信州の小野川の太平霊社というおやしろにまつられてるもので、首からしたの部分すべての病気やけがなどにご利益があると言われています。
むかし、あるあやしい山伏が村にやってきたのでこれを村人たちが殺して埋めたところ、ある年、疫病がまんえん。その患者のひとりが「わしは殺され埋められた山伏じゃ、埋められた骸骨に木の根っこがからみついて痛いのじゃ、どうか安らかにしてくれ」と言い放ったので、そこを掘ってみると確かに骸骨がそんな状態になってたので、これをまつって上げたのが、これなんだソウナ。
和漢百魅缶│2012.04.14
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