A Tale of Kabotya War 昔・・・世に言う南瓜戦争が起こった・・・ 南瓜による人類支配を目的とした世界を総べる者と 南瓜による人類支配を拒む人々との激しい戦い・・・ この戦争は人類の勝利に終わった。 だがしかし、この戦争で人類が失った物は大きな物であった。 大事な家族や生きる目標そのものを失った者たちが多くでた・・・ 南瓜による人類支配の真の目的は人と言う種の永久保存、 其の目的のために多くの血が流され、多くの命が失われた。 人は南瓜の支配に屈し、大きなドームの中で生き長らえた。 そして遺伝子改造され、永遠の命を持つまでになったが、 其の思考能力は失われ最早、でく人形と化していた。 まさに南瓜が、総べる者が支配するにはうってつけの環境になった。 そんな中、一人の若者が立ち上がった・・・ 名前は残念ながら後世には語り継がれてはいない「無名の勇者」。 彼(彼女)は人類の遺伝子が最後に見せた意地であったのか・・・ 人類を導く為に遺伝子が突然変異したのであろうか・・・ 無名の勇者は敢然と南瓜達に立ち向かい、そして人類を奮起させ、 遂には南瓜によって失わされていた生への時間を取り戻し、 南瓜戦争を人類の勝利へと導いた・・・。 その後無名の勇者は消息を絶ち、 何処の誰だったかさえ記憶している者はいなかった・・・。 かくして南瓜戦争は終結し、人類に平和な時代が再び到来したのである。 A Tale of Yours 2nd Kabotya War 南瓜戦争終結の時より百数十年、 人類が平和の礎を築き始めた頃、暗雲がこの世を襲う・・・ それまで世界を統治していた神が狂気に取り付かれてしまったのだ 百数十年、神の統治は公正なものであった。 しかし狂気に取り付かれた神は人々を殺害し、 生き物全てを滅ぼす勢いでその力を振るった。 人類が希望にしていた神の娘「ルクレティア」 女神ルクレティアは人類を想い父である神に諌言した。 しかし狂気に取り付かれた神は聞く耳を持たず 女神ルクレティアを世界の果てに幽閉したのである。 神はその後さらにその狂気を強め人類、生き物を殺害していった。 この世界にとって最後の砦である女神「ルクレティア」の名を冠する街 そこが人類の住む最後の場所になった。 街以外の全ての大地は、 神の力によって生み出された狂気のモンスター、魔物たちの跋扈する 死の世界と化していったのである。 心有る者は世界を救い、女神ルクレティアを救う事を誓い、 死地へとその歩を進めるのであった・・・
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