きおいちょうのでんしゃ 紀尾井町の電車

きおいちょうのでんしゃ(紀尾井町の電車)

東京の紀尾井町あたりにすんでたきつねで、赤坂あたりを走る電車の「音」を夜中にガタゴトチンチンと鳴らしてひとを化かしたりした(行ってみても電車なぞの姿はぜったい見えない)といいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
明治40年代には既に「古狐」だったそうですから、明治30年代に電車がとおるようなった前は馬車の真似とかをしてたのかもしれません。

和漢百魅缶│2013.04.21
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