顔色の青ざめた大坊主すがたのおばけで、大きな眼がいっこ、顔の真ン中にあります。 きつねやたぬきの化け種目のひとつで、「あおにゅうどう」などとも呼ばれています。
☆ 莱莉垣桜文 附注 岳亭定岡『俊傑神稲水滸伝』曰 「骸[からだ]は七八尺程ある首は壱丈程延て大きなる青入道徳次郎がまつ向うへおひ来る両手とおぼしはきは爪利剣のごとく徳次郎が後先ふさぎあたまのうへにおおひかかるにぞ」