さんせい 山精

さんせい(山精)

山の中に住んでいる一本足のおばけで、山に仕事をしに入ってくる人や旅人に近づいてお弁当や塩などをこっそり盗っていったりします。谷川にいるカニが好物。
危害を加えるとよくないことが起きる、とか名前を呼ばれると逃げてしまう、などと言われています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『玄中記』曰
「山精 如人一足 長三四尺 食山蟹 夜出昼伏」

和漢百魅缶│2007.03.07
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