しょうぐんぼく 将軍木

しょうぐんぼく(将軍木)

肥後の菊池郡の隈府に生えてた大きな大きな椋[むく]の木。もし、この木の枝の下で眠ろうとすると、なぜか知らないうちに立って歩いて枝の下じゃない所で横になってた、というふしぎな事が起きたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
大昔に将軍が植えたことからこの呼び名がついたと言われています。むかしむかしは子供が通り抜けられるくらいの穴もあったりしたそうですが、だんだんその穴が小さくなってなくなっちゃった事もあったようです。

和漢百魅缶│2011.08.27
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