すりや盗みなどを何度も何度も働いていたひとの腕に小銭の霊が取り憑いて、それのひとつひとつが眼になってしまったというおばけ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 むかし、穴あきの銅銭のことをお鳥目[ちょうもく]といったところから、小銭の精霊が目になる、ということが連想されたようです。
和漢百魅缶│2007.07.18 Re Design. Koorintei Hyousen 1996