かいきょう 怪梟

かいきょう(怪梟)

紹興7年(1137)斉の国の宮殿を中心に夜になると大量に鳴きわたっていたという妖しいふくろうなどの鳥たち。この直後に斉の国は八年間の歴史を閉じています。

☆ 莱莉垣桜文 附註
斉の君主、劉予[りゅうよ]はこれを悪くきものと見て、人民に「梟を捕まえたらそれを一羽銭五千で買い取る」といったお触れまで出していました。
『五行志』曰
「梟鳴於劉予後苑 又群鳥鳴於内庭 如日休也 予悪之 募人獲一梟予銭五千」

和漢百魅缶│2011.06.01
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