突然現われて、けらけらと大笑いしてくる巨大なおばけ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 「けらけらおんな」の仲間。 「倩兮女」という用字は、鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』によるもの。「倩兮」は単に「かわいー」とか「きれい」といったイミなので、これはこの「けらけら女」の容姿にひっかけたイミモタセの当て訓みのようです。
和漢百魅缶│2006.05.26 Re Design. Koorintei Hyousen 1998