むかし、御所の仁寿殿にあらわれたというおばけで御燈[みあかし]の油をかすめとっていました。 帝から命を受けた源公忠[みなもとのきみただ]の勇力によって退散させられましたが、その姿はもともと透明だったため、正体が何物であったかは不明です。
和漢百魅缶│2007.12.25 Design. Koorintei Hyousen 2007