相州の川崎に伝わるもので、1月23日に吹くならい(北風)のこと。これが吹いて来る日は家の軒下に目篭[めかご]を下げて、外に出ず家にとじこもってたと言います。
むかし、おさよという女のひとがこの日に漁に出て、三浦の沖でならいに吹かれておぼれ死んでしまったことから、「おさよならい」と呼ばれるようになったと言われてます。
和漢百魅缶│2013.01.23 Design. Koorintei Hyousen 2013