『花裘狐草紙』に出て来る男伊達のしろぎつね。義侠の血にあつく、おおがねもちのおだいじん「おおかねやたぬきち」とは好敵手同士です。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『花裘狐草紙』[はなころもきつねのそうし]は仮名垣魯文の作による狐と狸が活躍する絵草紙で、文久(1861〜1863)の頃、錦橋堂から第三編までが売り出されました。ちなみに、画の担当は一猛斎芳虎です。
和漢百魅缶│2007.06.11 Re Design. Koorintei Hyousen 2007