とっくりぎつね 徳利狐

とっくりぎつね(徳利狐)

天草の牛深と茂串のあいだにある峠に出たばけきつねで、とっくりをころころ転がす音をさせたり女の人に化けたりして、通る人を山奥へ迷わせたりしました。
この狐のいたずらから、この峠の坂道を「徳利坂」と呼んでいるとのことです。

和漢百魅缶│2007.11.03
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