クリスマスの思い出 





クリスマスの思い出 = お誕生日の思い出。
そうです。私のお誕生日は12月25日です。

子供の頃は、人が集まって賑やかな事が好きだった父がきれいに飾り付けをしてくれました。

天井には厚紙製でしたが、銀色で雪の積もったような大きなベルがつけられ、
そこから部屋の四隅に向けてキラキラ光るモールが渡されていました。

普段は庭にあるモミの木が部屋に入れられ、
色とりどりのガラス玉やかわいいオーナメントが飾られます。

父は、この日のためにクリスマスソングのLPを用意してくれました。
「もろびとこぞりて」や「あら野のはてに」など、
私は歌詞の意味も分からずに歌っていました。
大きくなって意味を理解した時は、「あぁ!こういう曲だったんだぁ!」と驚きでした(笑)

仲の良いお友達を招いて、時には父の友人も一緒に、賑やかなお誕生日会でした。
ある年など、ケーキが3〜4個集まってしまい、とても食べきれず、
帰りに皆さんのお土産になった事もありました(笑)

        

クリスマスがお誕生日だと言うと必ず同じ事を聞かれます。

「え〜?じゃあプレゼントは1つ?」
そうなんです。いつも1つでした。

妹や弟はお誕生日とクリスマスそれぞれにプレゼントをもらうので
私、1つ少ないですよねぇ(笑)
でも不思議と不満はありませんでした。




私が逆の立場になった時、
子供達のために『あの時』のように部屋を飾るのは当たり前の事でした。

やはり天井には大きなベル(でも金色でちょっとキラキラし過ぎな感じ・・・)

部屋の4隅に向けてつけたモール(昔のと違って既にねじってあるわ・・・でもちょっとチャチな感じ)

生協で購入したクリスマスソングのCD。(うふ♪あの曲も入っているわ・・・)

壁にはホイル折り紙を☆型に切り抜いた物を貼って。

ツリーは布で作りました。平面的だけれど1メートル位ありました。
綿をいっぱい詰めて市販の飾りをつけました(飾りまで作る余裕はありませんでした)

お客様の代わりに、とんがり帽子をかぶせたスヌーピーやモンチッチを並べて。

ケーキはケーキ屋さんで買ってきて(笑)

ない腕で精一杯それっぽいお料理を作って・・・。(簡単な・・・)

プレゼントは子供達もよく行く近所のお店で買っていました。
ある年、サンタさんからのプレゼントとそのお店の包装紙が同じ事に気がついた娘。
「これ、○○店の包装紙とおんなじだね〜」(←純粋に発見した事を報告しているだけ)

鋭い突っ込み!(゜o゜)
子供ってちゃんと見ているのですねぇ・・・。

毎年こんな感じでしたが、それでも子供達は喜んでくれました。


        
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