元康太安の頃、捨てられた「きゃく」(ぞうり)が四十足も五十足も自然とあつまって道のあっちこっちに山のような塊になっていたというふしぎなもの。これをばらばらにしてまた捨てて置いても、また次の日には同じように同じ場所に塊になっていたんだトカ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 「きゃく」の字の正しい漢字は「尸+彳+喬」です。 元康(291-299年)太安(302-303年)
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