』も、伸びゆく(たから)の命を()で、健康と幸福を皆で祈る(ふし)としたい。21世紀の世界広布を(にな)い立つ、不思議な宿縁(しゅくえん)と福運の未来からの使者≠スちだ。創立100周年へ、(とも)に学び、共々に向上(こうじょう)・前進を!」と呼び掛けられています。
 原田 先生の指導を胸に、「未来の(たから)」である子どもたちの成長と健康を喜び合い、後継(こうけい)の誓いを新たにする、希望の集いにしていきましょう。

地元の繁栄を祈る

 志賀 15日には、「地域部の日」を迎えます。
 原田 池田先生は常々、私も(ほま)れの地域部の一員です≠ニ言われています。実際、大田、信濃町など、住んでいる地域で近隣(きんりん)を大切にされ、信頼の(きずな)を結び、地元の繁栄を願い、友好を深めてこられました。
 大串 「近隣友好の3つの心がけ」として、先生は、「地域の安穏(あんのん)繁栄(はんえい)を祈ろう!」「礼儀(れいぎ)正しく 良識豊かに!」「(はげ)まし合い 助け合う連帯を!」との指針(ししん)を示してくださっていますね。
 永石 この指針を誰よりも深く命に刻み、日夜実践(じっせん)しているのが、地域部の皆さんです。その活躍の様子を聞くたびに、感動で胸がいっぱいになります。
 長谷川 地域部の方々の使命の舞台は、町会・自治会、商店会、老人会、PTA、民生委員・保護司、消防団、各種ボランティアなど、実に多種多様です。皆さんが、地域のために∞悩んでいる人のために≠ニの信念で、献身(けんしん)の行動を(つらぬ)いておられます。
 原田 「地域部の日」の原点である1987年(昭和62年)11月15日、池田先生はスピーチされました。「世間の最高の栄誉(えいよ)も、社会的地位も、それのみでは、悠久(ゆうきゅう)たる『永遠の生命』の流れから見る時、余りにもはかない」「妙法の完璧(かんぺき)なるリズムに生きゆく皆さま方の人生こそ、世間で(あお)がれる聖賢(せいけん)、指導者をもはるかに超えた尊極(そんごく)の人生である」と。
 まさに地域部の皆さんの、ひたむきで誠実な社会貢献(こうけん)の活動は、最高に価値ある生き方の模範(もはん)です。

「反射材」の着用を

 大串 今の時期は、日が暮れるのがどんどん早くなり、「交通事故が増加する傾向にある」と警察は注意を呼び掛けています。
 志賀 日没前後の午後5時から6時ごろは、暗くなる時間と、帰宅などで人の動きが活発になる時間が重なるため、事故が起きやすいと分析されています。
 永石 そこで、「ドライバーには早めのライト点灯」「歩行者には反射材の着用」を(すす)めています。
 原田 日没が早くなる今の時期は、「事故への注意が必要だ」と声を掛け合うことが、事故を未然に防ぐことにもつながります。皆で意識を高め合っていきましょう。

「がん検診」を受診

 永石 最後に、この座談会でも何度も取り上げ、ドクター部の方からも再三にわたって言われていることですが、「がん検診」は定期的に受診するようにしましょう。
 長谷川 仕事や生活、子育てなどに追われ、ついつい後回しにしがちだと思いますが、まず検診日を決めて、受診することが大切ですね。
 永石 基本的に住んでいる市区町村で受けることができます。行政によっては、一時保育などのサービスの利用も可能です。胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんは罹患(りかん)率が高い一方、早期発見によって死亡率を下げることができます。
 長谷川 実は、この座談会の紙面での「検診に行こう!」との記事を読み、病院に行った方が、がんを早期に発見し、治療することができたとの報告もあります。自分のため、家族のため、定期的な受診を心掛けましょう。
 原田 池田先生は、「『自分だけは平気』『信心しているから大丈夫』といった過信(かしん)があってはならない。信心をしているからこそ、油断なく、賢明(けんめい)に生きていくのである」と教えてくださっています。健康であってこその広布の人生であることを心に刻んでいきたいと思います。

(2021.11.11. 聖教新聞)

 

 

<75> 皆が青年の心で飛躍を!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方男子部長、林池田華陽会委員長

 原田 お元気な池田先生・奥さまのもと、11・18「創価学会創立記念日」を大勝利で迎えることができました。全国、全世界の同志の皆さまの大奮闘に、改めて感謝と御礼(おんれい)を申し上げます。本当に、ありがとうございました。
 長谷川 「11・18」当日には、本部幹部会がにぎやかに開催されました。明日23日から、会館や個人会場(配信の会場と時間等は各県・区で決定)をはじめ、「モバイルSTB」「SOKAnet」でも視聴が可能です(28日まで)。一人でも多くの方々が参加し、誓いも新たに前進できるよう、皆で声を掛け合っていきたいと思います。
 西方 そして「11・18」からは、女子部も一体となっての「女性部」が新出発しましたね。女性部の皆さん、(まこと)におめでとうございます!
  このたび、池田華陽会(かようかい)委員長の任命を受けました。私たち20代までの華陽姉妹が世界一の(うるわ)しい連帯を築き、広布の未来を切り開いていく決意です。よろしくお願いいたします。

歴史創る主体者に

 永石 今回の「女性部」新出発の眼目は、多様化する社会の中で、これまで以上に「一人一人が力を発揮(はっき)できる」体制をつくることにあります。同世代で触発(しょくはつ)し合い、また幅広い世代が協力して(はげ)ましを送り合いながら、「新しい人材」の水かさを増していきます。
 長谷川 池田先生は小説『新・人間革命』第25巻「共戦」の章で、人材の育成、教育の在り方は、時代とともに異なってきていると指摘(してき)され、「これからは、賞讃(しょうさん)激励(げきれい)の時代です。多種多様なあらゆる努力を的確に評価し、()め、(たた)えていく。それが、勇気となり、意欲を(はぐく)んでいきます」と教えてくださっています。
 原田 その意味で先輩は、「こうあらねばならない」という画一的な価値観に当てはめることなく、一人一人の持ち味を十分に発揮し、輝かせていけるよう、お互いに尊敬し、尊重(そんちょう)し合って前進していただきたいと思います。
 永石 女性部は今後、池田華陽会、ヤング白ゆり世代の若い人たちが地区やグループで共に学び、伸び伸びと活躍できるよう、温かく励まし合い、女性部全員が活動に励んでいけるように力を注いでいきます。
  池田華陽会としては、初の集いとなる「華陽カレッジ」を明年2月から全国各地で開催。以降も年に数回行う予定です。同世代の友と何でも語り合いながら、一人一人の桜梅桃李(おうばいとうり)の個性を輝かせ、自信と誇りをもって前進していきます。
 永石 創価の女性部は、最高の目的である広宣流布に生き、師弟に生き抜く一大平和勢力です。世代や立場を超え、皆が新しい「女性部」の歴史を(つく)る主体者として、(えん)する人々に勇気と励ましを送っていきたいと思います。

広布推進の3本柱

 長谷川 すでに聖教新聞で報じられた通り、明年のテーマは「青年・飛躍(ひやく)の年」と決まりました。過去64回の年間テーマの中で、初めて「飛躍」の二字が入ります。
 西方 明年は、池田先生の入信75周年、「二月闘争」70周年、トインビー博士との対談開始50周年の節目を迎えます。さらには、2001年から始まった「第2の七つの(かね)」の4番目の鐘が打ち鳴らされる年でもありますね。
 原田 こうした意義をしっかりと踏まえ、学会創立100周年に向けて、一人一人が青年の心で飛躍する! 全地区が青年を育み飛躍する! この決意で、広宣流布の新展開を開始する一年にしていきたい。
 西方 今月、男子部、学生部、未来部にも気鋭(きえい)の新リーダーが誕生しました。私たち青年が広布の全責任を(にな)い、圧倒的な対話拡大、人材拡大の結果で後継(こうけい)(あか)しを打ち立ててまいります。
  池田華陽会も、異体同心(いたいどうしん)のスクラムを強くし、はつらつと自他共の幸福を広げながら、師弟勝利の道を歩んでいきます。
 長谷川 その上で、新たな挑戦といっても、大いなる飛躍のために重要なことは「基本がしっかりしていること」であると、池田先生は指導されています。
 永石 先生は、広宣流布を推進(すいしん)する活動の「基本」は、「座談会」「教学の研鑽(けんさん)」「一対一の個人指導」であると示され、「この3本の柱が、強力に、忍耐(にんたい)強く、実践(じっせん)される限り、やがて時代を動かし、人道と正義の連帯を広げ、新しい平和の世界を創っていくことができる」と教えてくださいました。
 原田 この3本柱こそ、次なる飛躍のための最重要のホシと定め、その充実と推進に総力を傾けていきたい。飛躍の要諦(ようてい)は、どこまでいっても一人一人を心から大切にし、親身になって、地道な対話と激励を重ねていくことです。青年を先頭に、生き生きと広布拡大にまい進し、新たな師弟凱歌(がいか)の勝利の歴史を築いていきましょう。

信心の「志」に感謝

 西方 今月末から財務納金が始まります。
 長谷川 いまだコロナ()の影響で厳しい経済状況が続く中、広布への深き「(こころざし)」で参加してくださる広布部員の皆さまに、厚く厚く御礼を申し上げます。また、絶対無事故の推進を、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 永石 特に、年の瀬が近づくにつれ、悪質な振り込め詐欺などが増えていきます。手口も、ますます巧妙化しています。絶対に巻き込まれないよう、お互いに声を掛け合っていきたいと思います。
 原田 御書に「凡夫(ぼんぷ)(こころ)ざしと申す文字(もんじ)を心へて仏になり(そうろう)なり」(1596ページ)とあります。信心の志を何よりも大切にすることこそ、財務の精神です。お一人お一人が無量無辺の福徳を積まれゆく、すがすがしい財務となりますよう、私も真剣に祈念してまいります。

(2021.11.22. 聖教新聞)

 

 

<76> さあ「実践の教学」を共々に!
出席者:原田会長、森中教学部長、永石女性部長、志賀青年部長、田島学生部長、先崎女子学生部長

 田島 このたび、学生部長の大任を(はい)しました。明「青年・飛躍の年」は、学生部結成65周年、池田先生の御義口伝(おんぎくでん)講義から60年の重要な(ふし)(きざ)みます。
 先ア 女性部新出発の時に、女子学生部長という使命をいただき、身の引き締まる思いです。先生は「心広々と世界を結ぶ女子学生部のスクラムこそ、人類と未来の大いなる希望」と期待を寄せてくださっています。女性部の中で最も若い世代となる女子学生部から、創価万代(ばんだい)の勝利を開く!≠ニの決意で、師弟の道、広布の道を真っすぐに歩む福智(ふくち)の連帯を築いてまいります。
 原田 学会創立100周年の2030年の勝利を(にな)う、新時代の指導者群が陸続と輩出(はいしゅつ)されゆくことを期待しています。
 田島 はい。御義口伝に「()の法華経を閻浮提(えんぶだい)(ぎょう)ずることは普賢菩薩(ふげんぼさつ)威神(いじん)の力に()る」(御書780ページ)とある通り、学生部が「普賢の英知」を発揮(はっき)し、世界広宣流布の先駆(せんく)の存在となって、広布拡大・人材拡大の先頭を走ってまいります。
 原田 思えば、池田先生は1957年の学生部結成の折、民衆を守り、権力の魔性(ましょう)と戦う(あらし)の中で、新しき世紀を担う秀才(しゅうさい)たれ≠ニの祝電を送ってくださいました。10代・20代の清新(せいしん)な英知の声こそが、社会を大きく変革(へんかく)します。「(するど)き知性で(しん)()(ぜん)と悪を見極め、正義のスクラムを(あまね)(かしこ)く築きゆけ!」――先生の呼び掛けに、必ずや(こた)えていきましょう。

師弟の誓いの経典

 田島 学会創立記念日の11月18日、日蓮大聖人の御聖誕(ごせいたん)800年の慶祝(けいしゅく)の意義を込め、『日蓮大聖人御書全集 新版』が発刊されました。早速、私も拝読(はいどく)を開始しました。
 原田 この御書新版は、池田先生に監修(かんしゅう)をお願いし、「序」も執筆(しっぴつ)してくださいました。感謝に()えません。
 森中 先生は「序」の中で、「(われ)ら創価学会は、永遠に『御書根本』の大道(だいどう)を歩む」と明確に宣言されています。そして、「御書は『希望と正義の経典』であり、『民衆(みんしゅう)の幸福の聖典(せいてん)』である」「御書は『師弟の(ちか)いの経典』であり、『青年の勝利の聖典』である」「御書は『智慧(ちえ)と勇気の経典』であり、『地球民族の平和の聖典』である」と強調されています。
 永石 さらに、「御書を開けば、民衆を苦しめる一切の魔性(ましょう)を打ち破りゆく師子吼(ししく)(とどろ)いてくる」「御書を(ひもと)けば、正しき人生を求める若人(わこうど)を包み(みちび)く、師の大慈悲(だいじひ)心音(しんおん)が伝わってくる」「御書を(はい)せば、人類の生命が(そな)えている宇宙大(うちゅうだい)の可能性への自覚と信頼が込み上げてくる」とも訴えられています。私も決意新たに(はい)してまいります。
 森中 御書新版には、現在の御書全集の発刊後に発見・公開等された御書32編が新たに収録されています。また、文字が大きくなり、改行や句読点が増え、会話文には、かぎかっこがつき、送り仮名も現代的に改められています。
 先ア 「とても読みやすい」との声が多くの方から届いています。同時に刊行された「分冊(ぶんさつ)」は、持ち運びにも大変に便利なサイズになっていますね。
 原田 明年1月以降、聖教新聞等では、御書新版の表記で御文(ごもん)掲載(けいさい)しますが、ページ数については原則、新版と共に、これまで皆さんが長きにわたって親しみ、(はい)してきた御書全集も併記(へいき)されます。
 森中 12月下旬の聖教新聞や明年1月号の「大白蓮華」には、新版とこれまでの御書全集の「ページ対照表」も掲載する予定です。
 原田 仏意仏勅(ぶっちょく)の創価学会は、どこまでも御書を根本に、末法万年の世界広宣流布へまい進していきたい。一人一人がさらなる飛躍(ひやく)を期すため、これまで以上に日々、御書を(はい)し、心肝(しんかん)に染めながら、「実践(じっせん)の教学」に挑戦していきましょう。

一層の誇りと責任

 永石 このほど、11月18日に、「創価学会社会憲章(けんしょう)」が施行(しこう)されました。
 志賀 これは、会の憲法ともいうべき「創価学会会憲」(2017年制定)を踏まえ、学会の「社会的使命」と「行動規範(きはん)」を明文化したものです。
 永石 具体的には、「世界市民の理念」「積極的寛容(かんよう)の精神」「人間の尊厳(そんげん)尊重(そんちょう)」を高く(かか)げ、人類が直面する脅威(きょうい)(いど)み、世界の平和・文化・教育に貢献(こうけん)することなどをうたっていますね。
 原田 1995年11月、「SGI憲章」が採択(さいたく)されました。SGIの理念と行動規範がまとめられ、それを実践(じっせん)に移すことによって、平和の連帯は着実に築かれてきました。一方で、同憲章の採択(さいたく)から四半世紀が経過する中、社会は大きく変化し、人々の価値観も多様化しています。
 志賀 安全保障、人権、人道、環境など、さまざまな分野で、新たな課題・概念(がいねん)も生まれています。
 原田 こうした状況を受け、世界の平和と文化の向上(こうじょう)を目指す世界教団・創価学会として、改めて社会における(みずか)らの存在意義、活動理念、行動規範を明示(めいじ)すべく、「SGI憲章」を改定し、新たに制定されたのが「創価学会社会憲章」です。制定に当たっては、池田先生のご指導のもと、学会本部に設置された委員会で検討が重ねられ、各国・地域の代表の意見を踏まえて原案がまとめられました。
 志賀 そして、世界広宣流布諮問(しもん)会議、SGI理事会、総務会を経て承認されました。
 原田 「(われ)ら、全世界の創価学会の各組織(およ)び会員は、仏法の生命尊厳(そんげん)(かん)を基調に平和・文化・教育に貢献(こうけん)するとの目的と使命を共有する」――社会憲章は、この一文から始まります。私たちは、創価学会の一員であることに一層(いっそう)(ほこ)りと責任感をもち、憲章の理念を、それぞれの場所で実践しながら、草の根の社会貢献(こうけん)活動を進めていきたいと思います。

(2021.11.25. 聖教新聞)

 

 

<77> 仏意仏勅の学会は世界へ飛翔
出席者:原田会長、永石女性部長、沼倉女性部書記長、末定儀典部長、西方男子部長

 沼倉 昨日28日は、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)の学会が、日顕宗(にっけんしゅう)(日蓮正宗)から「(たましい)の独立」を果たして30年でした。
 西方 1991年11月のこの日、広布破壊(はかい)謀略(ぼうりゃく)「C作戦」がことごとく失敗に終わった日顕宗は、滑稽(こっけい)な「破門通告書」なる文書を学会に送り付けてきた。しかし、そこには一遍(いっぺん)の御書の御文(ごもん)もなかった。仏法に照らし、宗門(しゅうもん)が学会を破門する正当な理由などないのですから当然です。
 末定 宗門の腐敗(ふはい)堕落(だらく)と、日蓮大聖人の仏法に違背(いはい)した(だい)謗法(ほうぼう)は、学会員の誰もが知っていた。宗門の(おど)しには何の意味も効力もなかった。それどころか、約1625万人もの人々から日顕への退座(たいざ)要求が突き付けられたのです。
 永石 通告書が届いた日(11月29日)には、在東京アフリカ外交団(26カ国)の総意として、池田先生に「教育・文化・人道貢献(こうけん)賞」が贈られました。授与式の会場である創価国際友好会館でアフリカ19カ国の大使らが一堂に会した光景は圧巻(あっかん)でした。
 原田 代表で挨拶(あいさつ)に立ったガーナ大使は、池田先生は「真の世界市民」であり、日本にとって「最高の大使」です≠ニ最大の賛辞を寄せました。まさに、開かれた世界宗教として未来へ飛翔(ひしょう)する学会と、時代遅れの権威主義に固執(こしつ)する邪宗門。そのコントラストを象徴(しょうちょう)する出来事でした。
 永石 この30年で創価の連帯は、当時の「115」から「192」の国と地域へ広がりました。全ては池田先生が矢面に立って学会を守り、死身弘法(ししんぐほう)で世界広布の道を開いてくださったおかげです。

宗門は没落の一途

 西方 一方、日顕宗は、信者数が全盛期(ぜんせいき)の2%まで激減。見るも無残な没落(ぼつらく)一途(いっと)をたどり続けています。正邪(せいじゃ)歴然(れきぜん)です。
 永石 多くの識者も(するど)指摘(してき)していました。米ハーバード大学のハービー・コックス名誉教授は、「SGIの歴史において最大にして最良の出来事こそ、この破門£ハ告であったのではないでしょうか。この、見方によっては不幸な出来事は、実は、最大に幸福な出来事であった、というべきなのです」と。
 沼倉 同大学のヌール・ヤーマン名誉教授も、学会が「魂の独立」を果たした事実について、「SGIが志向するヒューマニズム(人間主義)の確立において、転換点の時期であった」と洞察(どうさつ)していました。
 西方 今月の本部幹部会では、宗門がドイツ語で歌うのは「外道礼讃(げどうらいさん)」などと愚劣(ぐれつ)難癖(なんくせ)をつけてきたベートーベンの「歓喜(かんき)の歌」を、全世界の同志が合唱。まさに学会の大勝利を宣言する集いでしたね。
 原田 大聖人の仏法は、末法の全民衆を救済(きゅうさい)する、あらゆる人に開かれた世界宗教です。それが現実に、各国の同志の(げん)たる体験によって証明され、人間主義の哲理(てつり)がいよいよ(かがや)きを放つ時代となっています。

共感広げる友人葬

 永石 葬送(そうそう)の多様化が進む現代社会にあって、学会が推進(すいしん)してきた「友人葬」を望む傾向は一般的にも年々、強まっていますね。
 原田 友人葬は、創価の宗教改革を担う「儀典(ぎてん)部」の方々が真心(まごころ)込めて導師を担当してくださり、その姿が感動を広げてきました。儀典部は11月30日で発足30年を迎えます。いつも本当にありがとうございます。
 沼倉 友人葬への共感の声は尽きません。以前、私の父を友人葬で送る際、叔父(おじ)は大反対でした。しかし終わってみると「すがすがしい葬儀で感動した。自分たち夫婦も友人葬で送ってほしい」と、学会への見方が百八十度変わりました。
 原田 仏教には、葬儀に僧侶(そうりょ)が出席しなければならないという教義はありません。現に釈尊(しゃくそん)は、私の葬儀は在家に任せて、僧は修行に専念せよ≠ニ言い残しました。僧侶が成仏(じょうぶつ)・不成仏を決めるのではない。当然、そんなことは御書のどこにもありません。
 末定 大聖人は「(いま)日蓮等の(たぐ)聖霊(しょうりょう)(とぶら)う時法華経を読誦(どくじゅ)し南無妙法蓮華経と(とな)(たてまつ)る時・題目の(ひかり)無間(むけん)(いた)りて即身(そくしん)成仏せしむ、廻向(えこう)(もん)()れより(こと)(おこ)るなり」(御書712ページ)と、題目の功力こそが成仏の因になると御断言(ごだんげん)です。
 西方 僧侶が祈念しないと故人は地獄に()ちる≠ネどという日顕宗の坊主の脅し文句≠ェ、いかに仏法に違背するものであるかは明白です。

葬儀は3密避けて

 原田 近年は、近親者のみの「家族葬」を希望する方も増えています。家族・親族の代表が導師を務める場合も、仏法の本義に照らし、最高の追善(ついぜん)回向(えこう)であり、全て「友人葬」の意義にかなった葬送儀礼(ぎれい)です。
 末定 家族葬の場合、リーダーはご遺族に「家族・親族だけの葬儀を希望」するか、「親しい学会員にも声掛け」するか、連絡範囲の意向を確認しましょう。また、通夜を行わない「一日葬」や、火葬のみの「直葬(ちょくそう)」など多様なケースがあります。喪主(もしゅ)(遺族)の要望などに合わせて対応をお願いしたいと思います。
 永石 葬儀の場では、今後も新型コロナの感染状況を注視(ちゅうし)しつつ、3(みつ)密閉(みっぺい)密集(みっしゅう)密接(みっせつ))を避け、感染防止に留意していくことも大切です。
 末定 具体的には、「導師・参列者のマスクの着用」「葬儀自体の簡素化(かんそか)・時間短縮」「組織からの参加者や役員は最小限とする」など、無事故で進めていきたいと思います。
 原田 なお、友人葬を()り行う場合は今まで通り、「会員からの儀礼的な香典は必要ない」というのが基本的な考え方です。当然、儀典部の方など導師への謝礼も要りません。
 沼倉 学会の友人葬については、YouTubeの「SOKAnetチャンネル」をはじめ、VODやモバイルSTBでも、儀典執行(しっこう)を担当する際の流れやポイントが分かりやすく紹介されていますね。
 原田 地域の伝統や風習もありますので、リーダーはご遺族の心に寄り添い、よく相談に乗ってこまやかに対応し、厳粛(げんしゅく)かつ真心こもる追善となるよう努めていただきたいと思います。

(2021.11.29. 聖教新聞)

 

 

<78> 皆が宝!皆に使命が!皆を人材に!
出席者:原田会長、山口未来本部長、飛田女性未来本部長、志賀青年部長、山下未来部長、押金少女部長

 山口 「未来部勝利月間」が始まりました(19日まで)。まずは、この場を借りて、コロナ()の中も、オンラインなどを活用しながら、未来部の激励(げきれい)奔走(ほんそう)してくださっている全ての方々に深く感謝申し上げます。
 原田 コロナ禍の影響で学校環境の変化など、不自由な思いをしている未来部員も多くいると思います。ご家族も含め、一人一人への温かな「(はげ)ましの声掛け」を引き続き、お願いいたします。
 志賀 池田先生は、「未来部育成の指針(ししん)」として、「(みな)(たから)! 皆に使命が! 皆を人材に!」と言われ、五つの実践(じっせん)項目を示してくださっています。
 押金 はい。「学会の庭で守り(はぐく)む」「未来の勝利を信じ祈る」「創価の心を語り伝える」「家族を温かく励ます」「師弟の道を(とも)に歩む」です。
 飛田 私自身、訪問・激励(げきれい)を通じた「声掛け」はもちろんのこと、座談会等の場に未来部員がいる際は、「来てくれて、本当にありがとうね」「今、どんなことを頑張っているの?」「最近、夢中になっていることは何?」などと(たず)ね、話を聞くように心掛けています。
 原田 11月29日付の聖教新聞の「今週のことば」には、「未来部は宝の中の宝なり。『心の思いを(ひび)かして』希望をともす励ましを! 受験生の友へも温かな応援をこまやかに」とありました。特に、受験生やその家族には、格別の配慮(はいりょ)をしていただければと思います。
 飛田 創価学園・創価大学を受験される方も多くいると思います。創大では、12月12日に「入試対策講座」をオンライン配信する予定です。詳細はホームページ等で確認できます。また、SOKAチャンネルVODの新番組「創価大学創立50周年記念 ()がために」も、大変に素晴らしい内容になっています。ぜひ参考にしてくださればと思います。

「無限の可能性」が

 志賀 受験といえば、未来部長には忘れられない原点があるそうですね。
 山下 はい。私は徳島県の鳴門市出身です。少子化が進み、小学校の同級生は6人という町で育ちました。中学2年の時、そんな私のもとに未来部担当者の方がこられ、「池田先生から山下君に(いただ)いたよ」と、アメリカ創価大学のピンバッジを手渡してくれました。
 ちょうど将来について考えている時期でもあり、ここに行けば、世界を見つめて、社会のために何か仕事ができるようになるかもしれない≠ニ考え、勉強を重ねて、関西創価高校、アメリカ創価大学に進学できました。中学生の時の未来部担当者と池田先生の励ましのおかげです。
 山口 「未来部員への一言の励まし」は、「飛躍(ひやく)」の力となり、広布の未来をつくることになる。それを物語る話ですね。
 原田 先生は誰よりも未来部員の「無限の可能性」を信じ、励まし、育成されてきました。ゆえに未来部担当者に「この私の心を、誰よりも()るぎなく皆さん方が受け継いでくれ、これほど頼もしいことはありません」と語られています。
 志賀 「(はかりごと)帷帳(いちょう)の中に(めぐ)らし勝つことを千里の(そと)に決せし者なり」(御書183ページ)との御文(ごもん)(はい)し、「皆さんと私の不二の祈りで、創価の今の勝利と、そして未来永遠の勝利を千里の外に決していこう!」とも指導されています。
 原田 未来部の育成がどれほど大事か。現実に、今の壮年・女性部のリーダーの多くも、未来部時代に担当者から励ましを受けたことが、成長の因になっているのです。

自身の境涯を開く

 押金 私が信心していく機会となったのは、小学生の夏休みです。町会で行われていた朝のラジオ体操の後、地元の組織の方々が、未来部勤行会を毎日開いてくださいました。その時に担当者の方々といろいろな話をする中で、信心の土台(どだい)を築けたと思っています。当時の担当者からもらった「励ましの手紙」は、今も大切に保管しています。
 飛田 学会の庭で、(とも)に祈り、共に語り合う――少女部長の体験には、先生が示してくださった「未来部育成」の実践項目の多くの要素が詰まっていますね。
 押金 東京の少年部員は、友達との関係性の悩みや、祖父の病気などがある中も、家族や担当者からの励ましを胸に挑戦を重ね、このほど、見事に英検2級に合格できました。
 山下 埼玉の女子高等部員は本年6月、お母さんが突然の(やまい)で入院。母子家庭のため、小学生の弟さんと2人で暮らすことになりました。授業を終えてから、家事や弟の面倒を見て、再び自身の勉強の向かう毎日。めまぐるしい日々でしたが、未来部の活動を原動力にして頑張り抜き、お母さんは1カ月で無事に退院。「日頃(ひごろ)から支えてくださる池田先生をはじめ、創価家族の皆さんの励まし、何よりも信心があったから、くじけませんでした」と語る姿に、「先生との強い(きずな)」「何があっても負けない心」を教えてもらいました。
 山口 「未来の勝利を信じ祈る」――これは、信じる側の境涯(きょうがい)を開く戦いでもあります。先生は「創価学会は、たゆまず人材を育て続けていく団体です」と強調され、「一日に一人でも激励(げきれい)すれば、30年たてば1万人を激励できる。私はそう決めて、三障四魔(さんしょうしま)との戦いの連続の中で、一人また一人と手作りで人材を育ててきました」とも述懐(じゅっかい)されています。
 原田 学会は永遠に人材で勝つ。先生が示された不変の指針(ししん)を、担当者だけでなく、全リーダーが命に(きざ)み、まずは目の前の一人の未来部員を全力で励ます戦いを続けていきましょう。

(2021.12. 2. 聖教新聞)

 

 

<79> 九州から青年・飛躍の先陣
出席者:原田会長、永石女性部長、平井九州長、川上九州女性部長、志賀青年部長、新福(しんぷく)九州男子部長

 原田 本年、九州は全ての戦いに勝利し、見事、広布史に残る金字塔(きんじとう)を打ち立てましたね。本当にご苦労さまでした。
 平井 はい。いくつもの困難の障壁(しょうへき)を師弟の信心で勝ち越えた九州全同志の大奮闘に、心から感謝申し上げます。
 新福 (きた)る12月10日は、池田先生が大分の地で長編詩「青年よ 21世紀の広布の山を登れ」を発表された日です。本年は40周年の佳節(かせつ)を迎えます。
 永石 その長編詩は(のち)に曲が付けられ、学会歌「青年よ広布の山を登れ」として、今や日本中、世界中で知られていますね。
 川上 あの1970年代後半からの第1次宗門事件で、大分は一つの発火点≠ニなり、同志は(ころも)権威(けんい)(かさ)に着た悪僧(あくそう)から迫害(はくがい)を受け続けてきました。その中で皆さんは歯を食いしばり、懸命(けんめい)に戦い抜いてこられました。
 志賀 そして、81年秋から本格的な反転攻勢が開始され、最も苦しんだ同志を守るために≠ニ、12月8日、先生は大分を訪問。青年部には退転者がほとんどいなかったとの報告を耳にされ、青年に何か書き贈りたい≠ニ、新たな指標を示すことを決めてくださったのです。
 新福 その2日後の10日、先生は広宣流布の一切を青年に(ゆず)(たく)す≠ニの思いで一気に長編詩を口述され、大分県青年部幹部会で劇的(げきてき)に発表されました。
 平井 「私は 君たちを信ずる! 君たちに期待する! それしか広宣流布はできないからだ!」――その長編詩は(またた)()に全国に広がり、師の心に触れた一人一人の胸中(きょうちゅう)に、(やみ)を切り()く希望の太陽が赤々と昇りました。

先駆の誇りも高く

 川上 先生は大分指導の最終日の12日、竹田市の岡城址(じょうし)を訪問。悪侶(あくりょ)陰謀(いんぼう)に耐え抜いた300人の友と記念撮影し、「荒城(こうじょう)の月」を大合唱しました。
 志賀 竹田市で生まれた私も、当時2歳で祖母に(かか)えられ、その場に居合わせました。先生と共に記念写真に(おさ)まったことは一家のかけがえのない原点です。
 永石 先生は次の訪問地の熊本でも苦闘(くとう)する同志を大激励されました。阿蘇(あそ)を訪れた後、天草、城南の友らと熊本文化会館の近くの公園で記念撮影し、「田原坂(たばるざか)」を大合唱。師弟凱歌(がいか)の万歳が響き渡りました。
 原田 先生の渾身(こんしん)の指導・激励を胸に戦い続けてきた九州は今や、世界が(あお)ぐ師弟城を築き、大発展を()げています。「永遠に先駆(せんく)」の誇りも高く、青年を先頭に(うるわ)しき異体同心(いたいどうしん)の連帯が出来上がりました。
 新福 はい。福岡・博多総県の男子部部長は1歳の時、長編詩が発表された大分平和会館でお母さんと一緒に先生との出会いを刻みました。その原点を胸に先月、友人に弘教(ぐきょう)を実らせ、経営する会社では過去最高の営業利益を更新するなど、実証が光っています。
 志賀 熊本男子部は今、模範(もはん)の人材拡大を()げています。「共に家庭訪問する人」を増やそうと、毎週「誰が、誰と、誰を訪問するか」を明確にして取り組む中、3カ月で「直接会えた人」が倍以上に。小説『新・人間革命』の研さんを通し師弟の精神を学び、200人を超す新たな地区幹部が誕生するなど、拡大の勢いが加速しています。
 原田 先生は随筆で、長編詩に託した思いについて、「格好ではない。気取りなどもいらない。ほしいのは広宣流布のために、本気で戦う(たましい)と行動だけだ。この大闘争心が『先駆』の魂であるからだ。その九州男児の、そして、すべての男女の青年たちの原動力になればと思って(つく)った詩である」とつづられています。先生の九州への期待を、改めて強く感じます。

各地で模範の活動

 平井 本年の立正安国の戦いの勝利は、北九州から始まりました。北九州ではリーダー自らが積極的に町会等の地域活動に(たずさ)わり、信頼の輪を広げています。
 永石 また北九州のある地区部長・地区女性部長ご夫妻は、毎年のように青年を入会に導き、毎月の座談会は「青年が主役」の息吹(いぶき)にあふれているそうです。他にも、若いメンバーへの訪問・激励に全力を注ぎ、4地区全てで10人以上の青年・未来部が座談会に集う支部もあると(うかが)いました。
 川上 佐賀総県の伊万里(いまり)常勝圏でも、幹部率先の訪問・激励で人材育成が進んでいます。毎週「ヤング白ゆり訪問デー」を設ける支部では、先輩の励ましでヤング白ゆり世代の弘教(ぐきょう)や未入会家族の入会が相次ぎ、歓喜(かんき)が広がっています。
 原田 長崎の旧習深い地域のある地区は、同志の長年の地域貢献(こうけん)の姿を見てきた友人など、聖教新聞の購読部数が学会世帯の3倍を超えていると聞きました。
 平井 鹿児島などの離島地域でも、新たに立ち上がったメンバーと先輩がペアで対話に()(めぐ)り、座談会参加者や聖教の長期購読者が大きく増えています。
 川上 宮崎総県のある支部女性部長は、ヤング白ゆり世代のメンバーの子育てや家庭などの悩みに寄り添い、共に御書を学び、共に対話に動き、励まし続けてきました。そのうちの一人のメンバーは、勇気を出してお父さまに仏法対話し、晴れて先月、入会。地域に感動が広がっています。
 原田 まさに、明年の活動方針である「青年の息吹で、対話を拡大」「青年を励まし育て、人材を拡大」「御書、小説『新・人間革命』の研さん」の見事なる模範の活動ですね。
 平井 明2022年は「常に先駆の九州たれ」との指針(ししん)が示されて55周年。さらに明後23年には、九州広布70周年を迎えます。
 新福 今こそ九州青年部全員が「山本伸一」の自覚に立ち、力強く新たな広布の山を登攀(とうはん)していきます。
 原田 明年は、さらに大きく広布の裾野(すその)の拡大に取り組む重要な1年となります。10人の本当の友人づくり≠ニいう点でも、九州は全国の模範となる友好拡大を進めてきました。社会全体が試練の打ち続く時だからこそ、いよいよ「人間革命」(そく)「立正安国」を目指し、(ほが)らかに、勢いよく前進していきましょう。

(2021.12. 6. 聖教新聞)

 

 

<80> 広布と人材の拡大に挑戦
出席者:原田会長、永石女性部長、奥村統監部長、西方男子部長、林池田華陽会委員長

 永石 任命から3カ月が勝負!=\―リーダーが心すべき指針(ししん)を胸に、11月に新たな人事を受けた青年部のメンバーが早速、弘教(ぐきょう)結実(けつじつ)したとのうれしい報告を聞きました。
 西方 総東京の青年部長・男子部長、第2総東京の男子部長、中部の男子部長らがリーダー率先(そっせん)で対話に走り、先頃(さきごろ)、同世代の友らに折伏(しゃくぶく)(みの)らせました。
 原田 それでこそ青年部です。池田先生は「勝利はリーダーの、敢然(かんぜん)と一人立った体当たり≠フ戦いから始まる。(よう)は一人≠ナある」と言われています。
 奥村 また、人材育成の要諦(ようてい)を次のように指導されています。「組織をどう動かすか、ではない。自分を革命(かくめい)することだ。自分が生まれ変わっていくことだ。新しい自分の光、人間としての(かがや)きを出していくことである。そして、その新しい輝きを、どこに向けていくべきか。後輩を育てること、広宣流布の人材を育てることに向けるのである」
 原田 このことは特に、新たに人事の任命を受ける人に限った指導ではありません。全リーダーが新しい決意に立って、新しい行動に打って出た時、広布は飛躍(ひやく)的に進みます。皆がみずみずしい決意で、祈りを根本に、広布と人材の拡大に挑戦していきたい。

地区こそ学会の要

  13日から19日を中心に、本年の掉尾(とうび)を飾る「座談会」が開催されます。
 奥村 「11・18」を記念し、全国の地区部長に「不二の指揮(しき) 地涌(じゆ)黄金柱(はしら)に 凱歌(がいか)あれ」、全国の地区女性部長に「福徳(ふくとく)の 創価の太陽(あなた)よ ()(ひか)れ」との池田先生の()(しる)された短冊(たんざく)(おく)られました。
 永石 その裏面(うらめん)には、「偉大(いだい)な地区部長(地区女性部長)の健康長寿(ちょうじゅ)と御一家の栄光勝利 地区の(ぜん)宝友(ほうゆう)の幸福安穏(あんのん)を心から祈りつつ 感謝合掌(がっしょう)」との先生の万感(ばんかん)のお言葉が記されています。
 原田 地区・ブロック、さらにはグループこそ、広布の最前線であり、最も大切な「学会の(かなめ)」です。
 引き続きのコロナ()で苦労の多い一年でしたが、皆の信心と団結で大勝利することができました。地区を中心に開催される座談会では、本年の互いの大健闘をたたえるとともに、明年の決意を楽しくにぎやかに語り合い、功徳(くどく)の花咲く会座(えざ)にしていきましょう。

全ては「一人」から

 西方 さて、来る12月22日は「統監(とうかん)部の日」です。
 原田 池田先生は、「広宣流布という人類史に燦然(さんぜん)と輝く我らの民衆運動には、最も大変な(かげ)労苦(ろうく)厳然(げんぜん)(にな)い、そして人知れずに皆を支えて、新たな前進の道を開いてくれている、最も偉大(いだい)な方々」とたたえられています。
 この場を借りて、日頃(ひごろ)崇高(すうこう)な労作業に心から感謝申し上げます。
 奥村 特に昨今は、コロナ()のため、統監部の皆さんには大変な苦労をお掛けしています。そうした中でも一切の責任を担い、「一人を大切にするため」「広布を前進させるため」、統監事務を無事故で推進してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
 永石 統監部結成70周年を迎える明2022年の2月からは「新システム」が導入され、地区統監シートも改訂されますね。
 奥村 ええ。今までわざわざ会館に来て、シートをファックス送信していただいていましたが、これからはスマートフォンの専用アプリで、地区統監シートを撮影して送信できるようになります。慣れるまで苦労をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
 西方 池田先生は、統監部の友に呼び掛けられています。
 「統監が扱う数字は、単なる『数』ではありません。創価の同志は、皆、最極(さいごく)の『妙法の当体』であり、崇高(すうこう)な広宣流布を()()げゆく『地涌(じゆ)菩薩(ぼさつ)』です。ゆえに、統監カード一枚、また統監シートに記入する『一』は、このかけがえのない同志の生命としての『一』であります」
  さらに、「一を(かさ)ぬれば二となり・二を重ぬれば三・乃至(ないし)十・百・千・万・億・阿僧祇(あそうぎ)の母は(ただ)・一なるべし」(御書1237ページ)との御文(ごもん)(はい)し、「すべては『一人』から始まる。広布の統監は、妙法を(ひろ)め、一人一人を絶対的幸福に(みちび)きゆく仏の所作(しょさ)にほかなりません」と強調されています。
 原田 「一人を大切に」――これこそ、創価学会の原点であり、日蓮大聖人の仏法の根本精神です。「一人」に光を当て、(はげ)ましの声を掛けていく。「一人」と仏縁(ぶつえん)を結び、平和と幸福の大連帯を広げていく。その(かげ)の力となっているのが統監部の皆さんです。
 奥村 これからも、「正確・明確」「基本を大切に」「広布伸展(しんてん)を支える」の3モットーを命に(きざ)み、黙々(もくもく)と使命の道を歩まれる統監部の皆さんと(とも)に、創価の(だい)民衆城(みんしゅうじょう)の建設に(ちから)を尽くしてまいります。

充実の年末年始に

 永石 12月に入り、年賀状の準備をされている方も多くいるかと思います。この一年余、直接会うことができなかった方もいると思いますので、上手に活用していきたいですね。
 原田 感染拡大の状況にもよりますが、学会として本年の年末年始は、「ふるさと交流期間」とし、これまでなかなか直接会うことができなかった親族の方々らとも交流を進める機会にしたいと考えています。
 永石 会えば話が(はず)みます。目を見て語り合えば、お互いの心がより近づき、元気になります。
 原田 新型コロナの新たな変異株の感染が、世界的に広がっています。私たちはこれまで通り、油断することなく、対策を万全にしながら、健康第一、無事故第一で旧交を温め、「青年・飛躍(ひやく)の年」を大前進するための充実した年末年始にしていきましょう。

(2021.12. 9. 聖教新聞)

 

 

<81>=完 新たな勝利の1年へ飛躍!
出席者:原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、志賀青年部長、西方男子部長、林池田華陽会委員長

 原田 本年、私たちは、学会創立100周年への「勝負の10年」の初陣(ういじん)を大勝利で飾ることができました。コロナ()という未曽有(みぞう)の状況の中、奮闘(ふんとう)してくださった全ての同志の皆さんに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 長谷川 また、本年の財務も一切無事故で終了することができました。日蓮大聖人は、鎌倉の女性門下が(みずか)ら縫い上げたであろう(かたびら)を届けられたことに対し、「1枚の帷ではあるが、法華経の一切の文字の(ほとけ)供養(くよう)したことになるのです」(御書1231ページ、通解)と(おお)せになりました。広宣流布のために供養する真心が、どれほど(とうと)いか。
 原田 さらに、「この功徳は、あなたの父母、祖父母、さらに実に多くの衆生(しゅじょう)にも(およ)ぶことは間違いありません」(同ページ)と言われています。その福徳(ふくとく)は、自分自身はもちろん、三世にわたって一家一族をも(つつ)み込んでいくのです。広布部員の皆さまと、そのご家族の皆さまのご健康とご多幸を深く祈念しております。

折伏・弘教に挑戦

 志賀 学会は明年、「青年・飛躍(ひやく)の年」とのテーマのもと、さらなる「大いなる広布の山」の登はんを目指し、人材の育成と広布の裾野(すその)の拡大に取り組んでいきます。その先陣(せんじん)を青年部が切ってまいります。
 西方 64回目となる年間テーマで、「飛躍」の二字が入るのは初めてです。明年は、若き池田先生が弘教(ぐきょう)・拡大の金字塔(きんじとう)を打ち立てた「二月闘争」から70周年であり、8月には先生の入信75周年の記念日を迎えます。「弟子の飛躍」「青年の飛躍」で、晴れ晴れと佳節(かせつ)を祝賀しゆく決意です。
 永石 先生は、「『新しい挑戦』『新しい自分になる』といっても、何か特別なことをやる必要はない」「大いなる飛躍のためには、基本がしっかりしていることが重要」であると指導されています。
 原田 だからこそ私たちは、牧口先生、戸田先生以来の伝統である「座談会」「教学の研鑽(けんさん)」「一対一の個人指導」の充実に、力を(そそ)いでまいりたい。
  先週、私が出席した座談会でも皆さんが、一年間、戦い切った歓喜(かんき)と、明年へのあふれる決意を語られていて、感動しました。
 永石 「11・18」に発刊された『日蓮大聖人御書全集 新版』にも喜びが広がっています。「早速、全編拝読(はいどく)を開始しました!」と報告される方に、大勢お会いします。
 長谷川 新しい人、若い人が躍動(やくどう)し、皆が一歩前進した姿で集い合っている地区は必ず、日頃(ひごろ)からリーダーの方々が粘り強い家庭訪問や励まし運動に取り組まれていますね。
 志賀 先生は、「学会の組織に信心の血を、人間の真心を通わせるのは、家庭訪問、個人指導である。それがあるからこそ、創価学会は人間主義の組織として発展し続けてきた。一人ひとりを心から大切にし、親身になって、地道な対話と激励(げきれい)を重ねていく――それこそが、未来永遠に、個人も、組織も、新しい飛躍を()げていく要諦(ようてい)にほかならない」とつづられています。
 原田 「個人指導」「訪問・激励」に(てっ)し抜く中でこそ、「座談会」の充実も(はか)られます。明年も、まずは「3・16」を目指し、訪問による激励に総力を挙げ、新しい人材の発掘(はっくつ)・育成に取り組んでいきましょう。そして、「青年」を先頭に、着実な「折伏(しゃくぶく)弘教(ぐきょう)」に挑戦をしていきたい。
 西方 はい。今、多くの青年部の友が弘教・拡大に(はげ)み、友好を大きく広げています。この勢いをさらに加速していきます。
 長谷川 この年末年始は、「ふるさと交流期間」として、これまで、なかなか直接会うことができなかった、親族等との交流にも力を注ぐ期間となります。
 原田 全国の多くの同志が日夜、地域貢献(こうけん)の活動に(たずさ)わっています。大切なのは、日頃からの交流です。学会では常々、「一人が10人の本当の友人をつくろう」と訴えていますが、それは「何でも語り合える」「互いに信頼し合える」友をつくるということです。
 志賀 1月には、好評を博した『ワールド セイキョウ』の第2弾も発刊される予定です。全面的にリニューアルされた、学会の公式サイトも理解を広げるツールとして活用できます。皆で楽しく、折伏(しゃくぶく)に取り組んでいきましょう。

聖教新聞の拡大を

 永石 「聖教新聞の拡大」も積極的に進めていきたいと思います。近年、多くの方から、「コロナ()の中で、聖教新聞こそが学会精神を深め、友人に希望と(はげ)ましを広げる最大の(かて)となっています」との声が寄せられています。
 西方 「紙面の刷新(さっしん)も目覚ましく、『聖教電子版』の内容も充実していますね」と言われることも多くあります。
 原田 聖教新聞では原則、毎月の第1日曜日の5〜8面で「セイキョウ ギフト」を掲載しています。抜き取れば、そのまま手渡しできるものです。電子版では、そのPDFデータをダウンロードして印刷することもできます。大いに活用しながら、聖教拡大に挑戦する人を増やし、「新規購読」「長期購読」の拡大に取り組んでいきたい。
  先行きが不透明な社会だからこそ、確かな哲学が求められていると実感します。また、人と人の(きずな)、心のつながりを皆が欲しているとも感じます。友の幸福を祈り、対話を広げていく決意です。
 原田 最高峰の生命尊厳(そんげん)哲理(てつり)を持つ私たちには、立正安国、立正安世界の深い使命があります。さあ、今までの自分を超える勇気の挑戦を開始し、新たな勝利へ「飛躍(ひやく)」していきましょう。

(2021.12.23. 聖教新聞)