もろみじぞう もろみ地蔵

もろみじぞう(もろみ地蔵)

羽前狩川の冷岩寺のまえに立ってたお地蔵さんで、お酒を造ったとき、そのもろみをひとすくいかけて上げるとよいと言われていたソウナ。

むかし、もろみがかかりすぎてそれが腐り、とんでもなく臭くなったので、ある男がキレイにそうじしたところ、その一家がことごとく重い病気になったと言います。もろみをぶっかけられっぱなしでいるのがダイスキだったと見えます。

和漢百魅缶│2011.10.29
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