濃州本巣郡に何百年も前から住んでたというおきつねさま。学門や医薬の知識があって、人々に薬の処方を教えてくれたりもしたんだとか。
☆ 莱莉垣桜文 附註 『怪談旅硯』には長らく同地に住んでいたのだけど、日本一の狐の支配役をしてた老狐が亡くなったのでこの元正狐がその替わりとして京都の稲荷山に行くことになった、という話を載せています。
和漢百魅缶│2011.10.06 Design. Koorintei Hyousen 2002