ししき 志士鬼

ししき(志士鬼)

こころざし半ばで倒されたり処分されてしまった志士や忠臣などの霊鬼で、人や獣の姿に化けて刑場ちかくに現われたり、鳥や虫の姿に変じて人々のまわりに出没したりすると言います。

☆ 莱莉垣桜文 附註
おんき」や「とうかき」の一種。大きなくくりとして捉えるならばお芝居などにある「浅倉当吾」(木内惣五郎)とか「山辺清兵衛」(山家清兵衛)がこれにあたる感じです。

和漢百魅缶│2010.06.16
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