きしんだゆう 鬼新太夫

きしんだゆう(鬼新太夫)

豊州の高田にむかし住んでいた刀工、紀新太夫行平[きのしんだゆうゆきひら]のこと。
鬼たちがひと晩でつくりあげた井戸をつかっていたり、刀を鍛えるときの向こう槌を鬼がつとめていたなど、鬼に関するいろいろの噂が残されています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
紀行平は豊後刀づくりの祖であると言われている刀工ですが、その出自などについては不明な点が多いそうです。

和漢百魅缶│2007.12.28
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