かいじゅつ 海朮

かいじゅつ(海朮)

南の海に住んでると言われていたふしぎな水のいきもので、鳴き声が「じゅつじゅつ」という感じのものなので、こういう呼び名になったんだトカ。左前足が大きくて長く、右前足が小さくて歯がついてて、背中のほうに口がついてる、という体つきをしています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『酉陽雑俎』曰
「南海有水族 前左脚長前右脚短 口在脇傍背上 常以左脚捉物 置于右脚 右脚中有歯嚼之 方内于口 大三尺余 其声朮朮 南人呼為海朮」

和漢百魅缶│2011.03.25
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