おおほうし 大法師

おおほうし(大法師)

むかし、皆鶴姫[みなづるひめ]が源義経[みなもとのよしつね]が帰って来るのを待っていると、窓から日月のような目の玉をひからせて室内をのぞき込んできたという顔が5尺ぐらいあるおばけ。

皆鶴姫が長刀[なぎなた]で斬りつけたところ、消えてしまいましたが、血のあとを追っていくと古狸が死んでたソウナ。

☆ 莱莉垣桜文 附註
皆鶴姫は鬼一法眼のむすめ。

和漢百魅缶│2012.08.15
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