むかし蘇州の太湖のそばにあった小山が、ある日ちょっぴりちょっぴり動き出して、だんだん速度をあげながら湖のちかくに歩いていたというもの。たまたま歩いている様子を見てびっくりした村人が「おい!そのまま行ったら湖におっこちるぞ」と呼びかけたところ、その場でとまって動かなくなってしまったソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註
『治世余聞』曰
「蘇州府治西南太湖之浜 有山自移徙 初猶緩々移動漸次甚急 望太湖而趨」
和漢百魅缶│2011.07.13
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