むかし、ある酔たんぼうが道で倒れて死んでしまい、それを見た旅の弘法大師がその男を餓鬼仏として埋めてあげました。その後も村のひとたちが餓鬼仏として供養をつづけてあげたところ、埋めたところから木が生えてきてそれがおいしい実をつけるようになったので「がき」の実と呼び、それが「かき」になったんだソウナ。
☆ 莱莉垣桜文 附註 備州などにつたわってるおはなしです。
和漢百魅缶│2013.08.04 Design. Koorintei Hyousen 2013