和州の白銀村にまつられてるもので、歯が痛いときに煎り豆をそなえて願掛けをすると、痛みを治してくれると言われてました。
むかし、この土地にやってきた源蔵という浪人が、よく村人の歯の治療をしてくれたそうで、その源蔵が「わしが死んだら、豆を供えてくれ、歯の痛いのを治してやるぞ」と遺言して亡くなったのが願掛けのはじまりだとされてます。
和漢百魅缶│2012.12.28 Design. Koorintei Hyousen 2012