もくりこくり 蒙古高句麗

もくりこくり(蒙古高句麗)

紀州に伝わっているおばけで、クラゲのような姿だったり、イタチのような姿だったり、大きな人影のような姿をとってひとをおどかしてきたりします。桃の節句の頃は山に、端午の節句の頃は海に、群れをなして現われると言います。

☆ 莱莉垣桜文 附註
文永、弘安のころ日本に攻め寄せてきた元の軍の兵隊達の霊が、これになったと伝えられていますが、くわしいことはわかっていません。

和漢百魅缶│2007.05.03
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