ももしまのかいじゅう 百島の怪獣

ももしまのかいじゅう(百島の怪獣)

備州の百島の山に住んでいたというおばけで、夜な夜なひとを襲ったりしていました。あるとき人間の姿に化けて「寒いから火にあたらせてくれ」と尋ねて来たものの、眠っているうちに正体があらわれてしまい、「これが例の怪獣か」とわかった村人たちに退治されました。

☆ 莱莉垣桜文 附註
村のひとたちが山の中にある穴にこの妖怪を追い詰めて、松葉をいぶして退治したので百島にあるその山はその後「くすべどの山」と呼ばれるようになったんどトカ。

和漢百魅缶│2011.03.17
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