むらさきがわのさたろう 紫川の佐太郎

むらさきがわのさたろう(紫川の佐太郎)

豊前の小倉にある紫川にいたというかっぱ。小さい子ぐらいの背たけですが、ひとに相撲をいどんでは次々と投げ飛ばしてしまったりしたといいます。

ちからのもとは、紫川の青海苔(あおのり)だったそうで、佐太郎に気がつかれぬようにこれをどっさり採ってしまっておいたところ、毎日食べてる青海苔が食べられなくてちからが出ず、そのときは相撲の勝負に負けてしまったソウナ。

和漢百魅缶│2014.07.07
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