狛弟子の狛天はこのほど真打ちに昇進しましたので、のれん分けして独立部屋に移転しました。今後ともよろしくお願い申しあげます。狛太郎敬白。
各地の一の宮 総社・総鎮守などを称する神社


菅原(すがわら)神社

03.10.11 狛天のコメント:菅原神社自体群馬県には数社あるんですけど、ネットで調べてもココの菅原神社はヒットしないので詳細はわかりません。由来記を撮影しましたので読んでみて下さい。な、なんと、大宰府に通じるものがあるんですねぇ。非常に歴史があるようです。ちょっとびっくり!狛犬は草津の白根神社のように台座が自然の岩風で素敵です。昭和3年建のこの狛犬は首にネックレス!?をしておりまして「いかしたおじいさん」と言う感じで、非常にお洒落です♪お口の中が赤く塗られているのは違和感がありますが、格好は非常に堂々していてなかなかいい感じでございます♪
いつもココを通っていていつかは撮ってやる!!とおもっていた狛犬です。
(群馬県前橋市下石倉町)
狛太郎のひとこと:祭神の菅原道真は高名な学者で、政治家としても右大臣まで昇進しましたが、讒言によって太宰府に左遷され不遇のうちに亡くなりました(903)。
今年はちょうど一千百年忌にあたります。彼の死後京都で雷が猛威を振るったので、人々はこれを道真の祟りと感じ、天満宮を建ててその霊を慰めることにしました。
天満宮は学問の神であるとともに、そういうわけで、雷除けの神でもあるのです。
群馬は「上州名物、かかあ天下と空っ風」と言われるくらいですから、落雷被害が多かったかもしれません。雷除けの神様は必需だったのではないでしょうか。狛犬は長いウエーブの髪が関東風ですが、どっしりした体つきや太い足、直立する立派な尾などに出雲の面影もあります。どこかで見たことのある顔だとしきりに感じているのですが、思い出せません。昭和3年製でせっかく風格が出始めているのに、口を赤く塗ったりしない方がいいと私も思いますけどねぇ。


伊香保(いかほ)神社

04.01.03 狛天のコメント:今回お届けするのは有名な群
馬の温泉地「伊香保」にございます伊香保神社でござい ます。石段を何百段も上った頂上にあるこの神社。お正月
(注)にも家族で行ったのですが、その時は狛犬がいなかったので残念だったのですが先日ドライブに行った時に寄ってみると、な、なんと狛犬がいるじゃないですか!!それも今年4月に生まれた、湯気が出ていそうな出来たてホヤホヤのワン子です。
これだけ新しい狛犬も珍しいので師匠に送ります。 狛犬は子取り玉取りで、師匠のお言葉を借りると 「最近めっきりふえた岡崎系」ではないでしょうか。(笑)
(群馬県渋川市伊香保町)  
(注)この画像は03年中に頂いていたものです。
狛太郎のひとこと:富岡の貴前神社(既出)、赤城の赤城神社とともに上野国三之宮と称される由緒ある神社です。古くは榛名山信仰に端を発するとも言われ、曲折を経て現在は大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)、少彦名命(すくなひこなのみこと=恵比寿神)を祀ります。ともに温泉、医療の神として知られます。狛犬はご指摘の通り「今時の岡崎型」ですが、これまで掲載された中で一番新しいというところに面白味があります。04年の正月に温泉の狛犬が登場というのも、なんだかめでたくていい感じです。本年もよろしくお願いします。


富岡諏訪(とみおかすわ)神社

04.01.12
狛天のコメント:今年も宜しくお願いいたします。
さて、今回は富岡市富岡の「富岡諏訪神社」です。
昭和9年建のこの狛犬はなんとも顔がユーモラスです。
阿の背中には子供をおんぶしています。
尾の形が上にピーンと向いている狛犬がこちらには多いですが
こちらはちょっと変わっています。
これは何系なのでしょうか?
少し異国情緒も漂うような・・・。
(群馬県富岡市富岡)
狛太郎のひとこと:信濃国諏訪大社から、当地に勧請されたものです。主祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)といいます。この神は出雲の大国主命の第二子で、「国譲り」では徹底抗戦しましたが、ついに信濃国で降伏し、この地にとどまったとされます。狛犬はちょっと系統が分かりません。子獅子を背負うデザインや、脇に流れる尾の形などは江戸風ですが、顔立ちはまったく違います。色々なタイプを参考にしながら造り上げたものではないでしょうか。昭和初期あたりまではまだ様式が画一化されていず、石工の試行錯誤が感じられて、見て楽しい狛犬が多いです。

真打ち
プロフィル
狛天(こと、あまさん)は目黒生まれの江戸っ子で、現在は東京都在住。
各地を転勤するかたわら、土地のラーメンを食べ尽くす麺の求道者にして、サイト「あまおじさんのラーメン紀行」の主宰者。


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