憎い相手に損をさせるために蚕[かいこ]の繭[まゆ]をふくろにつめて焼いてしまったひとの背中に出来たという大きな瘤[こぶ]。瘤の中からは繭[まゆ]がたくさん入ってるようなカサカサした音がしたといいます。
☆ 莱莉垣桜文 附註 干宝『捜神記』曰 「背生一瘤 大如数斗嚢 中有物如繭栗」
和漢百魅缶│2012.05.30 Design. Koorintei Hyousen 2012