肥前の高木瀬などにつたわるもの。大晦日などにふろがまが「わーんわーん」と鳴り出すというもの。金の精が入り込むとふろがまがこういう音を鳴らすと考えられてて、これが鳴り出したら新品のこしまきをかぶせると、「わーんわーん」の音が止まり、金の精が出られなくなって家にとどまるので貧乏神などが来ない、といわれてました。
☆ 莱莉垣桜文 附註
女のこしまきをかぶせると音がとまるという原理は「なりがま」とおなじもの。
和漢百魅缶│2014.01.04
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