いしたにやまのおに 石谷山の鬼

いしたにやまのおに(石谷山の鬼)

肥前養父郡の石谷山にいたすんでた「おに」で、やまももの木を抜いたり、山の岩石を掘り起こして投げたりしてひとびとを困らせてました。

「池のちかくにある大きな大きな石を持ち上げられたら、この山にいてもいいが、持ち上がらなかったら出て行け」という話し合いをした結果、持ち上げることが出来ず、山を出てどこか別の土地へ行ったといいます。

☆ 莱莉垣桜文 附註
持ち上げようとして頑張った爪あとが残ってる石が「鬼の爪跡石」として残されてます。

和漢百魅缶│2013.11.19
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