はくえいしゅ 白影珠

はくえいしゅ(白影珠)

むかし、侯道昌[こうどうしょう]というひとの硯[すずり]が壊れたとき、中からポロポロポロっとこぼれ出してきたというふしぎな宝珠。眼の病気にこの球はよく効いたんだトカ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
『雲仙雑記』曰
「俄而滴破硯 硯中出白影珠十顆 有患目者 煮珠水洗之皆愈」

和漢百魅缶│2011.08.04
Design. Koorintei Hyousen 2011