あんりゅうじくじら 安隆寺鯨

あんりゅうじくじら(安隆寺鯨)

むかし、最上川の河口あたりに流れ着いたというくじらで、背中には大きく「安隆寺」という字がありました。何年も前、旅先で船から落ちて行方不明になった安隆寺の悪徳僧侶がくじらの姿にされたのだろうと言われ、誰も肉やあぶらを採ったりしなかったソウナ。

和漢百魅缶│2012.12.11
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