陸中の御明神村の小柳沼のぬしであるとも言われていた巨大な鯉[こい]で、むかし若い衆がこれをつかまえようと沼の水をほしだしたところ、突然に雷雨が巻き起こり、彼らの集落をひとのみするほどの大洪水が起きたとか。
和漢百魅缶│2010.06.19 Design. Koorintei Hyousen 2010