ひのときのきじ 火の斎の雉

ひのときのきじ(火の斎の雉)

薩州日置郡につたわるもの。きじが村の中でいきなりけんけんと鳴き出したり、火の玉になって飛んだりするといったことが起こったりすると、それは火事が巻き起こるきざしだと言われてました。

むかしは、これが見られたとき村のおかみさんたちが集まって「火の斎」(ひのとき)という行事をして火事が起こらないように祈ったりしたといいます。

和漢百魅缶│2013.11.27
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