おてらのおに 御寺の鬼

おてらのおに(御寺の鬼)

荒れ果てた古寺などにひそんでる「おに」で、赤鬼や青鬼など。のぞみの物がどんどん出て来る「打ち出の小槌」を持ってます。

久留米などにつたわる昔話に出て来るもの。家を追い出された暴れんぼうな男の子がこれを退治して小槌をもってかえったあと、その凄いちからを盗み見た隣の悪い婆さんが借りて真似して失敗するといったもの。

和漢百魅缶│2014.05.20
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