おおきなあし 大きな足

おおきなあし(大きな足)

天草の御領というところに出たもので、大きな松の木などから、ぶらんと大きな人間の足がぶら下がってきて、ひとをびっくりさせるというもの。

これにびっくりして逃げ出したあと、たまたま出遭ったひとにこの話をしたら「こういう足でしたか」と、そのひとの足が大きくなって、ぶらさがって来た足と同じようなものになっておどかす、といったはなしも残ってます。

和漢百魅缶│2012.10.29
Design. Koorintei Hyousen 2012