あのう 鴉嚢

あのう(鴉嚢)

からすがふくろをくわえて空を飛んでくるというもの。弘治3年(1490)武昌の地にこれが飛んできたとき、ひとびとがこのふくろを落っことしてあけて見たところ、中から礫が5つすごい勢いで飛び出し、その年は武昌、漢陽、黄州で合計5つの災害が起こったといいます。

和漢百魅缶│2011.11.14
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